もう富士山は昨年で卒業だな〜なんて思っていたけど、結局今年も行ってきました。今年は雪も多そうだし、どうしようかとも考えたけど、今後のスケジュールを考えると、行けるんなら行っちゃえ、とネットで調べてみると、雪は例年よりも多そうだけど十分に自分でも行けそうだと判断しての実行です。
6時に富士宮口五合目に到着。富士山スカイラインの深夜規制はすでに解除されたようですね。ゲートはありませんでした。とりあえず1時間は五合目で高度順応のためにブラブラします。
山行データ
山行日 | 2014年04月12日(土) | ||
---|---|---|---|
コース | (スタート)富士宮口五合目~富士山(剣ヶ峰)~富士宮口五合目(ゴール) | ||
山 名 | 富士山(3776m) | タ グ | |
山 域 | 富士・御坂エリア | 累積標高 | (+)2,057m |
歩行距離 | 9.733km | 所要時間 | 10時間26分 |
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山行記録
【06時39分】
五合目をブラブラ中です。
本来の登山口にはまだ雪がたくさんあります。なのでスタートは駐車場の一番東側から登ります。
【06時41分】
五合目から上の雪渓を見上げると沢山の人が登っています。
【06時42分】
上の段の駐車場はほぼ満車で、下の方の駐車場も埋まってきてます。
【06時55分】
さぁ、出発です。
【06時56分】
まずは駐車場の東端へ・・・。雲海が広がっています。
【06時57分】
駐車場の脇からさっそく雪です。
【06時57分】
スタート地点から見上げます。
【07時03分】
五合目からアイゼンを装着します。
【07時03分】
スタートです。
【07時09分】
所々雪が切れています。その度にアイゼンを外すのは面倒なのでそのまま進みます。
【07時11分】
さぁ、ここからは雪渓を直登します。
しばらく登った所でラクの声が・・・、上を見上げると頭大の岩が雪渓の上を飛んできます。自分の位置から10mも離れていない所を落ちていきました。ラ〜ク!
【08時02分】
1時間ほどで最初の雪渓の上端に到着。
【08時05分】
アイゼンを外しましたが、外さなければよかったと思いました。この位置からは小さい尾根があって次の雪渓が見えないので、どのくらい離れているのか分かりませんでしたが、小さい尾根を越えるとすぐが雪渓だったので、そのまま登ればよかったと思います。
【08時07分】
夏道でもない斜面を登るのですから歩きづらいのはもちろんのこと、先ほどの落石のことを考えると、小石ひとつ落とすわけにもいかないので、緊張のザレ場歩きです。むしろアイゼンを履いていたほうが歩きやすかったかも・・・。
【08時07分】
登ってきたところを見下ろします。沢山のひとが登ってきます。ここに石を落とすわけにはいきませんよね・・・。
【08時17分】
すぐに次の雪渓が見えてきました。ここから山頂までは雪が切れることはありませんでした。
【08時23分】
再びアイゼン装着。
【08時30分】
10分ほど休憩して再スタート。
【08時59分】
山小屋が見えるけど何合目だろ? いつもと違う角度と半分以上埋もれているせいでどこの山小屋か不明。
帰宅後調べてみると恐らく新七合目(御来光山荘)だと思う。
【08時59分】
奥に見えるのが八合目の池田館かな? どのみち山頂はまだまだだ・・・。
【10時14分】
新七合目から1時間15分もかかって七合目(山口山荘)到着。いつもなら八合目で長めの休憩を取るけど、今日は睡魔がすごいのでここで30分ほど休憩する。
【10時40分】
30分ほど休憩して頭もスッキリして再スタート・・・。するも10歩ほど登った所でUターン・・・。ここまでは好天及び雪面の照り返しで、FTのスキンメッシュと長袖のシャツだけでも暑いくらいだったけど、休憩して身体が冷えたのと、風が冷たくなったので、ここから冬ジャケットと手袋を装着する。んで、再びのスタート。
【11時32分】
1時間程で八合目(池田館)到着。ここでも10分ほど休憩。
【11時41分】
再びスタート。
【12時13分】
やっと山頂のゴール地点が見えてきた。
【12時35分】
ここは九合目なのか九合五勺なのか不明。ここからペースが極端に落ちた。
【14時12分】
山頂の鳥居が見えるのになかなか近づかない。
【14時27分】
あとちょっと。
【14時29分】
山頂! 五合目から7時間半もかかった・・・。山頂の稜線に出たら風が急に強くなった。
【14時32分】
山頂にある山小屋は庇付近まで埋もれていますね。
【14時32分】
神社も屋根を残して埋まっています。
【14時33分】
時間的にユックリも出来ないので剣ヶ峰を目指します。
【14時46分】
馬ノ背直下。
【14時46分】
山頂の稜線は雪面が固い所もあるので、ストックからピッケルに持ち替えます。ついでにヘルメットもかぶります。さぁ、あとひと登り!
【14時51分】
馬ノ背というより白馬ノ背ですね。いつもは急に感じますが、これまでの雪渓直登とアイゼンを付けているのでいつもより楽に登れます。とは言っても数歩歩いては呼吸を整えるために立ち止まっていますが・・・。
【15時04分】
あとチョット!
【15時05分】
日本のテッペン到着。五合目から約8時間かかりました。夏道での平均が約6時間30分なので、雪道とはいえチョットかかりすぎたかな〜? とは思いますが、まぁ、富士山を堪能したということで良しとしましょう。
【15時06分】
山頂には3人の外人さんが食事中でしたが、お願いして写真を取ってもらいました。手を置いている山頂標は雪がなければ2mくらいありますが、今日は上に手が置けます。
【15時06分】
本当のテッペンと言われているところは雪が着いていませんでした。いつもなら足を掛けたりしますが、風も強くビビリなので、ちょっと離れています。
【15時10分】
いつもなら山頂でカップ麺が定番ですが、今日はさすがにその時間は無いだろうと行動食しか持ってきていませんでした。テルモスに入れてきた熱々のミルクティーを水筒に移し替えて(あっという間に冷めていく)カルパスを齧って食事代わりにします。
【15時16分】
もう少しノンビリしたかったけど、時間が時間なので下山開始です。
【15時29分】
さぁ、下るぞ〜!
【15時32分】
余裕で鳥居の上の横木に触れそうだけど、バチが当たりそうなので見るだけ・・・。
【15時32分】
さぁ、ここからが本格的に下山開始。奥の鳥居辺りまで下ると風は収まる。
【15時33分】
これから下るルートを見下ろす・・・。
【15時57分】
危険な所は歩いたけど、滑れる所は尻セードで一気に下る。
今日は尻セード出来ないと思っていたのでヒップソリを持ってこなかったことを後悔。おかげで途中で立ち上がって見たらおしりのポケットが破れていた。それ以降はなるべくスピードを制御して滑る。
【16時38分】
新七合目かな?
【16時39分】
眼下に駐車場が見えてきた。
【16時40分】
でも、まだ宝永山より少し高いかな?
【16時51分】
ふと気付けば下に誰もいない・・・。
【16時51分】
振り返って見上げても誰もいない・・・。う〜む、それほど遅い時間でもないと思うんだけどな・・・。
【16時56分】
六合目まであと少し。ふと気付けば登ってきた時はここを通ってないよな〜・・・。でも、ここまでくればどこをどう通ろうが五合目には戻れるからあまり気にしない。
【17時03分】
ここからは夏ルートを通ります。もう少しするとここにも入山禁止のゲートが出来ると思いますが、いまはありません。
【17時04分】
当たり前ですが、山小屋も閉まっています。雪が無いのでアイゼンを外そうかと思いましたが、最後の雪渓があるので、そのまま進みます。アイゼン痛むだろうな〜・・・。
【17時07分】
案の定最後の雪渓がありました。
【17時10分】
ここを下ればゴールです。ハッキリ言ってアイゼンは必要なかったかも・・・。
【17時16分】
もう少し・・・。雪が終わったところでアイゼンを外していたら、上部の雪の状態を尋ねる人がいました。近々登るんですかね。無事の登頂をお祈りします。
【17時19分】
アイゼンを外した所から車まではほんの1分ほどの距離でゴールです。下りは2時間弱でしたね・・・。
【17時22分】
車に戻って片付けていると、ザックのウェストベルトの内側に尻セードのおみやげが残っていました・・・。