今年はなるべく過去に登った山は登らないようにしよう、と決めていました。なので、ギリギリまで登る山が決まらない時は結局いつもの所、となるわけだけど、今回はギリギリまで登山地図とニラメッコして、道志にある検見ヶ丸に登ってきました。
地形がシンプルなので、地図さえあれば何とかなりそうだけど、念の為尾根への取付きだけは調べておきました・・・。
山行データ
山行日 | 2015年06月13日(土) | ||
---|---|---|---|
コース | (スタート)道志の湯上部駐車場〜道志中学校〜831mピーク〜検見ヶ丸~910mピーク〜越路林道〜室久保林道〜的様〜道志の湯上部駐車場(ゴール) | ||
山 名 | 検見ヶ丸(926m) | タ グ | |
山 域 | 丹沢エリア | 累積標高 | (+)593m |
歩行距離 | 10.886km | 所要時間 | 03時間57分 |
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山行記録
【07時52分】
道志みち(国道413号線)から入って「道志の湯」を少し先に進むと加入道山への登山口の手前に駐車場がある。そこに駐車してスタートです。
【07時53分】
まずは来た道を戻る。
【07時57分】
「道志の湯」の前にあるトイレ。
【07時58分】
んで、こっちが「道志の湯」。いつも思うんだが、この看板と道志の湯の建物を一緒に撮影することが出来ないんだよな・・・。どうでもいいけど・・・。
【07時59分】
しばらくはそこそこ車が通る車道を進む。
【08時08分】
左の斜面に何か群生している・・・。
【08時09分】
変な形の花・・・。調べてみたら「ユキノシタ」だった。名前は聞いたことはあるけど、実際に見るのは初めて・・・。
【08時11分】
日本の風景だね〜。
【08時12分】
まっすぐ進むと国道413号線。ここを左に曲がって少し進むと・・・
【08時15分】
・・・道志中学校がある。
【08時15分】
その真正面から取り付く。
【08時16分】
お地蔵さんが中学校を見守っていた。
【08時17分】
二段登るとチョット開けた所に出る。
【08時18分】
栗の花が満開ですね。
【08時18分】
栗の木をくぐるとすぐに車道がある。中学校の前の道と繋がっているのかな? だったら普通に中学校の前の道をまっすぐ進んでも良かったのか?
【08時19分】
とりあえず取り付けそうな場所を探す。
【08時20分】
道なりに進んで民家の横から取り付けそうな所があったので進んでみる・・・と・・・
【08時21分】
・・・チョット開けた所に出た。ここからなら緩やかに尾根に取り付けそうだけど、よく見ると鹿柵が一面に設置されている。ドアも見当たらないのでここからは無理だ・
【08時22分】
引き返す。
【08時22分】
来た時は右側、戻ってきたので左側に壁が切れている所があったので覗いてみると・・・
【08時22分】
・・・正面に扉が見える。ここからなら尾根に取り付けそうだ・・・。
【08時22分】
でも、カギが掛かっていたら無理だよな〜と、近づいてみる。カギは掛かっていない、手で簡単に開けられる。
【08時24分】
よし、ここをよじ登れば尾根の稜線に取り付けそうだ・・・。
【08時32分】
登り始めてしばらくすると暑くなってきたのでウィンドブレーカーを脱ぐ。ここからはストックを使用する。普段は登りではあまり使わないけど、足場が柔らかく不安定なのと、そこそこ急なので2本足より4本足の方が安定する。
【08時33分】
とりあえず一番近くの稜線に向かって登る。
【08時42分】
こっちは登ってきた所を見下ろしている。
【08時44分】
鹿柵を越えて20分程で尾根の上に出た。
【08時46分】
何となく踏み跡もある。
【08時47分】
ずっと植林地を歩いてきたけど、一部広葉樹林がある。
【08時52分】
新緑のブナの葉っぱがキレイ。
【08時56分】
あれ? 何かあるぞ? とカメラを出そうとしたら、看板の向こうを1頭の鹿が左から右に走り去っていった。もう少し早くカメラを出していれば撮れていたのに・・・。
【08時56分】
ふむ、ルートは間違っていない。このコースで唯一の「検見ヶ丸」の文字。山頂にさえその文字は無い。
【08時57分】
こっちは反対側から見たところ・・・。誰に向かってPRしてるんだ?
【09時00分】
恐らく看板が831mのピークの目印だと思うけど、周りを見渡すともう少し先に進んだ所にピークがある。この辺が真の831mのピークか?
【09時01分】
むしろこっちの立派なアカマツがピークの目印でしょ。
【09時04分】
次のピークまでは広くて気持ちの良い尾根を進む。
【09時05分】
こっちのアカマツも立派だね。
【09時05分】
松ぼっくり。前日の雨の為かすべて傘が閉じてる。
【09時07分】
うおっ! 何だこれ?
【09時08分】
ほんとに気持ちの良い尾根だね〜。
【09時11分】
再び植林地に突入したので、林床は杉の葉っぱで覆い尽くされている。おかげでフカフカして気持ちいい。
【09時13分】
杉の葉っぱの新芽は淡い緑をしている。触ってもチクチクしない。
【09時14分】
イタヤカエデの仲間かな? 切れ込みが深いね。
【09時15分】
もう一つのピーク。831のピークから15分掛かったけど、普通の人なら10分は掛からないだろう。あまりにも気持ちいい尾根だったのでアッチコッチ寄り道していた・・・。
【09時18分】
このルート、尾根が広いのでしばしばどっちに進むのか分からなくことがある。そんな時は地図&コンパス(今回は腕時計に付いているものを使用)の登場。地形がシンプルなのでザックリ方角がわかれば迷うことは無いと思うけど。あくまでも地図読みが出来ることが大前提・・・。
【09時18分】
無名のピークからチョット急な斜面を下る。
【09時18分】
一応、下る所に古びたマーカーのようなものがある。このルートで見た唯一の意味のありそうなマーカー・・・。林業屋さんや測量屋さんのマーカーは結構見るんだけど・・・。
【09時20分】
無名のピークから2分ほど下った所に道がある??? 地図にこんなものは無いぞ???
【09時20分】
「里山案内図」とあるも、誰に何の案内をしているのか不明・・・。
【09時21分】
こっちが北側。
【09時21分】
こっちは南側。方角的にみるとコッチ側に進むのが正解。
車が通れそうな(実際に通っていると思う)道を進むのは違うだろうから、右側の斜面に取り付く。まっすぐ登れないこともないけど、数メートル北側から登ると・・・
【09時25分】
・・・簡単に取り付ける。
ここからひたすら真っすぐな急登が続く。
【09時33分】
10分ほどヒーヒー登ると、目の前が急に開ける。
【09時33分】
何だここは? と思ったら・・・
【09時34分】
・・・そこが検見ヶ丸山頂だった。草や木が多く特に展望も無い。葉っぱが無い季節ならもう少し展望がありそう・・・。
【09時34分】
三角点のそばにあるもう一つの杭。
【09時35分】
山頂に見慣れないものが・・・葉っぱや樹皮はキリに似ているけど・・・。
【09時35分】
中は何も無い・・・。
【09時37分】
おっ! こっちは中身が残っていた。
大きな茶色の物も入っているが、恐らく・・・
【09時39分】
・・・コッチが種。羽が付いているので風で遠くまで飛ぶようになっている。
自宅に帰ってからちゃんと調べました。やっぱりキリですね。家の近所の公園にもある(葉っぱは直径60cmくらいになる)けど種を見るのは初めてです。手元の植物図鑑では「野生のものはほとんどない」と書かれているけど、これは野生のものなのか? 確かに山中ではあまり見た記憶がないよな・・・。
珍しいものを見たな〜って思っていたら、何気に視線を感じる・・・
【09時41分】
・・・視線を感じる方を見たら・・・。目がいっぱい・・・。一瞬、ビクッとした・・・。
【09時41分】
いい天気だね〜。
【09時43分】
山頂に10分ほど滞在して下山開始。
【09時44分】
野生のバラかな?
【09時45分】
下り始めたら急に暗くなった。天気が崩れたとか、雲が出てきたとかじゃなくて、森自体が暗く湿ったような感じがする。
【09時49分】
無名の小さいピークを過ぎたら・・・
【09時50分】
・・・あれ? また地図にない林道がある。
【09時53分】
尾根上を削って道が付けられているようなので、しばらくは林道を歩く。何度地図を見てもこの道は書かれてはいない・・・。
林道の先がどうなっているかはわからないけど、とりあえず、右の斜面に取り付く。
【09時54分】
林道は少し先で行き止まっていた。
【09時55分】
行き止まった上から見下ろした所。
【09時56分】
ここが910mのピーク。
【09時57分】
モミジの赤ちゃん。
【10時04分】
分かりづらいいけど、踏跡が直進と右に分かれている。地図で確認するとすぐ右側を林道が通っている。と言うわけで右に進む。
【10時05分】
変なものが見える! って思ったらコーナーミラーだ。でも、ここからだとまだ林道は見えない。
【10時06分】
近づいて行くと林道が確認出来た。ここが恋路峠なのか?
【10時08分】
林道を挟んでほぼ正面に踏み跡が続いていた。鳥ノ胸山(とんのむねやま)に向かうと思われる。時間も早いし寄っていこうかと地図で確認すると、面倒そうなのでパス。
【10時09分】
あとは長い林道歩き・・・。
【10時12分】
道が崩れているところがある。
【10時19分】
ふと、右の斜面の上の方が気になり、登山道も無ければ、踏み跡も無い斜面を登り初めた。自分でも何でかはわからないけど、やたら尾根の上が気になった。
【10時21分】
稜線が近づくに連れ、白い棒状のものが目に入った・・・。かなり広範囲に散乱している。上の2つは背骨でしょうか?
【10時22分】
もう少し登って稜線に出たら、どーんと目に飛び込んできた。鹿さんですね。彼が自分はここにいるよ、と私を呼んだんでしょうか?
とは言っても私には何も出来ないので、静かに手を合わせてその場を去った・・・。
【10時23分】
尾根の反対側に下って先ほど通った林道に出る。
【10時24分】
ちょうどこの右上に彼はいた。
【10時25分】
もう一度見上げる。普段ならこんな所登らないよね・・・。
【10時27分】
沢を越える。この沢は地図にある。
【10時27分】
水がキレイ・・・。
【10時27分】
沢を渡ってすぐに東屋がある。なぜこんな所に・・・。
【10時28分】
東屋の奥にはベンチもある。なぜこんな所に・・・。
確かに目の前にキレイな沢が流れているけど・・・。
【10時28分】
屋根も腐っている。
【10時28分】
ここからは緩やかな登り。
【10時31分】
もう少し苔が多かったら、屋久島? と言えなくはなさそう・・・。
【10時33分】
色々なものに見える木。さぁ、あなたは何に見えますか?
【10時38分】
地図で確認すると林道はこの先で大きく手前に引き返してくるので、斜面をよじ登ってショートカットした。
【10時43分】
ビックリした〜・・・。
【10時45分】
ゲート?
【10時45分】
反対側から見たところ。
【10時53分】
あれ? またゲートだ・・・。
【10時53分】
広い所に出た。
【10時53分】
ここから出てきた。
【10時54分】
広くなったところの奥にオフロードバイクのコースのようなものがある。何だここは?
【10時56分】
林道の説明板。
【10時57分】
丁字路に出た。
【10時57分】
右には橅の森チャンプ状がある。
【10時57分】
ここからは何度か歩いた道・・・。
【11時26分】
単調な林道歩きに飽きた・・・。
【11時28分】
ここには的様がある。
【11時29分】
斜面を下ると・・・
【11時29分】
・・・あれが的様。文字通り川底に弓矢の的のようなものがある。
【11時30分】
祠もある。
【11時31分】
的様のすぐ下流は滝になっていて、以前は回りこんで下まで行けたけど、階段が途中で無くなっていて降りれなくなっていた。
【11時31分】
なので途中からパチリ。
【11時34分】
以前来た時は水が流れていたけど、水は止められていた・・・。ここで水を補給しようと思っていたけど、残念。まぁ、ゴールは近いので困ることは無いけど・・・。
【11時38分】
田植えは終わったようですね・・・。
【11時43分】
この橋を渡って右に進んで・・・
【11時48分】
・・・もう一回右に曲がると・・・
【11時49分】
・・・ゴール・・・お疲れ様でした・・・。とは言うもののチョット歩き足りないかな・・・。まぁ、まだ体調が万全じゃないから無理はしない、無理はしなし・・・。