まず、485mピークは何処かというと東丹沢にある仏果山の南西にあります。一般登山道はなく、バリエーションルートもあるのか分かりません。と言うのも、丹沢のピーク&稜線で人の入っていない所は皆無だと思うのでバリエーションルートはあるのだと思います。今の時代ネットで調べれば一発でルートを知ることが出来ると思います。でも、地図(地形図)と自分の足のみでピークに立ちたいと思っているのであえて調べていません。まぁ、実際にはそれほどここのピークに固執しているわけでは無いのですが、以前からここの小さなピークは気になっていたので折に触れてチャレンジをしていると言うことです。「リベンジ」なんて書いていますが、実際に目指すのは初めてで、これまでは実際の地形を見て幾つかのルートの候補を選定していました。それで、今回初めてその中でも一番楽そうなルートにチャレンジしてみました。結果を初めに言いますが、途中で心が折れてピークのかなり手前で撤退しています。一番楽そうだと思っていたコースが結構手強かったです。その辺の詳細は本文を参照して下さい。
山行データ
山行日 | 2016年12月03日(土) | ||
---|---|---|---|
コース | (スタート)大棚沢広場〜宮ヶ瀬越~485mピーク取付き点〜宮ヶ瀬越〜大棚沢広場(ゴール) | ||
山 名 | タ グ | ||
山 域 | 丹沢エリア | 累積標高 | (+)680m |
歩行距離 | 5.709km | 所要時間 | 04時間12分 |
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山行記録
【08時43分】
宮ヶ瀬湖畔の大棚沢広場からスタートです。久しぶりの山登りです。9月の伊勢神宮の時についでに寄った朝熊ヶ岳(あさまがたけ)以来です。
久しく山に行けていなかったけど、幾つかの装備はリニューアルしてます。詳細は追々書きますが、メインカメラ、全天球カメラ、GPSなどを新しくしています。メインカメラは今更ながらSONYのα6000を購入しました。発売は2年半も前ですが、前日に新色が追加されるという最近のカメラにしては珍しいロングセラー品です。このカメラの後にα6300、α6500(前日発売)などが出ていますが、4K動画を撮るわけでも無いし、動きの速い被写体を狙うこともほぼ無いので、コストパフォーマンスに優れてて軽量のα6000で十分と判断しました。・・・
【08時43分】
・・・まぁ、写りに関しては実際のデータを見て頂くとして・・・と言いたいところですが、いかんせん手に入れたのが前日でSONYのデジカメもほぼ初めてなので、今日は設定を色々いじりながらの撮影になっています。正直に言いますと前半は全然思うように撮れなくて、買ったのは失敗したかな? って思っていましたが、後半には少しづつこのカメラの癖が分かってきたので、なんだ? 結構面白いカメラじゃん! って思い始めたところです。とは言ってもまだ100枚程度しか撮っていませんが・・・。でも、写りに対してのコストパフォーマンスはめちゃくちゃいいと思います。
【08時45分】
そろそろ紅葉も終わりですね。
【08時48分】
さぁ、ここからまずは宮ヶ瀬越を目指します。
【08時49分】
登山ポスト。
【09時00分】
レンズは16-50mm/F3.5-5.6(SELP1650)を付けていますが、レンズに直接太陽光が入るとこんなになりますね・・・。一応フードは付けているけど、この画角のフードはほとんど役に立ちませんね・・・。
【09時07分】
山の神通過。
【09時16分】
木々の間にちょこんと見える485mピーク。あそこを目指します。
【09時16分】
久しぶりの山登りですが、急な斜面を登るときの心臓バクバクが心地よい・・・。
【09時22分】
謎の施設を越えると・・・
【09時23分】
・・・ここの紅葉も終わりかけですね。
【09時39分】
スターから1時間ほどで・・・
【09時40分】
・・・宮ヶ瀬越に到着。ここから仏果山方面に向かう。
【09時47分】
試し撮り。
【09時54分】
仏果山の展望が見える。誰かいるぞ!
【09時56分】
以前下調べで、ここが485mピークへの取り付き点だと判断していた。白い解説板の裏側に伸びる・・・
【09時57分】
・・・支尾根を下る。ピンクテープが見える。ただし、これは登山用ではなくて測量の人たちが付けたものだと思う。
【09時59分】
ここからはストックを使う。最初はそれほど急な斜面ではなかったけど、少し下るとかなり急な斜面が待っていた。木に掴まって下ると言うより、木にぶら下がりながら下っていく。
【10時14分】
鹿柵だ。
【10時14分】
運良く鹿柵は、稜線を遮るようにはなっていないので脇を通ってどんどん下ってく。
【10時17分】
やがて古い道が出てきた。歩く人はほとんどいないんだろう。所々崩壊している。それでも道なりにジグザグと下ってくとやがてこれ以上行けないと思われる場所にぶち当たる。それでも迂回したりしてなんとか下っていく。さすがにこれ以上は無理だろうと言う所まで来て、それでも辺りを見渡して少し段差はあるけど、ここなら何とか下りれそうだと判断して、段差をぴょんと飛び降りようとしたら、トゲのある枝がウェアにまとわりついてきた。うわっ! 気が付かなかった! と思った時は空中にいるときなので時すでに遅かった。ウェアに引っ掛かったまま引っ張られたトゲの枝は次の瞬間勢い良く顔面に飛んできた。バチンと音がして顔面にトゲが刺さる。とっさに手で払いのけようとしたのが状況をさらに悪化させた。地面に足がついて気がついたら、顔に幾筋もの赤い線が引かれていた。顔に手を触れてみると2つ3つトゲが刺さったままになっている。そっとトゲを抜いて、デジカメで自分の写真を撮ってみる。うわ〜!!!
【10時48分】
ハンカチで顔を拭いたら血がたくさん付いてきた。その瞬間心が折れた!
【10時50分】
こんなトゲトゲの枝が顔面に飛んできた。
【10時58分】
とりあえず今日は撤退することにし、下ってきた急な尾根を登り返すより、古い道を戻った方が楽そうだと思い道を進むと、鹿柵にぶつかる。ここから鹿柵に入れるが、よく見ると少し先で再び鹿柵を越えている。つまり鹿柵に入って少し先で出るようになっている。ちょっと考えて・・・
【11時04分】
・・・脚立を越えるより、鹿柵の外側を回り込んだ方が楽そうなので、ぐるりと回りこむ。
【11時06分】
案の定、鹿柵伝いに進むと出口の脚立がある。
【11時06分】
道はさらに進んでいるので、さらに進むと・・・
【11時08分】
・・・写真では分かりづらいけど、少し先で崩壊していて先に進むのは危険そうだ。
【11時14分】
仕方なく来た尾根を登り返す。
【11時20分】
今回からハンディGPSも変わりました。左が今まで使用していたGPSmap 60CSxで右が新しいGPSMAP64stです。ガーミンのGPSはこれで3台目になります。全て英語版です。カスタマイズして日本語表示も可能になるらしいですが、面倒なのでやっていません。今回はヨーロッパのサイトで購入(送料込みで30,108円)したので、ヨーロッパの地図がプリインストールされていましたが、フリーの日本の地図(もちろん英語表記)を入れて使用しています。英語は得意ではありませんが、「ポイント」が「POINT」になっていたり、「トラック」が「TRACK」になっている程度なので英語版でも特に不自由は感じません。
【11時28分】
ふぅ〜、稜線が見えてきた。
【11時30分】
何の実?
【11時32分】
登ってきた所を振り返る。
【11時33分】
稜線に戻ってきた。
【11時34分】
RICOH THETAもリニューアルしてSCになりました。購入して以来まだ試し撮りすらしていません。今日初めてシャッターボタンを押します。以下に表示しますが、せっかく高解像度化されたのに、イマイチ分かりづらいですね。まぁ、追々使っていきます。
時間的に仏果山の山頂でお昼にでもしようと思ったけど、人が多そうなのでベンチが確保できなさそうなのと、顔が悲惨な状態なのでこのまま下山します。
Post from RICOH THETA. – Spherical Image – RICOH THETA
【11時47分】
なんかクリスマスっぽい。
【11時49分】
宮ヶ瀬越到着。
【11時49分】
関東平野〜!
【11時49分】
のんびり下ろう・・・。
【12時08分】
紅葉。
【12時13分】
光のコントラストが綺麗ですね。
【12時14分】
緑のモミジも好きです。
【12時45分】
登山口まで戻ってきた。ここを右に進んで・・・
【12時50分】
・・・ゴール。う〜ん、なかなか485mのピークに立てませんね。もう一度ルートを検討して来年中には絶対にピークに立ってやるぞ!