『イエスの古文書』〈上・下〉 アーヴィング ウォーレス著 を読んで

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イエスの実の弟によって記されたという新しい福音書が発見された!

その福音書を追加した新しい聖書(インターナショナル新約聖書)を発行するためのプロジェクトに宣伝担当で主人公が参加する。

新たに発見された福音書は世界中のその道の権威である科学者や聖職者によって調べられ間違いなく本物であると皆が声をそろえた。

一方ではそのプロジェクトを潰すべく巧妙な妨害工作が主人公に襲い掛かかってくる。

主人公はその福音書の真偽に疑問を抱くようになりそれを確かめる為に東奔西走する。

やがて主人公は新しい福音書は自分が作ったという老人に出会い、その証拠を手に入られる手はずだった。

しかし、その証拠を受け取る直前にその老人が不審な事故にあって死んでしまう、証拠は闇の底に葬り去られたかに見えた。が、その老人の残した僅かな遺留品からその証拠のありかを突き止める。

はたしてその証拠品は老人が言うように贋作なのか?または本当にイエスの弟によって書かれたものかのか???

基本的に聖書の内容を知らないとちょっと読むのがつらいかな?と思う。逆に自分のようにクリスチャンではないが多少は聖書の内容を知っている、ぐらいの人は十分に楽しめると思う。また本当のクリスチャンで聖書に精通している人は恐らく始めから最後までツッコミの嵐だと思う。

とはいうものの歴史ミステリーとしては多少の古さを感じはするが最後まで一気に読めて楽しめた。ただ、最後があやふやでラブストーリーのような終わり方はどうかな?という感じは否めない。

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