"The mountains are calling..." by JOHN MUIR

【JMT本編】#01 初の海外旅行ー出発ー

初の海外旅行ー出発ー

旅立ちの朝 2019年08月10日(日本)

ついにその日がやってきた。数ヶ月、いや数年前から準備をしてきたその日が、ついにやってきた。初めての海外ひとり旅、やれる準備は全てやった、はず。それでも、当日の朝になってもバタバタとザックを開けたり閉めたりして、装備の最終チェックをしている。

部屋の隅に転がっている段ボール箱を開けて、真新しいシューズを取り出す。

真新しい靴を履いてスタート

予定では出発のひと月くらい前に、軽い高度順応も考えて、山梨の富士吉田にある富士浅間神社から富士山五合目をピストンして、新しいシューズを履き慣らそうとしていたけど、結局、もろもろの用事で履き慣らすことが出来なかった。

なので、まったくの新品状態でデビューすることとなる。まぁ、相性の良い靴なので靴ずれ等の心配はしていないが、万が一、不良品で靴紐が切れたりしたら心配だ。が、しかし、元来の楽観主義が幸いして、あまり深くは考えない。

日本時間 09時45分

重いザックを持ち上げ、新しい靴を履き、家の扉を開ける。さぁ、新しい旅の始まりだ!

まずは近所のバス停に向かう。8月10日といえば夏真っ盛りだ。早くもザックが密着している背中が汗でじとーっとなってくる。

バスの冷房が火照った身体に心地よい。

横浜まではほぼ毎日通勤で通っている経路だが、さすがに今日は気分が違う。まだ、引き返せるぞっていう気持ちと、よしっ! 行くぞっ! っていう気持ちが入り混じっている。

ひとり旅のよいところはいつでも、や〜めた! って出来ることである。誰にも迷惑はかからない。どうせ、今回僕がアメリカに行くことを知っているのはわずか数人である。いつでもやめられる。って言っても、実際にはこれまでかなりの金額を投資してきた。飛行機だって、当日になってからやめたらキャンセル料だってそこそこかかるだろう。なので、簡単にはやめられない。

なんてことを、ウダウダ考えながら横浜駅に到着した。

初めての成田エクスプレス

次は成田空港へ向かう。いままでの僕の人生で成田空港との接点は無い。おそらく一生行かないであろう場所の1つだと思っていた。それが、夢を実現させるために行くことになった、というより行かざるを得なくなった。

そもそも、神奈川の山側に住んでいる僕にとって、成田空港はちょっとした小旅行となる。鉄道に疎い僕はどうやって行くのかさえも知らない。でも、成田エクスプレスという電車が成田空港に行くのは知っている。とは言うものの、成田エクスプレスに乗るためには東京駅や品川駅に行かなくてはならないと思っていた。その程度の知識しかない。だけど今回、横浜駅からも乗れることを始めて知った。横浜駅なら通勤で近くを通るので、馴染みの駅だ。その馴染みの駅から出ているのはありがたい。乗ってしまえばあとは、座っているだけで成田空港に着いてしまう。

横浜駅から成田空港までは約1時間30分。国際線の飛行機に乗るには出発時間の3時間前には空港に到着しているのが望ましいらしいので、飛行機が夕方の5時出発なので、空港には2時には着いておきたい、そこから逆算して横浜駅を12時くらいに出れば13時30分には着く。出発の3時間30分前だ。まぁ、初めての海外なので、早い分には問題ないだろう。

というわけで、11時59分横浜駅発の成田エクスプレスを予約した。

横浜駅には11時過ぎに到着。とりあえず、軽く何か食べておこうと、立ち食いそば屋で冷やしうどんを食べる。

これから、飛行機に乗る、しかも海外なので時差もある。このような時にどのようなタイミングでどんな食事をすれば良いのか? なんて分からないので、単純に食欲に任せることにした。

12時少し前、時間通りに横浜駅のプラットフォームに成田エクスプレスが入ってくる。普段は在来線以外はほとんど電車には乗らないのでちょっとドキドキ・ワクワク。

とりあえず、大きなザックは入り口の脇にある荷物置き場に押し込む。そして、自分の席につく。あれ? 足元がかなり広い、これなら十分足元にザックが置けるかも、ということで荷物置き場からザックを持ってきて、足元に置いてみた。やはりザックを置いてもかなり余裕がある。

足元にザックを置いても余裕だった

途中の駅で何人かは乗ってきたけど、車内がいっぱいになることはなかった。時期的に帰省&出国ラッシュにぶつかるかもしれないと思っていたけど、そんなことはなかった。

車窓から外の景色を眺めていたら、1時間30分なんてあっという間だ。それまでは、成田空港は地の果ての空港のイメージしかなかったけど、意外に近かったし、横浜駅からは座っているだけなので、次回からはもっと気楽に来られると思った。しかし、いつ次回があるのかは分からない。

そして、成田空港に到着・・・。

成田空港

13時30分成田空港に到着。すでにオンラインでチェックインは済ませているけど、とりあえずカウンターに向かう。今回はUNITED航空で往復を予約しているのでUNITEDのカウンターへ。カウンターの係員が外国人だったらどうしようとか、ちょっとドキドキしたが、カウンターの前にいた日本人の係員に促され、なにやら機械の前に、、、そこでパスポートを読み込ませ、必要事項を入力するとチケットが出てきた。これだけ? 思ったよりあっけなかった。

出てきたチケットを確認したら、行きはコードシェア便でANAの機体で行けるようだ。やはり日本の会社の機体は安心、安心。

そのまま隣のカウンターで荷物を預けて、しばしの自由時間を謳歌おうかする。

保安検査を受けるまでには1時間以上余裕がある。ならば、成田空港内を探検しにいきたい。いろいろな興味深いお店がありますが、さすがにこのタイミングで買い物をするわけにはいかない。出発前に荷物を増やしてどうする。

大量のガチャガチャ地帯を発見! これくらいなら荷物にならないかな? と思う気持ちもあるが、ガマン、ガマン。

空港内を2周ほど回り、何がどこにあるのか把握して、しばし、展望台で飛行機鑑賞。。。しかし、外は暑いのですぐに屋内に引っ込む。さすがに1時間以上もブラブラしたので、少しお腹が空いたので、ラーメンを食べる。もしかしたらこれが最後のラーメンになるかもしれないなぁ、という思いが脳裏をよぎった。

いいかげん、空港内探検は飽きたので、保安検査に移動。数年前に国内線に乗ったときより少し厳しいかな? 程度の検査で無事通過。税関はとくに関係ないのでスルー。出国審査も無事に通過。

自分の乗る飛行機のゲートの前までくると、このあと乗る飛行機が見える。やっぱりANAの機体だ。スタッフも日本人なのでちょっと安心。

さぁ、いよいよ搭乗だ! さすがにドキドキしてきた。

機上にて

搭乗が始まる。アメリカに行くだからアメリカ人または外国人が多いのかと思ったけど、圧倒的に日本人が多い。これなら、国内線とそう違わない。

10時間も飛行機に乗るのは初めてなので、通路側に席を取った。席は3列。僕の横、真ん中の席はお母さんと窓側にその子供が座っている。日本語を話しているので、ここでもちょっと安心。

しかし、平穏無事なのはここまでです。始めは、初めての国際線で緊張もあり、特に気にもしていなかったんですが、隣の親子・・・。まぁ、子供の方はおそらく5〜6歳くらいだと思いますが、この子はなんの問題もありません。特に大きい声を出したり、ぐずったりすることも無く、動画を見たり、ゲームをやったり、窓の外を見たり、おとなしくちょこんと座っています。問題は僕の横のお母さんです。とにかく、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、結局、飛行機が飛んでいた10時間、ひと時たりともじっとしていませんでした。初めは甲斐甲斐しく、子供の面倒でもみているのだろうと思っていたけど、前述の通り子供は不平不満を言うわけでもなく、おとなしく座っています。お母さんの方はというと、とにかく、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、かと思えば、僕の食事を覗き込んで、
「私の方にはパンが無いんだけど!」
 とCAさんに苦情を言っていました。まぁ、僕の方は洋食で、お母さんは和食だったので、パンの代わりにご飯が付いていたんですが・・・。

とまぁ、始終こんなんでしたが、しかし、僕はBOSEのイヤフォンのおかげで、ずっと映画に集中できたので、それほど気になりませんでした。このイヤフォンはノイズキャンセリング機能もしっかりしているので、飛行機の音もほぼ消してくれるし、まわりの音もかなり軽減してくれます。10時間ずっとイヤフォンをしていても耳が痛くならないし、高かったけど、買ってよかったです。もし、このイヤフォンを持っていっていなかったら、思わず、となりのお母さんに、
「マグロかよっ!!!」
 ってツッコミをいれていたかもしれませんwww


勝手な思い込みなんですが、日付変更線を越えるときは機内放送があって、そこで各自時計の時刻を変更(修正)するのかな? って思っていたけど、特にそんなものはありません。静かに日付変更線を越えました。というか、いつ越えたか分かりませんでした。

成田を出発したのが夕方の5時、日本時間で考えれば、到着は夜中の3時です。でも、実際には、ロサンゼルスに着くのはお昼前(日付は1日戻る)。では、太陽はどう動くのでしょう? 窓側の席ではないので,直接太陽を観測することは出来ませんでしたが、機外の明るさ程度は分かります。今回は東へ飛ぶので、太陽に向かっていくかたちになります。すると、出発してすぐに夜になります。その後は、夜の時間がやたら短く、あっという間に朝になりました。

ちなみに、機内食は日本時間で夕方の5時に出発して、2時間後の7時に1回目が出ました。これはまぁ、夕食と考えれば特に不自然ではありませんが、2回目は日本時間で夜中の12時30分です。これは食事をするには完全に変な時間ですよね。でも、アメリカの西海岸の夏時間で考えると、朝の8時30分になります。まぁ、普通の朝食の時間ですね。狐につままれた気分です。

そんな短い夜でしたが、となりのお母さんは静かに寝るのかと思いましたが、ここでも、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、動く、まぁ、椅子なので寝づらいのは分かりますが、それにしても、上むいたり、横向いたり、前の席の上に足を乗せたり、とにかくじっとしていません。

そんなこんなで、ある意味退屈せずに過ごした10時間、日本から8,700km飛んでやっとアメリカ上空です。でも、窓側じゃないので外は見えませんでしたが・・・。

ちなみに、ロサンゼルス空港到着時には、隣のお母さんの足元にはいろいろな物が散乱して、お母さんの枕は僕の席にありました。

Welcome to The United States 2019年08月10日(米国)

ついにアメリカに到着! と言っても、まだまわりは日本人ばかりなので実感はありません。飛行機は後の方の席だったので、飛行機から出るのも最後の方でした。とりあえず、まわりの流れにしたがってゾロゾロ付いていきます。

近くにベンチがあったので、そこでiPhoneのSIMカードを交換。本当は飛行機の中で交換したかったのですが、先程のお母さんがあからさまに覗いてきそうだったので出来ませんでした。なので、飛行機から降りてすぐに交換しました。交換後、5〜10分ほどで無事にアメリカのキャリアに接続。僕にとってはある意味パスポートよりiPhoneの方が大事です。パスポートを失くしてもiPhoneがあればなんとか再発行は出来そうですが、iPhoneを失くしたら、旅は終了ですし、そもそも移動も難しくなります。

人がたくさんいる場所に到着。入国審査待ちの人でごった返してます。これは時間がかかりそうなので、並ぶ前にトイレに入ります。初めてのアメリカのトイレ、小便器は日本のものより大きいですし、個室も下の隙間がかなり広いです。人が入っていれば一発でわかります。映画やドラマで見たのと同じだ〜。と妙なところで感動しつつ、入国審査待ちの列に並びます。

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