このページをスマートフォンで閲覧するときは、横向きにすると(ちょっとだけ)見やすくなりますよ。
自宅付近から見る丹沢で一番高く見えるのが大山なのだが、そこから北に伸びている稜線はずっと気になっていた。そのルートは登山地図を見ると点線になっているので躊躇していたが、ネット等で調べてみるとさほど危険もなさそうなので挑戦してみた。
山行データ
山行日 | 2006年06月10日(土) | ||
---|---|---|---|
コース | (スタート)ヤビツ峠~大山~北尾根~西沢ノ頭~県道~青山荘~ヤビツ峠(ゴール) | ||
山 名 | (丹沢)大山(1252m) 西沢ノ頭(1094m) [尾根]大山北尾根 | タ グ | |
山 域 | 丹沢エリア | 累積標高 | (+)1,005m |
歩行距離 | 12.077km | 所要時間 | 04時間47分 |
関連記事 |
山行記
【07時53分】 | ヤビツ峠からスタート。 |
【07時53分】 | ヤビツ峠の売店。ちょうど着いた時にシャッターを上げていた。 |
【07時53分】 | ヤビツ峠のトイレ。ここに登山ポストがある。 |
【07時53分】 | ヤビツ峠登山口。 |
【07時54分】 | 登山口を上がった所にヤビツ山荘があった。でも入口はベニア板で打ち付けられていて中には入れない。そもそも営業しているのか? |
【07時55分】 | ヤビツ山荘の正面に蓑毛方面に下る分岐点がある。 |
【07時55分】 | 蓑毛方面の分岐点を右に見つつ、大山山頂方面に登っていく。 |
【07時56分】 | 少し登った所の休憩所。 |
【08時06分】 | しばらくは小さなアップダウンを繰り返すもまだ楽に歩ける。 |
【08時10分】 | 秦野方面の展望。まだ千メートルにも満たない標高なのに雲が下に見える。 |
【08時15分】 | 登り唯一のクサリ場。でもクサリを使う程では無かった。 |
【08時22分】 | 再びなだらかな道に出る。 |
【08時27分】 | 大きな岩を乗り越えて・・・ |
【08時34分】 | ・・・グイグイと標高を上げていく。 |
【08時45分】 | 展望の好い所からは富士山が良く見えた。(でも露出が変・・・) |
【08時53分】 | 展望の好いところから少し進むと下社からのルートとぶつかる。 |
【08時54分】 | 合流点からすこし傾斜がきつくなるが、あと10分ほどで山頂に到着出来るということなので、自然とピッチが上がる。 |
【08時56分】 | 石碑。 |
【08時59分】 | 山頂手前の鳥居。 |
【09時01分】 | 山頂直下の鳥居。ここを潜れば山頂は目の前だ。 |
【09時02分】 | 上の写真の鳥居を潜って、奥に見える石段を登ると・・・ |
【09時04分】 | ・・・山頂到着。ヤビツ峠からおよそ1時間10分でした。 |
【09時05分】 | 大山山頂のトイレ。冬に来たときは閉まっていたが、今回は営業中(?)だった。その代わりと言ってはなんだか奥の院はシャッターが閉まっていた。今回もお参りをしようと思っていたが残念。 |
【09時05分】 | 山頂の東側の一段下がったところにある広場。冬は人でいっぱいだったが、今日は誰もいなかった。 |
【09時06分】 | 東方面の展望。 |
【09時11分】 | 北西方面の展望。 |
【09時12分】 | 山頂直下に置かれていたバスタブのような容器の中をのぞくとオタマジャクシが泳いでいた。 |
【09時12分】 | 山頂のアンテナ。これがあるおかげでどこから見ても大山だと分かる。近くでみるとやっぱりデカイ! |
【09時13分】 | アンテナの建物の間から北尾根方面に下れる。 |
【09時13分】 | 踏み後がしっかり付いているので迷う事はない。 |
【09時17分】 | 初夏を感じさせる尾根道を進む。 |
【09時23分】 | 途中、西側の斜面が崩れているところがある。 |
【09時29分】 | 山ツツジ。所々に咲いていた。 |
【09時32分】 | 木々が開けて明るくなっている所があったので、ここでザックを下ろして5分ほど休憩する。 |
【09時33分】 | 上の写真の西側(左側)の展望も好く。富士山がよく見えた。 |
【09時37分】 | 気持ちの好い尾根道を進む。 |
【09時41分】 | 一部細尾根になっている所がある。 |
【09時44分】 | 細尾根と言ってもそれほど危険は感じなかった。でも、慎重に進む。 |
【09時48分】 | 細尾根を過ぎるて大きな岩がゴロゴロした急登が続く。気持ちよい尾根道歩きですっかり引いていた汗が再び噴き出してきた。 |
【09時50分】 | 急登を登りきると西沢ノ頭に出た。 |
【09時56分】 | せっかく苦労して登って来たのに西沢ノ頭を越えると再び下る・・・ |
【10時01分】 | ・・・さらに下る。 |
【10時06分】 | また、開けた場所に出た。 |
【10時07分】 | 西側の展望の好い所からこれから通るであろうルートが見えた。中央に見えるピークに向かって細いルートが続いている。 |
【10時11分】 | 気持ちの好い青空だぁ。 |
【10時21分】 | このあたりから少しづつ西側に進路を変える。
ここの斜面で北尾根に入ってから始めての登山者とすれ違った。あと20メートルほど登ると上の写真の展望の好い所に出るのだがここの薄暗い斜面で休憩を取っていた。今思えば教えてあげれば良かったなぁ・・・。 |
【10時27分】 | まるで近所の公園の中を歩いているような錯覚に陥りそうなくらいキレイに踏み後のあるルートを進む。 |
【10時28分】 | 上の写真の尾根道の右側の階段があった。どこに続いているのだろう??? |
【10時28分】 | 目の前が開けたと思ったら鉄塔があった。
ここで、地形図で位置を確認する。鉄塔があるので正確な位置を把握することが出来る。この少し先の918メートルのピークから右方向にほぼ直角に曲がって県道に下りていく。 |
【10時29分】 | いつものように鉄塔をしたから見る。 |
【10時29分】 | 鉄塔の足のところに上に登るためのものだろうか? ゴンドラのようなものがある。
コンドラを見ながら「こんなので上までいったら怖いだろうな・・・」なんて思ってたら、なにやら妙な羽音が聞こえてきた。よく見たら親指くらいはありそうな蜂が10匹程度自分の周りを飛んでいた。おもむろに走り抜けようと思ったら進行方向にサッと数匹が回り込み行く手を塞ぐ、仕方ないので戻ろうかと振り返るとこちら側にも数匹が飛んでいる。完全に包囲されてしまった。恐らく時間にして数十秒程度なのだろうが、体感的には数分はその状態が続いたように思えたが、しばらくすると蜂はコース上から外れたのでその間にダッシュで蜂の間を駆け抜けた。ふぅ~、ちょっとビビッたゼ。 |
【10時31分】 | 蜂の攻撃をかわして少し進むと小高い開けた丘状の所に出た。恐らくここが918メートルのピークだろう。 |
【10時31分】 | そのピークを数メートルも進むと、尾根が左右に分かれているところに出る。右側にも踏み後はあったが、今回は左へ進む。 |
【10時38分】 | ここからは基本的に下りだけのハズだ。 |
【10時43分】 | 階段がずっと下まで伸びている。 |
【10時46分】 | 途中、1本だけ枯れた木があった。これはこういう木なのか? |
【10時49分】 | 今度は足を置くところがしっかりとした階段がある。この階段は歩きやすい。 |
【10時52分】 | 見にくいけどコース上にワイヤーが横切っていた。ボーッと歩いていたら引っかかるんじゃないか? |
【10時58分】 | ワイヤーを過ぎると急な下りになる。これで一気に県道に出るかと思ったけど・・・ |
【11時00分】 | ・・・再び登り返した。 |
【11時08分】 | 小さなピークを越えるとまた急な下りになる。 |
【11時14分】 | いま、下りてきた所を振り返って見た。かなり急な登りだ。絶対にこっちから大山山頂を目指すのはイヤだ。と思った。 |
【11時15分】 | やっと県道に出た。 |
【11時15分】 | 県道側の入り口に立っていた指導標。えっ? ここから頂上まで2時間!? おいらは山頂からここまで2時間かかったぞ! いくら気分が好くてのんびり歩いてたとは言え、後半の急な斜面の連続を考えるとこっちから2時間で行くのは(おいらには)絶対に不可能だ。うむ~、世の中にはすごい人もいるもんだ・・・。 |
【11時16分】 | しばらくは県道歩き。たまに大きなトラックが通ったりするのでちょっと怖い。 |
【11時29分】 | 途中、道が大きく(写真の)左方面に向かい再び折り返して来るところがあった。斜面の上を見ると50メートルくらい先に折り返してきた道のガードレールが見えた。ここからまっすぐに林の中を進めば数百メートルはショートカット出来そうだ。辺りを見渡すと同じことを考えた人がいたのだろう、薄い踏み跡がまっすぐ続いていた。斜面もそれほど急ではないので、ここをまっすぐに進む。 |
【11時31分】 | ラッキー! とりたてて歩きにくいところもなく1分強ほどで上の道に出た。 |
【11時38分】 | 蝶? 蛾? |
【11時45分】 | 県道の右側には沢が流れている。 |
【11時47分】 | 青山荘が見えてきた。ここを越えたところからヤビツ峠へショートカット出来るルートの入り口があるはずだ。 |
【11時53分】 | ショートカットの入り口を探したが、見つからない。それらしい入り口も指導標も無い。あれ? あれ? というまに数百メートルも進んでしまい結局見つからなかった。仕方が無いので素直に県道を歩こうと思っていたら、ちょうどガードレールが切れていて左下にある沢に下りていけそうなところがあった。 |
【11時53分】 | 林の中を数メートル進むとそこから4~5メートル下に沢が流れている。そこに降りる斜面は急だが柔らかな土なので、慎重にステップを作りながら降りて行く。 |
【11時57分】 | 下ったところにある沢を渡渉し、目の前にある尾根を左側から回り込むようにして進む(地形図でこの尾根の向こう側にルートがあることを確認している)ともうひとつの沢にぶつかる。ここも渡渉して・・・ |
【11時58分】 | ・・・林を抜けると・・・ |
【12時02分】 | ・・・芝生の広場に出た。
どうやらここは青山荘の裏の広場のようだ。位置的にこの右側にある尾根の終端を回り込めばヤビツ峠へのルートが見つかるはずなのだが、それらしいところは無かった。おっかしいなぁ・・・と思いつつこの芝生の広場をウロウロしていたら・・・ |
【12時08分】 | ・・・やっとそれらしい入り口が見つかった。
入り口の位置は上の写真の奥の左奥にあった。ちなみに奥の左側は青山荘の駐車場に出るようだ。なので、宮ヶ瀬湖側から来た場合は青山荘の手前を入らなければならないようだ。手前の青山荘の駐車場を突っ切ってくれば良かったのだ。素直に地図の通りに青山荘を過ぎて、、、とか考えたのは失敗だった。 何はともあれ入り口が見つかって良かった・・・。と思いながら橋を渡ろうと思ったら橋の向こう側の左に迷彩のテント(?)が建っていた。恐らくバードウォッチング用のテント(?)だと思われる。一部空いている穴からは望遠レンズが見えていた。中は見えなかったが恐らくその中には人もいたと思われる。そのテント(?)2メートルくらい前まで全然気が付かなかったので、それを確認したときは口からカンゾーが飛び出るくらいびっくりした。恐らくその中の人はおいらが芝生広場でウロウロしていたのを見ていたのだろう・・・。 |
【12時12分】 | 橋を渡ったらしばらくは沢の脇を通るが、数回涸れた沢を渡るところがあった。 |
【12時14分】 | 砂防ダム(?)の脇を乗り越える。 |
【12時19分】 | なぜか? 意味不明のタンクトップが木にぶら下がっていた。なんだこれ? |
【12時21分】 | ルートの入り口さえ確認出来れば、後は踏み後&赤テープがあるので迷うことは無い。 |
【12時25分】 | 再びシャツがぶら下がっていた。なんだこれ? |
【12時30分】 | なんでこんな深い山の中にこんなりっぱな石垣があるかなぁ??? |
【12時31分】 | ずっと沢沿いだったが途中から沢を離れ小さな尾根に取り付く。昔は階段があったのかも知れないが今はそれも崩れて土がむき出しになり前日の雨で滑りやすくなってた。しかし、誰かが付けてくれたのか、小さなステップがありそこに足を置き慎重に進む。 |
【12時34分】 | 鹿柵の脇を抜ける。昔は結構メジャーなルートだったのだろうか??? |
【12時36分】 | 崩れかけた階段を登ると・・・ |
【12時37分】 | ・・・建物が見えてきた。ゴールは近そうだ。 |
【12時37分】 | おっ、ヤビツ峠の駐車場の裏に出た。てっきりヤビツ峠の少し手前の県道に出るのだと思っていたので、ちょっと得した気分だ。 |
【12時38分】 | ここが出てきたところ。ヤビツ峠の駐車場の宮ヶ瀬湖側の奥に出た。 |
【12時38分】 | ゴールです。今日はちょっと帰りが早いです。それというのもこの後八王子に行く用事があるので、今日は早めの上がりです。 |