来週に迫った「外秩父七峰縦走ハイキング大会」のトレーニングも兼ねて宮ヶ瀬湖を一周してきました。アップダウンはそれほど無いものの、舗装道路主体のこのコースは「外秩父七峰縦走ハイキング大会」のコースに通じるところがあり(私が勝手にそう解釈しているだけですが・・・)、トレーニングには距離もちょうどよく(約30kmほどあります)、何と言っても、近いというのがお気に入りのコースです。でも、ちょっと舗装道路が長いかな・・・。
このブログが公開される頃には解消されていると思いますが、一部コースが湖に水没している所があり、滑りやすい斜面をトラバースしなくてはならず、初心者にはちょっとハードルが高いですが、湖の水位が低い季節だと初心者でも比較的簡単に歩くことが出来ます。でも、宮ヶ瀬尾根の何箇所かではコースがわかりにくい所もあるので、初心者同士や初心者の単独行はオススメ出来ません。このコースを知っている人と歩きましょう・・・。
山行データ
山行日 | 2013年04月13日(土) | ||
---|---|---|---|
コース | (スタート)大棚沢広場~土山峠~清川トンネル~宮ヶ瀬湖畔園地〜早戸川林道〜鳥屋園地~宮ヶ瀬ダム~大棚沢広場(ゴール) | ||
山 名 | タ グ | ||
山 域 | 丹沢エリア | 累積標高 | (+)901m |
歩行距離 | 29.318km | 所要時間 | 07時間40分 |
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山行記録
【07時28分】
久しぶりの春山モードで出発。
【07時30分】
まずは、土山峠を目指します。
【07時31分】
湖が緑だね〜。それに、ここ最近見た中ではもっとも水の量が多い気がする。
【07時48分】
あっ! 猿だ! ここ最近見ないなぁ〜って思っていたけど、やっぱりまだいたんだね。
拡大すると、背中に小猿を乗せた親猿が2匹(つまり計4匹)画面中央辺りにいます。実際にはこの他にも数匹の猿がいた。
【07時51分】
土山峠到着。
【07時52分】
ここに登山ポストがあります。ヒルの忌避剤も置いてありますが、いつものように空っぽです。もっともこの時期はまだそれほどヒルの心配はありませんが、念のための対策は必要です。私も虫よけ剤を持参しています。万が一、吸血されている時でも吹きかければポロリと落ちます。
【07時57分】
空が青い・・・。
【08時06分】
木々も色づき始めています。
【08時07分】
さぁ、ココからが本格的な山道になります。
実はこの宮ヶ瀬湖、今は記載されていませんが、数年前の国土地理院の地図には周回道路が書かれていました。なので、それを信じて歩いていて実際には道が無かったのでビックリしたことがあります。それが写真の右奥のところです。そこで道が途切れています。
【08時07分】
メジャールートでもないのですが、数年前にこのような物が立ちました。やがて宮ヶ瀬尾根もメジャールートになるんでしょうかね・・・。
【08時08分】
今回は来週の「外秩父七峰縦走ハイキング大会」のトレーニングも兼ねているので、かっこや装備はそれを想定しています。
【08時09分】
靴も今回はローカットの靴を選択しています。というもの、今回の「外秩父七峰縦走ハイキング大会」では後半半分を歩くのですが、そのコースはほとんど舗装道路なので、いかつい登山靴よりもこっちの方が楽だろうと思ったからです。
【08時13分】
あれ? ルートが整備されている。以前この辺りは草がボーボーでヒルもたくさんいたのに・・・。
【08時15分】
階段もしっかり付けられている・・・。いや、そんなことより、やけに湖面が高い・・・。こんなんじゃヘタすればルートが水没してるかも・・・
【08時16分】
・・・あっ! やっぱり・・・。道が途中で途切れている・・・。
一瞬、途方に暮れたけど・・・
【08時16分】
・・・左側の斜面を見上げるとフィックスロープが張ってあるのが見えた。それを頼りに斜面をよじ登る、途中ズルズル足元が滑るけど、木を掴みながらソロソロと進む、、、と、途中でフィックスロープが途切れている・・・。少し先にある木までたどり着ければなんとか向こう側に降りられる・・・。エイヤっと不安定な足場を蹴ってなんとか木に取り付くことが出来た。あとはその向こうの斜面を降りるだけ・・・
【08時20分】
・・・ここが降りてきたところ。
【08時20分】
ルートを逆から見たところ。本来ならば中央の木の左側にルートがあるはず・・・。
【08時21分】
こっちの橋は無事だった。この橋もたまに台風の後など流されていることがある。
【08時22分】
橋を渡って、尾根の突端に回りこむように進むと・・・
【08時26分】
・・・尾根に乗った。あとはこの尾根を登り詰めるだけ・・・。
【08時35分】
途中で暑くなってシャツを脱ぐ。さすがにこの時期はウール混の長袖シャツは無理か・・・。
【08時41分】
途中、尾根の右側の斜面に石積みのようなものがあった。作業小屋か炭焼き小屋の跡だろうか?
【08時43分】
とりあえず、あの天辺を目指して登る。あそこが今日の最高地点。
【08時46分】
ちょっと怖いところもある。
【08時59分】
宮ヶ瀬尾根の稜線に乗る。
【09時03分】
あとは下るだけなのでラクチン・・・。歩くスピードも上がる・・・。
【09時08分】
ミツバツツジ・・・
【09時09分】
・・・とその下にまばらに群生していたスミレ。
【09時10分】
丹沢の山々もよく見える。
【09時12分】
気持ちのいい尾根を軽快に下る。
【09時13分】
ここのルートを真っ直ぐ下ればよかったんだけど・・・何となくピンクテープに釣られて・・・
【09時17分】
ルートを外れてしまった。
【09時18分】
こんな階段とかもあるから惑わされやすいけど、明らかに変な方向に下っているので、再び登り返して・・・
【09時23分】
・・・最初のピンクテープ地点まで戻る。よく見るとこのテープ、すぐ下にある測量杭の目印のような気がする。このように山でのピンクや赤のテープは必ずしも登山ルートを示しているとは限らないので、常に自分の歩いているルートを意識している必要がある。
【09時33分】
で、結局20分ほどロスして正規ルートを見つけてホッとする。それにしてもこのルート何度か歩いているのになぁ・・・。
【09時38分】
あれ? なんかの工事をしている。
【09時38分】
道を作っているもようだけど・・・。方向から言って、登山用の道じゃないような気がする。先ほどの真新しい測量杭といい、ついに周回道路が繋がるのか? この道はそのための作業道路じゃないのか?
【09時42分】
このようにりっぱな階段が出来ています。
【09時43分】
清川トンネルまでの道も整備されています。
【09時44分】
先ほどの工事の人の車でしょうか? 一般車両はここまでは入ってこれません。
【09時45分】
トンネル内は暗いよ〜。
【09時55分】
トンネルを抜けるとテトラポッドの大行列・・・。
【09時59分】
こっちは、何かのチューブ?
【10時01分】
新緑がキレイ! 紅葉の時期にも来てみたい。
【10時03分】
今日の山道は終わったので、あとはゴールまで林道&舗装道歩き・・・。でも、実は新しい靴のせいで足が痛い・・・。足の裏に水ぶくれが出来てしまったようだ・・・。
【10時06分】
途中で不可解な新しい道が出来ていた。
【10時08分】
この道をたどると湖の中にスゥ~と消えていく。宮ヶ瀬湖が出来る前の道でこうなっているのは何箇所か知っているけど、最近できた道がこうなっている理由が分からん?
【10時09分】
この橋を渡れば一般道に出る。
【10時11分】
先ほどの不可解な道を湖側から見てみる・・・。やっぱり湖に消えている。 なぜ?
【10時11分】
一般道に出る所にゲートがある。
【10時12分】
ゲートの左側を進むと・・・
【10時12分】
・・ガードレールを越えて・・・
【10時13分】
・・・一般道に出る。
【10時26分】
あっ! 鹿だ!
【10時32分】
吹風トンネル。
【10時37分】
まだ、八重桜が咲いていた。。。
【10時43分】
丹沢三峰を経て丹沢山に向かうルートの入口を左手に見つつ・・・。
【10時45分】
三叉路。ここを左に曲がって・・・
【10時54分】
・・・春の木丸トンネル。このトンネルの真上に大きなモミの木がある。下から見ると大きさはそれほど感じないけど、近くで見るとかなりの大木です。
【10時58分】
宮ヶ瀬湖畔園地。
【11時00分】
ビジターセンターってここにあったのか・・・。寄りたいけど、それは今度・・・。
【11時00分】
ビジターセンターの前を渡ると・・・。
【11時02分】
・・・一般車両の入れない林道が続いている。ゲートの脇に人が通れるスペースがある。ここの林道はバードウォッチャーに人気のコースのようで、ここを通る度に数人のバードウォッチャーに会う。
【11時10分】
!!!
【11時20分】
この辺りにはカヤックの練習場がある。早く普通の人でも出艇出来るようにしてくれないかな・・・。ここで出来るようになると家から近くて便利なんだよな・・・。
【11時20分】
虹の大橋・・・。ミステリースポットでちょっとだけ有名ですね。実は私も20数年前、まだこの宮ヶ瀬湖が出来ていなころにここでちょっとしたミステリー体験をしたことがあります。一緒にいた友人も同じ物を見ているので錯覚ではなかったのは間違いないです。あれは、雪が降る夜・・・いかん、いかん、話が逸れてしまうのでその話しは別の機会に・・・。
【11時24分】
汁垂隧道・・・。すごい名前だな・・・。
【11時37分】
ここを道なりに進むと・・・
【11時37分】
・・・金沢橋があります。
【11時39分】
本当に緑だな・・・。
【11時39分】
んで、その金沢橋を渡ったところの尾根にむりやり取り付いて、その尾根をずぅーっと行くと丹沢三峰の本間ノ頭に出ます。
【11時52分】
あの橋を渡ると再び一般道。
【11時55分】
紅いモミジもいいですが、緑のモミジも好き。
【11時56分】
早戸川橋。
【11時57分】
コッチの沢の水も緑・・・。
【11時57分】
ゲートをくぐって・・・
【11時57分】
・・・再び一般道。
【11時59分】
あっ、名前忘れた・・・。
【12時08分】
水場その1。
【12時18分】
水場その2。
【12時34分】
そう、あれは、雪の降る友人の運転する車でこの橋を渡った時・・・しつこい!
【12時39分】
堀切の碑。
【12時39分】
本文参照。
【12時42分】
ツツジが満開。
【12時44分】
ここを右に曲がって・・・
【12時44分】
・・・緩やかな坂を登り・・・
【12時49分】
・・・丁字路を左に折れて・・・
【12時49分】
・・・真っ直ぐ進むと・・・
【12時57分】
・・・鳥居原園地。
【12時58分】
鳥居原園地の駐車場。ここまで来るとゴールは見えてきた。
【13時02分】
南山への登山口を越えて。
【13時04分】
落合トンネル。
【13時12分】
ナラサストンネル。
【13時13分】
以前来た時は気が付かなかったけど、ここが津久井と厚木の境です。
【13時25分】
ヘリポートがあった。
【13時33分】
正体不明の建物。上に登れば宮ヶ瀬ダムの展望がいいと思うけど、今は入れなくなっている。
【13時34分】
宮ヶ瀬ダム。
【13時39分】
青山トンネルを・・・
【13時44分】
・・・抜けると・・・
【13時45分】
右に曲がり、宮ヶ瀬ダムへの近道を進む
【13時46分】
宮ヶ瀬ダムがだんだん近づいてくる。と同時にゴールも近づいてくる。
【13時47分】
玉すだれの滝トンネルを・・・
【13時49分】
・・・抜けると・・・
【13時51分】
・・・宮ヶ瀬ダムがドドーン!
【13時52分】
ダムの左側(下流側)。
【13時52分】
ダムの右側(上流側)。
【13時56分】
ダムを渡ったところにある水とエネルギー館でトイレを借りる。
【14時01分】
宮ヶ瀬ダムから周回道路に出る途中に、高取山、仏果山への登山道がある。
【14時04分】
周回道路に出た。
【14時04分】
すぐの所にベンチと東屋がある。
【14時07分】
ここで、ちょっと遅い昼食。たしか、前回も宮ヶ瀬湖1周した時もここで昼食だったような・・・。
【14時28分】
休憩&食事で25分ほどゆったりして、再スタート。あとはゴールを目指すだけ・・・。
【14時29分】
梅の木トンネル。
【14時40分】
宮ヶ瀬トンネル。
【14時51分】
やまびこ大橋の丁字路を直進。
【14時52分】
もう、ここまでくればゴールはすぐそこ。足の裏の水ぶくれも麻痺して感覚が無くなってきた。
【14時52分】
先ほど歩いた尾根が見える。
【14時57分】
向山トンネル。あれ? この辺に向山なんて山は無いぞ! 今度探してみよう。
【15時00分】
最後の橋を渡ればゴールは目の前!
【15時05分】
やったー! 大棚沢の広場に到着。
【15時06分】
駐車場に回りこんで、ゴール!
全行程約30kmほどのルートですが、来週に迫った「外秩父七峰縦走ハイキング大会」のトレーニングとしては十分に満足のいくものでした。また、当日履いて行こうと思っていた靴も十分に履き慣らしていなかったせいで、前半のかなり早い時間からトラブルに見舞われたので、当日は多少重くなってしまいますが、履き慣らした靴で行こうと思っています。