【雑記】無印良品の「バガスペーパー月曜始まりポスターカレンダー」を日曜始まりにしてみた

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昨年(2022年)から自分の部屋のカレンダーを無印良品の「バガスペーパー月曜始まりポスターカレンダー」にしてみました。

これは、A1(84.1cm × 59.4cm)サイズの大きなカレンダーで、1月から12月までが1枚の紙に印刷されているものです。通常のカレンダーは12枚綴り(表紙も入れると13枚)で、月が変わるごとに1枚づつ破り捨てていきますが、これは1枚だけなので、年の初めに一度壁に固定すると丸一年触らなくても良いという、僕のような横着者にはぴったりなカレンダーです。

しかし、昨年はある罠に引っかかってしましました。まぁ、自分の勘違いなんですが、このカレンダー名前からもわかる通り、月曜始まりのカレンダーになっているんですよね(左の画像は2022年1月のもの)。実は購入時には気が付かなくて、買って帰ったあと、このカレンダーをポスターフレームに入れて、壁に掛けようとしている時に気が付きました。このカレンダーだめじゃん! と・・・。

とはいうものの、せっかくこのカレンダー用のフレームも買ったし、一年間それを空のままにしておくのももったいないので、我慢して使うことにしました。

しかし、こんなもの(月曜始まりのカレンダー)でも、しばらく使えば慣れるでしょう。って思っていたけど、結局丸一年使ってみて僕は慣れませんでした。その結果、昨年後半以降はこのカレンダー自体見ることはなくなり、ただの壁の飾りモノになりました。

というわけで、ここからが本題です。細かなことははしょって、結論を言いますと・・・

月曜始まりが見づらいんなら、日曜始まりにしちゃえばいいじゃん!

と、いうことになりました。

百聞は一見に如かず、まずは以下の画像を見てください、これが「バガスペーパー日曜始まりポスターカレンダー」になります。

まぁ、色々と突っ込みたいことはあるとは思いますが、しばらく僕の言い訳にお付き合いください。

目次

月曜始まりが日曜始まりになるまで

ここからは、「バガスペーパー月曜始まりポスターカレンダー」が日曜始まりになるまでの手順を書きます。

そもそも、この魔(?)改造を思いついたのは昨年の早い時期です。このカレンダーが月曜始まりだと知ってから数ヶ月使ってみて気が付きました、僕は絶対に月曜始まりに慣れないだろうな、ってことを・・・。

だったら、来年から違うカレンダーにするしかないんじゃね? とも思う一方で、せっかくこのカレンダーがぴったり入るフレームを買ったのに、もったいなくね? と思う自分もいて、結局、根が貧乏性の後者の僕が勝り、2023年以降もこのカレンダーを使うことにしました。しかし、そもそも、月曜始まり君とは相容れない仲なので、そのままではフレームに入れてあげられません。かといって、2023年から無印良品さんが日曜始まりバージョンを出すことは無いでしょう。手帳や他の一部のカレンダーでは、月曜始まりバージョンと日曜始まりバージョンの2パターン用意されているのに、なぜにこのカレンダーは月曜始まりのみなのでしょうか? 仮に100兆歩ゆずったとして、手帳が月曜始まりなのはまぁ、ギリ許せますが、壁掛けカレンダーで月曜始まりって・・・。慣れている人はいいでしょうが、一定数の人は絶対に見にくいって思っていると思います。なので、日曜始まりバージョンも用意してほしかったです。日曜始まりバージョンも用意してほしかったです。日曜始まりバージョンも用意してほしかったです。大事なことなので3回言いました。

と、愚痴っていても仕方ありません。そもそも僕は、無いものは自分で作れ! 世代なので、この月曜始まりのカレンダーを日曜始まりにしちゃうことにしました。

1)最初に考えたこと・・・

日曜始まりにしちゃえって、簡単に言いますけど、実際にはどうすればよいのでしょう? 

まず考えたのが、2023年のカレンダーを2枚買って1枚は切り抜き用にして、もう1枚の上に貼ればなんとかなるんじゃね? って思ったけど、実際のカレンダーを見たらそれは不可能なことに気が付きました。文字で読むより、下の画像(画像は2022年1月のものです)を見ていただければ一目瞭然ですよね。画像は切り貼りの位置がわかりやすいように陰を付けて強調しています。

もちろん細かく切って貼り貼りすればなんとかなりそうだけど、超面倒臭そう。人によってはこういった作業が好きな人もいて綺麗に仕上げるんだろうけど、僕は残念ながらそんなことは出来ません。。。

2)もっと楽に出来ないかな?

う〜ん、だったら、どうやったら楽に効率的にできるだろうか?

カレンダーとニラメッコすること数十秒・・・。

あっ!

3)いいこと考えた!

いい方法が思いついた!

これならかなり楽に実現出来そうだ。

ちょっと下準備が必要だけど、これなら最も面倒臭そうな貼り貼り作業を、楽に済ませることが出来るぞ。

4)必要な部分だけプリンターで出しちゃえ!

結局、僕が最終的に選んだ方法は、日曜日の縦列だけプリンターで出力する。それを短冊状に切って、裏に両面テープを貼り、適当(いい加減という意味ではなく、最適という意味です)な位置に貼り貼りするだけです。

しかし、このままだと週に日曜日が2回きてしまうので、いや、一週間に日曜が2回あるのは大歓迎なのだが、そういうことではなく、いらなくなった後ろの日曜日はツブす。

というか白紙の短冊を貼る。どうだ、これならいけるんじゃね? しつこいようですが、画像は分かりやすいように切り貼りした部分に影を付けて強調しています。

しかし、ひとつ問題があります。このカレンダー、バガスペーパーなる、なんじゃそりゃ? という紙で出来ていて、表面がザラザラしていて少し黄ばんでいます。上品に言うと、イイ感じの質感の紙、とでも言えばわかってもらえるんじゃないかな? と思います。実際、僕もこのイイ感じの質感の紙に魅力を感じて購入を決意した人の一人だし・・・。

チェック!

バガスペーパーを調べてみたら「五條製紙株式会社」さんのサイトに詳しいことが書いてありました。以下に引用します。

サトウキビの絞りカスであるバガスを原料にした紙。本来廃棄されているバガスを非木材資源として有効活用した環境配慮製品。

五條製紙株式会社さんのHPより

そういう特徴のある紙なので、普通のプリンタ用紙やコピー用紙では貼り付けたときに違和感アリアリになりそうですよね。

でも、この問題はすぐに解決しました。目には目を、歯には歯を、と言う言葉があるように、バガスペーパーにはバガスペーパーです。

とは言うものの、バガスペーパーなんてどこにある? そんなプリンタ用紙があるの? と思う人もいるでしょう。また、答えがわかった人もいるでしょう。そうです、僕には2022年の使い古しのバガスペーパー(カレンダー)があります。その裏面(裏面も同じ質感です)が使えそうです。幸いなことに、2022年版も2023年版も紙質は変わっていません。フレームに入っていたおかげで、汚れや折れもありません。このカレンダーはA1サイズなので、A4にすると8枚取れる計算になります。予備も考えても十分な量です。

よしっ! 作戦は決まった。あとは実行に移すのみです。

まずは、A1をA4化する前に、スマホで(2022年の)1月の写真を撮ります。以下の画像です。

これをベースにして、イラストレータ(Adobe)で文字(数字)の形や位置を調整しつつ、日曜日の縦列を12ヶ月分作ります。下の画像参照。左が日曜日用短冊で右が白紙の短冊です。

あとはそれをプリントアウトして、短冊状に切って、裏に両面テープを貼り・・・

5)あとはペタペタ

・・・今年(2023年)のカレンダーの上から貼り貼りする。でも、まだいらない日曜日があるので、白紙の短冊をそこに貼り付けて完成です。都合、24枚の短冊を貼れば完成します。

以下が完成の画像です。1月だけなんで日曜がグレーなの? と思うでしょう。そもそも、オリジナルのカレンダーの日曜は薄いグレーになっています。平日が少し濃いグレーです。なので、初めはオリジナルに準じて日曜日を薄いグレーで作ってみました。それを1月に貼ったところ、かなり薄く目立たないなぁ、と思い。もう少し濃いグレーのバージョンも作ったのですが、ついでなので普通のカレンダーのように赤バージョンも作ってみました。それを2月に貼ったら、おぉ〜、こっちの方が良くね? となり、3月以降は赤バージョンを貼りました。だったら1月も貼り直すなり、上から赤バージョンを貼ればいいんじゃね? と思うでしょうが、実際にこれを制作したのが1月の後半だったので、どうせもうすぐ1月も終わるから、これでいいやっ! と放置しました。

ちなみに赤バージョンにすると、日曜日は赤だけど、他の祝日、祭日はグレーのままです。

あとはこれをフレームに入れて、壁に掛ければ完成です。

6)反省点

今回、初めて「バガスペーパー月曜始まりポスターカレンダー」を日曜日化してみましたが、実は反省点が多々々々々々々あります。最後にそれを書きたいと思います。

a)なんでこんな時期に公開するの?

通常はこの手の情報は年末に公開するのが常套だと思います。しかし、実際の公開は1月末・・・。僕も当初の予定では年末、出来れば12月の早いうちに公開する予定でした。しかし、肝心の「バガスペーパー月曜始まりポスターカレンダー」がなかなか入手出来なかったんです。昨年、というか一昨年、2022年版を入手するときは比較的簡単に手に入ったんです。しかし、今回2023年版はなかなか入手出来ませんでした。当初から改造することを考えていたので、2022年9月頃から無印良品のアプリで、僕の生活圏内にある5店舗の無印良品の在庫情報を数日おきにチェックしていました。しかし、このカレンダー、僕の生活圏内では全然入荷されません。もしかしたら入荷されても2〜3日で売り切れていたのかもしれませんが、とにかく、見るたびに「在庫なし」の文字が・・・。

そうこうしているうちに、12月に入り、あれ? これはもしかしたら今年は入手出来ないかも・・・。と思い始めました。とにかくできるだけのことはしようと、店舗検索の範囲を広げて調べたら、僕の生活圏内から少し外れますが、販売している店舗が見つかりました。その日は、仕事を定時で終わらせて、帰宅にはかなり遠回りになりましたが、なんとか入手することが出来ました・・・。それが12月の後半、今年もあと1週間で終わりだね、っていう頃です。本来ならもう、実際に改造してブログも公開しているはずです。仕方ないので改造は正月休みに入ってすぐ、ブログ公開は1月のなるべく早いうちに公開しようと予定変更です。

しかし、予定は未定、だとはよく言ったもんです。年末に入りあと数日で、今年も終わるぞー、って時に家族がコロナに掛かってしまいました。自宅療養となったわけですが、僕自身も濃厚接触者として行動が色々と制限されました。そのせいで、年末の最終日は会社を休む結果に・・・。まぁ、家から出れないのだから、改造する時間は逆に十分出来たんじゃないのと思うでしょうが、僕も年末から年始にかけて、約一週間、体調を崩し(コロナではありませんでした)寝込んでしまい、結局実質的な正月休みは消し飛び、もろもろの用事も重なり、結局、改造もブログ公開も1月の後半までずれこんでしまったという言い訳でした。

b)バガスペーパー、実はスケスケ

今までの画像を見て気付いた方もいると思いますが、実はバガスペーパーってスケスケなんです。

実際に触ったことのある方ならわかると思いますが、この紙は手で触るぶんには厚くてしっかりした感じなんですが、結構透けます。下の画像は少し強調していますが、よく見るとこんな感じです。例えば5日の上に「28」が横になっているのが見えると思いますが、昨年のバガスペーパーの裏に印刷していて表の文字が透けて見えている状態です。また、月の「2」の左下にもうっすらと「2」が見えると思いますが、これは今回改造したカレンダーの下にもう1枚重ねて(2023年版は2枚購入しています)置いてあるのが透けて見えています。実際に写真を撮るときは気が付かなかったんですが、あとでモニターで見てびっくりしました。肉眼ではここまでひどく見えませんが、よく見るとやっぱり透けています。

まぁ、実際にはフレームに入れて、少し離れたところから見るのでそれほど気にはなりませんが、気になる人には致命的だと思います。

同じような質感のプリンタ用紙があれば、もう一工夫で透け問題は解決出来ると思いますが、バガスペーパーのプリンタ用紙なんて出ていないですよね。また、出ていたとしても、同じ色になるとは思えません。出来れば無印良品さんが「バガスペーパープリンタ用紙」として、他のバガスペーパー製無印良品と同じ質感、色のものを出してくれればいいんでしょうが、このカレンダーの日曜始まりバージョンが出るより難しそうです。

また、気になる点としては透けの他にも貼り跡が気になる、という人も多いと思います。もうひと工夫すれば、もう少しマシにはなるでしょうが、全く気にならなくなるレベルには出来ません。だったら、いっそのこと、あえて、同じ素材に紙を使うのではなく、まったく違う質感、色の紙を使用してデザインとしてしまうのもありかと思います。センスがあればね・・・。残念ながら僕にはありません・・・。

また、器用な人なら、上から貼るのではなく、直接書いてしまうのもあり・・だと思います。

このカレンダーは余白が多いので(それが魅力のひとつなんですが)いろんなことが出来るんじゃないかなって思っています。もちろん、2024年版も魔(?)改造するつもりなので、今年の反省を活かしつつもう少しおしゃれに見えるように工夫したいと思っています。

ということで、今年の出来は自分判断では、半分成功、半分失敗って感じですね。来年の自分に期待しましょう。

おまけダウンロード

まぁ、こんな時期に公開してもなんの意味も無いでしょうけど、せっかく作ったので、今回の短冊データをPDFで公開します。プリントアウトして切って貼れば日曜始まりに出来ます。

いなかた

個人的に作ったものなので、最小限のカットで済むように出来ています。カッターを使い慣れていない人にはちょっと切りづらいかとは思いますが、一度普通のコピー用紙やプリンタ用紙にプリントして練習してから本番に挑むと失敗は少ないと思うよ。

ダウンロード出来るデータは3つです。ひとつは日曜日の文字がオリジナルに準じて薄いグレーのバージョンです。上の方の画像で1月だけグレーになっていて、かなり薄くプリントアウトされたのでその画像のデータに対して10%ほど濃くしてあります。まぁ、プリンタや用紙によって微妙に色が変わるので実際にプリントアウトして色の確認をしてください。

もうひとつは赤バージョンです。個人的にはこちらの方がおすすめです。が、前述したように、祝祭日は薄いグレーのままなので、気になる方は赤いペンやマーカーで祝祭日を塗りつぶしてもいいかもしれませんね。または、適当な数字シールを貼るのもあり・・でしょう。

最後は白紙の短冊データです。日曜始まり化して不必要になった部分に貼るものです。ここはマスキングテープとか貼ってもいいかもですね。僕自身も後になってそうすればよかっと思っています。しかし、透けの問題はあるとは思いますが・・・。

もちろん、このダウンロードしたデータをそのまま使う必要はありません。各自これを参考に工夫してもっとおしゃれにしてください。そして、可能ならば、僕は、私はこんなふうにしたよってコメント欄で教えていただけたら、僕自身2024年バージョンを作るときの参考にさせていただきますので、よろしくお願いいたします。

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