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ギリギリまでどこに登るか決まっていませんでしたが、前日の雨が山の上では雪になっているかも知れないと思い、冬の丹沢で好きな山のひとつの菰釣山(こもつるしやま)に決定。
この山には過去に何度か登っているので、今回も同じコースじゃあつまらないということでまだ歩いていないド定番コースを選択、また、以前から気になってはいたけど実際にそこまで足をのばしていなかった菰釣山の三角点を確認してきました。
一応雪があるかもしれないということで、軽アイゼン、ピッケルは持っていきました。軽アイゼンに関しては4本爪、6本爪のどちらにしようかと悩みましたが、とりあえず車には積んであとは現地判断にしました。結果、当日の判断で6本爪を持っていく事にしました。しかし、結局は軽アイゼンもピッケルも使用しませんでした。ただのザックの重りになってしまいました。まあ、持っていかなくて必要になるよりも、持っていって使わない方が後悔は少ないでしょう・・・。
山行データ
山行日 | 2011年12月10日(土) | ||
---|---|---|---|
コース | (スタート)道の駅どうし~菰釣山(菰釣山三角点)~ブナ沢ノ頭~中ノ丸~48~城ヶ尾峠~道の駅どうし(ゴール) | ||
山 名 | 菰釣山(1379m) 城ヶ尾山(1199m) | タ グ | |
山 域 | 丹沢エリア | 累積標高 | (+)1,222m (-)1,222m |
歩行距離 | 15.882km | 所要時間 | 06時間22分 |
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山行記
【07時46分】 |
7時30分に道の駅どうしに到着。7時46分出発。 気温は0度近いと思う、道の所々が凍っていた。 |
【07時46分】 |
道の駅を出てすぐの橋を渡り、しばらくは道なりに進む。 凍っている箇所もあるので、そこを避けながら進みます。 |
【07時47分】 |
前日の雨はこの辺ではしっかり雪だったみたいですね。 |
【07時52分】 |
おっ!富士山の頭が見えた! |
【07時55分】 |
もう一つの橋を渡ったら左へ・・・また、しばらく道なりに進みます。 |
【08時00分】 |
白い屋根の家ではありません。雪が積もっています。 |
【08時06分】 |
菰釣山まで、110分・・・。城ヶ尾峠までは100分。城ヶ尾峠の方が近いのか??? |
【08時17分】 |
道路はしっかり雪に覆われました・・・。 もしかしたら軽アイゼンが必要になるかもしれないなぁ・・・なんて考えていると、ふと、あっ! スパッツ忘れた・・・・ということに気がついた・・・。 |
【08時24分】 |
何かの足跡・・・。この歩き方(走り方?)は野うさぎか??? |
【08時29分】 |
あれ? 以前はこのずっと先まで車で入っていけたけど、いつの間にか道路上に大きな亀裂が走っている。深いところでは1メートル以上はありそうだ・・・。 |
【08時29分】 |
ここも以前は車が通れたはずだけど、人一人が通るのがやっとだ・・・。何があったんだ? |
【08時30分】 |
上の写真を逆側から見たところ・・・。左の山肌が崩れたか? 川が林道を浸食したのか? どのみち今後しばらくは復旧する事はないでしょう。 |
【08時31分】 |
ここにも大きな亀裂が・・・。 |
【08時32分】 |
こっちは川が林道を削っている・・・。 |
【08時34分】 |
この林道を横切る沢は以前からあったとは思うけど、こんなに深くはなかったと思う。数年前にこの先まで車で入った事があるので、少なくてもその時は車で渡れたはず。 |
【08時36分】 |
正面に見えるピークにひと際大きな檜か杉(遠くてどっちか分からない・・・)が立っている、その周りの木々と比べるとかなり大きそうだ。箒杉、弁天杉に匹敵するのか??? いつか確かめにいってみたい。 |
【08時37分】 |
この辺の道もぐちゃぐちゃになっている、いったい何があったんだ??? |
【08時39分】 |
わかりにくいけど菰釣山の登山口への分岐。ここを左に曲がる・・・。以前はここまで車で入って来れた・・・。 |
【08時39分】 |
ここも以前はただの橋だったと思うけど、川底が上がった為か、橋の上を水が流れている・・・。もはや橋とは呼べなくなっている・・・。 |
【08時39分】 |
菰釣山への指標。 |
【08時39分】 |
ゲートがあるけど、またぐ。 |
【08時39分】 |
しつこいくらいの菰釣山への指標。 |
【08時41分】 |
また足跡。指の跡があるのでタヌキ? 犬の足跡にも見えないこともないか・・・。 |
【08時46分】 |
以前はここの沢を渡ってすぐが登山口だったけど、直進した方がはるかに安全に歩く事が出来るので、正式な登山道からは登らなくなってしまいました。 |
【08時47分】 |
以前はここにも人が渡れる橋がかかっていたけど、無くなってますね。 |
【08時47分】 |
こっちにもゲートがあるけど、ここもまたぐ。 |
【08時47分】 |
すると数メートルで正式な登山口がある。でもよっぽどのことが無い限りこっちは通らない方がいいと思います。途中崩落した箇所を通ったりするので危険です。 |
【08時48分】 |
水場があります。菰釣山避難小屋に泊まる場合の水場になりますが、往復1時間はかかるので少々荷物が重くなっても担いできた方が楽だと思います。 |
【08時48分】 |
というわけで、新しいルートの方に戻ります。 |
【08時49分】 |
再び沢を渡って左に進みます。 |
【08時50分】 |
左岸→右岸→左岸→右岸と何度か沢を渡ります。 |
【08時51分】 |
目印はしっかりついているので迷う事はないでしょう・・・。 |
【08時58分】 |
稜線へとつながる谷の入り口です。 |
【09時02分】 |
始めは谷の底ではなく横の斜面を進みますが、途中で崩落している箇所かあるので、そこからは谷の底を進みます。 |
【09時04分】 |
上部奥に見えるのが稜線です。あそこまでいきます。 |
【09時09分】 |
おっ!でっかい足跡・・・。蹄(ひづめ)があるのでシカ? でも大きいからカモシカ? |
【09時20分】 |
もう少しで稜線に出ます。 |
【09時25分】 |
稜線に出ました。ここからは陽が当たっているので暖かいです。 |
【09時25分】 |
また、足跡。これはなんだろ? |
【09時31分】 |
菰釣山避難小屋です。 |
【09時31分】 |
菰釣山まであと800メートル。 |
【09時32分】 |
避難小屋の中です。きれいですね。それに木の香りもします。一度泊まってみたい・・・。 |
【09時58分】 |
避難小屋から30分ほどで菰釣山山頂! 富士山もきれいに見えます。 |
【09時58分】 |
こんなプレート以前は無かったよな・・・。 |
【10時01分】 |
ザ・富士山! |
【10時05分】 |
寒いのでコーヒータイム! と思ってJETBOILのふたを開けてびっくり! テスト用のガス缶を持ってきてしまった・・・。先日新たにJETBOIL ZIPを購入(詳細は後日)したので中途半端に余っていたガス缶を使用してテストをしていたのですが、そのまま持ってきてしまった・・・。なのでガスの残りはあとわずか・・・。コーヒー一杯分と昼食のカップ麺用のお湯は間に合うのか??? |
【10時08分】 |
ピース! |
【10時15分】 |
富士山を眺めながらコーヒーでまったりの図。 |
【10時22分】 |
普段は絶対にやらない日の丸構図。 |
【10時23分】 |
さて、三角点を探しにいきます。地図で見ると真南にあるはずなので南に伸びている尾根にそって下る。 この日は雪があって動物の足跡が点々と続いているので、それを追うように進みます。 |
【10時27分】 |
ひと際大きなブナの木が・・・・。 |
【10時33分】 |
地図を片手に右往左往・・・。 地図を見る限りでは山頂より(どこを山頂とするかは部妙なところなんですが・・・一応一番高いところを起点としました)真南というよりは少し東にずれて肩の突端の緩い傾斜のところにあるように見えますが、三角点であるならば最低の見通しが確保出来る場所に設置しているはず、と実際の地形を見ながら進みます。しかし・・・ |
【10時35分】 |
・・・笹をかき分けながら探すも見つからず・・・。 |
【10時38分】 |
ならば、ちょっとズルっこ。GPSを取り出して三角点の位置を確認する。中央左の青い小さな四角が三角点のある場所。右側の大きな三角が自分。緑の線は自分が通った跡。 |
【10時40分】 |
見〜つけた! |
【10時40分】 |
良かった雪に埋まってなかった・・・。 |
【10時40分】 |
GPSを三角点の上に置いて確認。お〜ピッタリだ! でもいつもこうだとは限らない・・・。 ちなみにこの三角点、標高は1348.18mだけど、GPSでは1344.03mでした。 詳細図を下記に貼付しておきます。山頂から南の尾根を下ると大きなブナの木があります。そこから南西の方向に約30メートル位の笹が開けた場所にあります。山頂からは直線距離で約230メートル位(カシミール上で計測)です。 |
【10時53分】 |
とりあえず気になっていた三角点も確認することができ、満足して再び菰釣山山頂に戻る。 |
【10時56分】 |
なんだかんだでここには1時間もいたってことですね。先を急ぎます。自分がつけた足跡をトレースします。 |
【11時08分】 |
避難小屋。 |
【11時11分】 |
そういえば今日は誰とも会わないな・・・と思っていたら、ちょうど水場への分岐のところで男女2人組とすれ違う。今日初めてだ・・・。結局この日はこのあと4人とすれ違って、計6人しか会わなかったです。 |
【11時16分】 |
笹の藪漕ぎ。 雪が溶けて濡れているのであっという間にズボンがびっしょりに・・・。 |
【11時32分】 |
ブナ沢ノ頭。 |
【11時32分】 |
城ヶ尾峠まではまだ2.1kmもある。 |
【11時40分】 |
結構きつい登りもある。 |
【11時40分】 |
振り返ると富士山の頭だけ見えた。 |
【11時46分】 |
次はあのピークだ! |
【11時51分】 |
中ノ丸。 |
【11時51分】 |
城ヶ尾峠までは1.6km。 |
【12時06分】 |
あと0.9km。 |
【12時21分】 |
城ヶ尾山山頂! |
【12時21分】 |
標高は1,199m |
【12時22分】 |
城ヶ尾峠まであと300m。 |
【12時26分】 |
城ヶ尾峠到着。 |
【12時26分】 |
やっと昼食タイムです。 |
【12時27分】 |
ここは東海自然歩道なんですね。 |
【12時27分】 |
ベンチにハート。 |
【12時30分】 |
さぁ、カップ麺一杯分のお湯を沸かす事は出来るのか??? 風が強くなってきたので、風上側に回り込んで自分を盾にして風を避けて、少しでも熱効率を下げないようする。そんな事をしているといつの間にか人がいた。挨拶をすますとその人も食事の模様。その後に話しかけられたりもするけどガス缶が心配で会話に集中出来ず・・・。おじさんごめんなさい会話を広げる事ができなくて・・・。 (JETBOILくせに)お湯が沸くのに非常に時間がかかった。通常、カップ麺一杯分くらいなら2〜3分もあれば沸騰するけど、今日は外気温が低い(菰釣山山頂で温度計を見たらマイナス2度でした)ので10分くらいかかった。それでもなんとかカップ麺に間に合ってホッとした・・・。 |
【12時53分】 |
30分ほどゆっくりして下山開始。 |
【12時59分】 |
右側の急斜面なので慎重に進む。 |
【13時01分】 |
中途半端な倒木。またぐには高すぎて、くぐるには低すぎる・・・。結局ハイハイしてくぐりました。 |
【13時07分】 |
ルート上に大きな溝が・・・深いところだと自分の胸くらいまでありました。 |
【13時13分】 |
沢を渡ると・・・ |
【13時14分】 |
・・・すぐに林道に出た。 |
【13時15分】 |
!!! |
【13時15分】 |
下りは20分ほどだったけど、登りは50分もかかるのか・・・。 |
【13時15分】 |
林道歩き。 |
【13時19分】 |
人が通る為の橋があるけど・・・ |
【13時20分】 |
・・・沢の中を進む。 |
【13時25分】 |
ゲートがあるけど左右から回り込めば通れる。 |
【13時26分】 |
また、沢渡り、でもちょっと深いので、飛び石を利用して渡った。 |
【13時29分】 |
またまたゲート。ここもまたぐ。 |
【13時29分】 |
直進するルートもあるけど・・・ |
【13時30分】 |
足跡はこっちに続いているので橋を渡る。 |
【13時30分】 |
おお〜、ここが水晶橋だったのか・・・。 |
【13時37分】 |
植林地帯は暗い・・・。 |
【13時40分】 |
あれ? 車だ、その脇にはテントも見える。ここがキャンプ場だ。 |
【13時43分】 |
キャンプ場を突っ切って進む。それにしてもお客さんが結構いたことにビックリ! |
【13時46分】 |
落合橋を渡ると・・・ |
【13時47分】 |
今朝通った道と合流。 |
【13時53分】 |
朝白かった屋根の家も普通に戻っていた。 |
【14時03分】 |
すっかり雪の気配は無くなっちゃいました・・・。 |
【14時06分】 |
ゴールです。 |
【14時20分】 |
道の駅でこんなものを発見! クレソンアイスです。始めは抹茶アイスを想像していたけど、あれほど苦くはなくすごくおいしくて、帰りながら車の中で食べていたんだけど、引き返してもう一本買ってこようと思ったくらい美味しかったです。おすすめです。 |
コメント
コメント一覧 (2件)
はじめまして!いつも楽しく拝見して山行の参考にさせていただいています。
にんべんさんの翌日同じルートを歩きました。ホント、避難小屋気に入っちゃいました。
菰釣山静かで西側の展望が素晴らしくてお気に入りになりました。
城ヶ尾峠からのトラバース先の倒木、私もまたぐにはきつく這いつくばって通りましたけど右手の手形が雪の中にありました。 もしかしたらにんべんさんのものかもしれませんね。
丹沢でもしかしたら会うかもしれません。その時はよろしくです(顔わからないけど(笑)) でわ!
うめちゃんさん、コメントありがとうございます。
ブログを拝見させていただきました。
まだ、結構雪が残っていますね。
また、丹沢もかなり登られているようで、いずれ本当にニアミスがあるかもしれませんね。
登山口付近に青いCR-Vが停まっていたら要注意です(笑)
そして、これからもよろしくです。