前回の時は思い込みで道を間違えてしまったけど、今回はしっかりと予習してコースを頭に叩き込んできた。でも、家を出てしばらくしたとき、地形図を忘れたのに気が付いた。地図を戻るには進みすぎていたので、まぁ、一度歩いたとこだ、なんとかあるだろう! ということで地形図を持たずに出発することになった。
前回は聞き慣れない三増アルプスという言葉に道を間違えてしまったけど、今回はその三増アルプスを歩くのを一番の目的とした。
山行データ
山行日 | 2017年02月18日(土) | ||
---|---|---|---|
コース | (スタート)小倉橋〜登山口〜小倉山〜三増峠〜雨乞山〜城山〜登山口〜(ゴール) | ||
山 名 | 小倉山(327m) 雨乞山(429m) 津久井城山(375m) | タ グ | |
山 域 | 丹沢エリア | 累積標高 | (+)1,400m |
歩行距離 | 18.822km | 所要時間 | 06時間48分 |
関連記事 | リベンジ三増アルプス(前編) リベンジ三増アルプス(後編) |
山行記録
【08時17分】
今日も小倉橋からスタートします。
【08時18分】
まずは相模川を下流方向に向かいます、
【08時19分】
ロウバイの花が咲いていました。
【08時22分】
しばらく進むと県道511号線に出ます。
【08時24分】
道なりに進むと・・・
【08時24分】
・・・小さな坂(観音坂)の前に祠があります。
【08時25分】
この坂の名前の由来になった、観音様が祀ってあります。
【08時25分】
その観音坂を登っていきます。
【08時27分】
しばらく道なりに進み、前回は右に曲がりましたが今回は直進してみました。
【08時28分】
何やら面白い建物が・・・民家なの?
【08時28分】
庭には船が置いてあります。
【08時32分】
道なりに進んで圏央道をくぐります。
【08時40分】
しばらく進むと正面に城山が見えてきます。時間があればあそこも登りたいけど・・・。
【08時44分】
城山を背に進むと、小倉山の登山口が見えてきます。
【08時47分】
この歩道橋を渡ると・・・
【08時48分】
・・・本格的な山道が始まります。
【08時59分】
しばらく進むと路線にぶつかります。小倉病を右に進みますが・・・
【09時00分】
・・・前回ちょっと気になった左に進んでみます。
【09時02分】
ザラザラな急登を2分ほど進むと小さなピークに出ます。
【09時02分】
その小さなピークには以前祠だっただろうと思われる跡があります。
【09時02分】
小さなピークで引き返す予定でしたが、先にもまだしっかりとした踏跡があるので、もう少し進んでみることにしました。
【09時03分】
しばらく進むと一は左右に別れています。
【09時04分】
左側はしっかりとした踏跡が続いています。
【09時04分】
右側は小さな階段がありますが道はかなり荒れていそうです。おそらくどちらも鉄塔への管理路だと思われます。この先もちょっと気になるところですが、今回の目的は三増アルプスなので踏査は次の機会に譲るとして・・・
【09時05分】
・・・再び小さなピークに戻ります。先ほどは気がつきませんでしたが、祠の東側の一段下がった所にテラス状の地形が見られます。恐らく以前にはここにも何かあったのかも・・・。
【09時09分】
ここからはザレた斜面を下るのでストックを使用します。
【09時11分】
分岐に戻ってきました。今度は稜線上をを直進します。
【09時15分】
しばらくは気持ちの良い稜線歩きが続きます・
【09時15分】
でも右側には有刺鉄線が張られているので要注意です。
【09時17分】
前回来たときは立っていた発破の杭は今回は倒れていた、2週間の間に何があったのだろうか?
【09時20分】
ガオー!
【09時22分】
ん? 前回来た時は気が付かなかったけど、倒木が一応ふさいでいる、迂回路がしっかりついているので最近倒れたんじゃなさそうだけど・・・?
【09時22分】
倒木を越えるとすぐに・・・
【09時23分】
・・・小倉山の山頂に到着。特に見るものも無いのでそのままスルー。
【09時27分】
しばらく行くと分岐がある。前回きたときは左に進んだので、今回は右に行ってみた。
【09時27分】
上の写真の分岐は、少し先で合流している。結局。左へ進むと小さなピークを越え、右は巻道になっていた。小さなピークと言っても高さはほんの数メートルだけなので、どちらに進んでもほとんど変わらない。
【09時30分】
林野庁? この辺りは国有林ってわけじゃないでしょ・・・? (後で調べたら以前は国有林だったらしい)でも、この杭は最近のものだよな???
【09時31分】
今日最初のきつい登り。
【09時34分】
急な斜面を登りきり、少し進むと道標がある。地形図を忘れたからぼんやりとしか覚えていないけど、この辺りから林道へのショートカット出来たような気がする。辺りを見回すと、道標の右奥にヤブに隠れているがそれらしい入口がある。地図も確信も無いが、とりあえず進んで見る。ダメなら引き返せばよい。
【09時36分】
少し進むとそれらしい目印がある。
【09時36分】
しばらく進むと道がはっきりしてきた。この先で大きなエンジン音が聞こえてきたので、このまま進むとどこかの工事現場に出てしまうのではないかと思いiPhoneの地図で位置を確認した。地図を見る限り大きな工事現場のようなものはない、方角的にこのまま進むと林道に出るは間違いない。だとしたら、あとは山の中で聞こえるエンジン音といえばチェーンソーがある。この先で林業作業を行っているのかもしれない。
【09時42分】
さらに進むとバイクが寝ていた。ん? 放置バイクか? と思ったらこの先に人がいた。どうやらオフロードバイクがここまで入ってきたようだ。先程のエンジン音の正体はこれだ。それにしても、ここはライダーにはメジャーなルートなのか?
【09時45分】
林道が見えてきた。でも、まだかなり高さがある。まさか、先程のバイクがここを上がってきたとは思えない。なので林道沿いに少し進んでみる。
【09時45分】
林道との分岐に出た。ここならバイクも楽に入れる。
【09時46分】
出てきた所を振り返ってみる。右が林道で左上にルートがある。目印も無いから普通に林道を歩いている限りまず気が付かないと思う。
【09時49分】
林道を進むと、左側に目印のたくさんついた木がある。
【09時49分】
ここが・・・
【09時49分】
・・・三増アルプスの入口だ。前回場所を確認していたので迷うこと無く見つけることが出来た。と言っても、目印がたくさん付いているのでよほどボーっと歩いていいない限り見逃すことは無いと思うけど・・・。
【09時49分】
最初は笹に覆われた不明瞭な不明瞭な道だけど、少し進むとしだいに踏み跡がしっかりしてくる。
【09時53分】
少し急な直登を登り切ると・・・
【09時57分】
・・・稜線に出て、あとはしばらく歩きやすいルートが続く。
【09時58分】
うお・、大きな木が倒れている。
【09時59分】
鳥の羽がいっぱい、何かに捕食された跡だろう。
【10時01分】
山の中にポン・デ・リングが・・・。
【10時09分】
稜線の左側にゴルフ場が見える。
【10時12分】
ん? 何か石碑が建っている。ここで道も直進と左に分かれている。
【10時12分】
横を見ると「延享五戊辰歳八月祥」と読める。調べると「延享五戊辰歳」は西暦1748年になる。今から約270年前だ。三増峠の戦いの1569年だから合戦から約180年後に建てられたものだ。つまり、この石碑が建てられた時にはすでに三増峠は存在(地理的な存在ではなくて、交通路としての峠という意味)していた。今はこの先の三増峠へはほぼ稜線上で行ける。でも、ここから先はかなりのアップダウンが繰り返される。どう考えても当時このような道を付けるとは思えない。
【10時12分】
石碑の表面を見ると何やら削られたような跡が見られる。
【10時13分】
反対側の側面には「馬頭観音一躰」の文字が見られる。やはりこのルートは当時馬での行き来があったと思われる。そう考えると、現在の三増峠への最短ルートはちょっと考えづらい。それにこの馬頭観音の向きを考えると正面への分岐が当時の道じゃないだろうか? これは後日要確認だね。
【10時13分】
現在は三増峠へのルートは稜線上に直進するように付けられている。ここまでは比較的アップダウンもなく歩きやすい稜線だったけど、ここから先はアップダウンがキツくなる。
【10時19分】
馬頭観音から一度下り、再び登り返す。そこそこ急登だ。
【10時21分】
道は一本道なので間違いようはない。
【10時24分】
ん? 登山道が壁にぶち当たっている? って思うくらい正面のピークが大きく立ちふさがっている。え〜、ルートはどう付けられているんだろう? って思ったら・・・
【10時25分】
・・・単純に急な斜面だった。今日一の急登じゃないだろうか?
【10時29分】
振り返る。
【10時33分】
急登はまだまだ続いている。
【10時37分】
ふ〜、やっと登りきった。と思ったら・・・今度は急な下りだ。
【10時40分】
下りきったと思ったら、再び急な登りになる。
【10時49分】
あっ! 前回歩いた林道が見える。ってことは三増峠は近いか?
【10時50分】
やっぱり、三増峠到着。ゲートを跨ぐ前に左側に石像のようなモノが見えた。
【10時52分】
前回来た時は全く気が付かなかった。
【10時53分】
顔の表面が剥がれ落ちそう。古いものなのか?
【10時54分】
ゲートをまたいで・・・
【10時54分】
・・・三増峠。
【10時54分】
前回は通行止めだった林道が進めるようになっている。
【10時56分】
しばし、休憩しながら、今回は前回同様、稜線を進むか、歩いたことのない林道を進むか考える。
【10時58分】
熟考の末、歩いたことのない林道を進むことにした・・・20メートルほど進む・・・けど・・・
【11時00分】
・・・やっぱ、稜線歩きの方が楽しいよな・・・。と言うことで再び三増峠に戻り、稜線を進むことにした。
続きはこちら…”); ?>