フレッジ(FLEJ) トレイルカップ購入

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以前何かのアウトドアの雑誌で見てずっと気になっていたけど値段(¥1,890)にビックリでなかなか購入にはいたらなかったけど、運良くWILD-1のポイントが¥1,000分貯まって、なおかつ他に買いたい物が無かったのでつい購入してしまいました。

今年の始めに購入して約三ヶ月弱使ってみた感想を書いてみたいと思います。

目次

フレッジ トレイルカップ

フレッジ トレイルカップ

まず最初にこれが何であるかを説明する必要がありますね・・・。基本はプラスティック製のフタ付きマグカップです。その周りに保温&熱湯を入れても素手で持てるようにカバーがついています。これはJETBOILに付いている物と同じものだと思います。そしてこの製品の一番の特徴が(以下で詳しく説明します)カップの底に付いているボタン(?)を押す事によってカップ内に対流を起こし、スプーンやマドラーを使わずに中身を掻き回すことが出来るという物です。

最初に結論を書いてしまいますが、その効果は絶大です。個人的に粉物のコーヒーや紅茶をよく飲みますが、商品によっては溶けやすいものと溶けにくいものがあります。なので、レギュラーで飲んでいるものは味が一番ですが、溶けやすいか溶けにくいかということもレギュラーになる大きな要因の一つになっています。しかし、このカップを使うと、今までは飲みたくてもなかなか外では飲む事が出来なかった(必ず粉が最後に溶けずに残るのでアウトドアでは後の処理が面倒ということもあり選択出来なかった)ココアなどもキレイに飲み干す事が出来ます。

フレッジ トレイルカップフレッジ トレイルカップ

まず、1の写真はフタについている飲み口です。フタ自体はかなりしっかりとはまっているので、最初は取るのに少し苦労するかもしれませんが、外装に簡単な取り外し方が書いているのでその通りにすれば簡単に取り外すことが出来ます(ちなみに外装には以下のように書かれています「カップを両手で持ち、両方の親指を飲み口に当てて押し上げるようにすると、簡単にフタが開けられます。」)。

2の写真の赤い部分が底に付いているボタン(アジスター・マイクロポンプと呼んでいる)です。ここの真ん中をペコペコ押すとカップ内に対流が起こり、中の物が掻き混ぜられます。熱湯を入れるとここの部分が少し熱くなりますが、触れないほどではありません。フタを外した状態で底をペコペコ押すと鳴門の渦潮のように中の液体がゆっくりと回転し始めるのが見れるのでちょっと楽しいです。

フレッジ トレイルカップフレッジ トレイルカップ

3の写真はカップの上から底を見ています。つまりここの部分が中の液体を回転させる心臓部です。実物を見ると液体が回転する仕組みがよくわかるのですが、ここで文章で書くのは非常に難しいのでこれは実物で確認して下さい(^o^;)

4の写真が全てのパーツをばらした所です。ちょっと慣れが必要ですが慣れれば(比較的)簡単にばらす事が出来ます。なので、洗浄する時はバラバラにして洗えるので衛生的です。また、アウトドア等で使用する場合は一回一回ばらすのは面倒だし、パーツを無くす心配もあるので、その場合はちゃんと最後まで(粉が残らないように)飲み干して、最後に少量の水を入れて再び底をペコペコ押した後、その水を飲んでしまえば、問題無いと思います。

その他の特徴は、カップ内部にはメモリ線が入っています(オンス表記ですが)。最大容量が270mlなので、通常のお湯で溶かして飲む飲料をメインに考えると十分な大きさだと思います。また周りのコジーと呼ばれるカバーは別売りで購入出来るみたいですね。実際に売っている所はみたことはありませんが・・・。そしてオプションとしてカップ内部に収納出来る「トレイルキャディ」と呼ばれる4種類の粉を収納出来るケースがあります。何気に粉の飲料はその小袋がゴミになってしまうので、家でこのケースに移し替えておけばゴミが出ないのでいいですね・・・。こんどお店で見つけたら買おうかな・・・。


最後に気になった所を書きます。まず、コジーと呼ばれる周りを覆っているカバーがかなり臭います。恐らくこのような臭いに敏感な人は受け付けない臭いだと思うので、購入する際には確認してからの方がよいと思います。しかし、何度か使っている(洗っている)うちに臭いはかなり薄くなってきたような気がします。なので、最近はあまり気にならなくなりました。

次に、そのアイデアと効果はすばらしいと思いますが、いかんせんプラスティック製なので非常に安っぽいですね。それにアウトドア(特に山登り)などではちょっと使いづらいです。フタに飲み口があるので完全に密閉出来ません。内部の構造上普通のカップのようにティッシュ等で内部の水分を全て取り除く事が難しいので、気軽にザックの中に放り込む事が出来ません。やるとしたらジップロック等に入れてからじゃないとザックの中身が(ごくわずかですが)濡れてしまいます。また、カップ自体にカラビナでも引っ掛けられるフックでも付いていればザックの外にぶら下げておくことも出来ますが、しかし、これもプラスティック製なので耐久性に問題がありそうですね。

つまり、自分の希望としてはカップ自体は金属製(アルミやステンレス等)で底部のみプラスティック製にして、カラビナが掛けられるような取手やフックなどが付いたようなものでしたら最強かな・・・と思うんですが・・・どうでしょうか? メーカーさんよろしくです。

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