【雑記】僕が Apple Watch Ultra 2(ブラック)を返品した理由

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結論から言います。

「僕が Apple Watch Ultra 2 を返品した理由」と訳ありげに書いていますが、理由は単純に不良品だったからです。充電が思うよに出来ませんでした。なので返品しました。

交換という選択肢もあったと思いますが、僕は返品を選びました。

以上、お読みくださりありがとうございました。

って、ここで終わりにするのもいいんですが、さすがにこれだけっていう訳にもいかないので、自分への備忘録という意味も含めて、購入から返品までの流れを時系列で簡単に書いておこうと思います。

目次

僕が Apple Watch Ultra 2 を購入した理由

そもそも、僕は Apple Watch のシリーズ6(以下、シリーズ6)を持っています。もはや生活に欠かせない道具のひとつとして愛用していました。いや、しています。でも、これは購入してからもうすぐ4年が経ちます。さすがにバッテリーがくたびれてきました。満タンにしても1日は持ちません。なので、1日1回満充電した後に最低一度は隙間時間、ほんの5分〜10分程度ですが、充電する必要があります。まぁ、1日のルーティーンの中でこのタイミングに充電するっていう流れが出来ているので、それほど苦にはなりません。が、やはり1日は持って欲しいですね。

ということで、買い替えのタイミングといえばタイミングだったんですよね。

1年前の出来事

しか〜し、話は1年前に戻ります。時は2023年9月。例年の通りAppleの新製品の発表会がありました。メインは iPhone15 ですね。その中で Apple Watch Ultra 2 (以下、Ultra 2)の発表もありました。僕はこれ以前から Apple Watch Ultra を購入する気満々だったので、速攻で予約しました。到着予定日は発売日当日です。まぁ、Apple Watch はiPhone ほどの争奪戦は起こらないので、それほどガツガツしなくても当日に手に入るんですけどね。

予約に成功した僕は、発売当日をワクワクしながら待っていました。しかし、予約した数日後、僕の悪魔の心が僕自身に囁きかけてきました。

心の声

おいおい、今年の iPhone はチタン製だぞ! チタン好きのお前が黙っていていいのか?

アウトドア、特に山登りを趣味にしている人はチタン製の食器類を持っている人は少なくないでしょう。同じモデルでアルミ製とチタン製があったら、少々お高くてもチタン製のモノを選んだことがある人もいるでしょう。僕がそうでした。とはいうものの、僕はそれほどチタン好きっていう訳ではありません。もちろん嫌いなんてことは微塵もありません。山の食器ではアルミ製のものもたくさん持っていますしね。

しかし、僕の中の悪魔は繰り返します。

心の声

おいおい、今年の iPhone はチタン製だぞ! チタン好きのお前が黙っていていいのか?

そう何度も頭の中で囁かれると、僕の気持ちも揺れ動きます。いや、激しく揺り動かされます。

とは言うものの、僕が気になる iPhone はPro Max なので20万円以上します。Ultra 2 も12万円以上です。僕がある日、朝起きたら超お金持ちににでもなっていないかぎり、両方を同時に買うことは不可能です。絶対に不可能です。ナポレオンの辞書を奪って「不可能」という文字を赤ペンで書き殴ってやりたいくらいに不可能なことです。

でも、僕は気付いてしまいました。

iPhone を Ultra 2 より安く買える技があることに……(万人に再現出来ることではありません)。

ここで僕は、iPhoneとUltra 2 を同時に2台買うのは不可能なので、買うとしたらどちらか片方だけだよな。という結論には早々に達していました。

ここで、このまま Ultra 2 を買うと、約12万円の支出になります。しかし、ある方法で iPhone 15 Pro Max 買うと約11万円で買えます。

今年(2023年)の Ultra 2 はあまり進化していません。Ultra(1) のマイナーバージョンアップと言っていいでしょう。だったら Ultra 2 は来年に取っておいて今年は iPhone 15 Pro Max を買うのもアリなんじゃね? という思いが頭の中に広がりました。

この頃はまだシリーズ6もまだ、一回の充電で1日持っていたし、iPhone 15 Pro Max を11万円で買えるのは今年だけだし……。

数日悩んだ結果……。

僕は予約していた Ultra 2 をキャンセルしていました。

そして、速攻で iPhone 15 Pro Max を予約していました。もちろん予約開始日から数日経っているので、発売日当日に手に入るってことはなく、たしか、到着予定日は発売日より2〜3週間後だったと思います。しかし、実際には随分と早く到着しました。

ということで、昨年一度 Ultra 2 を購入しようとして断念していたんですよね。

僕が iPhone 15 Pro Max を安く買えた理由

で、ここで iPhone 15 Pro Max を安く買えた理由ですが、iPhoneに詳しい人ならもうお気付きだと思いますが、それまで使っていた iPhone 14 Pro Max を下取りに出しました。まだ1年しか使用していなく、ケースもしていたので、傷らしい傷もなくキレイでしたので満額で買い取って頂いた結果、iPhone 15 Pro Max は約半額の11万円で購入することが出来ました。Ultra 2 を12万円で買おうとしていたんですから、ちょっとお得な気分でした。

僕は通常 iPhone は3〜4年の周期で購入していたので、異例と言えば異例なのですが、1年経った現在でもこの選択は間違っていなかっと思います。

という流れもあり、今年(2024年)は満を持して、Ultra 2 の購入となりました。結果的には丸1年以上は待ったことになります。

ちなみ購入はすべてApple公式ストアでのことになります。基本的にこれ以前もこれ以降も Apple 製品は小物を除いて公式ストアで購入しています、

僕が Apple Watch Ultra 2 を返品するまでのお話

前置きが長くなりましたが、ここからが今回の本題で、Ultra 2 の返品を時間の流れとともに書いていきます。

2024年9月20日(Apple Watch Ultra 2 到着)

Ultra 2が届きました。翌日は山登りなのでワクワクです。

しかし、明日の準備は全くしていません。日帰り登山なら特別準備もないんですが、今回は登山プラス一泊旅行です。なので、登山装備と旅行の準備が必要になります。前述の通り登山の準備は問題ないんですが、旅行の準備が全く出来ていません。まぁ、旅行の準備って言っても、一泊なので着替えを準備するだけなんですけどね。旅行はよく行くので、その他に必要なものは小袋に入れてあるので、それを旅行カバンに突っ込むだけです。とは言うものの、帰宅後、夕食を食べ、入浴などをしていると、準備が終わったのは午後11時頃になっていました。

そこから、やっと Ultra 2 のセットアップに取り掛かりました。とは言うものの、あまりゆっくり設定をイジる時間は無いので、とりあえず、iPhoneとペアリングして、設定は今使っているシーズン6のものをそのまま引き継ぎました。もう時間が無いので、細かな設定は明日ホテルでやればいいやと、セットアップ完了。この時、バッテリーは90数%残っていました。まぁ、Ultra なので、これだけあれば明日1日は余裕で持つでしょう。

2024年9月21日(山登りで使用)

登山中はワークアウトをスタートさせていました。細かな仕様はまだ深く理解していないので、Ultra を使っているというより、シーズン6を使っている感じです。ただし、文字盤は Ultra 特有のものを使用していて、まだ、それぞれの表示の意味を理解していません。なので、単純に時間を見る時計としか活用出来ていませんでした。

下山後、ふと見るとバッテリーの残量が20%を切っています。あれ? Ultra 2 ってこんなにバッテリーの持ちが悪いの? これじゃあ、今使っている4年弱使ったシーズン6と変わらんなぁ。と思いつつ、この日泊まるホテルに入ったら速攻で充電しました。

2時間後、Ultra 2 を見ると、まだ20%を越えていません。あれ? 充電器に置いた時ちょっとズレていたかな? と再び慎重にセットし直す。今度はちゃんと充電が始まったのを確認する。うん、今度は大丈夫!

さらに2時間後、40%……。えっ? なんで? シーズン6でも2時間もあればほぼ満タンになっているのに……なんで?

なるほど、これは充電器が壊れているんだな。旅行用ということで、たまにしか使わないし、壊れても気付かないよな。と、自分に言い聞かせて、帰ったら新しい充電器を買おう。と Amazon で新しい Apple Watch 用の充電器を物色します。

いつもは睡眠時も腕にはめている Apple Watch もこの日ばかりは充電器から外せませんでした。仕方なくそのまま就寝。

2024年9月22日(充電出来ない?)

朝、起きたら早速 Ultra 2 を確認する。うーん、50%も貯まっていない。やはり充電器が壊れているんだな。でも、40%あれば1日くらい持つだろう。

しかし、お昼過ぎには10%を切り、省電力モードにしませんか? というお誘いが頻繁に出る。仕方なく省電力モードにする。

そして、夕方帰宅するとバッテリー残量は1%……。

速攻で普段使っている充電器にセットする。これで一安心……したい……。

しかし、3時間以上経っても40%程度しか充電出来ない。えっ? 普段使っている充電器は壊れていないはずだぞ。その証拠にシーズン6は問題無く充電出来てる。これで問題は Ultra 2 にあることが確定しました。

そうなれば、やることはひとつです。不具合についてググってみる。

うーん、同じような症状の人は見当たらないなぁ。でも、似たような症状の人がいたので、その人が解決した方法を試してみる。あまり効果が無い。

バッテリーが充電出来ないということは、何かバックグラウンドで不具合のあるアプリが動いていて、それが大量の電力を使っているのだろうか? つまり貯まるより速く消費しているってこと?

特に新しいアプリは入れていない。しかし、シーズン6の設定を引き継いでいるので、シーズン6には対応しているけど、Ultra 2 には対応していないアプリがあるのかもしれない。と、一旦 Ultra 2 をリセットする。iPhoneもついでに再起動する。最初から iPhobe とペアリングし直す。当然今回はシーズン6の設定を引き継がない。可能な限りピュアな Ultra 2 にする。アプリも一切インストールしない。「素うどん」ならぬ「素Apple Watch Ultre 2」にする。

さぁ、これで文句は言わせねぇ。

この日も Ultra 2 を充電器にセットして寝る。

2024年9月23日(返品を決意 & 返品方法の確認)

起床。今日こそは大丈夫だろう。速攻で確認した。80%……やったー! ついに80%を越えたぞ! いやいや、違う違う。6時間以上は充電器に置いていて満タンにならないのはおかしい。おかしすぎる。

次にやったのは Ultra 2 のバッテリー設定の「バッテリー充電の最適化」をオフにした。オンにしているとバッテリーを保護するのを言い訳にして充電時間を長くする機能がある。これをKILL(切る)。

さあ、これでどうだ!

結果、ダメでした。それどころか、数時間毎に確認すると80%になったり、50%になったり、とにかく見るたびに増えたり減ったりしている。もう、めちゃくちゃダァ。

ということで、もはや悩むことも無く、返品決定。交換の選択肢も無かった訳ではないけど、もう、面倒くさくなった。

でも、僕は今まで Apple 製品を返品したことは一度もありません。どうやるんだろう? ググるとすぐに出てきた。思ったより簡単そうだ。公式の解説サイトへのリンクは以下。

要は、返品申請して送り返すだけ。それだけ。

2024年9月24日(返品申請 & 梱包)

そうと決まれば行動するのみ。24日の午前1時頃、つまり23日の深夜、iPhone 上の Apple Store アプリで返品申請をする。特に難しいこともなく、数回タップするだけで申請完了。最後に返品番号が表示されるのでこれをメモしておく。僕はスクショを撮っておきました。この番号はアプリ内で後からでも確認できます。そして、就寝。

申請してから2時間後くらいに「返品方法のご案内」というメールが届いた……届いていた。そこに数パターン(ヤマト運輸、PUDO、ファミリーマート)の返品方法が書かれています。僕は「PUDO」で返品することにした。それは単純に僕の生活圏内にいくつかの「PUDO」ロッカーがあるからです。それに、以前Amazonで返品した時に使って簡単だったので今回はこれを選択しました。

この日会社から帰った後、梱包しました。今回の Ultra 2 は1年後、下取りに出す予定だったので、箱類は綺麗にとっていました。ベルトは別にサードパーティ製のものを買っていたので、 Ultra 2 と一緒に買った純正品は未開封です。付属の充電ケーブルも持っていたので未開封です。なので本体を箱に戻すだけです。全て箱に戻して梱包した後、箱の表面に返品番号を記述します。これで梱包は終わりです。

2024年9月25日(Apple Watch Ultra 2 送付)

お昼休み、会社の最寄りの駅に設置してあるロッカーから送ります。

この時必要なのが「返品方法のご案内」メールに書いてあった「予約番号」と「予約パスワード」です。

基本的に画面に従うだけなので簡単ですが、画面上では「受付番号」と「認証番号」に名称が変わっています。なので、「予約番号」を「受付番号」に入力し、「予約パスワード」を「認証番号」に入力します。

流れを以下に超簡単に書いておきます(PUDOの液晶パネルを操作します)。

  1. 画面上に「受取」「配送」ボタンがあるので、「配送」ボタンをタップ。
  2. 「予約パスワード」と「認証番号」を入力。前述のように名称が違うので注意してください。
  3. 到着日時を選びます。僕の場合は特に急いでいなかったので「指定なし」にしました。
  4. 送付する荷物を入れるボックスのサイズを選びます。ボックスにはS、M,Lのサイズがあります。僕の場合は、Apple Watch は小さいのでSサイズを選択しました。自分が梱包した箱のサイズに合わせてください。サイズを間違った場合には再び選択し直すことも出来るみたいです。これって、希望のサイズのボックスが埋まっていたらどうなるんだろ?
  5. 荷物を指定のボックスに入れて、扉を閉めます。
  6. 画面上に「追跡番号(画面上では伝票番号)」が表示されるので、念の為にこれをメモしておきます。僕の場合はスマホのカメラで撮りました。
  7. 完了。

普通にやれば2〜3分程度で終わります。基本的に画面の指示に従うだけなんですが、Apple からきたメールに書かれているものと実際の画面内では名称が異なることがあるので、そこは注意が必要です。想像力をフルに発揮してください。念の為、公式サイトへのリンクを以下に貼っておきます。

2024年9月26日(受領確認 & 請求金額のお知らせ& クレジットカードのキャンセル処理確認)

ボックスに入れたのが25日のお昼の12時30分頃。26日の15時過ぎには「受領確認」のメールがきました。

同日20時頃「請求金額のお知らせ」メールがきました。これにはPDF書類が添付されていて、「納品書」と「請求書」でした。請求書に128,800円とあったので一瞬、えっ? ってなりましたが、よく見ると-128,800円になっていました。これは恐らく返金処理が完了したって意味だと思います。とっても分かりづらいです。

この返金処理は支払い方法によって違うと思います。僕の場合はクレジットカードで購入したので、クレジット会社に対してキャンセル処理を依頼したのだと思います。キャンセルのタイミングによっては一旦銀行口座から引き落とされて翌月以降にキャンセル分の補填される場合もあるんじゃないかな? と思います。

同日深夜、クレジットカードのアプリ上でキャンセル処理が実行されたことを確認しました。返品申請してから4日ほどで終了しました。

あれ?

最後に、あれ? と思ったことがありました。今回の Ultra 2 の返品にあたって、その理由は一度も聞かれませんでした。つまり、今回のような不良品だろうが、単純に気に入らない等の自己都合だろうが、関係なく返品出来るってことですね。

個人的には、一言ガツンと言ってやりたかったのですが、まぁ、無事に終わったから良しとしましょう。

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