富士登山用金剛杖について

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私は今までに6回ほど富士山の山頂に立ちましたが、金剛杖を購入して焼印を押してもらいながら登ったのは2回だけです。須走口と富士宮口から登った時に五合目で購入後、各山小屋に立ち寄る度に押してもらいましたが、まだそれぞれの登山口の山小屋全てで押してもらっていないと思います。たとえば、須走口の八合目の富士山ホテルや砂払五合目などがまだ押してもらっていません。というかそこに焼印があることさえ知りませんでした。帰ってきた後でネットやテレビで知りました。なので、これから金剛杖に焼印を押してもらおうと考えている方は、ぜひ、自分の登るコースの焼印のある山小屋をチェックしてから登った方が良いと思います。

また、焼印のことは詳しくは書けませんが、その実用性について私の考えは、富士登山には金剛杖は必要だと思います。登山用のストックでも問題無いとは思いますが、やっぱり富士山には金剛杖です。まず、通常の登山用のストックよりかなりリーズナブルです。五合目で大体千円前後で売っています。それに登山用のストックに比べて長くて丈夫です。そのおかげで杖に寄り掛かることが出来ます。これは登山用のストックには出来ません。また、その威力を最大限に発揮するのは下りの時だと思います。富士山では所々に大きな段差のある岩場があります。通常、登山用のストックを下りで使用する場合は、自分の前にストックを出して体重をかけるのは危険なのでNGです。ストックが急に短くなって前のめりになってしまうことがあるからです。なので、ストックはバランスを取るだけにして自分の足で下りてきます。しかし、金剛杖は上からの荷重に対して縮むことはありません(斜めに荷重を掛けると折れることはありますが・・・)。なので、金剛杖は特にヘロヘロに疲れている下りでは自分の体をしっかりと支えてくれるのでだいぶ楽になります。そう考えると、登山用のストックと金剛杖では使い方が違うということになりますね。確かに、登りの場合は登山用のストック(2本使用の場合)は腕の力を推進力に変えられますが、金剛杖にはそれは出来ませんね。登りは登山用のダブルストックで下りは金剛杖と使い分ければ理想かもしれません・・・まぁ、冗談ですがwww。それに、金剛杖の最大の楽しみである焼印を押してもらいながら登るのは本当に楽しいです。その点を考えればやっぱり富士登山には金剛杖ですね。

以下に、私が持っている金剛杖の焼印の紹介します。左側が須走口(2006年08月19日)で右側が富士宮口(2007年08月10日)で使用したものです。値段はどちらも五合目で購入当時で1,000円でした。各焼印の値段も当時の値段です。表示している順番は実際に金剛杖を立てた時に見える順番で表示しています。なので、上が山頂です。また、金剛杖は重くて邪魔と言う声も良く聞くので、タイトルの横に実際に測ってみた重さと長さも表示しておきます。なお、画像をクリックするとちょっとだけ拡大表示します。

目次

金剛杖

須走口【重さ:414.5g 長さ:150cm】

頂上 久須志神社(300円)
山頂は焼印ではなくて朱肉のようなものを付けた刻印です。この他に神社のパンフレットと「六根清浄」と書かれた木札が貰えました。

八合五勺 御来光館(200円)

八合五勺本八合目 胸突江戸屋(200円)

八合目 トモエ館(200円)

八合目 江戸屋(200円)

本七合目 見晴館(200円)

七合目 大陽館(105円)
ここは焼印は無くてシールになっています。

本六合目 瀬戸館(200円)

六合目 長田山荘(200円)

1五合目 菊屋
この焼印は金剛杖を買った時にすでに押されていました。

富士宮口【重さ:414.5g 長さ:135cm】

頂上 浅間大社奥宮(300円)
山頂は焼印ではなくて朱肉のようなものを付けた刻印です。この他に神社のパンフレットが貰えました。

九合五勺 胸突山荘(200円)
ここの焼印は日付が入るので記念になりますね。

九合目 萬年雪山荘(200円)

八合目 池田館(200円)

元祖七合目 山口山荘(200円)
ここの焼印は西暦が入ります。

新七合目 御来光山荘(200円)

六合目 雲海荘(200円)
雲海荘のとなりに宝永山荘という小屋もあるけど、こっちにも焼印はあるのかな?

五合目 レストハウス
この焼印は金剛杖を買った時にすでに押されていました。

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