[遺]湯之奥金山遺跡– tag –

前章までで、いくつかの基準点の設置と、それが遠くからでも確認できるように目印を付けました。ここからやっと測量が始まります（実際にはまだまだですが・・・）。

僕は以前、６ヶ月ほどですが、山岳地帯の地形図を作るお手伝いをしたことがあります。山登りをしている方なら、地形図といったらすぐにピンと来ると思います。一般の人でも知っている人は知っているでしょう。知らない人のために簡単に説明すると、凸凹の地形を平面上で表現したもの、と言うことが出来ます。

さて、訳あって数年前にこの山域で半年ほどお仕事をする機会を得て、ほぼ毎日のように毛無山の西側を歩きまわっていました。そのおかげで、今回のような一見無謀にも思えるようなルートを辿ることが出来ました。なので、一般の人が近づくことはかなり難しいと思われます。

始めに・・・今回のコースは特に登りに関しては全くのオリジナルのコースです。仕事の関係で約４ヶ月半にわたって毛無山の西側を歩き回ってその地形を熟知していたので今回のルートで登ることが出来ました。なのでこの山行記を参考にしての毛無山登山はお勧めできません。