初詣登山の大山を別にすると、めちゃくちゃ久しぶりの1,000メートル以上の山です。どのくらい久しぶりかというと、2017年7月の以来です。実に1年半ぶりになります。我ながらビックリです。と同時にずいぶんとサボっていたんだなぁ〜、と思いつつ、今年はもう少し山登りらしい山登りをしてみようかな? なんて考えたり考えなかったり・・・な今日このごろです。
ログマップ
山行データ
山行日 | 2019年01月26日(土) | ||
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コース | (スタート)久遠寺甘露門側駐車場~久遠寺〜丈六堂〜大光坊〜法明坊〜奥之院思親閣〜追分感井坊〜千本杉〜松樹庵〜妙石坊〜日蓮聖人御墓〜山門〜久遠寺〜久遠寺甘露門側駐車場(ゴール) | ||
山 名 | タ グ | ||
山 域 | 累積標高 | (+)1,293m | |
歩行距離 | 22.3km | 所要時間 | 09時間44分 |
関連記事 | 身延山と山頂うどん(前編) 身延山と山頂うどん(後編) |
山行記録
【09時23分】
久遠寺の甘露門脇の駐車場に車を停めて出発です。9時出発の予定だったけどちょっと遅れました。でも、まぁ、誤差の内ですね。
【09時27分】
これが、・・・
【09時27分】
・・・甘露門。
甘露門をくぐってすぐ右にトイレがあります。
【09時35分】
トイレを済ませて出発です。でも、でも、ルートが分からない・・・。久遠寺内の境内詳細図にもそれらしい記述は無い・・・。
【09時37分】
とりあえず、車で登ってきた道を戻ってみる。
【09時46分】
暫く行くと身延山の表記があった。でも、これって自分が歩いてきた方向を指している。あれ? どゆこと?
【09時49分】
それでもしばらくは表記に抗って進む。
【09時50分】
山と高原地図ではこの山域のマップが無いので(身延山から七面山へのルートはあるけど、久遠寺から身延山へのルートは無い)、ネット上から地図をダウンロードしてプリントアウトしてきた。でも、かなりラフなので、この辺りの土地勘が無い自分にはよくわからん。人に聞こうにも人影は無し・・・。
でも、このあと、偶然犬の散歩を終えて家に入ろうとしていた綺麗なお姉さんが「こんにちわー」と声を掛けてきた。山の格好をしている自分に声を掛けたという事は山ガールかっ!? と思ってルートを聞いてみたけど、よくわからなかったようで、わざわざ家に入ってご家族に聞いてくれた。そこで初めて自分がとんでもなくルートを外していることを知ることになる。でも、もう一つ貴重な情報を得る。自分が間違えて進んでいた道からでも身延山に向かうルートがあるらしい、でも、そこはほとんど獣道になっているということだった・・・。バリエーションルート好きの自分にとっては美味しい情報だったけど、さすがに正規ルートも知らない山にバリエーションルートで登ることは出来ない。というかバリエーションルートを歩くなら最低限二万五千分の1の地形図は必要だ。今日は持っていない。なので、正規ルートで登ることにする。教えてくれたご家族の方々、どうもありがとうございました。
【09時55分】
さて、気を取り直して戻ります。やっぱりこの道標は間違っていなかった・・・。
【10時03分】
駐車場に戻ってきた。
【10時04分】
再び甘露門をくぐる。左に身延山が見える。近いのにえらく遠く感じる。
【10時05分】
ジダレザクラ。久遠寺の三門前のジダレザクラは有名ですよね。自分も桜の季節に来たことがあります。
【10時07分】
久遠寺の本堂です。お参りを済ませて、・・・
【10時15分】
・・・隣の建物で御朱印をいただきます。この久遠寺では初穂料はお気持ちで、ということなので一般的な相場の金額を払いました。
【10時17分】
本堂の前に五重の塔があります。
【10時20分】
【10時07分】の本堂を正面に見て左側からグルっと後ろに回り込むと、奥之院のへのルートの入口があります。ずっとここを探していたんです。スタートから約1時間経過しています。つまり1時間近くロスしたことになります。トホホ・・・。
【10時20分】
初めての人にはちょっと分かりづらいところにスタート地点があります。なので、(東側から登る場合は)まず最初に久遠寺の本堂を目指してください。その裏がスタート地点です。
【10時20分】
ここから奥之院へ向かう。まぁまぁ結構な斜度があります。
【10時22分】
七丁目の丁石。五十丁まであるらしい。まだ先は長い・・・。
【10時24分】
久遠寺本堂を後ろから見る。
【10時24分】
八丁目。いつもならすべての丁石を写真に撮りますが、今回は数が多いし、時間的にも厳しいので十丁づつ撮ろうと思います。でもいずれ50石コンプリートしたいと思います。本当に50石すべてあるのか?
【10時28分】
分岐。左に鬼子母神堂があるらしいですが、スタート時間がかなり遅れたので今回は寄りませんでした。
【10時28分】
十丁目。でも、ここの丁石ってみんな同じデザインなのでつまらん。丹沢の鐘ヶ嶽の丁石は上部に仏像があったりデザインが一個一個違うので楽しい。
【10時29分】
写真ではそうは見えないけど、実際結構急です。
【10時34分】
神社がある。
【10時36分】
お墓?
【10時37分】
?? なんだろう? ここ? って中を覗いていると作務衣を着た女性に話しかけられた。この隣に丈六堂というお堂があり、金色のお釈迦様が祀られているとのこと。お参りしますか? と聞かれたので是非と答えると鍵を持ってきて、自分でお堂を開けてお参りしてくださいとこと。それとここでも御朱印がいただけるのでお参りの間に書いて頂いた。
【10時40分】
ここが丈六堂。外からでもお釈迦様を見ることは出来ますが、せっかく鍵を預かったので中に入ってみる。
【10時42分】
うお! でけー! というのが第一印象。金色のお釈迦様というので勝手に1mくらいだと思っていたけど、想像を遥かに越えていた。4mはゆうに越えていると思う。
【10時44分】
周りには40〜50cmくらいの四天王像が配置されている。
【10時59分】
ミツマタ?
【11時01分】
二十丁目。
【11時02分】
熊〜!!
【11時07分】
廿三丁目・・・折れてる。
【11時10分】
あれ? 分岐だ。
【11時10分】
道標はある。
【11時11分】
ここが大光坊だと思う。
【11時11分】
仏像。配色はこれでいいのか?
【11時11分】
2つ上の写真のお堂の前を左に曲がる。
【11時12分】
これって絶対にロケットだよね。
【11時22分】
三十一丁目。あれ? 三十丁目見逃した。
【11時24分】
しばらく傾斜がゆるいけど、再び急になる。
【11時39分】
なんだろ?
【11時40分】
ここから更に傾斜がきつくなる。富士山頂の馬の背を思い出す。
【11時45分】
ジグザグ登っていく。
【11時50分】
あれ? なんか見えた。
【11時50分】
ここが40丁目。
【11時50分】
ここが法名坊。
【11時50分】
人が全くいないのでちょっと不気味。季節によっては人がいるのか?
【11時50分】
さらに上りが続く。
【11時52分】
ここが東照宮。
【11時56分】
きっつい。
【12時00分】
富士山が見えた! でも、ケーブルが邪魔。
【12時02分】
道が崩れて塞がれていた。でも、人は通れます。
【12時09分】
富士山ど〜ん!
【12時09分】
四十八丁目。後少し。
【12時10分】
四十九丁目。
【12時10分】
あっ! なんか見えた。
【12時10分】
分岐。ぼーっと歩いていると真っ直ぐ進んでしまいそうになるけど、ここは左手前に進む。道標らしきものは無し。
【12時12分】
ここも人影は無し。
【12時13分】
階段を登って。
【12時14分】
この奥が奥之院。写真を撮り忘れたけど、お参りを済ませて御朱印を頂く。このときお金を入れる箱がなんと、笑’sのコンパクト焚き火グリルB-6君でした。ゆるキャン△のなかでこれを「メタル賽銭箱」と称していましたが、ここでは本当に「リアルメタル賽銭箱」になっていました。写真を撮りたかったけど、目の前で御朱印を書いていただいているときに写真を取るわけもにいかないですよね・・・。ななので「リアルメタル賽銭箱」を見たい方は久遠寺の奥之院へ・・・。これで久遠寺もゆるキャン△の聖地のひとつになるか???
【12時27分】
あそこがケーブルカー乗り場だ。それにしても身延山の山頂ってどこなんだ?
【12時28分】
山頂を探してウロウロ。奥之院に上がる手前に身延山山頂の文字はあるけど、奥之院は更に高いところにあるし・・・。
【12時30分】
トイレ。ストーブがあります。
【12時32分】
南側の展望台。
【12時33分】
(なでしこの住んでいる)南部町方面。
【12時34分】
少し戻って、山頂手前の分岐を直進してみました。でも、山頂らしきところは見当たりません。こうなったら、力ずくで一番高いところを探します。
【12時42分】
ここが一番高いっぽい。奥之院の裏手の小高い丘のようになっているところのてっぺんです。おそらくここがリアル山頂じゃないかと思います。山頂標も無ければ三角点もありません。なので、奥之院の到着をもって、身延山登頂と言っていいですね。
【12時43分】
山頂も踏んだし、お腹も空いた。北側の展望台でお昼にします。
【12時43分】
これも山頂標? でも、これよりも高いところがあるのに・・・。
【12時43分】
本来は南アルプスが一望出来るが、ちょっと曇っていますね。
【12時46分】
今日はスープ餃子にしようと思っていたけど・・・
【13時07分】
・・・気温が低すぎてお湯が十分沸騰しないので、急遽〆用に持ってきていたうどんに変更。風防は持ってきてはいたけど、車の中に忘れてしまった。。。
後で気がつくけど、ここの山域は「屋外での焚火、喫煙は厳禁」とある。これって広義に捉えて「火気厳禁」ってことなんだろうか? それとも、文字通り焚火や喫煙はしちゃダメだよ。ってことなんだろうか? 前者だったら山用のバーナー類も駄目ってことになるけど、後者だったらお湯を沸かすくらいならOKってことになる。普通で考えれば「火気厳禁」って一言で済むことをわざわざ行為名を指しているってことは、その行為そのものを禁止しているってことなのだろうか? う〜ん、よくわからないので、広義に捉えて「火気厳禁」って思った方がよさそうだね。今回は気が付かずに使用してしまったけど、次回からは気をつけよう。
【13時23分】
急激に気温が下がり雲が多くなった。さっさと下山しよう・・・。結局山頂には1時間以上も滞在してしまった。
【13時25分】
分かりづらいけど、小雪が舞ってきた。かなり気温も下がったので、手袋とネックウォーマー(一年ほど前のランドネの付録。偶然ザックに入っていた)を装着する。