「寄大橋から檜岳山稜を周回してきました(前編)」からの続きです。
前編では寄大橋から窯場平までで、後編は釜場平から雨山峠に向かいます。ある意味、ここからがこのルートの核心部で、一番面白いところでもあります。初心者にはちょっとスリリングなルートですが、ある程度山歩きに慣れていれば結構楽しめると思います。
山行データ
山行日 | 2013年12月07日(土) | ||
---|---|---|---|
コース | (スタート)寄大橋〜釜場平〜雨山峠〜雨山〜檜岳〜檜岳南東尾根〜寄大橋(ゴール) | ||
山 名 | 雨山(1176m) 檜岳(1167m) | タ グ | |
山 域 | 丹沢エリア | 累積標高 | (+)1,013m |
歩行距離 | 10.344km | 所要時間 | 04時間17分 |
関連記事 | 寄大橋から檜岳山稜を周回してきました(前編) 寄大橋から檜岳山稜を周回してきました(後編) |
山行記録

【09時42分】
ここが釜場平。歩き始めて1時間程なので、ベンチもあるし、休憩場所には調度良い。けど、雨山峠まであと1.6kmなので、そこでちょっと早い昼食を摂るつもりでいたので、ここでは休憩無し。

【09時43分】
気持ちのいい樹林帯歩き。

【09時44分】
通せんぼの尾根を下らずに・・・

【09時45分】
・・・180度振り向いて、この尾根を登る。結構急だけど、登山道は稜線を左右にジグザグに付けられているので、見た目よりはきつくない。

【09時51分】
5分ほどで登り切って、水平な細尾根になる。

【09時53分】
細尾根を下って沢に出る。

【09時53分】
沢の上部。このまま真っ直ぐ登っていけそう・・・。

【09時53分】
小さい沢を渡る。

【09時54分】
雨山峠まではあと1.2km。

【09時54分】
先ほどの「真っ直ぐ登っていけそう」な沢はやはり危険なのか・・・。

【09時55分】
この斜面を登る・・・。でも、ここも道はジグザグに付けられているので見た目ほどきつくない。

【10時01分】
こう書いてあると、ハッキリこの先が危険箇所ということが分かる。

【10時01分】
早速危険(?)な橋。

【10時02分】
このルートはどう考えても昔の人が付けたルートだとは思えない(昔の人は自然の地形に逆らわずにルートを設定していることが多い気がする)。でも、このように石積みで道を補強しているところもある。

【10時03分】
あそこの鞍部が雨山峠か?

【10時05分】
この橋の上部の斜面にも補強の石積みが見える。

【10時08分】
細いルートが続く。

【10時09分】
峠まであと600mというところで、後ろからものすごいスピードで近づいてくる人たちがいたので、しばらく待って先に行ってもらった。この先も道が細くて通せんぼするのも何なんで・・・。

【10時10分】
ここからは沢の中を歩く。この日は水がほとんど無かったので、歩きやすかったけど、水があったら大変だろうと思う。

【10時12分】
あと500mというところで・・・

【10時12分】
・・・尾根を越えて・・・

【10時16分】
・・・隣の沢に降りる。

【10時18分】
あと300m。

【10時18分】
あと200m・・・えっ? 上の標識から10mも離れていないのに・・・。

【10時19分】
絶対に昔の人はこんな所に道は作らないだろう、というところを進む。

【10時20分】
空中に浮いている面白い指導標。あと100m。

【10時21分】
文字通りのV字の谷を進む。

【10時24分】
よいしょ、よいしょ・・・。

【10時25分】
最後の階段を登る。手摺が冷たい・・・。

【10時26分】
振り返る・・・。スゴイ所にルートを作ったもんだ・・・。

【10時28分】
十字路に出た。

【10時28分】
ここが雨山峠。ベンチがひとつあったけど、先ほど追い越していった人たちが荷物を広げていたので、ここでの昼食は諦める。この峠自体広くないでの休憩は取らずに先に進む。

【10時34分】
しばらくは急な細尾根を登る。お腹すいたよ〜。

【10時40分】
細尾根を登り切って大きな尾根の上から振り返る。最後がゆるやかになっているので急な斜面は見えない・・・。

【10時40分】
大きな尾根をダラダラと登る。

【10時55分】
おっ! 何かある。

【10時55分】
ここが雨山!

【10時56分】
ピーッス! うっ、思いっきり逆光だった。

【10時56分】
ここの山頂にはベンチが無かったので、檜岳に向かう。あと1.1kmなので、30分ほどで着くと思う。

【10時57分】
しばらくは緩やかな下りが続く。

【11時03分】
気持ちのいい尾根が続く・・・。

【11時05分】
尾根の左側の崩落地。

【11時06分】
1.1kmって結構あるな・・・と思い始めた頃。檜岳(左奥のこんもりした所)が見えてきた。

【11時10分】
一度下って、鞍部から・・・

【11時18分】
・・・再び登り返す。

【11時22分】
檜岳到着! ・・・でも山頂にある唯一のベンチには先客がいた。また、お昼はお預けだ・・・。
もはやこの先にベンチは望めないので、昼食は車に戻ってから食べることにした。

【11時25分】
そうと決まれば話しは早い。さっさと下ろう・・・。

【11時25分】
ここから最短で下れる檜岳の南東尾根に向かう。

【11時28分】
踏み跡がしっかり付いているので分岐さえ間違わなければ、あとはほとんど一本道だ。

【11時32分】
さすがにちょっとお腹が空いたので、行動食のチョコレートを食べる。今日初めてザックを下ろす。ついでに、靴の紐を締め直し、グローブを嵌め、ストックを出した。5分ほど休憩して、いざ下山!

【11時35分】
バリエーションルートとは思えないしっかりとしたルート。

【11時44分】
少し急な下りもあるけど、ジグザグに道が付けられているので、楽に下れる。

【11時47分】
んん? 階段だ・・・。ほんとうにここはバリエーションルートなのか?

【11時58分】
急な斜面の植林地帯も道(林業用の道?)はジグザグに付いている。写真はこれから下るところ。終わりは見えない。

【11時59分】
こっちは下ってきたところ・・・。

【12時07分】
ふ〜、やっと下りきった。じつはここでルートが左右に分かれるはずだけど、右のルートが確認出来なかった。ので、最短で下れる左側(というか道なり)のルートを進んだ。

【12時07分】
ここが下ってきた斜面。さすがに、腿の筋肉がプルプルいっている。

【12時23分】
最後の紅葉かな・・・。

【12時24分】
なんかうす緑の葉が群生しているな・・・と思ってよく見たら・・・

【12時26分】
・・・ミツマタだった・・・。細長い葉っぱが垂れ下がっていてガガンボみたいだ。

【12時27分】
あっ! ベンチがあった! ・・・

【12時28分】
・・・って思ったけど、もうこの辺りは植林地・・・ということは。

【12時28分】
前日に手に入れた「西丹沢登山詳細図」で確認すると、寄大橋まではあとわずか600m程度・・・。ええい、下ってしまえ!

【12時34分】
この辺りはルートが何本かあるようだけど、目的地(やどりき大橋)がハッキリしているので迷うことは無い。

【12時35分】
あと20分。

【12時36分】
あと15分。えっ? この表示は結構いい加減かも・・・。

【12時38分】
この辺りは家族連れなどがボランティアで植林をしているようなので、時期によっては子どもたちがキャーキャー言いながら渡りそうな橋もある。

【12時38分】
おっ! 寄大橋が見えた!

【12時43分】
あと10分。

【12時47分】
最後の橋の向こうに、林道が見えた。

【12時48分】
ふ〜、今日も無事に降りれた。

【12時48分】
林道に出て、50mほど先にゲートが見える。

【12時49分】
このゲートをくぐれば・・・

【12時49分】
・・・ゴール!

【13時00分】
で、結局、車の中で昼食・・・。今思えば、川原に下りて食べればよかった・・・。
ルート図

鳥瞰図

コース断面図
