塩の道トレイルをスルーハイク 10/20

５時前起床・・・。あまり天気は好さそうじゃないな・・・。

でも、この後の天気は大丈夫そうだ・・・。

朝食〜。

チェックアウト！

さぁ、今日はここからスタート！

今日の目的地は決まっていません。この先ちょうどよい所に宿泊施設、キャンプ場などが無い（正確に言うと見つからなかった）ため、適当な場所でのテント泊となります。一応の目標としては葛葉峠から白池の間のドコカとだけざっくりと考えていましたが、はてさて実際どうなるでしょう・・・。

上記の理由から今日はテント泊用と明日の行動用の水を担いでいます。なので、総重量は20kg弱にはなっていると思います。

のどかな田園風景の中を歩きます。

起きた時は天気が不安でしたが、なんとなく晴れてくるような予感がします。

この先、しばらくは塩の道祭りのノボリが続きます。遠くからでも目につきやすく道標代わりになります。

早速、史跡が・・・。何々「前山百体観音」・・・。

うお〜！　いっぱいある。

こっちは「塩の道　水ばしょう園」・・・

・・・ちょっと来るのが遅かったかな・・・。

あっ！　家がペシャンコ・・・。

通常の道標の上に補助道標が付いているけど・・・

・・・誰だ！　削ったの？

いい道だ〜。

左手には小さな沢が流れている。

目の前が開けたと思ったら、まさに日本の原風景のようなところに出た。日本昔ばなしにでも出てきそうな風景だね。

舗装路に出た。左側に・・・

・・・茶屋がある。本ルートは上の写真を右に曲がる。

なんか面白い建物があると思ったら、ここは・・・

・・・塩蔵というらしい。

あっ！　水車がある・・・。ただの観光用かな？

茅葺き屋根の家が・・・

・・・牛方宿。

資料館になっているのかな？　当然この時間は閉まっている。

隣にはトイレがある。

日本の山は昭和の植林のせいで単調な景色が多いけど、このようなパッチワークの様な森は少なくなったよな〜。こういった里山の景観は残していって欲しいな〜。

舗装路を少し進み、再び右に折れる・・・というか舗装路に対しては右に行くけど方向は左に進む。このまま舗装路を進んでもこの先で再び合流するけど、ここはぜひ本ルートを進むことをお勧めします。

この塩の道トレイルは全体的に程よい休憩ポイントがある。ように思う。これは人の歩くペースにもよるだろうけど、街中には小さな公園があり、山間部には適度にベンチが設置（もちろん全く無い部分もある）されている。あまり多すぎてもうるさくなるし、自分的には丁度良いと思った。

舗装路を外れて砂利道を歩く。

この街灯は少し前までこの道がメインだった頃の名残か？　そんなわけないよね・・・。でも、なぜこの道に設置されているんだろう？　夜は点灯するのだろうか？

右手に小さな滝がある。

道の右側に小さな沢が流れている。

あっ！　石畳になった・・・。

ん？　「弘法清水」。弘法大師は日本全国でどのくらいの水を出したのだろう？　その中で一箇所でも本当に弘法大師の力で水を出したことはあるのだろうか？

ここが水飲み場。せっかくなんで手ですくって美味しい水をいただく。

ちょうど隠れてしまっているが、左端の石碑の裏に小さな弘法大師像が設置されている。

道の両側に沢がある。

ここの水はけ用の溝も新しそうだから、塩の道祭りのために整備されたのか？

ん？　錦岩？　何処？　少し戻ってもう一度よく見ると・・・

・・・左側にでっかい岩があった。あまりに大きかったので目に入らなかった・・・。

こっちは牛つなぎ石。

岩に綱を通すための穴が開いている。

親坂？　振り返ってみて・・・

・・・今下ってきた坂。

沢の向こう側の斜面が大きく侵食されている。恐らく当時と大分地形が変わってるんじゃないかな？

おっ！　なんか小綺麗な場所に出た。ベンチもある。

親坂石仏群・・・

・・・ところでこの塩の道トレイルの松本から糸魚川までのルート上に、いったい何体の石仏があるんだろう？？？　恐らく千体は楽に超えていそうだけど・・・。

橋を渡って・・・

・・・舗装路に出た。ここを右折・・・。

しばらく道沿いに歩く。左側の建物、なんかのゲームにこんなキャラクターいなかったけか？

ここを右に折れる・・・。ん？　・・・

・・・お〜！　道にルートが書かれている！　これはすっげーわかりやすい。全ルートにのこのようなマーキングがあればいいのに・・・。

この辺りが千国（ちくに）っていうのか。ってことは千国街道の中心部ってこと？

民家の間を縫うように細い道を進む。この道、ただの舗装路ではない。センターが石畳のように石が埋め込まれている。塩の道を演出しているんだとしたらなかなかオシャレだと思う。

前述したけど、季節とタイミングが良かっただけかもしれないけど、この塩の道トレイルの沿線は常に花が咲いていた。・・・

・・・沿線両側の民家の庭には沢山の花が植えられている

丁字路を道なりに進む。

ん？　何の建物だろう？

右が資料館で、左が歩荷茶屋。もちろんまだ開いていない

上の写真の２つの建物の間を入って行くと・・・奥に・・・

・・・番所跡がある。

ふむふむ。

やっぱりここもまだ開いていない。

受付の所にチラシが置いてあった。自分に関係ありそうな（真ん中に置いてある）「塩の道を歩く」というチラシをいただく。今日のスタート地点から大網峠を越えた山口関所跡まで（つまり塩の道トレイルの核心部）の詳細なコース図が書かれている。チラシといっても公式マップより詳しく書いてある。今後、公式マップに対して、この地図はチラシ地図と呼びます。

再び舗装路を歩く。

ふむふむ。

ん？　旧善光寺街道？　ってあの、牛に引かれて〜の善光寺？

あ〜！　そっか〜！　あの山の向こう側が長野市だ！　まだの街道は生きているのかな？　うお〜！　歩いてみてーーー。

大きい道に出た。ここを直進。

左側に小谷小学校がある。校門を入ってすぐの所に何かの地図が見えた。気になったのでちょこっとお邪魔しました・・・。

塩の道関係の地図かと思ったけど、この辺りの防災マップだった。