今回は観葉植物のモンステラのお話です。モンステラといえば、あの切れ込みの入った葉っぱが特徴的な観葉植物です。育てている人は多いんじゃないでしょうね?
このモンステラ、僕の観葉植物歴の中でも最古参の1人(?)でして、もう3年ほど前に近所のホームセンターで買いました。買った時は高さが20cmほどでしたが、あれよあれよと育ち、一年後には1mを越えて、自身では自立出来なくなったので、支柱を立てて、それに這わせていましたが、それも2年後には越えてしまいました。仕方がないので、それ以降は部屋の端っこで壁に這わせていましたが、やがて、天井に到達し、少し横に向かいかけたかと思ったら、自重で垂れ下がってきました、やがてその先が僕自身の頭にぶつかるようになったので、決意しました。切ろう! と。今年の9月のことです。
で、切ったのがコレです。1mのくらいから二股に分かれていた片割れです。もう一本の方(長い方)は1週間前に切ってしまい、写真のものは短い方です。根本から長い方は長さは4mは越えていたと思います。
切る前に全体像の写真を撮っておけばよかったんですが、この頃はまだ、ブログにアップすることは考えていなかったので撮ってません。すみません。
んで、最終的には根本を5cmほど残してカットして、植え替えました。この時、根を確認したら、なんと地上には4m以上も育っているのに根は5cmほどしかありませんでした。これが9月の中頃です。葉っぱを少し残したかったのですが、そうすると最低30cm以上は残さなくてはならないので、心を鬼にして、バッサリいきました。
補足兼備忘録的に書いておきますが、植え替えた用土はホームセンター(カインズホーム)で売っていたオリジナルブランドの観葉植物の土で、その上に化粧砂としてセラミスを乗せています。こうすると、セラミスの色で土の乾燥具合が目で確認出来るので、そうしています。
本体をバッサリいって、伸びきったツルの部分は廃棄しようと思っていました。しかし、健気に伸びているのを見て、ちょっと待て、モンステラなら、葉と葉の間にある成長点が残っていれば、まだ、いけるんじゃね? と思い、成長点を残してちょん切って、水に浸けてみました。始めの一週間くらいはなんの動きもありませんでした。しかし、1週間を過ぎると、小さな根が伸びてきて、一度伸び始めたらニョキニョキと伸び、ひと月くらい経ったらかなり根がわしゃわしゃになったので……
……鉢に植え替えました。この時、土は使わずにベラボンに植えてみました。これは11月の中頃のことです。
んで、本体はどうなったかというと、植え替えて2週間は全くなんの動きがありませんでした。かと言って、枯れた様子もありません。根気よく土が乾いたら、たっぷり水をあげるのと、2回に1回は活力剤をあげていました。
すると、3週を過ぎる頃、小さな芽が出できたのを確認しました。おっ! これなら復活出来るんじゃね? と出来れば本格的に寒くなる前に、数枚の葉っぱが出てくれれば、冬越えも出来そうだとちょっと胸を撫で下ろしました。
ちょっと脱線しますが、気が付いた人もいるかと思いますが、土が変わっていますよね。始めに植え替えた時は、観葉植物専用の土の上にセラミスを乗せたものでした。上の写真用土はプロトリーフの観葉植物の土になっています。なぜでしょう? 答えは簡単です。はい、植え替えました。元々は7号の鉢に植っていました。次に5号の鉢に植え替えました。セラミスが上に乗っているやつですね。そして、そこからさらに4号の鉢に植え替えました。理由は2つあります。最初に植え替えてから2週間が経とうとしていた頃、土が全然乾かないのに気が付きました。やはり鉢が大き過ぎて乾きにくくなっているんじゃね? と思いました。ずっと土が湿ったままだと根が腐ると言われているので、不安になったのです。それに連動するように、もう一つの理由で、根の状態が気になりました。すっごくね。
そこて、鉢のサイズを下げて、根の確認をする。かどうか悩みました。これが9月や10月の頭なら、やっちゃえ! となるんですがすでに11月に入り、気温が下がりつつあった頃です。でもこのままじゃ、根っこが腐って枯れてします恐れもあるし、どうしようかな悩みに悩んだ結果、やっちゃえ! となりました。
モンステラを鉢から外して根の確認をしたら、地上部では生きているのか枯れているのか判断がつかなかったんですが、根はしっかり伸びていました。白く太い根が30cm近く伸びていました。これを見て(写真は撮り忘れた)確信しました。これなら大丈夫だと。とはいうものの、やはり土の渇きが遅いということもあり、鉢のサイズを5号から4号に下げて、新たに植え直しました。今度は早く乾くように鉢底石を多めに入れて、今度はプロトリーフの土に植え替えました。この土も乾燥具合が目で見て分かるので便利です。
それからさらに2週間。最初の植え替えからひと月ちょっと、2枚の葉っぱ出ました! やったね!
これで無事に冬越えも出来そうだと、小躍りしていたのも束の間、事件が起きました。会議室でもなく、現場でもなく、僕の部屋で事件が起きたのです。OMG!
写真ではちょっと見にくいんですが、葉が何者かに食べられています。2枚あった葉の1枚は根本から完全に無くなっていて、もう1枚は半分食べられています。上部にあった新芽も完全に無くなっています。一瞬何があったのか分かりませんでしたが、よく考えてみたら、夏の終わり頃から天井裏から足音のような音が聞こえていました。いままでは特に実害が無かったので放っておいたのですが、実害が出ました。犯人は恐らくネズミです。僕の部屋には特に食べ物は置いていないので、観葉植物の新芽に目を付けたのでしょう。考えてみれば、今年の夏以降、僕の部屋の観葉植物は爆発的に増えていました。夏前までは10鉢以下でしたが、ここ数ヶ月で30鉢を越えています。軽いジャングル状態になっています。
観葉植物を室内で育てる時の心配事でコバエや虫などがありますが、まさか、ネズミの心配もあったなんてまさに青天の霹靂です。コバエや虫は出ないようにに細心の注意をはらっていたのですが、ネズミ避けなんて考えていませんでした。
とりあえず、現在はネズミ対策を調べつつ、色々な方法を試しています。被害は少しづつ減っているような気がしますが、完全根絶には至っていないのが現状です。
何か進捗があったら。ブログにアップしようと思います。それまでに、観葉植物が全滅しないことを祈るばかりです。
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