このページをスマートフォンで閲覧するときは、横向きにすると(ちょっとだけ)見やすくなりますよ。
信越トレイル3日目。今日の行動予定時間はおよそ8時間(ガイドブックと公式マップから算出しています)。でも、足の裏に大きな水ぶくれが出来ていて、コースタイムで歩くのはほぼ不可能だと思われるので、プラス1時間として、9時間くらいだろうと修正。朝の6時に出発すれば午後3時頃には次の宿泊予定地の光が原キャンプ場に到着するはず。特に今日の宿泊予定地のキャンプ場では温水シャワーが浴びられるので、すでに2日間入浴していない自分にはそれだけで歩くモチベーションになる。
と、ここまでは前日の内に考えていたこと。実際には私の人生と同じで、そう予定通りには進むわけもなく、まだ暗い午前4時、ソレは起こった・・・。
山行データ
山行日 | 2012年08月12日(日)〜2012年08月16日(木) | ||
---|---|---|---|
コース | 縦走1日目:まだらお高原山の家〜斑尾山〜大明神岳〜斑尾山(スタート)〜万坂峠〜袴岳〜赤池 縦走2日目:赤池〜沼の原湿原〜希望湖〜毛無山〜涌井新地〜涌井〜富倉峠〜ソブの池〜黒岩山〜桂池 縦走3日目:桂池〜仏ヶ峰登山口〜仏ヶ峰〜小沢峠〜鍋倉山〜久々野峠〜黒倉山〜筒方峠〜関田峠〜光が原キャンプ場 縦走4日目:光が原キャンプ場〜梨平峠〜牧峠〜花立山〜宇津ノ俣峠〜伏野峠〜須川峠〜野々海峠〜野々海高原キャンプ場 縦走5日目:野々海高原キャンプ場〜深坂峠〜三方岳〜天水山(ゴール)〜松之山口 | ||
山 名 | 斑尾山(1382m) 大明神岳(1350m) 袴岳(1135m) 毛無山(1022m) 黒岩山(938m) 仏ヶ峰(1146m) 鍋倉山(1288m) 黒倉山(1242m) 花立山(1069m) 三方岳(1138m) 百里ヶ岳(931m) | タ グ | |
山 域 | 北アルプスエリア | 累積標高 | 縦走1日目:(+)1,009m (-)1,084m 縦走2日目:(+)1,184m (-)1,275m 縦走3日目:(+)1,219m (-)1,061m 縦走4日目:(+)1,540m (-)1,465m 縦走5日目:(+)365m (-)534m |
歩行距離 | 縦走1日目:14.989km 縦走2日目:22.225km 縦走3日目:15.300km 縦走4日目:19.059km 縦走5日目:5.736km | 所要時間 | 縦走1日目:06時間48分 縦走2日目:09時間19分 縦走3日目:09時間07分 縦走4日目:12時間11分 縦走5日目:03時間13分 |
関連記事 | 信越トレイル縦走記【1日目】 信越トレイル縦走記【2日目】 信越トレイル縦走記【3日目】 信越トレイル縦走記【4日目】 信越トレイル縦走記【5日目】 信越トレイル縦走記【準備編】 信越トレイル縦走記【装備編】 |
【縦走記3日目】2012年08月14日(火)
結局、昨夜寝たのは11時過ぎくらいだと思う。6時出発の予定なので5時には起きたい。なので、腕時計のアラームを5時セットしていた。
ZZZzzz…ZZZzzz…ZZZzzz…バサッ! えっ? 何? 何が起こった・・・!!! 突然目の前に何かが覆いかぶさってきた。雨粒がテントを激しく叩いている。一瞬、自分の身に何が起きているのか分からずに、とっさに枕元にあったヘッドライトを取り(今思うと暗闇の中よく一発で探り当てたと思う)、テントを飛び出した・・・。うわっ! まだ雨が降ってやがる! この雨ならレインウェア&ザックカバーは必要だな・・・。などという考えが頭を過ぎったけど、落ち着いてヘッドライトの丸い光の中に今しがた飛び出してきたテントを入れると・・・あっ! テントが片方潰れてる・・・。昨夜からの雨で地面が緩くなっていたようで、8本のペグの内2本ほど抜けていた。自立式のテントならば風が強くない限りは全てのペグが抜けても何の問題もないけど、今回持っていったNEMO META 2Pは非自立式なので、ペグが抜けるのは大黒柱が抜けるのと同じ事。それでも、抜けた2本うち1本は抜けてもあまり影響は無い。だけど、入り口の1本は抜けると支柱にしているストックが倒れてしまうので、そのせいでテントの片側が潰れてしまった・・・。とりあえず、問題の1本をしっかり地面に刺して再びテントに転がり込んだ。時刻を確認すると午前4時だった・・・。
予定では、5時起床、6時出発だったけど、今から寝るわけにもいかず、渋々起床した。う〜む、とんだ一日のスタートだ・・・。
【04時17分】 | 予定していなかった時間に起きて、とりあえず朝食。と言っても棒ラーメンをまだ眠っている胃に流し込むだけ。
昨日出来た足の裏の水ぶくれも若干小さくなっているような気もする。しかし、このまま靴下を履いて靴を履いて・・・というわけにもいかなかったので、足の裏をテーピングでしっかり固定する。靴を履いてみると・・・なんとかなりそうだ・・・。 まだ雨はしっかり降っているので、極力荷物を濡らさないように、近くにあったトイレの庇の下に一度荷物を置く。その荷物が濡れない内にテントを回収(でも、テント自体ビショビショでの回収となる)。すぐにザックの中に全荷物を詰め込んで、レインウェアを着て、ザックカバーをかける。 |
【05時21分】 | 4時に起きたので5時は出発出来るかと思ったら、少しまわってしまった・・・。
まぁ、当初の予定より早い【05時21分】、桂池スタート。。。 足の裏もテーピングで固定したせいで思ったより歩ける。 |
【05時21分】 | 本来のテント場。私はこの写真の右側の一段高ところにテントを設営しました。ここには避難小屋があります。 |
【05時22分】 | 桂池。 |
【05時23分】 | 今度は前日の内にちゃんと確認していた。トレイルの入り口。次の目的地の仏ヶ峰登山口まで3.5km。
今回の縦走で4日間のテント泊(3日目はバンガローに変更)のうちでここが一番トレイルから近い。と言うか、ほとんどトレイルの横。 今日は基本的に水場はゴール地点のグリーンパル高原荘にしか無い(途中(煮沸or浄水器を使用して)飲めそうな沢が何本かあります)ので3.5Lを担いだ。 |
【05時26分】 | 桂池の隣にある中古池(なかふるいけ)、テントサイトはこの二つの池の真ん中にある。 |
【05時27分】 | スタートしてしばらくは右に中古池を見て歩きます。ここは傾斜がないので歩きやすいですが、右側は草や笹で見難いですが、水面までの数メートルはほぼ垂直です。なので、あまり右寄に歩かないほうがいいかも・・・。 |
【05時28分】 | 中古池はあまり大きくないでのあっという間に端に到着。ここで大きく右に曲がる。 |
【05時29分】 | 中古池・北古池湿原。 |
中古池と北古池湿原はもともと一つの大きな池でしたが、池の北端の決壊による麓への被害が心配されていました。明治期、この心配事を未然に防ぐための大工事が行われ、この工事によって造られたのが、現在、中古池と北古池湿原を仕切っている足元の堤です。こうして池は二つに別れることになったのです。決壊の恐れがある池の北側の水は抜かれ、南側が水源用の池(=現在の中古池)として残りました。また、麓の柳沢集落・小境集落への水の供給は新たに隧道を建設することで解決されました。隧道の工事には3年間で延べ3840人の石工が携わり、一寸一両の費用がかかる難工事だったそうです。
麓の集落にとって生活の糧は今なお田畑であり、水源の確保はこれからも命に関わる大きな話題であり続けることでしょう。
【05時29分】 | 中古池の縁ギリギリに建っている小屋。雨が降っているとはいえこの中に足を踏み入れる勇気は無し。いずれは中古池に落ちちゃうんじゃないかな??? |
【05時29分】 | ふたたびすぐに左に曲がる。次の目的地の仏ヶ峰登山口までは3.2km。
左側に北古池湿原を見て進みます。でも木が多くて湿原はほとんど見れず・・・。 |
【05時36分】 | 少し広くなった所に出た。 |
【05時37分】 | 上の写真の中央奥にトレイルは続いている。でも、ここからは細い普通の登山道になる。仏ヶ峰登山口までは2.7km。 |
【05時39分】 | ここからは国有林。 |
【05時42分】 | 信越トレイルでは珍しい、沢にかかっている丸太橋を渡る。ここの水は飲めそうだ・・・(もちろん未確認ですし、そのまま飲めるという意味じゃないです)。 |
【06時00分】 | まだ、この辺りはアップダウンも少なくて歩きやすい。 |
【06時03分】 | 分岐がある。この辺は幾つかのトレイルがあるようだ。信越トレイルは左に曲がる。右方向は風穴と書かれている。うっ、気になる・・・。でもまだ先は長いし、足も万全ではないので、寄り道は出来ない。ここは後ろ髪を引かれる思いで、仏ヶ峰登山口に向かう。 |
【06時03分】 | 仏ヶ峰登山口まで1.5km。 |
【06時18分】 | うっ、足元がドロドロ。 |
【06時20分】 | 今度は一本橋。ここも水場になりそうだ・・・。
ここが今日の最低部になる、という事はここから今日の最高部である鍋倉山(1,288m)までは標高差で約550mあるということだ。 |
【06時21分】 | 少し登ると、分岐がある。 |
【06時21分】 | 右方向に行くと大ケヤキとある。ちょっと見てみたい気もするけど、どのくらいの距離があるのかわからないので、ここはパスして仏ヶ峰登山口に向かう。あと900m。 |
【06時23分】 | 一つピークを超える。 |
【06時46分】 | 再び下ると、最低部に沢が流れている。ここの水も飲めそうだ・・・。 |
【06時48分】 | 仏ヶ峰登山口まで200m。じつはここの200mは全トレイル中で最もツライ200mだった。と言うのも桂池テントサイトにあるトイレがあまり積極的には使いたくはないトイレだったために、次の仏ヶ峰登山口にあるトイレまで我慢することにした(正確に言うと次の仏ヶ峰登山口までは楽に持つと思われた)。スキー場のトイレだし、それなりにキレイだろうと思っていたけど・・・。 |
【06時58分】 | 上の写真の所から10分ほど急登を登ると、入山者カカウンターがあった、これがあるということは、もうすぐ、開けた所にでる合図。
それにしても、10分経っても200mも進めなかったってことか・・・。 |
【06時59分】 | 仏ヶ峰登山口。どうやら今歩いてきた道は「豊田山歩道」というらしい。 |
【06時59分】 | 樹林帯の急登を進むと急にポンっと広い所に出た。どうやらスキー場のリフトの下り口付近に出たようだ。 |
【06時59分】 | スキー場の下の方を見る。中央にも別のリフトの下り口が見える。 |
【06時59分】 | それはさておき、トイレは何処だ! この写真でもトイレへの矢印が右方向を向いているが、切羽詰まった自分には正面にある建物にあると思い込んでしまった。 |
【07時00分】 | とりあえず、正面の建物を目指す。近づいてくると、草が胸くらいの高さまで生えていて、軽い藪こぎになってしまった。それでも草をかき分け建物に近づいてみるとトイレらしきものはなし、あれ〜? と周りを見渡すと、二つ上の写真の中央に見える建物にトイレのマークが有るのが見えた。それにしても100m以上離れている建物のトイレのマークが見えたなんて、今思うとビックリです。トイレの位置が確認出来たので、そこに急ごうと最短のコースを藪こぎしていると、急に景色が縦にブレた・・・。草で足元が全く見えなかったので、そこに50〜60cmほどの段があるのに気づかずに落ちてしまった・・・。草がクッションになりそれほど大きなダメージはなかったけど、トットイレはまだか〜。 |
【07時24分】 | なんとか、トイレに間に合い、再び戻ってきた。休憩も含めて30分ほどロスしてしまった。まだ雨は断続的に降っていたけど、レインウェアのジャケットを脱ぐ。 |
【07時32分】 | たまにガスが晴れると下の方までよく見える。 |
【07時50分】 | 最初はリフト乗り場の建物の横を直登して、大きく右に曲がりしばらく登ると別のリフトがあり・・・ |
【07時51分】 | ・・・そこからさらに左に曲がってしばらく行くと・・・ |
【08時04分】 | ・・・稜線上に出る。 |
【08時05分】 | おっ! あの奥のピークが仏ヶ峰か??? |
【08時11分】 | 次の目標の小沢峠まであと1.5km。 |
【08時39分】 | 三角点がある所に出た。ここが仏ヶ峰??? 実は歩いている時はてっきりここが仏ヶ峰の山頂だと思っていた。公式マップには山頂は不明瞭と書かれているし、ここには山頂標も無いのでてっきりそう思っていたけど、この文章を書いるときに再度公式マップを見ると、三角点の位置は標高1,140mで、1,146mの仏ヶ峰山頂の少し手前になっている。なので、山頂はこの少し先だ。 |
【08時44分】 | ここを登り切った所が山頂なのかな??? でも実際に歩いている時はとっくに仏ヶ峰の山頂を踏んでいると思っているので、結局山頂は不明・・・。 |
【08時49分】 | どうせなら、山頂に立てればいいのに・・・。 |
【08時49分】 | やっぱりザックが右に傾いている・・・。 |
【09時08分】 | ちょっと広くなった所に出た。ここが小沢峠。たしかに鞍部にあるので峠といえば峠だけど、そうとう古いルートなのだろうか? 左右に分岐が無ければただの稜線の一部に見える。地図で確認しても峠らしくない。 |
【09時08分】 | 次の目標は鍋倉山。あと3.1km。 |
【09時26分】 | 小沢峠に腰を下ろすのにちょうどいい木があった。ついでなので、ザックを降ろしてレインウェアのパンツを脱ぐ。今回持っていったのはファイントラックのレインウェア。普通のレインウェアのパンツは裾までチャックで開くことができて、登山靴を履いたままでも脱ぎ履きが楽に出来るようになっているものが多いけど、このファイントラックのパンツは太腿の横から脛の横までがチャックで開くようになっているけど、裾から上15cmくらいは開かないので、登山靴を履いたままだと脱ぎ履きがとても困難。こういった所に腰を降ろして無理やり脱ぐ。体の硬い私は、こんなもん登山靴を履いたままで脱ぎ履き出来るのは中国雑技団くらいだと、心の中で毒づいている。結局休憩も含めて20分ほどいた事になる。この間に一人のハイカーが追い越していった・・・。 |
【09時27分】 | 出発! |
【09時44分】 | まぁ、峠を超えたんだから当然次は登りになる。 |
【09時50分】 | 気持ちのいいブナの林を進む。 |
【09時51分】 | !! |
【09時56分】 | ガスが出てきてちょっと幻想的なブナ林。
実は全トレイル中で、ここのブナ林が一番感動したけど、帰宅して愕然!!! 写真を一枚も撮ってなかった(あまりの感動でシャッターを押すのを忘れていたか?)・・・。あぁ〜、何やってんだオレ! でも、まぁ、そこは心の印画紙に焼き付けたということで・・・。 |
【10時13分】 | 細尾根地帯に入った。と言っても、普通に歩いているぶんにはそれほど危険は感じない。でも、所々にトレイル上に亀裂の入った箇所があった。ここを通る時は崩れやしないかと、ちょっとヒヤヒヤ。 |
【10時16分】 | 右側が大きく崩れた場所もある。でも、トレイルはしっかり付けられているので危険は無い。 |
【10時17分】 | 細尾根と言ってもこんな感じ。左右に落っこちなければ問題ない。 |
【10時23分】 | ガスの合間から鍋倉山(だと思われる)のピークが見えた。 |
【10時35分】 | トレイル上にはこんな邪魔な木が結構ある。でも、無理には切って欲しくはない。人間がちょっと避けて通ればいいだけ。 |
【10時37分】 | ネズミの死骸・・・。 |
【10時51分】 | 間違いない、あの奥が鍋倉山だ。でも、どうルートをとっても手前にピークがあり、そこを超えていかなければならないようだ・・・。 |
【10時56分】 | やっぱりあった、山頂手前のピーク。この後少し下る。鍋倉山まであと800m。 |
【11時23分】 | 山頂直下の最後の登り。結構な急斜面。 |
【11時33分】 | 石の祠が見えたら・・・ |
【11時33分】 | ・・・そこが鍋倉山山頂。
ここでもザックを降ろして休憩。その途端、雨足が強くなってきた・・・。もはや、全身びっしょりなので、気にしない。真夏の低山なので、低体温症の心配もなし。というか逆に火照った身体に気持ちいい。キャンプ場にはシャワーも待っている。 < /td> |
【11時48分】 | 結局、15分ほど休憩して山頂を後にする。 |
【11時48分】 | 目指すは黒倉山。遠くから見た時もこの二つの山はゆるやかな吊尾根でつながっているように見えた。 |
【11時49分】 | 出発してすぐに、あれ? |
【11時52分】 | 再び、あれ? あれ?
この辺り、分岐だらけ。しかも公式マップにはそんなことは書かれていないし、信越トレイルのプレートも全く見当たらない。ちなみに、上の写真は左側に、この写真は右側に進んだと思います。 |
【11時56分】 | うわ〜、ブナが折り重なって歩きづらい・・・。道間違えたか? この辺りでは数十メートル毎に地図を開いて確認する。でも、地図ではただの一本道になっているだけなので、参考もになにもなりゃしない。 |
【12時00分】 | じゃあ、地形を読み取ろうにも、所詮二万五千分の一の地図。細かな地形なんて記述しているはずもない。写真ではわからないけど、歩いている左側には小さな谷がありその向こうにも小さな尾根が見える。つまりここは二重尾根になっている。どんなに目を皿のようにして地図を見ても、そのような地形は読み取れない。ちなみにこの左側の尾根はこの少し先で今歩いている尾根に収束する。 |
【12時02分】 | これだけしっかりしたルートがメインルートじゃないっていうのはちょっと考えづらい。ちょっと歩いては地図を広げて、ちょっと歩いては地図を広げて・・・を繰り返すこと数分・・・ |
【12時07分】 | ・・・あっ! 信越トレイルのプレートがあった。間違って無かった。 |
【12時07分】 | ここが久々野峠(くぐのとうげ)。鍋倉山と黒倉山のちょうど真ん中あたりの鞍部になる(公式マップを見るとこの二つの山のほぼ中央が久々野峠になっているけど、実際にはもっと黒倉山に寄っている)。吊尾根でいうところの一番低いところ。 |
【12時08分】 | 黒倉山まであと200m。 |
【12時12分】 | 黒倉山までの最後の登り、ここも結構急です。でも距離は短い。 |
【12時16分】 | 目の前が明るくなったら・・・ |
【12時16分】 | ・・・黒倉山山頂。 |
【12時16分】 | 古そうな標高標石。 |
【12時17分】 | 展望は無し。 |
【12時22分】 | 黒倉山では休憩は無し。今日の(信越トレイル上の)ゴールの関田峠(せきだとうげ)まで約2.0km。 |
【12時51分】 | 筒方峠(どうがたとうげ)。 |
【12時52分】 | この少し手前でカメラマンとスレ違い、その少し後、同じカメラマンに追い越された。写真を撮りに入っているようだ。そのカメラマンがこの筒方峠脇にある、黒倉小池を撮影しようと三脚とカメラをセッティングしていた。お先に、と先を急ぐ・・・あっ! 池の写真撮るの忘れた・・・。 |
【13時05分】 | 関田峠まで300m。筒方峠から関田峠まではゆるやかな登りが続く。 |
【13時08分】 | 良い感じのブナ林。 |
【13時09分】 | あっ! 入山者カウンターがあるってことは・・・ |
【13時13分】 | ・・・道路に出た。 |
【13時14分】 | 関田峠到着。 |
【13時14分】 | 右側。 |
【13時14分】 | 左側。 |
【13時15分】 | 正面。 |
【13時15分】 | 古そうな石碑もある。 |
【13時15分】 | さっき、車道に出たところから右に少し行った所に信越トレイルのルートは続いている。 |
【13時27分】 | 初めはちょっと登りが続くけど、それを越えると緩やかな下りになる。 |
【13時30分】 | まーーーーーっすぐ続くトレイル。それにしてもキャンプ場への分岐はまだか? |
【13時32分】 | あっ、やっと分岐があった。 |
【13時33分】 | 右に曲がると今日のゴールのグリーンパル高原荘。あと1.5km。 |
【13時33分】 | ちゃんと明日のルートも確認しておく。明日の最初のポイントは梨平峠までで距離は1.1km。 |
【13時34分】 | いざ! ゴールへ・・・。
この辺りのルートは信越トレイルの為に新たに作られたルートなのか? まだ緑の匂いが強かった。 |
【13時37分】 | 何だ? これ? |
【13時38分】 | 左側に開けたところが??? 初めはここがテント場なのかと思ったけど、違うようだ・・・。 |
【13時42分】 | それにしてもキャンプ場はまだか??? この辺りの道は平らなのにやたら良く滑る。踏み固められた赤土の上にコケが生えているために、よく滑る。何度コケ(苔だけに・・・)そうになったか・・・。 |
【13時49分】 | オイオイオイ、どこまで下るんだよ。明日の朝、また登り返さなくちゃならないんだぞ! なかなかキャンプ場の建物が見えない。 |
【13時56分】 | あっ、やっとソレらしい所に出た。実にトレイル上の分岐から標高差で約160mも下ってきた。ってことは明日は160mも登り返さなくちゃならない・・・。 |
【13時57分】 | 人口の池だ。右上の見える建物に受付がある。 |
【14時11分】 | 上の写真から10分以上もかかってやっと受付に到着。土の上と違って、アスファルトの上は足の裏の水ぶくれに響く。
ここのキャンプ場は予約制なので、約一週間前に予約していた。テント泊一泊1,000円。でも、今日は全身びしょびしょだし、天気も悪いのでテントを張る元気は無し。ダメ元で、バンガロー(受付に来るまでにバンガローが数棟建っているのが見えた)が空いていないか聞いてみると、運良く一棟空いているというので、急遽テント泊からバンガロー(一泊3,000円・・・)に変更。やったー! これで今日のテント張りと明日の朝のテント撤収をやらなくて済む。それに、今日の朝は、雨が降っていたのでテントをビショビショのままスタッフバッグに詰め込んであるので、折角シャワーを浴びても、再びビショビショのテントに入るのは嫌だ! |
【14時15分】 | 運良くバンガローに泊まれることになった。、でも、翌日知ったことだけど、ここの施設には宿泊施設(受付のある建物の2階)もあるらしい。そこは一泊2,300円でかなり快適らしい・・・。まぁ、それはその時は知らなかったので、バンガローに泊まれることにちょっとワクワクしながらドアを開けると・・・ |
【14時16分】 | ・・・何もない・・・。まぁ、当たり前だけど。
とりあえず、ザックの中の濡れたものを全て出して、持ってきた細引きをバンガローの中に掛け、いろいろなものを広げた。 ヒーヒー言いながら足の裏に貼っていたテーピングを剥がすと、前日より悪化はしていないように見えたのでちょっとホッとした。 荷物を広げて、ちょっと休憩した後、念願の温水シャワーに向かう。出来れば温泉とは言わないけど、お風呂があればいいのに・・・とは思わないでおこう。 |
【15時03分】 | 受付にシャワーを浴びたい旨を伝えると鍵を渡された(お金はバンガローに変更した時に一緒に払っていた)。でも、結局何処で使うのかは分からなかった。シャワーはこのドアの中にあるけど、このドアは内側から鍵がかかるようになっている。 |
【15時03分】 | ドアの内部は手前に脱衣所があり、奥がシャワーだ。出来たばかりなのだろうか? というくらいキレイだった。石鹸やタオル類は無し。自分で用意する必要がある。受付でも買えるみたいだけど・・・。 |
【15時03分】 | 綺麗な洗面所もある。ドライヤーは自由に使える。 |
【15時09分】 | 髭も剃って、頭も洗って、全身すっきり! 隣接するレストランで、カレーうどんの文字があったけど、ラストオーダーの時間が迫っていたのでパスしてソフトクリームを食べる。ここのはちょっとシャリシャリしていて甘さもさっぱりしているので美味しかった。アイスもちゃんとコーンの底まで詰まっていた。 |
【15時24分】 | バンガローに戻って、明日のルートを確認しつつちょっとまったりタイム。
とりあえず、暗くならない内に水を確保しておく。でも、ここはキャンプ場で、ちゃんとした水場があるので、苦労しないで手に入る。自分が泊まったバンガローから水場まで50m程度。さっぱりした身体に高原の風が気持ちいい。 |
【16時03分】 | ちと、早いかなとも思ったけど、食事の準備。バンガローの前にベンチがあるけど、足の裏と相談した結果、あそこまで行くのも億劫なので・・・ |
【16時03分】 | ・・・ドアを開けてすぐのところでお湯を沸かす。 |
【16時54分】 | 上の写真から50分以上経っているけど、食事の準備完了・・・。実際には食事の前にコーヒータイムがあって、アルファ米の準備だけ先行していただけ。
結局この日の食事は1時間以上かかってようやく食べ終えた。ハッキリ言って、アルファ米と棒ラーメンを身体が受け付けなくなっている。さっきのカレーうどんを食べなかったのを猛烈に後悔している・・・。 |
朝からテントが倒れたり、雨の中の山行だったり、ほとんど展望がなかったり、だったけど5日中でこの日が一番楽しかった。身体が慣れてきたということだろうか? 足の裏の水ぶくれは相変わらずで、特に急な下りは25kgの荷物を背負っているということもありかなりツライ。でも、全然歩けないというわけじゃない。これならあと2日、なんとか持ちそうだ。この日も寝る前に足の裏にサロンパスを貼った。
日が落ちると、バンガローの中は今までのテントと違い天井が高いので、いつもより暗く感じた。明日は距離も長く、行動予定時間も10時間位になりそうなので、8時前には寝る体制に入った・・・けど、結局この日も寝たのは12時過ぎ。翌日は4時に起きて、5時に出発の予定。テントを畳む手間がいらないので、楽なハズ・・・。
コメント
コメント一覧 (2件)
以前、南高尾の『アレ』を教えていただいたどろろんmamaです。
その後、まったく報告もせずにすみません。
せっかく教えていただいたのに未だ行けてないんです。
高尾山にはたびたび登っているのですが。。。
信越トレイル縦走記、楽しく読ませていただきました。
ずいぶん前に公式ガイドと地図を手にしていましたが
情報が少なくて、イメージがつきませんでしたが
にんべんさんのこの縦走記は丁寧でとてもありがたいです。
最初はセクションハイクから、
いつかはにんべんさんのようにスルーハイクにチャレンジしたいです!
どろろんmamaさん、お久ぶりです。
> せっかく教えていただいたのに未だ行けてないんです。
まぁ、アレは当分無くなることはないと思うので、機会があれば行ってみて下さいね。
それで、何か分かったら教えて下さいwww
> 情報が少なくて、イメージがつきませんでしたが
確かに情報は少ないですよね。
なので、この縦走記が終わったら、
少ない情報から大雑把な計画を立てるまでを【準備編】として書くつもりです。
> 最初はセクションハイクから、
> いつかはにんべんさんのようにスルーハイクにチャレンジしたいです!
真夏はオススメしませんが・・・季節が好ければ最高のトレイルだと思いますよ。
それに、セクションハイクだと水の心配もいらないですしね(^^;;
そして、最後はスルーハイク! がんばってください!