再びの宮ヶ瀬湖一周

久しぶりの春山モードで出発。

まずは、土山峠を目指します。

湖が緑だね〜。それに、ここ最近見た中ではもっとも水の量が多い気がする。

あっ！　猿だ！　ここ最近見ないなぁ〜って思っていたけど、やっぱりまだいたんだね。

拡大すると、背中に小猿を乗せた親猿が２匹（つまり計４匹）画面中央辺りにいます。実際にはこの他にも数匹の猿がいた。

土山峠到着。

ここに登山ポストがあります。ヒルの忌避剤も置いてありますが、いつものように空っぽです。もっともこの時期はまだそれほどヒルの心配はありませんが、念のための対策は必要です。私も虫よけ剤を持参しています。万が一、吸血されている時でも吹きかければポロリと落ちます。

空が青い・・・。

木々も色づき始めています。

さぁ、ココからが本格的な山道になります。

実はこの宮ヶ瀬湖、今は記載されていませんが、数年前の国土地理院の地図には周回道路が書かれていました。なので、それを信じて歩いていて実際には道が無かったのでビックリしたことがあります。それが写真の右奥のところです。そこで道が途切れています。

メジャールートでもないのですが、数年前にこのような物が立ちました。やがて宮ヶ瀬尾根もメジャールートになるんでしょうかね・・・。

今回は来週の「外秩父七峰縦走ハイキング大会」のトレーニングも兼ねているので、かっこや装備はそれを想定しています。

靴も今回はローカットの靴を選択しています。というもの、今回の「外秩父七峰縦走ハイキング大会」では後半半分を歩くのですが、そのコースはほとんど舗装道路なので、いかつい登山靴よりもこっちの方が楽だろうと思ったからです。

あれ？　ルートが整備されている。以前この辺りは草がボーボーでヒルもたくさんいたのに・・・。

階段もしっかり付けられている・・・。いや、そんなことより、やけに湖面が高い・・・。こんなんじゃヘタすればルートが水没してるかも・・・

・・・あっ！　やっぱり・・・。道が途中で途切れている・・・。

一瞬、途方に暮れたけど・・・

・・・左側の斜面を見上げるとフィックスロープが張ってあるのが見えた。それを頼りに斜面をよじ登る、途中ズルズル足元が滑るけど、木を掴みながらソロソロと進む、、、と、途中でフィックスロープが途切れている・・・。少し先にある木までたどり着ければなんとか向こう側に降りられる・・・。エイヤっと不安定な足場を蹴ってなんとか木に取り付くことが出来た。あとはその向こうの斜面を降りるだけ・・・

・・・ここが降りてきたところ。

ルートを逆から見たところ。本来ならば中央の木の左側にルートがあるはず・・・。

こっちの橋は無事だった。この橋もたまに台風の後など流されていることがある。

橋を渡って、尾根の突端に回りこむように進むと・・・

・・・尾根に乗った。あとはこの尾根を登り詰めるだけ・・・。

途中で暑くなってシャツを脱ぐ。さすがにこの時期はウール混の長袖シャツは無理か・・・。

途中、尾根の右側の斜面に石積みのようなものがあった。作業小屋か炭焼き小屋の跡だろうか？

とりあえず、あの天辺を目指して登る。あそこが今日の最高地点。

ちょっと怖いところもある。

宮ヶ瀬尾根の稜線に乗る。

あとは下るだけなのでラクチン・・・。歩くスピードも上がる・・・。

ミツバツツジ・・・

・・・とその下にまばらに群生していたスミレ。

丹沢の山々もよく見える。

気持ちのいい尾根を軽快に下る。

ここのルートを真っ直ぐ下ればよかったんだけど・・・何となくピンクテープに釣られて・・・

ルートを外れてしまった。

こんな階段とかもあるから惑わされやすいけど、明らかに変な方向に下っているので、再び登り返して・・・

・・・最初のピンクテープ地点まで戻る。よく見るとこのテープ、すぐ下にある測量杭の目印のような気がする。このように山でのピンクや赤のテープは必ずしも登山ルートを示しているとは限らないので、常に自分の歩いているルートを意識している必要がある。

で、結局20分ほどロスして正規ルートを見つけてホッとする。それにしてもこのルート何度か歩いているのになぁ・・・。

あれ？　なんかの工事をしている。

道を作っているもようだけど・・・。方向から言って、登山用の道じゃないような気がする。先ほどの真新しい測量杭といい、ついに周回道路が繋がるのか？　この道はそのための作業道路じゃないのか？

このようにりっぱな階段が出来ています。

清川トンネルまでの道も整備されています。

先ほどの工事の人の車でしょうか？　一般車両はここまでは入ってこれません。

トンネル内は暗いよ〜。

トンネルを抜けるとテトラポッドの大行列・・・。

こっちは、何かのチューブ？

新緑がキレイ！　紅葉の時期にも来てみたい。

今日の山道は終わったので、あとはゴールまで林道＆舗装道歩き・・・。でも、実は新しい靴のせいで足が痛い・・・。足の裏に水ぶくれが出来てしまったようだ・・・。

途中で不可解な新しい道が出来ていた。

この道をたどると湖の中にスゥ～と消えていく。宮ヶ瀬湖が出来る前の道でこうなっているのは何箇所か知っているけど、最近できた道がこうなっている理由が分からん？

この橋を渡れば一般道に出る。

先ほどの不可解な道を湖側から見てみる・・・。やっぱり湖に消えている。　なぜ？

一般道に出る所にゲートがある。

ゲートの左側を進むと・・・

・・ガードレールを越えて・・・

・・・一般道に出る。

あっ！　鹿だ！

吹風トンネル。

まだ、八重桜が咲いていた。。。

丹沢三峰を経て丹沢山に向かうルートの入口を左手に見つつ・・・。

三叉路。ここを左に曲がって・・・

・・・春の木丸トンネル。このトンネルの真上に大きなモミの木がある。下から見ると大きさはそれほど感じないけど、近くで見るとかなりの大木です。

宮ヶ瀬湖畔園地。

ビジターセンターってここにあったのか・・・。寄りたいけど、それは今度・・・。

ビジターセンターの前を渡ると・・・。

・・・一般車両の入れない林道が続いている。ゲートの脇に人が通れるスペースがある。ここの林道はバードウォッチャーに人気のコースのようで、ここを通る度に数人のバードウォッチャーに会う。

！！！

この辺りにはカヤックの練習場がある。早く普通の人でも出艇出来るようにしてくれないかな・・・。ここで出来るようになると家から近くて便利なんだよな・・・。

虹の大橋・・・。ミステリースポットでちょっとだけ有名ですね。実は私も20数年前、まだこの宮ヶ瀬湖が出来ていなころにここでちょっとしたミステリー体験をしたことがあります。一緒にいた友人も同じ物を見ているので錯覚ではなかったのは間違いないです。あれは、雪が降る夜・・・いかん、いかん、話が逸れてしまうのでその話しは別の機会に・・・。

汁垂隧道・・・。すごい名前だな・・・。

ここを道なりに進むと・・・

・・・金沢橋があります。

本当に緑だな・・・。

んで、その金沢橋を渡ったところの尾根にむりやり取り付いて、その尾根をずぅーっと行くと丹沢三峰の本間ノ頭に出ます。

あの橋を渡ると再び一般道。

紅いモミジもいいですが、緑のモミジも好き。

早戸川橋。

コッチの沢の水も緑・・・。

ゲートをくぐって・・・

・・・再び一般道。

あっ、名前忘れた・・・。

水場その１。

水場その２。

そう、あれは、雪の降る友人の運転する車でこの橋を渡った時・・・しつこい！

堀切の碑。

本文参照。

ツツジが満開。

ここを右に曲がって・・・

・・・緩やかな坂を登り・・・

・・・丁字路を左に折れて・・・

・・・真っ直ぐ進むと・・・

・・・鳥居原園地。

鳥居原園地の駐車場。ここまで来るとゴールは見えてきた。

南山への登山口を越えて。

落合トンネル。

ナラサストンネル。

以前来た時は気が付かなかったけど、ここが津久井と厚木の境です。

ヘリポートがあった。

正体不明の建物。上に登れば宮ヶ瀬ダムの展望がいいと思うけど、今は入れなくなっている。

宮ヶ瀬ダム。

青山トンネルを・・・

・・・抜けると・・・

右に曲がり、宮ヶ瀬ダムへの近道を進む

宮ヶ瀬ダムがだんだん近づいてくる。と同時にゴールも近づいてくる。

玉すだれの滝トンネルを・・・

・・・抜けると・・・

・・・宮ヶ瀬ダムがドドーン！

ダムの左側（下流側）。

ダムの右側（上流側）。

ダムを渡ったところにある水とエネルギー館でトイレを借りる。

宮ヶ瀬ダムから周回道路に出る途中に、高取山、仏果山への登山道がある。

周回道路に出た。

すぐの所にベンチと東屋がある。

ここで、ちょっと遅い昼食。たしか、前回も宮ヶ瀬湖１周した時もここで昼食だったような・・・。

休憩＆食事で25分ほどゆったりして、再スタート。あとはゴールを目指すだけ・・・。

梅の木トンネル。

宮ヶ瀬トンネル。

やまびこ大橋の丁字路を直進。

もう、ここまでくればゴールはすぐそこ。足の裏の水ぶくれも麻痺して感覚が無くなってきた。

先ほど歩いた尾根が見える。

向山トンネル。あれ？　この辺に向山なんて山は無いぞ！　今度探してみよう。

最後の橋を渡ればゴールは目の前！

やったー！　大棚沢の広場に到着。

駐車場に回りこんで、ゴール！