3日目は駿府城に行きます。駿府城には専用の駐車場は無いようなので、ホテル提携のコインパーキングに車を停めたまま、荷物だけ置いて、歩いて駿府城に向かいます。
1日目、2日目を読んでいなくて、かつ、興味がある方は以下にリンクを貼っておくので、先にそちらを読んで頂けたら、嬉しいっス。
3日目(2024年8月12日)
起床【06:00】
起床。外を確認する。今日も暑そうだ。
朝食【07:10】
朝食です。ホテルで済ませます。静岡おでんもありました。
チェックアウト【08:00】
チェックアウト。
ホテルの隣にあると思っていたセブンイレブン。よく見たらホテルの一階がセブンイレブンでした。そのせいか、ホテルのチェックインは二階で行います。
コインパーキング【08:02】
ひとまずコインパーキングに停めてある車に荷物を置いて、身軽になって駿府城に向かいます。ここからは10分くらいの距離だと思います。
おぉ、さすが静岡。ポストがプラモデルになっている。
駿府城(大手御門跡)【08:10】
プラモデルポストの脇を抜けると大通りに出ます。
その大通りをを渡ると、駿府城……なんですが、普通の街中って感じで、お城感はまったくないです。しかし、ここは昔は大手御門があったそうです。そう言われると奥に石垣があったり、枡形っぽくなっていたりと当時の様子がなんとなく想像出来ます……出来るのか?
ちなみに奥に見えるグレーのビルは静岡県庁だそうです。つまり静岡県庁は駿府城の中にあるということですね。徳川家康の力にあやかろうということですか??
通常、駿府城に行くにはここを入っていくんでしょうが、ここはホレ、アレでしょう。下の地図を見てもらえば分かる通り、駿府城の周りに堀が二重にあって、いかにも「この周りを回ってみて」って言われているようでしょ(誰も言ってないよ!)。そうまで言われて、黙っているわけにもいかないので、グルっと回ってみました。ついでに歩いたところの記録も録ってみました。駿府城の南側の青いSマークが現在地です。赤い線が歩いた奇跡です。まずは反時計回りに歩き始めました。
おおおおお! 何だこれは? 甲冑のプラモデルじゃないのか? 先ほどのポストといい、良いアイデアだよね。他にもあるのかな?
裏側もちゃんと造られていますねー。ヤベー、組み立てみてー。ニッパーはどこだ?
外堀は埋められているところも多いけど、半分以上は残っているようです。
お城の東側(四角形でいうと右辺)は商店街が並んでいます。今は埋められていますが、この下に外堀があったのでしょう。まだ、時間が早いせいかほとんどのお店は閉まっていました。
外堀の北東の端(四角形でいうと右上)は派出所になっています。そして、その派出所の名前は・・・
・・・「水落交番」……。恐らく外堀の上に建てられているんでしょうけど、名前がストレート過ぎないっすか? これは笑っていいんですよ? 笑う場所ですよね? ハハハ……。
鵜っ!(その1)
お城の北辺と西辺(四角形でいうと上辺と左辺)は堀がしっかり残っていますね。
鵜っ!(その2)
あれ? 外堀の一部で水位差がある。 なんで? 昔からこういう仕掛けがあったのか? 何か意味があるんだろうか?
外堀の南西の角(四角形でいうと左下)です。外堀はここまでで、南辺(四角形でいうと下辺)は半分くらいは埋め立てられているようです。
「外堀の散歩道」。やっぱり、歩くべきルートだったんですね。
うーん、ちょっと飽きてきた。堀があるとはいえ、この辺はただの都会の景色です。東京とあまり変わんないよね。
ここを曲がればもうすぐ一周です。
なんか立派な建物がありますね(静岡県議会の建物らしい)。ここの少し先が大手御門跡で、そこで外堀を一周したことになります。
大手御門跡に戻ってきた【08:45】
スタート地点の大手御門跡に戻ってきました。30分ちょっとで1周出来ました。ではでは、ここから駿府城に入りますよ。
大手御門を渡ってまっすぐ進むとすぐに行き止まりになり、右に曲がります。
石垣の一部分、色が変わっていますよね。昔ここには門があったようです。
右に曲がったら、本来は門を潜って進みます。すると再び行き止まって左に曲がります。枡形ってやつですね。
曲がって少し進むと正面に石垣が見えます。写真では見えませんが石垣の手前に内堀があります。
現在はマップでいうと青いSマークのすぐ右上にある丸にバッテン(警察署)の位置にいます。
内堀があるなら、またここをグルッと周るでしょう。というわけで、内堀も一周してみました。
内堀一周スタート【08:50】
さあ、駿府城二周目の始まりです。
内堀の南東の端(四角形でいうと右下)にある巽櫓(たつみやぐら)です。あとで中を見学します。
ヤジさんキタさん。確か京都のどこぞの橋のたもとにもあったよな。
男らしいハト!人間が近づいても全然逃げねー。
東御門。ここからも入れる模様。でも入んない。
文化会館。あの建物の向こう側に外堀があるので、ここも駿府城内ってことだよね。そういえば、県庁、警察、学校なんかも城内にあった。この後で病院や裁判所、民家なんかもうあった。このお城の中にひとつの街がゴッソリ入っているって事?
いつもやっているわけでは無いらしけど、遊覧船(?)がある。この日はやっているんじゃ無いかな? 何人かの人がミーティングみたいなことをやっていました。その人たちの話がチラッと聞こえてしまったんですが、ちょうどこの頃地震が多かったので、名古屋城ではこんな対策をしているみたいよ、的なことを話していました。昨日、名古屋城にいたんですが、特になんかやっている風には見えなかったなぁ〜。駿府城では何か対策したのかな?
民家(?)もある。どうしてここに民家が建てられたのでしょう?
教会もある。家康はキリスト教を禁止したんじゃなかったっけ?
マップでいうと西南(四角形でいうと、左下)にある。坤櫓(ひつじさるやぐら)。ここもあとで入ります。
えっ? わさび漬け発祥の地って静岡だったの? そのようなことが書かれたモニュメントがあった。知らなかった。
カラーマンホール。
ポケモンゲットだぜ!
なんてふざけているうちに内堀も一周していた。内堀一周は20分ほど掛かりました。
駿府城、入城!【09:15】
やっと、駿府城内に入ります。でも、お城自体は無いんですけどね。なので、中は公園になっているようですね。とは言うものの、徳川家康はここで亡くなっているということなので、そういう意味でもやっぱ、特別なところだと思います。そのへんの詳細は下記の公式サイトを御覧ください。
とりあえず、何がどこにあるのか確認する。いや、そもそも、天守台の発掘現場が見られるってこと以外は何があるのかよく知らないので、適当に歩き出す。
あっ! 何かで見たぞ。確か静岡おでんが食べられるんだよね。食べられるんなら食べたかったけど、まだやってない。
おお、ここだ、ここだ。
「見学無料」なんて魅力的な言葉だろう。
どこから見られるんだ? とりあえず指示に従おう。
家康さん。確か家康さんって鷹狩りに行って体調を崩して亡くなったんじゃなかったっけ?
おお、ここから入れそう。
一歩入ると、目の前に発掘現場が広がります。天守台だけでも相当広そうだね。今風に言うと、超豪邸だよね。
それぞれの跡地には、何があったか分かるような案内板があったけど、広すぎて全体像が想像出来ない。
左寄りに写っているポールがあるけど、これはただのポールではなく、あの高さまで石垣があったらしいです。広さだけではなく、高さもあったんだね。
いずれ再建されるんですかね。見てみたいけど、僕が生きている間には無理でしょうね。じゃあ、せめてARでスマホのカメラを向けると実物大の天守閣が見られるように、くらいは出来ないかな? さらにもう一歩進んで、VRで建物の中に入れればいいんだけどね。
天守台にもお堀と石垣がある。何重に囲われているんだ?
天守閣跡を見た後は、坤櫓(ひつじさるやぐら)の中を見学します。って言っても、当然当時の建物ではなく、中は資料館になっています。
中はこんな感じです。有料ですが、見て損は無いです。
あっ、さっきはまだやっていなかった静岡おでんが食べられるお店が開店している。でも、8月の真っ只中、おでんは無理です。ただの苦行……いや、拷問でしかありません。せめてキンキンに冷えたビールと一緒に食べられるのならいいんですが、この後は車で帰宅するのでアルコールは御法度です。あっ! でも、ノンアルビールなら……、いやいやそういうことではないですよね。まぁ、ホテルの朝食で食べられたのでヨシとしましょう。
坤櫓(ひつじさるやぐら)の次は巽櫓(たつみやぐら)です。ここは東御門を入ってすぐにあるところですね。
さっきから坤(ひつじさる)とか巽(たつみ)とかって言っていますが、これは昔の方角を表しています。今風に言うと、南東やぐらと南西やぐらっていった感じでしょうか。ざっくり四角形で言うと右下やぐらと左下やぐらってことでしょうか?
当時を再現したジオラマがあった。早くタイムマシンが出来ないかな? 実物を見てみたい。
ここの公園内には紅葉山庭園という日本庭園があります。特に寄るつもりはありませんでした。というかこんな所があることを知りませんでした。しかーし、先ほど見学した巽櫓(たつみやぐら)、坤櫓(ひつじさるやぐら)はそれぞれ有料なんですよね。バラバラに入場料を支払受けこともできますが、普通こういう場合って共通券があったりするじゃないですが、ここも共通券があり、それを購入していました。この共通券は、巽櫓(たつみやぐら)、坤櫓(ひつじさるやぐら)、そしてここの紅葉山庭園に入場できます? そうです、ここで初めてこの庭園があるのを知りました。最初に言ったようにここに寄るつもりはありませんでしたが、そこは貧乏性。お金を払っているんだから寄らない選択肢はありません。
入場する時に、中でお茶が飲めるとのこと、別途お金は掛かりますが、ここは静岡県です。静岡と言えばお茶です。せっかくなんで頂くことにしました。
うん、日本庭園です。紅葉山庭園っていうくらいなので、紅葉の季節ならもっと映えるのかもしれませんね。
庭園内のお茶屋でお茶を頂きます。お茶は、熱いお茶、冷たいお茶、抹茶から選べます。僕は冷たいお茶を頂きました。和菓子についても、丁寧に説明していただきましたが、忘れました。ごめんなさい、店員さん。
しかし、お茶はさすがに美味しかったです。普段飲んでいるお茶がまったくの別物に感じました。
駿府城、下城!【11:00】
ひと通り見学したので帰ります。お盆休みで東名高速は混む可能性が高いので、早めの撤退です。
帰宅後に気づいたんですが、寄ろうと思っていた静岡市歴史博物館の存在をすっかり忘れていました。まぁ、ここならギリギリ日帰りが出来る距離なので、そのうち来ましょう。
コインパーキング&帰宅【11:10】
さぁて、車の停めているコインパーキングで車をピックアップして帰宅するとしましょう。料金は前日にホテルで払っているのでここでの追加料金は無いはずです。しかし、ホテルのチェックアウトは午前10時です。そこまではホテルで払った駐車料金で問題無いと思いますが、1時間以上オーバーしています。追加料金が取られるかも、と言っても1時間程度のオーバーならそれほどでもないでしょう。
と、思いつつ精算機で確認。
9,100円
えっ?
9,100円
ええ〜!!!
あまりにもビックリして、佐藤二郎ばりに二度見、三度見、四度見、五度見くらいしちゃいました(意味が分からない人はスルーして!)。あまりにもビックリして写真を撮ることも出来ませんでした。
おいおい、嘘だろ。一瞬、頭の中が真っ白になりましたが、ホテルで貰っていたチケットがあるのを思い出しました。恐る恐る差し込んでみる。すると表示が変わった。
0円
ですよねー。あービックリした!あまりにもビックリして思わず小躍りしたくなったけど、車のシートに座っているし、シートベルトもしているので、それは叶わなかった。
それにしても、もし、ここの駐車場に普通に停めたらこんな値段になるのか? 前日の夕方からだから実質的には17〜18時間停めただけなのに。恐るべし静岡県。
富士川SA【12:00】
僕は神奈川県在住なので、静岡県から帰るには東名高速を通ります。この時期、渋滞が予想出来たので、早めに帰宅しました。でも、思っていたより渋滞は発生していませんでした。ほぼほぼ車は順調に流れていたので、休憩も「富士川SA」1箇所だけで、あまりにも順調だったので、予定よりかなり手前(御殿場)で一般道に降りちゃいました。一般道は少し渋滞したけど、明るいうちに帰宅出来ました! お疲れ様でしたー。
相変わらずの行き当たりばったりの旅ですが、それはそれで本人が楽しめているのでヨシとしましょう。反省点も多々ありますが、いや、反採点しかありませんが、まぁ、それもヨシです。さて、次は何処に行きましょうかね?
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