『釈迦』 瀬戸内寂聴(著)を読んで

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最近、キリスト教関係の本ばかり読んでいたので今回は趣向を変えて『釈迦』です。でも、あんまり変わっていないような気もするんだけどまぁ、気にしない、気にしない。

おりしも明日(12月8日)は釈迦が悟りを開いたとされる日(ジョン・レノンの命日でもあるな・・・)で、これも何かの縁なのかと思いつつ、日々の不摂生などを懺悔してみようかなどど考えてもみたけど、結局いつもと変わらない日を過ごすんだろうな・・・ダメな俺。(^-^;

前置きはさておき、この本は良いです。。。自分的には今年イチです(まだ今年終わってませんが・・・)。瀬戸内寂聴さんはもちろんテレビ等にも出られている方なので知ってはいたんですが、尼僧さん(本当はなんと呼ぶんですか?)が書いたお釈迦様の本なので(自分勝手な思い込みだったんですが)もっと宗教色が強いのかと思っていたら、そういった面はまったくなく、ひとつの物語としてとても面白く読めます。

基本的にはアーナンダの一人称で物語が進みます。内容はお釈迦様が最後の旅に出てから入滅するまでのお話です。その他にもアーナンダの回想シーン等でお釈迦様の誕生から出家、成道などのことも出てくるので、一通りのエピソードが学べます。お釈迦様デビューにはぴったりな本ではないでしょうか?

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