このサイトのコンテンツのひとつで『山のカタチ』というのがあります。文字通り、山のカタチを確認しようというものです。そのきっかけになったのが、秋葉山でした。
初めてこの山頂(?)に立った時、何でここが山頂なの? と疑問に思い、恐らく、あるポイントから見れば、ここも山に見えるんじゃないかと思いました。じゃあ、そのポイントを特定してやろうじゃないか! と思ったのが約15年前のこと。やっとその調査に入ることができました。
ただ闇雲に歩いても無駄なだけなので、まずはその山頂(?)に立って、この辺りからなら山に見えるんじゃないかと思う方向に目星を付けます。それが今回のメインの目的でした。
かと言って、秋葉山だけでは物足りないので、一緒に相州アルプスの北側も歩いてきました。前編は高取山と仏果山です。
山行データ
山行日 | 2020年10月24日(土) | ||
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コース | 大棚沢広場〜仏果山登山口〜宮ヶ瀬越〜高取山(半原高取山)〜宮ヶ瀬越〜仏果山〜秋葉山〜革籠石山〜土山峠〜大棚沢広場 | ||
山 名 | (半原)高取山(705m) 仏果山(747m) 秋葉山(660m) 革籠石山(640m) | タ グ | |
山 域 | 丹沢エリア | 累積標高 | (+−)870m |
歩行距離 | 10.8 | 所要時間 | 6時間00分 |
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マップ
山行記録
すいぶんと遅い時間になりましたが、スタートです。
まずはすぐ近くにある仏果山登山口を目指します。
天気はイマイチ。
駐車場から100mくらいのところに、仏果山登山口があります。すぐ前には『仏果山登山口』バス停があります。
あれ? なんか道がきれいになっているような気がする。
新たな柵も出来てる。
なるほど! 登山道の整備をやっているんだ。この日も実際に作業員の方が数人、この丸太を数本づつ上に運んでいました。
僕も山のお仕事をしていたときは同じようなことをしていたので、ちょっと懐かしい。
作業員の皆さん、ご苦労さまです。
途中に山の神があります。
上の写真の右に台座だけが残されています。つまり、以前はもう1基設置されていたんだと思います。
急な斜面を登りきると・・・
・・・謎(?)の建物があり、そのすぐ横には・・・
・・・ベンチがあります。
気のせいかも知れないけど、このコースだんだん柵が増えているような気がする。
まぁ、仕方ないよね。森はある程度人間が手を加えないと、フル機能は発揮してくれないからね。
宮ヶ瀬越到着。
いつもより時間が掛かっている。最近、YouTube用の動画も撮っているので、ブログ用の写真撮影とかなり忙しい。場合によっては数テイク撮るのに行ったり来たりしているので、なかなか思うように進まなかったりする。慣れればもう少しスムーズに進めるようになるのだろうか?
この案内板、いつも逆光で撮りにくいんだけど、フラッシュを使うとちょっと不気味になる。無垢の木のプレートでオシャレなんだけど、どうにかならんのか?
宮ヶ瀬越からあっという間に高取山に到着。ここの山頂標も出来たばかりの頃はきれいだっただけどなぁ・・・。
山頂にある展望台。先客がいたので、ちょっと待って登ってみる。
東側に、関東平野がドーーーン!
ここから、新宿副都心、スカイツリー、筑波山なんかが見える。しかし、今日は新宿副都心までだった。
南側には、次の目的地の仏果山が正面に見える。
西側は、眼下に宮ヶ瀬湖、その向こうに丹沢の山並みが広がっている。
山頂には15分ほど滞在して、次の目的地の仏果山に向かう。
この時期で、きれいな緑。紅葉はもう少し先か・・・?
宮ヶ瀬越、通過。
なぬ、頭上に注意、だと・・・。
上を見た。う〜ん、特に何もない。せめて、「バカが見る〜」なんてプレートがあれば笑えたものを・・・。
仏果山直下の最後の登り、距離は短いけど、急な登りがある。
仏果山到着!
ここの山頂標もよく見えない。なんかもったいない・・・。
仏果山山頂にも、高取山と同じ展望台がある。すぐとなりで、高さもそれほど違わない展望台だけど、見える景色は結構違かったりする。
南側には、これから向かう尾根が一望出来る。右奥のピークが革籠石山か?
中央の左右に伸びている尾根の途中に秋葉山がある。やはりここから見ても山には見えない。
東側の関東平野の展望は遠景なので、それほど変わらないけど・・・
・・・視線をもう一度南側に移動すると、革籠石山の向こうに江ノ島がはっきり見える。
北側は先程登った高取山が見える。こちら側は少し紅葉が進んでいる。
ここは10分ほど滞在して、次は今日の目的地の秋葉山に向かいます。
仏果山を出てすぐに、細尾根を通ります。両側が切り立ったところもあるので、しばらくは緊張の連続になります。
後編に続きます。