結局ここまで今シーズンは12本爪アイゼンの出番はありませんでした。今年前半は足の調子がイマイチだったので雪山の計画はしていたけど、結局行けずじまいでここまで来てしまったけど、ラストチャンスとして自宅から近くて日帰りが出来、12本爪のアイゼンを使用できる山、、、と言うことで富士山に登ってきました。
富士山は最後に登ったのは、一昨年(2014年)の同じ時期に登ったが最後でした。もう登ることは無いだろうな〜と思っていましたが、久しぶりの日本一の山です。
山行データ
山行日 | 2010年12月26日(日) | ||
コース | (スタート)湯之奥猪之頭林道ゲート前~茅小屋金山遺跡~内山金山遺跡~毛無山~地蔵峠~中山金山遺跡~湯之奥猪之頭林道ゲート前(ゴール) | ||
山 名 | 毛無山(1946m) | ポイント | [遺]湯之奥金山遺跡 [遺]中山金山 [遺]内山金山 [遺]茅小屋金山 |
山 域 | 富士・御坂エリア | 累積標高 | (+)1,874 |
歩行距離 | 18.936km | 所要時間 | 06時間56分 |
関連記事 |
参考記録

【05時58分】
今年の富士山は雪は少なそうだな〜。

【06時31分】
6時半に富士宮口の五合目に到着。駐車場はまぁまぁ埋まっている。
いつもならもう少し早く着くようにするのですが、無理に早起きして寝不足になるよりは、たとえ出発が遅れても睡眠をしっかりとった方が良いだろうという判断です。

【07時02分】
いつもなら五合目に約1時間は滞在して標高に身体を慣らすのですが、あまりゆっくりしすぎてスタートが遅れても本末転倒なので30分ほど滞在してからの出発です。
スタート時からヘルメットを被っています。当初はもっと上で被ろうと思っていたけど、スタート時から被っている人が多くいたので自分もそれに倣いました。まぁ、この時期なんでまだ岩は安定していないでしょう・・・。

【07時03分】
いつもなら(←しつこい)五合目から見上げたらもう少し雪がありますが、今年は少ないですね・・・。

【07時20分】
15分ほどで六合目到着です。山小屋はやっていません。
ここでふと、重大なミスに気がつく。今朝来る時にコンビニで買った行動食を車に置き忘れてきたことに気がついた。まぁ、でもチョコレートとゼリー飲料とテルモスにミルクティを入れて持ってきていたので、それだけあればなんとかなるだろうと思ったけど・・・。

【07時21分】
六合目まではハイキングコースのようなもの。ここからが本格的な富士登山になります。

【08時06分】
一部雪は残っていますが、踏むこともなく横をスルー。

【08時07分】
ふ〜、宝永山より高くなった・・・。

【08時12分】
あと少しで七合目という所で雪渓をトラバースします。先人の足跡があるので不安無く歩けます。

【08時14分】
新七合目(御来光山荘)到着。六合目から1時間弱かかりました。ちょっとゆっくり目のペースだけど、気にしない・・・。

【08時21分】
5分ほど休憩して七合目を目指す。

【09時13分】
七合目(山口山荘)到着。ここも新七合目から1時間弱かかった・・・。ここでは10分ほど休憩。

【09時37分】
夏道の横には雪渓が横たわっている。ここを登っている人もいた。後で考えたらここを登ったほうが楽だったよな〜。

【09時38分】
八合目が遠くに見える。

【09時48分】
あっ! つららだ!

【10時09分】
八合目がなかなか近づいてこない。

【10時20分】
やっと八合目(池田館)到着。ここも七合目から約1時間ほどかかった。この日は何故か山小屋間を1時間で歩く日だった・・・。

【10時20分】
八合目の前には休憩している人がたくさんいる。私も通常はここで大休止を取ることが多い。いつもなら30〜40分ほど休憩することが多いけど、今日はここまでのんびり歩いたせいなのか、ハッキリそれと分かる高山病の症状は出ていなく、休憩を取らなくても進めそうだったけど、20分ほど休憩を取る。

【10時40分】
さぁ、出発です。少しだけ雪の上を歩きます。

【11時18分】
やっと山頂が確認出来た。でも山頂の鳥居はまだ岩の陰に隠れて見えない。

【11時41分】
九合目(萬年雪山荘)到着。ここも八合目から1時間。偶然とは言え、これはこれでスゴイかも・・・。ここでも10分休憩。

【12時27分】
やっと山頂の鳥居が見えた。

【12時28分】
ズームイン! 中央より少し右寄りに鳥居が見える。

【12時39分】
九合五勺(胸突山荘)到着。ここは九合目から50分ほど、どうせならもう少しユックリ歩けばよかった・・・。

【12時48分】
さて、ここで今シーズン初めてのアイゼンを装着する。テルモスに入れていたミルクティを飲む。

【12時48分】
アイゼンの装着時間込みで15分ほど休憩して出発。

【13時06分】
ひたすら雪渓を直登。

【13時35分】
30分ほどで雪渓を渡り切る。

【13時36分】
登ってっkた所を振り返る。

【13時36分】
山頂まで雪は無いけどアイゼンを外すのは面倒なのでそのまま進む。歩きづらいし、アイゼンが激しく痛むけど、付けたり外したり、は面倒。

【13時55分】
よっしゃ! あと数メートル。

【13時57分】
山頂到着。山小屋は庇まで埋まっている。

【13時57分】
こっちは浅間神社奥宮の鳥居。

【13時58分】
さぁ、ラストスパート! 剣ヶ峰を目指すよ!

【14時10分】
馬の背。ここは雪があるおかげで夏より登りやすい。

【14時22分】
あとチョット!

【14時25分】
やった〜! 日本のテッペン! 13回目!
山頂にいた方に写真を撮ってもらう。その方が日本国旗を持っていて貸してくださると言うことで、日本のテッペンで日本の国旗を振りながらの写真も撮って頂いた。ありがとうございました。

【14時32分】
オカマ! 底の方まで結構雪が溶けている。
山頂には10分ほど滞在。時間も時間なのでサッサと下山する。

【14時43分】
再びの浅間神社奥宮。屋根に上れそうなくらい雪が積もっている。
ここの鳥居の前で先ほどの国旗の方と写真を撮り合ってから・・・

【14時50分】
・・・下山開始!

【15時02分】
山頂直下の岩場地帯を抜けて雪渓の最上部まで来た。

【15時11分】
この雪渓をず~っと下る。

【15時16分】
九合五勺通過。登りはここまで夏道だったけど、まだ雪渓を下る。

【15時20分】
所々にクラックのような溝がある。もちろん人が通った跡ではない。

【15時29分】
九合目通過。

【15時43分】
八合目の少し上でアイゼンを外して・・・

【15時47分】
・・・八合目からは夏道で下る。ここまで来れば五合目はすぐだろうと思ったけど、結構まだまだある。お腹がグーグーと派手に音をたてているけど、残っている行動食はゼリー飲料のみ。摂取するタイミングを間違えると大変なことになりそうなのでギリギリまで我慢する。そのせいでペースが上がらない。故に五合目までえらく遠く感じた。

【16時16分】
七合目通過。

【16時52分】
新七合目通過。

【16時53分】
ここで最後のエネルギー補給。ここまで少ない行動食でだましだまし歩いてきたけど、シャリバテぎりぎりの所でエネルギー補給。

【16時56分】
最後の雪渓をトラバースする。ステップが切ってあるのでアイゼン無しでも問題無し。

【17時34分】
ふ〜、ここの間を抜ければ・・・

【17時34分】
・・・六合目到着。ここまでくればほぼゴール・・・。

【17時47分】
五合目の登山口に到着。往復で約11時間もかかった・・・。恐らくこの日、山頂に行った人の中で最も遅かったのは私だと思う・・・。

【17時49分】
あれだけあった車も随分と減っていた・・・。
今回の山行は久しぶりにヘロヘロになった。帰ろうと車を走らせたら10分程で吐き気を催し、道の脇にあった広場に車を突っ込み30分ほどシートを倒して横になっていた。しばらくすると気分が落ち着いたので再び走り始めたら10分ほどでまたまた吐き気が・・・再度車を駐めて30分ほど横になる。そのあとは体調も落ち着きなんとか家に帰ることが出来た。恐らく空腹で長時間歩き続けたのが原因じゃないかと思うけど、行動食は馬鹿にしちゃいかんな〜・・・。
ルート図

鳥瞰図

断面図
