"The mountains are calling..." by JOHN MUIR

【ジョン・ミューア・トレイル】装備編 #02

ジョン・ミューア・トレイル

今回はジョン・ミューア・トレイル(以下、JMT)の装備についてお話します。下記の表が日本から持っていったほぼ全ての装備のリストになります。装備としてはあまり変ったものはなく、一般的な山ショップやAmazonで購入出来るものばかりです(もちろんすでに買えなくなっているものもあります)。しかし、飛行機に載せたり、実際にかついで歩かなくてはならないので、1gでも軽いほうがよいです。しかし、軽量と引き換えに使いにくくなったりしては本末転倒なので、かなり悩みに悩んだ結果が下記の表です。

本当は全て画像を付けたかったのですが、いかんせん出発の日の朝まであーだこーだやっていて写真を撮る余裕はなかったです。なので、表の下に補足を入れてあります。


装備一覧

カテゴリメーカー名モデル名重量(g)備考
ザックグレゴリーPARAGON 581,620
テントニーモANDI 2P1,368
シュラフモンベルアルパイン ダウンハガー800 #3631
SEA TO SUMMITエアロプレミアムピロー85.4
マットニーモTENSOR™ SHORT MUMMY230
山と道 Minimalist Pad71.9ストラップ含む
テーブルカスケードワイルドウルトラライトテーブル62.6
ストックBlack DiamondディスタンスFL471.6
軽アイゼンベルモント軽アイゼン7250.1
ベストアークテリクス104.3
レインウェアモンベルバーサライト ジャケット145.5
ダウンジャケットマーモット900 Premium Down Jacket259900fill power
帽子マーモットBEACON HAT140.6
手袋phenixKANGA Mesh Gloves40.9
シューズサロモントレイルランニングシューズ XA PRO 3D0380g
サンダルゼロシューズZトレック310.8
クッカーJETBOIL ミニモ551.6
シェラカップスノーピークチタン シェラカップ35.4
カトラリーはし、スプーン、ナイフ、爪楊枝等119.8
エマージェンシーキット常備薬を中心に揃えました148.4
サコッシュトレイルバムタートル56.4
浄水器SAWYERスクィーズ フィルター SP131201
水筒類CANELBAKChute Mag 0.6L143
nalgeneフォールディングカンティーン 1.5L64.1
ベアキャニスターWild IdeasThe Weekender940.5
トイレセットSEA TO SUMMITザ アウトハウス129.6
シャベルSEA TO SUMMITアロイポケットトロウェル176.4
化粧品化粧品&ウェットティッシュ等942.4
サングラスアディダス100.5
メガネ99.6
スノーピークアンブレラUL147.7
着替え詳細は表外にあります1350
スマホAPPLEiPhone XS MAX218.8
iPhoneケース(バッテリー付き)152.1
カメラCANONG1X MarkⅢ433.1
RICOHTHETA SC123
カメラポーチ96
CANONカメラ予備バッテリー3個89.7
カメラ小物類レンズペン、フィルター、クロスなど110.5
三脚LeofotoMT-03+LH-25298.7
一脚Velbonウルトラ・スティック セルフィー212.2
モバイルバッテリーBe-Charming25000mAh360.4
ソーラーパネルRAVPowerソーラー充電器 16W 2ポート RP-PC008414.9
ケーブル類充電器、USBケーブル、ライトニングケーブル等235.6
ボイスレコーダーOLYMPUSVP-1037.5
風速計ケストレル350099.1
ヘッドフォンBOSEQuietComfort 20 Acoustic Noise Cancelling headphones92.6
SONYMDR-EX31BN36.4
ライト類PETZLビンディ53
snow peakたねほおずき86.1
書籍地図Erik the Black’s Ultralight Trail Guides64.9
ガイドブックひとり歩きの会話集 英語151
小説山の霊異記 霧中の幻影100.4
各種書類204.9
パスポート類176.1
食料1,422.4
合計15969.1

上記がほぼ全ての装備です。約16kgですね(重量はなるべく実測値を使用しましたが、一部困難なものはカタログ値を表記しています)。シューズに関しては常時履いていたので重量の合計には加えていません。また、アメリカに行ってから購入したものはこの表には入っていません。向こうで購入したものはガス缶(OD缶)、虫よけスプレー、食料少々などです。それと、実際に歩いている時は水も持っているので、担いでいる総重量は約18kgぐらいにはなるんじゃないかと思います。

ザック【グレゴリー PARAGON 58】

ザックはグレゴリーのパラゴンの58Lを持って行きました。トリコニ(60L)やコントゥア(50L)と悩みましたが、パラゴンが一番軽いので、コレに決めました。また、別の記事(下のリンク参照)でも軽く触れましたが熊缶が横にして入るのが一番の決め手ですね。

【装備】Bear Canister(ベア・キャニスター)について
アメリカの国立公園内で1泊以上のキャンプをするときに使用します。目的は熊に食事を持っていかれないようにするため、または熊を人間から守るためです。

また、このザックは最近のグレゴリーのザックと同様ハイドレーション用の水袋が外れてサブザックになります。これ、意外に便利です。大活躍しました。飛行機に乗るときも本体は預けましたが、このサブザックは手荷物で機内に持ち込みました。

サコッシュ【トレイルバム タートル】

行動中にちょっとしたものを入れるのに便利です。サコッシュは大小いろんなメーカーから出ています。私自身もいろいろなメーカーのいろいろなモデルを使用しましたが、最終的にたどり着いたのがこのトレイルバムのタートルでした(以下のリンクを参照してください)。

HOME
Trail Bum(トレイルバム)公式サイト。ウルトラライトハイキングの第一人者、土屋智哉氏率いるHighlandDesignによる監修のもとに誕生したアウトドアブランドの公式ウェブサイトです。

とにかく、軽量、シンプルでお気に入りの装備です。値段もお手頃なので、色違いで3つ持っています。もちろん今回のJMTでも大活躍です。

常時着ているもの

着るものは基本的に自分が着ている1セットを入れて3セット持って行きました。ただし、ズボンは2本、長袖シャツ1枚はです。それに、Tシャツ3枚(内1枚は長袖、1枚はジップTシャツ)、パンツ3枚、靴下3枚と行った具合です。

JMTはかなり乾燥しています。夕方洗濯すると、翌朝にはだいたい乾いています。ただし、靴下はウールなので完全に乾くのは一晩+αが必要です。その他のズボンやパンツTシャツは山用の速乾素材なので完全に乾きます。なので、結構洗濯はしていました。この辺のことは紀行文のほうで詳しく書きます。

紫外線対策 帽子【マーモット BEACON HAT】+ サングラス【アディダス】

やはり、標高が高いので紫外線が強いです。なので、紫外線対策は必須です。帽子はCAPタイプではなくHATタイプを持っていきました。サングラスはアディダスのスポーツ用のサングラスです。モデル名はわかりませんが、よくマラソン選手とかが掛けているタイプのものです。

あとは日焼け止めですね。ほんとうはマメに塗ったほうが良いのでしょうが、私の場合は朝に1回塗っただけでした。でも、それで日焼けらしい日焼けはしませんでした。前述しましたがとにかく乾燥しているので、日本の山のように汗がダラダラ流れることがほとんどありません。なので、日焼け止めが流れなかったということでしょうか? それとも、ツバが広めの帽子がよかったのかな?

レインウェア【モンベル バーサライト ジャケット】

一応、山の三種の神器のひとつなので書きますが、レインウェアはモンベルの最軽量タイプのモデルを持っていきました。しかも上だけです。しかし、一度も使いませんでした。まぁ、ずっと天気は良かったし、そもそもあまり雨が降る地域でもないですしね。最悪、傘は持っているので・・・。

ダウンジャケット【Marmot 900 Premium Down Jacket】

やはり標高が高いので朝晩はかなり冷え込むこともあるようです。私のときはそれほどでもなかったですが、それもで何度かは使用しました。軽量タイプでいいのでこれは持っていったほうがいいですね。

シューズ【サロモン トレイルランニングシューズ XA PRO 3D】

トレイルランニングシューズ XA PRO

靴は登山靴ではなくトレラン用のシューズを履いていきました。ある程度の重さのものを担ぐし、不整地を100kmくらいは歩くのだから、普通のハイカットの登山靴の方がいいのかもしれません。しかし、登山靴で飛行機に乗るのは・・・考えただけで疲れそうです。なので、軽いトレラン用のシューズにしました。しかも、出発日に箱から出してきたものです。本当は慣らしをするべきでしょうが、する時間がなく、結局出発日がデビュー日になってしまいました。

でも、実はこのモデルの靴は5足目くらいで、私の足に奇跡的にフィットしてくれます。なので絶対的な信頼があります。いままでの登山靴では足のトラブルで悩ませられっぱなしでしたが、この靴になってからトラブルは皆無です。今回も新しいものを履いていきましたが、靴擦れ等の問題はありませんでしたし、始終快適でした。

このモデルには今回持っていった「XA PRO 3D」の他に「XA PRO 3D GTX」というゴアテックスモデルがあります。自分は両方持っていて山域によって使い分けています。今回はゴアテックスモデルではない方を選択しました。ゴアテックスモデルは確かに防水性は高いのですが、一度中が濡れると乾きにくいです。なので、今回のように乾燥したところで使用する場合は、濡れることを大前提で少しでも早く乾く「XA PRO 3D」にしました。

食料

JMT食料

食料はこんな感じだったと思います。これにもう少し足したものだったと思います。最後になって二転、三転したので、最終型の写真は取れませんでした。食料はベアキャニスターに入れる必要があるので、もちろんそれに全て入る量です。それと、匂いのするものもベアキャニスターに入れる必要があるので、食料以外のものも入れるスペースの確保は必須です。

ベアキャニスター【Wild Ideas The Weekender】

ベアキャニスターに関しては過去記事があるので、そちらを参照してください。

【装備】Bear Canister(ベア・キャニスター)について
アメリカの国立公園内で1泊以上のキャンプをするときに使用します。目的は熊に食事を持っていかれないようにするため、または熊を人間から守るためです。

水について

水は基本的に浄水器を使用して川や湖から確保します。季節や年によっても変わりますが、私が行った2019年は記録的に雪が多かった年らしく、水は豊富にありました。

浄水器はソーヤーの「スクィーズ フィルター SP131」というモデルを使用しました。もう少し軽い「SP128」というモデルもありますが、グラビティタイプの「SP131」を選びました。しかし、使い勝手はほとんど変わらないので軽い「SP128」にすれば良かったと思っています。ちなみに両方持っています。

テント【NEMO ANDI 2P】

NEMO ANDI 2P

テントはNEMOのANDI 2Pを使用しました。じつはこのテント、同じものを2つ持っています。ひとつはもともと持っていたもので、もうひとつは今回のために購入しました。アメリカのトレイルで使用する場合、以前にテント内で食事をしたテントは使用してはいけないことになっています(熊対策です)。それまで持っていたいたテントでは、中で何度も食事をしていたので、今回持っていくのにはふさわしくないだろうということで、新たに購入しました。もちろん、違うテントを購入することも考えましたが、このテントが現時点で、自分の理想に一番近いテントなので、結局2張目購入となりました。

シュラフ【モンベル アルパイン ダウンハガー800 #3】

シュラフはモンベルのアルパイン ダウンハガー800 #3です。まぁ、平均的なものですね、大体の人はコレに準ずるモデルになると思います。高所でも快適に寝られましたし、最後のヨセミテ公園内のキャンプ場では標高が低いので気温がそれなりに高かったので、夜はお腹の上に掛けているだけでした。

枕【SEA TO SUMMIT エアロプレミアムピロー】

枕は、スタッフバッグに衣類を詰めたものを代用する方法もありますが、私の場合は寝る行為は、その日の疲れを取るものだと思うので妥協しないで枕を持っていきました。本当はニーモのフィッロを持っていきたかったのですが、重さが・・・。なので、ワタシ的にはフィッロに次ぐ好きなSEA TO SUMMITのエアロプレミアムピローを持っていきました。軽いし、肌触りもよく、空気の出し入れが簡単なのでお気に入りです。

マット【NEMO TENSOR™ SHORT MUMMY + 山と道 Minimalist Pad】

マットはニーモのTENSORのショートと山と道のMinimalist Padの2枚重ねです。私はここ最近はずっと、このマット2枚重ねシステムを導入しています。行く場所によって組み合わせは変わりますが、基本的にエアマットとウレタンマットの組み合わせです。エアマットは寝心地は良いですが、穴が空いたら終わりです。なので、下にウレタンマットを敷くことで穴開きのリスクを減らせます。また、どちらも短いモデルを使用するので、上半身はエアマット、下半身はウレタンマットなんてパターンでの使用も出来ます。

今回の組み合わせでは、重さも約300gとそれほど負荷にもなりませんでしたし、この組み合わせで良かったと思わせる場面もありました。

スマートフォン【APPLE iPhone XS MAX】

スマホはiPhone XS MAXです。いつもは量販店で購入しますが、このモデルは今回のことも想定しAPPLEストアで購入しました。なので、初めからSIMフリーでした。

スマートフォン【アプリ】

使用したアプリに関しては今回の装備編に続き、次回、アプリ編として記事にするつもりです。もう少しお待ち下さい。

カメラ【CANON G1X MarkⅢ】

カメラは本当に悩みました。一生に一度のことなので、出来るだけいい画像を撮りたいと思いますよね。でも、重かったり、大きかったり、使い勝手が悪かったりしては本末転倒です。なので、いろんなバランスを考えてキヤノンのG1X MarkⅢになりました。これもベストだとは思えませんが、まぁ、悪くなかったと思います。

と言いつつ、実はあまり写真は撮れなかったんですよね。いつもなら10日ほどの旅行なら2,000枚は撮るのに今回は750枚だけでした。残念です。

360度カメラ【RICOH THETA SC】

ほとんど使用しませんでした・・・。

ボイスレコーダー【オリンパス VP-10】

ボイスレコーダーはいつもメモ代わりに使っています。メモと言ってもブログ用の覚書ですね。ボイスレコーダーなら歩きながら録れます。いつも、日付、時間を言った後に内容を喋ります。なので、聞き直した時にGPSの時刻と比較して、どこでメモしたものなのか正確に把握することが出来ます。

ヘッドフォン【BOSE QuietComfort 20 Acoustic Noise Cancelling headphones】

ヘッドフォンは飛行機の中用ですね。少々お高いですが、持っていったのは正解でした。

照明【PETZL ビンディ + スノーピーク たねほおずき】

灯りは、ヘッドランプはペツルのビンディでした。基本的に夜の行動は想定していないので、それほど明るいモデルで無くてもよかったので、軽量のこのモデルになりました。テント内用にはスノーピークのたねほおずきを持っていきました。これはヘッドランプと共有可能ですが、予備ですかね・・・あっ! 予備ならiPhoneでもいいか・・・まぁ、なんとなくです。でも、このたねほおずきは光量もあるので、翌日の地図の確認は楽にできますね。

ソーラーパネル【RAVPower ソーラー充電器 16W 2ポート RP-PC008】

このソーラーパネルは、結構大事ですね。今回は日数が短かったので予備のモバイルバッテリーだけでなんとかなったかもしれませんが、もう少し長いと必須装備になりますね。また、このソーラーパネルは意外に電気が貯まります。まあ、正確にいうとここに蓄電するわけではないので、意外に発電しますね。と書くのが正確か? 

このモデルと大きめのモバイルバッテリー、そして、晴天があれば、それほど電気には困りませんね。もちろん無駄遣いは論外です。

風速計【ケストレル 3500】

風速計はまぁ、私のブログではよく登場しますね。今回は風量を計測するというより、温度計代わりです。

充電について

行動中はソーラーパネルからモバイルバッテリーに蓄電して、そこからUSBで充電します。これは、日本国内と同じです。ホテル等で壁のコンセントから充電する場合はちょっと注意が必要です。日本では100Vですが、米国では120Vです。なので、日本専用の充電器等を使用すると故障の原因になります。しかし、iPhoneはもともと米国生まれなので充電器は米国でもそのまま使えます。もう一つ持っていった充電器も「海外旅行対応」タイプのものを持っていったので、電圧的には問題無く使えました。日本国内で普通に流通しているものであれば、電圧に幅を効かせているので、大概は「100V〜240V対応」になっていたりします。しかし、確認は必要です。

あとはコンセントの形状ですが、米国のコンセントは三穴の形状をしていますが、日本のコンセントがそのままささります。なので、ちょっと注意して確認しておけば、大概のものは日本国内の充電器、コンセントはそのまま使用できます。ただし、確認は必要です。

書類

ホテルや飛行機の予約をしていたり、プリントアウトしてチケット代わりになるのものあるので、紙関係は結構持っていきましたね。もちろんiPhone内にも入れてありますが、やっぱり、紙の方が安心しますよね。ホテルの受付なんかは予約した紙を見せれば一発だし、バス、電車の予約もプリントアウトしたバーコードをピッてやれば問題なかったですね。

パスポート

まぁ、これがなければ話しになりませんよね。

お財布とかお金とか・・・

装備表には入っていませんが、もちろんお金も持っていきました。なので、当然お財布も持っていきました。お金に関しては前回の装備編の方で書いているので(下記リンク参照)そちらを見ていただくとして、、、。

【ジョン・ミューア・トレイル】準備編 #01
私とジョン・ミューア・トレイルとの出会いは、2007年の12月にさかのぼります。日本トレッキング協会が行っている(いた)トレッキングマスター検定(シルバー)の講義で加藤則芳さんがお話されていたのを聞いたのが最初でした。

お財布はグレゴリーのポストカードポーチというモデルをロングトレイル時では愛用しています。いろんなお財布を試しましたが、結局これが一番使いやすかったです。このページの下の方にAmazonへのリンクを張っておきます。

その他

今回は初めての海外旅行ということもありましたが、装備に関してはロングトレイルは国内の時とベアキャニスター以外はそれほど違いはありませんでしたね。その他の旅行装備も国内とほぼ同じでしたし、今回のことで、海外旅行に対するハードルがかなり下がった印象です。

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