【装備】登山用お財布について[改]

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なぜ? 登山用お財布なのか?

登山用のお財布? 
お財布なんか登山と関係無いんじゃね?

なんて思う人もいるかもしれません。逆にこの登山用(以下、山用)のお財布にメッチャこだわっている人もいるでしょう。

僕が山登りを始めた時は、もちろん山用のお財布のことなんて考えもしませんでした。最初の頃はジーンズにウインドブレーカーで山登りをしていたし、山専用の道具のことなんてアウト of 眼中(古い)でした。

それと言うのも、そもそも僕が山登りを始めたのは、山に登るためではなく、写真を撮るために山に入っていったのがきっかけだったので、三脚はどれにしようか? レンズは何本持てばいいのか? フィルターはどれを持っていこうか? なんてことばかり考えていました。とは言うものの僕だってそれほど馬鹿ぢゃありません。靴だけは山用のものを買いました。ホーキングのトレッキングシューズです。その辺のスーパーにでも売っていそうなヤツですwww

まぁ、そんなことはどーでもいいですよね。山用のお財布にお話を戻します。僕が最初に山用のお財布の必要性を感じたのは、山から下りてきてコンビニで買い物をした時のことです。

(今では考えられませんが)その頃はジーンズの後ろポケットに普段使っていた革の長財布を入れたまま山登りをしていました。下山後、小腹が空いたのでコンビニで何か軽いものでも買って食べようと思い、飲み物とお菓子をレジに持っていき、お金を払おうとした時、払おうとしたお札がびしょ濡れになっているのに気がつきました。そうです。登山中に汗をかき、それがお財布の中のお札を濡らしていたのです。確かにお財布の表面の革が湿っているなぁ、とは思ったんですが、まさかあそこまでびしょびしょになっているとは・・・。その時のレジの人のリアクションはご想像にお任せします。あなたの期待を裏切らないリアクションでした。

今なら、QRコード決済だとか、SuicaやPASMOで払うということが出来たと思うんですが、世の中はまだお財布携帯が出たばかりの頃です。僕自身まだ慣れていなくて、お財布携帯のことまで頭が回りませんでした。小銭も無かったので、仕方無くびしょびしょの一万円札を出さざるをえなかったってことですね。ハァ〜、今考えても恥ずかしい・・・。

過去の登山用お財布たち

そんなことがあって、僕は山用のお財布の必要性を強く感じたと言うわけです。それから色々な、本当に色々なお財布を試しました。今ではどのくらい使ったのかは正確には分かりません。上の画像が今まで使ってきた山用のお財布のごく一部です。1回しか使っていないモノもあれば、買ったけど結局1回も使わなかったなんてのもあります。完全に迷走しています。

自分に合う山用お財布とは?

そもそも、僕はどんなお財布を求めていたのか? 

最初は単純に、中に入れたお札が濡れないお財布です。これはお財布の素材とパンツの素材との相性でかなり濡れを防げることが分かってきました。具体的に言うと、速乾性のパンツと防水性の高いお財布でかなり防げます。と言ってもやっぱり100%防げるわけではないです。夏場などはどうしても大量の汗をかくので、お札は湿ってしまいます。

そうこうしている内に、僕はあることに気付きました。そもそもお財布をパンツの後ろポケットに入れているのが問題なんじゃね? そうです。こんな単純なことに気付くのに数年掛かりました。それ以来、僕はお財布を後ろポケットに入れるのを辞めました。辞めたことにより、僕の山用のお財布に求めているものが変わってきました。

では、どのように変わったのか?

その前に、そもそも人は何故、山用のお財布を使うのか? について考えてみます。もっとも多いのは軽量化のため、なのではないでしょうか? 特に普段大きく重いお財布を使っている人は小さく軽くしたいと考えるでしょう。また、人によっては、以前の僕以上に濡らしたくないと考える人もいるでしょう。登山口まで公共交通を多用する人なんかもお財布に対する考え方が僕とは違うと思います。これは人それぞれの理由があるはずです。万人が満足する山用のお財布なんてものは存在しないはずです。なので、みんな色々試して、自分の理想に近づけているのだと思います。

と言う前置き(いいわけ?)をして、僕の山用のお財布についてお話しします。

僕はパンツの後ろポケットにお財布を入れるのを辞めてから、しばらくは山用のお財布は使わずに、普段のお財布を使っていました。特に日帰り登山の場合には、あまりお金を使うことが無いので、ただ単にザックの中に突っ込んでいました。たまに山小屋などで使う時はザックの中から取り出せばいいだけで、そう頻繁に出し入れする必要もないので、それで特に不便は感じませんでした。そんな中、僕はロングトレイルに傾倒していきます。ロングトレイルはほとんどの場合は複数日に渡って行動します。また、普通の山登りと違って、行動範囲が山の中には限らず、街中を歩くことも珍しくありません。ということは、必然的(?)に自販機やコンビニに寄ることが多くなります。僕はUL派ではないので、テント装備はそこそこの重量があります。そうなると、自販機やコンビニに寄るたびにザックを下ろすのは面倒になります(実際はコンビニに入るときはザックは外に転がして置くことが多いですが・・・)。すると、それまでザックの中で大人しくしていたお財布が、お〜い! 出してくれ〜、と言い出します。かといって、はいはいそうですか、とお財布を出すわけにもいきません。

そこで、登場したのか、ちょうどその頃から流行り出した「サコッシュ」です。サコッシュに入れれば、使うたびにわざわざザックを下ろす必要はないし、もちろん(雨が降っていない限り)お札が濡れる心配はありません。僕はこれだっ! って思いました。これで、長年の懸案だったお財布問題は解決しました・・・\(^o^)/

って! おい! それじゃあ、お財布はなんだっていいんじゃねーのか? 今まで散々ゴタクを並べてたのは何だったんだよ?! って思ったあなた、正解です。結局、お財布はなんだってよかったんです。普通に、数枚のお札、数枚のコイン、数枚のカード、が入ればいいんです。むしろ、お財布よりサコッシュの方が大事なんじゃねーのか? と思えるほどです。確かにっ! じゃあ、ここからはお財布のことは忘れてサコッシュについて語りましょうか? ってわけにもいかないので、話題をお財布に戻します。(お気に入りのサコッシュは別の機会に記事に書くつもりです)

そんな中(どんな中?)僕はとあるお財布に出会います。厳密に言うとポーチなんですが、山用のお財布として使っているので、僕にとってはお財布です。

それが、次節で詳しく話す「GREGORY ポストカードポーチ」です。

GREGORY ポストカードポーチ

僕がこのお財布(ポーチ)と出会った時期は正確には覚えていませんが、少なくても5〜6年は経っていると思います。グレゴリーの新しいロゴが2016年からなので、ちょうどその頃からだと思います。

前述した通り、僕は日帰り登山の時は普段使用しているお財布を使用しています。なので、このお財布は主にロングトレイルの時に使っています。ロングトレイル専用といってもいいかもしれません。なので、厳密に言うと、この記事の主旨には合っていないかもしれませんが、気にしません。なので気にしないでください。

では次に、このお財布について解説したいと思います。まずは見ての通りです、以上。

もう、解説する必要が無いくらい単純な構造です。文字で書くと、表裏にチャックの付いているポケットが2つあるだけです。裏のポケットはメッシュになっているので、中に何が入っているのか見えます。

いなかた

説明の便宜上、ロゴのある面を表、メッシュの面を裏とします。

特徴的なことといえば、表と裏の上下が反転していることです。文字で書くと分かりにくいですが、写真を見れば一目瞭然ですよね。何でこういう構造なのかは分かりませんが、恐らく、表も裏も同じ向きにチャックを付けると、そこだけ厚くなるのを避けるためだと思います。こんな構造だと、中に入れたモノが落ちることはないのか? と思うかもしれませんが、もちろんチャックを開けたままひっくり返せば中身が飛び出してくるでしょうが、僕はちゃんとチャックを閉める派なので、今までそのようなことは一度もありません。

特に使い方を説明するまでもありませんが、個人的には裏のメッシュ側には小銭と鍵、表にはお札やカードを入れています。そもそも、こうしなきゃいけないルールはないので、この辺は適当です。

また、上の写真を見てチャックの引手の紐が違うぞ! と気づいた人は鋭いです。僕はこのお財布を2つ持ってます。下の写真の右がオリジナルですが、左の方は引手の紐が取れたのでモンベルのジップタイSを付けています。カスタマイズというほどではないですが、ぴったりサイズなので、右の方も取り替えようと思っています。

結局、山用のお財布としては今までで1番長く使っています、まぁ、初めの頃とは山用のお財布を導入する理由が変わっています。なので、なんの参考にもならないと思いますが、もし、山用のお財布で悩んでいる人がいれば、こんなお財布もあるんだよ、程度の参考にしていただけたら幸いです。

最後に、メッシュ側にカードを入れた画像を貼っておきます。大きさの参考にしてください。

余談ですが・・・

今回タイトルに[改]という文字がついていますが、実は以前に「登山用お財布について」という記事を書いたことがあります。

もう10年以上も前のことなので、その当時と今とでは僕自身の認識も変わっているので、新たに書き直しました。その他の装備に関しても、過去の記事と今とでは内容が変わっていたり、認識が変わっているようなものは今後も[改]シリーズとして新たに書き直すつもりです。

その際、本来なら過去記事は消してしまった方がよいのかもしれませんが、そもそも、僕の装備なんて気にする人はいないと思うし、このページを見に来る人のほとんどは、その製品がどういったものなのかを調べるのが目的だと思うので過去の記事も残すことにします。

今後もこの[改]シリーズは続くと思われるので、よろしくお願いいたします。

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