先日(2月25日)、数年ぶりにロングトレイルシンポジウム(日本ロングトレイル協会 主催)に参加してきました。このシンポジウムには第1回から第3回までは参加していたんですが、その後、個人的に色々あるうちにコロナ禍に突入、気がついたらもう第10回目になっていたんですねー。時間が立つのは速いっすねwww
しかも、いつの間にかオンライン配信もされるようになっていたんですね。今回はどうしようかと考えましたが、久しぶりなんで、会場(長野県小諸市)に行ってきました。1回目、2回目は日帰りしましたが、3回目は1泊して2日目に軽井沢散策をしたので、今回も1泊して2日目に軽井沢に寄ってきました。
第1回〜第3回の様子は過去のブログ記事(下記にリンク)にあるので、興味ある人は読んでみてください。
んで、今回の様子はと言うと、、、以前までは写真も撮れたのですが、今回は始まる前に写真、録画、録音等禁止のお触れがありました。なので、内容を外に漏らすのはイケナイと判断して詳細は書けません。ごめんなさい。個人的にはもっとオープンにして、シンポジウムの様子もYouTube等で公開すればいいのにっ! って思うのですが、まぁ、色々と大人の事情もあるだろうから、仕方ないのかもしれませんね。
なので、今回はプログラム(どんなことをやったか)とJAPAN TRAILの紹介(さすがにこれは書いても大丈夫だろう)のみにします。詳しく知りたい方は、基本的に毎年2月の最後の方にやるので参加することをおすすめします。参加要項はだいたい毎年年末ごろに「日本ロングトレイル協会」のサイト(下記にリンク)で発表されます。最近はオンライン配信(人数限定)もされているようなので、遠方の方でも大丈夫ですね。
プログラム
このシンポジウムの特徴としては、ロングトレイルの楽しみ方はもちろんのこと、ロングトレイルを作り、運営している人たちのお話が聞けることだと思います。他のロングトレイルのイベントでは実際に歩かれた方々のお話が聞けたりしますが、それはそれで貴重なお話なんですが、そのトレイルがどのような人達によって、どのような思いで作られたかを知ることは、貴重な体験だと思います。ただトレイルを歩くだけでは知り得ないような事柄がたくさん聞けるのが僕がこのシンポジウムに参加する一番の理由です。
ということで、以下が今回のプログラムです。最後の方は時間が押してかなり駆け足になってしまいましたが、今回も貴重なお話をたくさん聞くことができました。
■挨拶 安藤 宏基(安藤スポーツ・食文化振興財団理事長、 日清食品ホールディングス(株)代表取締役社長・CEO、 日本ロングトレイル協会名誉会長) ■挨拶 小泉 俊博(小諸市長) ■講演 「田舎の資源を活かしたインバウンド観光 ~Walk Japan 30年の歩み~」 ポール・クリスティ(Walk Japan CEO) 「どうしたらもっと良くできるか」を問い続けてきた30年を振り返る。 中でも、地域における日々の景観維持活動や、植林された山を多様な動植物が生息できる森に 戻すなどのコミュニティプロジェクトは、私たちの活動の中核であり続け、 ツアーの付加価値として多くのお客様の心を惹きつけている。 ■講演 「それからのJAPAN TRAILレジスタードマーク」 中村 達(日本ロングトレイル協会代表理事、安藤百福センター センター長) ■報告 「インバウンドに向けた国立公園の取り組み」 岡野 隆宏(環境省 自然環境局 国立公園課 国立公園利用推進室 室長) ■トークタイム 「山と旅をめぐるこれからのトレンド」 安仁屋 円香(ランドネ編集長) 矢部 華恵(エッセイスト・ナレーター) 青崎 涼子(全国通訳案内士・日本山岳ガイド協会認定登山ガイド) コーディネーター 小林 千穂(山岳ライター) ■講演 「インバウンドを引き付けるアドベンチャーツーリズムの魅力」 山下 真輝(日本アドベンチャーツーリズム協議会理事、JTB総合研究所交流戦略部 部長) ■講演 「京都の自然を歩く 京都一周トレイルレジスタードマーク について」 湯浅 誠二(京都一周トレイル会 会長、(一社)京都府山岳連盟会長) ■紹介 茶の道ロングトレイル 名倉 偉能(茶の道ロングトレイル代表、日本山岳ガイド協会認定登山ガイド) ■ご案内 国東半島峯道ロングトレイル 清成 隆(国東市役所観光課長兼(一社)国東市観光協会事務局長) ■挨拶 節田 重節(日本ロングトレイル協会会長)
JAPAN TRAIL
以前から、こうゆう構想があるのは聞いていましたが、いつまにか、少しづつですが動き出したようです。
「JAPAN TRAIL」とは日本の端(沖縄)から端(北海道知床付近)まで1本のトレイルで繋いでしまおうという計画です。ルートは左の画像を見ていただくとざっくりとわかると思いますが、実際のところはまだ詳細は決まっていないようです。これから徐々に決まっていくのだと思います。今年の夏ころには沖縄のスタート(ゴール?)地点に何らかの碑(モニュメント)を建てるようなことを言っていました。
基本的には既存のロングトレイルや東海自然歩道などを繋ぐことになりそうです。すべて繋がれば1万キロほどになるそうです。ここをスルーハイク出来る人は日本人だと田中陽希氏くらいしかいないんじゃないだろうか???
詳しく知りたい人は公式サイト(下記にリンク)もすでにあるので参考にしてみてください。また、スマホのアプリも公開されています。下にiPhone、アンドロイド用のリンクがあるのでそちらからダウンロードしてみてください。
スマホ用アプリ
JAPAN TRAIL
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