"The mountains are calling..." by JOHN MUIR

【山旅】霧ヶ峰をガッツリ登山!& 諏訪観光《登山編 1/3》

FIN 登山 OD活動

『霧ヶ峰』と聞いて、普通の人はエアコンを連想し、山人は気軽に登れる百名山と連想すると思います。

確かに霧ヶ峰の最高峰の車山に最短で登るルートは、距離も短く、傾斜も緩く、登山と言うより、ハイキングと言った方がいいようなルートです。百名山の中でも最も簡単に登れる山のひとつだと言えます。

なので、霧ヶ峰には主なピークが8つあり、大抵の人はそのいくつかのピークを通るルートを選択して、高原の絶景を楽しむと思います。ルートによっては、山の経験が無い人でもその絶景を楽しめます。

僕も初めは、車山に登った後は、代表的なルートを周回して、その景色を楽しむつもりでした。しかし、霧ヶ峰にはルートがたくさんあり、代表的なルートがよくわかりません。なので、自分で地形図片手に色々と検討している内に、どうせなら8つのピーク全て登ってやれ! と思うようになり、色々と検討して、下のマップにあるようなルートで8つのピークを周ってきました。


山行データ

山行日2020年11月28日(土)
コース愛川橋(スタート)〜馬渡橋〜登山口〜富士居山〜向山〜大峰〜登山口〜愛川大橋〜愛川橋(ゴール)
山 名富士居山(253m)
向山(375m)
大峰(335m)
山 域丹沢エリア
累積標高(+−)605m
歩行距離10.2km所要時間4時間07分

マップ

高低グラフ

山行記録

【07:39】車山肩駐車場

予定では7:00 〜 7:30の間にはスタートするつもりでした。珍しく、予定の時間に起きて、予定より10分ほど遅れたけど、まぁまぁ、予定通りに家を出ることができました。が、途中で悪魔の囁き、いや、睡魔に襲われ、やむなくサービスエリアで仮眠すること30分・・・。

少々遅れましたが、最近の僕にしてはまぁ、予定通りに行った方だと思います。

駐車場から一段上がったところにトイレがあります。なになに、バイオトイレと書いている。これは体験しなくては、ということで、ちょっと寄ります。

このトイレはチップ制になっています。特に値段は書いていなかったので、銀色のコインを投入しておきました。

【07:47】登山開始

さぁ、スッキリしたので、ここからが本番です。真正面に車山の山頂が目えます。

中央のモスクみたいな建物のあるところが山頂です。ここは霧ヶ峰の最高峰だけあって、(高いところにいれば)どこからでも見えるので、まぁ、迷うようなことは無いと思います。

この日も嫌と言うほどあちこちからこの建物を見ました。

車山肩の駐車場から山頂はほぼ真東の位置にあります。しかし、一度大きく南に迂回しなければなりません。なので、しばらくは山頂を左に見て進むことになります。

傾斜は緩やかで、初心者でも楽に歩けると思いますが、ただ、石がゴロゴロしているので、注意は必要です。

振り向いて駐車場の方を見る。当たり前だけど、自分の車が見える。

いつも思うのだけど、こうやって自分の車を停めている駐車場を遠くから見た時、もし、停めたはずの車が無くなっていたら・・・、または、停めたはずの位置から車が移動していたら・・・、さらには止まっているはずの車が動き出したら・・・僕はどういうリアクションをするのだろう? と考えてしまいます。

前世で僕に何があったのだろう?

途中にはベンチがあり、もし晴れていたら絶景が眼下に広がっているんだろうな。と想像を掻き立てられる。

しかし今日は、写真の通り、真っ白なガスが広がるだけ・・・。

斜面を大きく回り込むと、正面に山頂が見えてきた。後少し。

これ以上高いところがなくなったら、広い山頂に到着!

【08:25】車山山頂

車山山頂! のんびり歩いて40分くらいだった。数人に追い越されたので、普通の人なら30分程度で、山頂に立てると思う。

あっ! こっちにも山頂標がある。

ある意味、この霧ヶ峰の象徴は近くで見ると、結構デカい。

入り口の脇に解説板がありました。下記参照。

車山気象レーダー観測所

この観測所は、気象庁が1999年(平成11年)に設置したレーダーによる気象観測を行うための施設です。
 建物上部の丸いドームのなかには直径4mのパラボラアンテナがあり、このアンテナを回転させながら電波を発射し、雨や雪による反射波を測定することで、広い範囲の雨や雪の強さ・移動などを時々刻々と観測していきます。
 レーダーで観測されるデータは、日々の天気予報をはじめ、集中豪雨などによる災害を未然に防ぐための防災気象情報の発表に利用しています。
 なお、この建物に危険はありませんが、内部には高周波・高電圧を使用している機器が入っています。建物内には絶対に立ち入らないで下さい。

長野地方気象台

山頂の西側には岩がゴロゴロしているけど、東側にはいくつかの木道があります。恐らく、東側には白樺湖方面から上がってくるリフトがあるので、普通の靴でも来られるようにとの配慮だと思う。

山頂の南側には、現在、作っているのか、修復しているのかは分からない(初めて来るので・・・)けど、デッキがある。天気が良くて、デッキの先端までいけば、絶景が楽しめると思う。

東側の一角に神社がある(詳細は下記参照)。この辺りの神社は、大小関わらず周りに4本の御柱を従えている。諏訪大社が近くにあるからね。

天空の社 〜車山神社〜

昭和の初め、地元の北大塩区によって「山の安全を祈願する神社」が建立され、山の神様である「大山祗命(おおやまつみのみこと)」が祀られ、山の鎮守として、訪れる人々の安全を見守り続けて頂いています。
 この神社は、日本百名山・霧ヶ峰の最高峰1925mの車山山頂という神秘的な高地にあることから【天空の社】として親しまれてきました。
 夏の観光客、冬のスキーヤーなど、一年を通じて賑わう車山神社には、「空に近い神社」、「神様に近い神社」として、旅の安全のみならず、様々な願い事が叶うと熱心に参拝される方が多くいらっしゃいます。
この天空の神社であなたの願い事が叶いますように。

車山高原御柱祭り 〜天空の御柱〜

諏訪大社の御柱祭と同じ八月下旬から十月にかけて、各地域の神社で御柱祭(小宮祭)が始まります。
 斎行される御柱祭・小宮祭の神事のほとんどが奥山から里はと大木を曳くものですが、ここ車山の小宮祭は唯一、山の急斜面や岩を越えて山頂を目指す、数多の小宮祭の中でそ大変珍しいちされる御柱の曳き上げを行います。
 標高約1800mから1925mの山頂まで、想いをひとつにして曳いた大木はやがて、「頂きに上り詰めて 神となる」、これが天空の御柱といわれる所以です。

車山山頂 天空の社 解説板より

さて、山頂でゆっくりも出来ないので、先を急ごう。まずは車山乗越目指して下ります。

すぐ下にリフトの施設が見えます。今日は動いていない模様。もう、冬のスキー場の準備に入るからなのかな?

正面に白樺湖が見える。

白樺湖といえば、僕の想い出は、雪のイメージです。もう、30年ほど前のことになりますね。ゴールデンウィークに友達と湖のほとりのホテルに泊まった時のことです。翌朝起きてみると窓の外は雪で真っ白になっていました。東京の辺りでゴールデンウィークに雪が降ることってまず無いので、その雪景色に感動したのを覚えています。

山頂から道なりに下ると、凸凹した歩きにくい道になります。

ん? キリンの首のようなものがある。降雪機?

急な坂を降り切ると、すぐに左への分岐がある。もし、周りに誰もいなかったら、そのまま通り過ぎてしまったかもしれない。特に道標らしいものはないけど、前を歩いていた、数組のハイカーがここを曲がったので、僕も地図で確認してからここを曲がった。

あっ! よく見たら曲がり角に道標が倒れていた。しかし、その役割は果たしていない。

振り返り、車山山頂を見る。中央より少し右寄りにドームが見える。

天気は回復基調にあるようだ。少しずつガスが晴れて青空が見えるようになった。

先ほどの分岐を左に曲がって少し進むと再び分岐がある。ここが・・・

【08:50】車山乗越

・・・車山乗越です。

ここをまっすぐに行くと蝶々深山、物見岩を経て、八島ヶ原湿原に最短のルートで行けます。この日もまっすぐに行く人と曲がる人が半々くらいでした。

僕は、まず殿城山を目指すので、車山乗越を右(北)に曲がります。しばらく進むと・・・

【08:58】殿上山への分岐

・・・再び分岐があります。ここも右に曲がります。車山乗越でこちらに曲がった人たちはすべて直進していきました。

笹薮を下ります。ルートはしっかりと付いているので迷うことは無いです。

ダケカンバの林に突入。なぜかここの一角だけ群生している。

ダケカンバの林を抜けると、展望が開けます。右奥のピークが殿城山で、左側から稜線上に進みます。

左を見ると殿城山の後に目指す南の耳(中央より少し左の三角のピーク)と北の耳(右端の丸いピーク)が見えます。

殿城山の山頂直下に分岐があります。直進は殿城山ですが、右に進むと姫城平方面に下れるようです。

少し下から二人組のハイカーが登ってくるのが見えました。

殿城山まであと少し。

短いけれど、まぁまぁ急な斜面を登りきると山頂です。

えっ? 行キ止マリって・・・?

【09:16】殿上山山頂

裏側に回り込むと、殿城山の山頂に間違いないですね。中央分水嶺トレイルの道標もありますが、この時は、
「あぁ、ここを通っているんだ」
 って思っていましたが、帰宅後、公式ページで調べたら殿城山の山頂はコースから外れていますね。公式マップには無い複数のルートがあるんですかね?

二人組のハイカーが登ってきたので、そうそうに撤退して先を急ぎます。まずは分岐まで下ります。

今日、登る予定の8つピークのうち2つを消化した。まだ1/4だ、これから、これから。

再び登り返して、分岐に戻る。

ここ霧ヶ峰は展望が良すぎて、これから歩くルートがずーっと先まで見える。これは良い面もあるが、あまりに遠くまで見えるので心が折れそうになる時もある。

まずは姫木平を通り越して。

【09:39】南の耳への分岐

分岐まで戻ってきた。ここの往復は約40分かかった。

次は南の耳に向かう。

ここからしばらく、誰とも合わなかった。つまり見渡す限り360度、人っ子一人見えない状況がしばらく続きました。

展望の無い樹林帯を歩いている時は、数時間、誰とも会わないときはありますが、これだけ遠くまで見渡せるのに人影が一切見えないって・・・。

南の耳、北の耳につながる稜線上に乗り、しばらく進むと、右下にエコーバレースキー場のリフトが見えます。この辺りはスキー場が多くあるけど、このリフトは僕にとっては特別な場所です。

いなかた
いなかた

というもの、30年ほど前にここエコーバレースキー場には足繁く通っていた時期がありました。ちょうど映画『私をスキーに連れてって』の頃です。

しかし、天の邪鬼だった僕はスキーをやらずに、ちょうどこの頃流行りだしたスノーボードをやっていました。その頃は(スキー場にもよると思いますが、ここのエコーバレースキー場では)スノーボードは新参者で、スキーとは動きが著しく違うため、衝突を避けるために講習を受けてライセンスを取ることによって、リフトに乗ることが出来ました。

しかも、そのライセンスには(低中高)3つのレベルがあり、それぞれ乗れるリフトが決まっていました。上級のレベルに行くほどゲレンデの上の方までいけるということです。

そんな中、僕も頑張って中級のライセンスを取り、次は上級のライセンスを目指しました。

ある年の3月の後半、意を決して、上級のライセンスの試験を受けに行きました。しかし、その年に限って雪が少なく、ライセンスの試験は先週で終わりました、とのこと、その後数年は仕事が忙しく、なかなか行けなく、数年後行った時にはライセンス制度は無くなっていました。

そんな思い出のあるスキー場です。

南の耳のピークのすぐ下にきました。遠くから見たらなだらかに見えたピークへの登りも実際には結構な斜面でした。

よし、登りきった。

【10:09】南の耳

南の耳到着! 3つ目〜!

次回に続きます。

参考地図

 
 
 
 
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