前編からの続きです。前編では伊豆半島の最南端にある「道の駅 下賀茂温泉 湯の花」に行って道の駅スタンプを押してきました。まだ、読んでいない方は下記のリンクから読んでみてください。でも、特に面白く無いので、道の駅のスタンプに興味の無い人はスルーしてもOKです。
で、今回は旅行2日目から始まります。今日は神奈川県の芦ノ湖の南にある山中城跡に行きます。でも、山中城跡は静岡県にあります。
2日目(2024年11月03日)
【06:45】起床
起床。外を見ると雨は上がっている。良かった。今日は山中城跡に行くので、雨だったらテンションダダ下がりになるのは間違いない。
【07:05】朝食
朝食。
【08:40】チェックアウト
山中城跡が開くのか9時からで、ここからは車で30分弱なので、ゆっくり目のチェックアウトです。
【09:10】山中城跡駐車場
山中城跡の駐車場に到着。ここ以外に入口近くにも数台停められる場所はあるけど、歩くのが死ぬほど嫌いっていうような人では無い限り、ここの駐車場を利用することをお勧めします。
車道沿いに入口まで戻ると歩道も無いし、ダラダラ上りなので面白くないんですが、近道があります。
駐車場の奥に近道の入口があります。この太鼓橋のミニチュアのようなところを渡ると少しの階段があります。そこを上ると、
前日が大雨だったし、おそらくぬかるんでいる所も結構あるんじゃないかな? って思い、山用の靴に履き替えて正解だった。
そこを上ると、箱根旧道に出ます。ここで右折。ここから山中城跡の入口まではほぼ水平なので、
歴史を感じながら楽しく歩けます。
山中城跡、ここで道(東海道)を渡ると、
【09:13】山中城跡
山中城跡の入口になります。山中城跡は東海道を挟んで南北に広がっています。最初は北側を回ります。何となく北側から回りましたが、こっちの方がメインですね。
入口を入ってすぐにトイレ(白い建物)があり、その前は、今は工事をしているようですが、ここも駐車場になっているようです。戻ってきた時に数台停まってました。
また、ここにはおそらくガイドのサービスがあるようですね。臨時(?)の受付がありました。詳細は分かりません。でも、ことあとガイドさんと回っているグループを見かけました。
簡易地図はこのトイレの壁面に置かれていました。初めて来るので右も左も分からないので、これは助かりました。
スタート直後、道に大きな水溜りが出来ていました。ここ以外は、昨日の雨の影響はほとんど無かったんですが、やっぱり靴は履き替えてきて正解でした。
それにしても誰もいないなぁ。
池がある。と眺めていたら、突然重大なことに気が付いた。あっ!スマホを車に忘れてきた……。
う〜ん、いらないって言えばいらないんだけど……でも……。
結局、駐車場にスマホを取りに戻ってきた。んで、再びスタート。
あれ? デジャヴ?
う〜ん、既視感がいっぱい。
【09:34】山中城跡 SECTION 1(再スタート)
もーーー。自分が情けないッス。
ハイハイハイ、さっきも見たでしょ。
堀の法面が崩れている。これ、ブルーシートじゃなくて、グリーンシートじゃダメなのか? そんなものがあるのかは知らんけど……。
開けたところに出た。とりあえず全体像が分からないので、先ほどの簡易地図を頼りに適当に進む。
場内には案内図や解説板が多数あるので、より当時の様子を理解しやすくなっています。
何だコレ?
ここも崩れている。いずれこのブルーシートも土に埋もれ、1,000年後くらい未来の考古学者によって発掘されるのだろう。
おおお、ここが噂の障子堀なのか! 山中城と言えば、この障子堀だもんね。
これを見て思ったんだけど、普通お堀って人がそれ以上来れないようにするもんでしょ? だったら何でわざわざ堀に通路を作るの。変じゃね? って思っていたけど、コレって本来はもっと細いらしいです。今は史跡の保護のために土を盛っているんですって。実際には幅が30cmくらいしかないらしいです。なのでそこを一列になって攻めてくる敵を一網打尽にするらしいです。とは言うものの、通路多くね? だから半日でやられちゃったんだよ。
普通の人はスルーしそうだけど、僕は見逃さなかったぜ。城跡の最も高いところの一画にありました。測量用の基準点ですね。おそらく、ここの地図(地形図)を作る時に使用されたんでしょう。ここの位置をGPSを使い正確に測量し(最近は1mm以下の精度で測量できるようです)、ここから基準点を伸ばして測量していったのではないでしょうか?
まあ、それはさておき、通行止め以外の通路は一通り通ったと思ったので、一度入口に戻り、対面にあるSECTION 2に向かいます。
ここから、東海道の南側のSECTION 2に入ります。
【10:49】山中城跡 SECTION 2
ここを上がって行きます。写真では見切れていますが、右奥に旧街道が続いています。つまりお城の中を街道が突っ切っていたってことですかね?
ちなみにSECTION 1とかSECTION 2とか言っていますが、これは僕が勝手に言っていることです。東海道を挟んで北側がSECTION 1で南側がSECTION 2です。なので、ここからSECTION 2になります。
こちら側はお城跡というより、広い芝生公園といったところですね。お弁当を持ってピクニックなんかが似合っていると思います。
箱根の山々がキレイ。
SECTION 2の最奥部にある すりばち曲輪 です。文字通りのすりばち状になっています。実際にはもっと深かったようですね。今は安全の為に埋められているそうです。
でも、このすりばち曲輪の底にある鍵穴状の凹み、これ何?
う〜む、ここまで来るともはや、芝生公園というより、ゴルフ場?
【11:08】見学終了
はい、SECTION 2の見学完了。こちら側は1組の家族連れとすれ違っただけで、あとは誰とも会いませんでした。ちなみに以下に歩行の軌跡の画像をアップしておきます。中央のGの赤丸のところが駐車場です。僕の足で普通に回って2時間程度かかりました。
あああSECTION 1とSECTION 2の入口のところに挟まれるようにあった売店で「御城印(ごじょういん)」を購入。以下が今回購入した御城印です。3種類ありました。
御城印とはお寺や神社で頂ける御朱印のお城版ですね。ただし、御朱印はその場で手書きで描いてもらいますが、御城印は基本的にすでに印刷されているシートを購入します。なので、御城印帳の表側は購入したシートを差し込むようになっています。裏側は通常の御朱印帳のようになっています。ちなみに日付は基本的に自分で書きますが、場所によっては書いてくれることもあります。
これはメリット・デメリットが分かれるところだと思います。御朱印はその場で書いて頂くので当然世界にひとつしかないものになります。それに対して御城印はただの印刷された紙です。大量生産に向いていて、人気のあるお寺や神社で頂く御朱印のように頂くのに長時間待つということもありません。しかし、御朱印は御朱印を忘れたときにちょっと頂きにくい時があります。特に僕のように、御朱印帳を忘れるのが趣味なの? と思われるようなタイプの人間には御城印はありがたいです。たとえ御城印帳を忘れても、シートを買って家で差し込めばいいだけなので、そもそも御城印帳自体を持ち運ぶ必要性すらありません。まぁ、御朱印にもお寺や神社によっては、すでに書かれたシートを購入して、後で御朱印帳に貼るっていうパターンもありますよね。でも、それだと、(僕だけかもしれませんが)ちょっとありがたみが半減してしまうような気がします。なので、御城印のように始めっからシートを購入するってことになっている方が気が楽って言えば楽ですね。
さあ、帰りましょう。
石畳の脇にひっそりと佇んでいた、苔生した石仏。
駐車場、到着。
【11:34】道の駅 箱根峠
道の駅 箱根峠 に寄りました。
【11:46】昼食
これぞ、箱根そば。よく駅の立ち食いそばにある 箱根そば とは一味違うぞ! と言いたかったけど……箱根そば でした。
さすが、箱根。エヴァから電力を頂けるようです。まぁ、ヤシマ作戦で大量の電力を集めたので、それのお返しってことでしょうwww
このあとは芦ノ湖に寄って、関所跡、箱根神社でも回ろうかと思っていたのですが、湖畔の道路が地獄のように渋滞していたので、さっさと諦めて箱根新道に抜けて帰ってきました。
今回の山中城跡は思っていた以上に面白かったです。でもまぁ、正直に言うと、実際に建物があった状態というもの見てみたいのが本音です。もっとも、実際に再建するというのはとてつもなく難しそうだよね。だったらせめて現代のテクノロジーのARとか使って当時の様子を見られるようにすることは出来ないのかな。それにはHMDやARグラスがもっともっと進化しなくちゃ駄目だね。それは、僕が生きている間には難しそうだね。
でも、楽しかったので、また行ってみようと思っています。
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