「第二回 ロングトレイルシンポジウム」に参加きました。今回もシンポジウムだけの参加です。今回のテーマは『海外のロングトレイルを考える』です。
このシンポジウムの翌日、つまり今日(2015年2月22日)から日本ロングトレイル協議会はNPO法人化すると言っていましたが、公式サイトではまだ発表されていませんね・・・。
第二回 ロングトレイルシンポジウム(2015年2月21日)
【12時48分】
まだ雪が残っている長野県小諸市で開催です。第一回目のロングトレイルシンポジウムも同じところでした。安藤百福さんの名前が付いていますが、この方は知る人ぞ知るチキンラーメンを発明した方です。
【12時51分】
この建物が研修センターです。宿泊も出来るみたいです。
【12時54分】
一回目の時は「第1回 ロングトレイルシンポジウム」とだけでしたが、今回は主催、共催の他に「2014年度ロングトレイル運営・指導者研修会」という文字が追加されています。
以下が今回のプログラムです。
【プログラム】(敬称略) 1. ご挨拶 NPO法人アウトドアライフデザイン開発機構 会長 節田 重節 ご挨拶 公益財団法人 安藤スポーツ・食文化振興財団 理事長 安藤 宏基 来賓ご挨拶 長野県知事 阿部 守一 2. 特別講演 『御嶽山の噴火から学ぶもの』 荒牧 重雄 東京大学名誉教授 安藤百福センター顧問 3. 講演 『フットパスに見る英国のロングトレイル』 節田 紫乃 英国ファルマス大学大学院広告学科卒、 フットパス研究家、英国人と結婚しガーデナーとしても活躍。 エセックス州在住。 講演 『ニュージーランドのロングトレイルの歩き方』 ルーカス B.B 「PAPER SKY」編集長 4. 報告 ①『「山の日」の制定とロングトレイル』 磯野 剛太 全国「山の日」運営協議会 事務局長 公益社団法人日本山岳ガイド協会 理事長 安藤百福センター専門委員 ②『オープンする白山白川郷トレイルについて』 山田 俊行 白川郷トレイルクラブ トヨタ白川郷自然學校校長補佐・事務局長 安藤百福センター専門委員 ③『新幹線開通とロングトレイル』 木村 宏 PO法人信越トレイルクラブ 事務局長 信州いいやま観光局次長兼観光交流センター所長 5. 日本ロングトレイル協議会からのご報告 日本ロングトレイル協議会常任委員・事務局長 前川 正彦 (NPO法人高島トレイルクラブ 代表理事 日本山岳ガイド協会認定山岳ガイド)
それぞれとても興味深いお話しでした。特に『ニュージーランドのロングトレイルの歩き方』のルーカスさんのお話しはとても興味深く、ニュージーランドのロングトレイルの他に日本の東海道と熊野古道などを歩かれたお話しをされていました。そもそも日本には昔から長距離の旅を楽しむ文化があったということを再認識しました。たしかに現在の日本のロングトレイルは海外のロングトレイルをお手本に作られているものが多くあります。運営する立場から見るとたしかに海外の組織だったロングトレイルをお手本にしたいのは良く理解できますが、日本に昔からある歩いて旅を楽しむ文化を今一度見直してみてもいいんじゃないかと思いました。また、2020年の東京オリンピックに向けて海外のハイカーの増加にどうやって対応していくのかも、日本流の歩き旅を見直すことによって何かが見えてくるような気がするのですが・・・。
【16時57分】
日本のロングトレイルを語る上でこの人を外すわけにはいきませんっ。今後も加藤さんの思いがブレていかないようにしなくちゃなりませんよね・・・。
【17時40分】
前回は11月の後半だったので終了したときは真っ暗になっていたのですが、今回はまだ浅間山が見えています。
【修了証】
よく分からないで貰った修了証。これに関しては詳しく話して無かったけど、まぁ、参加証明書みたいなものでしょ・・・。