最近、水筒について大量に書いたので、その流れで今回は水筒やペットボトルを入れるものを紹介します。
通常の山登りでは水筒やペットボトルはザックのサイドポケットに入れるのが定番ですが、イレギュラー的にサイドポケットが無かったり、ふさがっていたりした場合に、ショルダーベルトなどに取り付けたりするためのホルダーです。
モンベル アジャスタブルボトルホルダー
もともと風景写真が趣味でした。そんな時に私の住む地域に「幻の滝」と呼ばれる早戸大滝があることを知り、これはぜひ撮りにいかなければ、と思い山に入ったのが、山登りの直接のきっかけです(詳細はコチラ→「早戸大滝トレッキング紀行」)。なので、今でもたまに山登りに三脚を持っていくことがあります。そうすると三脚を収納するには、ザックにもよりますが、通常はサイドポケットに三脚の脚を2本突っ込んで上部をコンプレッションベルトで固定します。サイドポケットは左右ふたつ付いていますが、もう片一方はストックを差しているので、左右のサイドポケットはこの三脚とストックでふさがってしまいます。
さて、ここからが今回の本題ですが、通常水分補給用の水筒やペットボトルはこのサイドポケットに入れているのですが、装備によってはここに入れられない状況もあります。そんな時に使用するのが今回紹介する「モンベル アジャスタブルボトルホルダー」です。これを私はショルダーベルトに取り付けて使用しています。カラビナが付いていたり、マジックテープで縦にも横にも取り付けることが可能なので、工夫次第では色々なところに取り付けることが出来ると思います。
収納できる大きさも、構造的にかなり柔軟に対応できるようになっています。上の写真でも分かると思いますが、普通のペットボトルから1リッターのレキサンボトルまで収納可能です。裏側に付いているゴムひもで収納サイズの調整が出来るようになっています。
基本的に色んなサイズの水筒が収納出来て便利なんですが、素材がツルツルしたものの為か出し入れが楽な反面、勢い良く階段を下ったりすると、中の水筒が飛び出してくることがあります。私はそれで一度、水筒のプラスティック製のフタを割ったことがあります。その時は背の高い水筒(モンベル スクリュートップ アルミボトル)を入れていたというのもありますが、要注意です。
mountain dax 500mlボトルホルダー
これは山で使うよりは普段の生活で多く使用しています。基本、ペットボトル専用のホルダーですが、アルミの水筒でも細身のものであれば、かなりキツイですが入らないこともないです。ただし、チャックが壊れそうになります。
このホルダー安いわりには色々と便利です。まず、肩から掛けられるくらいの長いベルトが付いています。このベルトは取り外すことも可能ですが、ウォーキングの時などは非常に便利です。また、写真では見えませんが、工夫次第で色々なところに取り付けられるようになっています。次に、通常このようなペットボトルホルダーは巾着袋のように上部だけに穴が空いていてそこから出し入れするのですが、これはサイドにチャックが付いています。だからどうした! と思うでしょうが、私はこれを使うのはほとんど夏場です。ペットボトルを凍らせて使用することが多いのですが、そうすると中はかなり濡れてしまいます。そのときこのようにサイドが大きく広げることが出来ると、より速く乾かすことが出来ます。日本の高温多湿の環境の中ではいつまでも中を湿らせておくとカビの心配があるので、これは非常に有り難いです。また、写真では分かりづらいですが、中は粗いメッシュの内側にクーラーバッグなどに見られるような銀色のシートが貼ってあります。温かい飲み物は試したことはありませんが、冷たい飲み物などはかなり冷たさが持続します。もちろんサーモスの山専ボトルなどには敵いませんが・・・。
ペットボトルホルダーとしては、コストパフォーマンス的にはこれが一番だと思います。個人的にはオススメです。
DAIWA ボトルホルダー
これは、釣りをしていたころに買ったのだと思います(そういえば、最近全然行ってないなぁ・・・)。いわゆる普通のペットボトルホルダーです。上部は巾着袋のようになっていて、ペットボトルホルダーを入れて口を締めるタイプです。本体も触った感じだと、発泡ウレタンのようなものが中に入っているのだと思います。内側は特に工夫も無く普通のナイロン地になっています。外側にベルトに取り付けられるようなマジックテープが付いていますが、これは、ほとんどただの飾りです。この辺はアウトドアメーカーが作ったものとはあきらかに違いますね。
正確なテストをたわけではないですが、基本的な保冷・保温性能は「mountain dax 500mlボトルホルダー」とほとんど同じだと思います。ただし、こちらはかなり厚みがあります。ちなみに「モンベル アジャスタブルボトルホルダー」は構造的に保冷・保温機能はありません。ただのホルダーです。
最近は「mountain dax 500mlボトルホルダー」ばかり使っていてこれは全然使っていなかったんですが、この記事を書いていて、ふと、「そういえば、パラグライダーでも使っていたよな・・・」と思い出しました。そう考えると買ってからずいぶん経つと思います。しかし、特に敗れたり、変色したりといった不具合は見つかりません。長く使える一品と言えるのではないでしょうか・・・。っていうか、それしかホメるところが見つかりません・・・(>_<)
コメント
コメント一覧 (5件)
これカッコいいですね。
にんべん様
やままさ鉄です。
アジャスタブルフォルダー、なかなかアイデアものですね。
私も会社では水筒マニア?らしいですが、持っているのはフォルダーを含めて4つです。
最初にフォルダーなんですが、サーモスとナイキのコラボ?でこれも機能よりカッコかなと。
http://www.thermos.jp/Products/nike/petbottle.html
あとは、グランテトラ1リットルですが、これは国内の販売が終了!との噂を聞いて、ネットオークションで大変安く手に入れました。200円・・。
譲っていただいた方に、富士山の頂上で撮ったグランテトラの写真をお送りしたら、本当に喜んでくれました。
ただ、あまりにもきれいに使っているせいか、グランテトラらしくないんだそうです。
あとは、荒川の清掃ボランティアの景品でいただいたアルミの水筒と、象印の広口マグ。唯一氷が入るものです。これはもうベコベコになりつつあります。
願わくは、スノーピークのシステムボトルを・・。
冬のボーナスかなぁ。
http://www.snowpeak.co.jp/newproducts/newproducts.html
> やままさ鉄さん
こんにちは。
> 最初にフォルダーなんですが、サーモスとナイキのコラボ?でこれも機能よりカッコかなと。
> http://www.thermos.jp/Products/nike/petbottle.html
形はいいでね。
個人的には構造が複雑なものは故障やカビの心配があるので、シンプルな方が好だったりします。
でも、ペットボトルホルダーとしてはいいかも・・・。
> あとは、グランテトラ1リットルですが、これは国内の販売が終了!との噂を聞いて~
えっ! 本当ですか? これはいつか買おうと思っていたのに・・・。
私はよくフタを落とす(無くしたことはありませんが)のでフタが取れないこの水筒は以前から気になっていて、
見つけたら買おうと思っていたんですが、いまだに実際に売っているのを見たことが無いので、その内に~って思っていたのに・・・。
> 願わくは、スノーピークのシステムボトルを・・。
これは私も雑誌で見て気になっていました。でも・・・めっちゃ高いですね・・・(>_<)
すみません!
にんべん様
やままさ鉄です。
グランテトラの件ですが、一時そんな話があって(数年前、BE-PALにも書かれたとか)、焦ったんですが、どうもまだまだ販売されてるみたいです。
内部のガラスコーティングのおかげで、水の味が本当にかわらないのがいいですよね。
フランスのアウトドアラーが、ワインを一瓶いれていくためのアイデアだとか。容量も向こうは750ぐらいだったと思います。
私のは、日本用?で1リットル。くぼみが丁度良枕になります(笑)
システムボトルは、今年の1月、御茶ノ水のエル・ブレスで丁度デモやってました。
アンケートには、「もっと安ければ・・」と無粋なことを書いてしまいました。
無理にビールや酎ハイを飲むこともないんですが、あったらいいですね。
長らく少年野球の役員をやっており、土日はほとんど野球ばかりでした。
役員と言っても、朝早くから球場の準備して、記録をつけて、後片付けして、帰るのは夕方。
ところが、GW前に一人暮らしの父親が入院してしまい、それを機に、お休みをいただくことにしました。
幸い、父親も2ヶ月程で退院し、驚くほど回復しました。
せっかくなんで、この夏休みにと富士山に登ることにしました。
何か、いろいろと自分を見つめなおすきっかけにもなりました。
長々と申し訳ありません。
今後とも、よろしくご指導をお願いします。
> やままさ鉄さん
お父様が好くなられてよかったですね。
私は昨年の2月に会社を辞めて、1年半かかってやっと再就職することが出来ました。
40才を過ぎると再就職は大変とは聞いていましたが、なんとかなるだろうとタカをくくって会社を辞めたものの思っていた以上に大変でした。
でも、これで山登りも再開出来るので、このブログももっと幅を広げて行こうと考えていますので、今後ともヨロシクお願いします。
Hanarart行った -大和八木〜今井町-
Hanarart
Nikon D700 + Tamron SP AF90mm F2.5 Macro Model 152E
Hanarart ‘11.10.10-
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正直に言って展示の規模はそれほど大きくないです。
町歩きを楽しみながらながらもう一つの会場、今井町に…