ここ最近、高島トレイルだとか富士登山だとかチョット疲れる山登りをしていたので、今回は久しぶりにのんびりとした山登りがしたいと思いました。でも、行き先がなかかな決まらずに当日の朝に自宅を出発してコンビニに寄るまでは西丹沢や、大山、表尾根経由で塔ノ岳、、、なども候補に挙がっていたのですが、結局は悩んだ時はほぼここになるという、ホームグラウンドの中のホームグラウンドの丹沢前衛の山((半原)高取山(705.7m)、仏果山(747.1m)、革籠石山(640m))をのんびり歩いてきました。でも、さすがにノーマルルートは散々歩いているので、登りだけ一部バリエーションルートを歩いています。ただし、このバリエーションルートは決して初心者向けのルートではないので要注意です。
山行データ
山行日 | 2014年06月21日(土) | ||
---|---|---|---|
コース | (スタート)大棚沢広場~向山トンネル〜(半原)高取山〜宮ヶ瀬越〜仏果山~革籠石山〜土山峠〜大棚沢広場(ゴール) | ||
山 名 | (半原)高取山(705m) 仏果山(747m) 革籠石山(640m) | タ グ | |
山 域 | 丹沢エリア | 累積標高 | (+)821m |
歩行距離 | 9.355km | 所要時間 | 04時間12分 |
関連記事 |
山行記録
【06時56分】
と言うわけで、とりあえず大棚沢広場に車を駐めて、スタートです。でも、まだこの時点では細かなルートは決めていません。とりあえず、向山トンネル上部の尾根伝いに(半原)高取山(以下、高取山)まで登ります。
【06時56分】
宮ヶ瀬湖は夏に向けて水位を下げていますね。
【06時57分】
仏果山への登山口はこの広場から南に1〜2分行ったところにありますが、今日は別ルートなのでまずは北に向かいます。
【06時58分】
しばらくは一般道を歩く。
【06時58分】
丹沢の山並みも霞んでいます。天気は大きく崩れることは無いはずなんですが・・・。
【07時00分】
この橋(大棚沢橋)を渡ると・・・
【07時02分】
・・・すぐに向山トンネルがあります。
【07時03分】
トンネルには入らずに左側に回りこむと・・・
【07時04分】
・・・尾根の稜線に向かって階段が続いています。この階段はすぐに無くなってザレた急斜面になります。
【07時07分】
上を見上げます。でも、ここから登るのは相当骨が折れるので、写真の左側にある小さい尾根に乗ります。
【07時08分】
尾根に乗って上を見上げています。しばらくをここを木に捉まりながら、よじ登っていきます。
【07時12分】
少し登ると大岩に行く手を阻まれるので、右側から回りこむようにして大岩の上部に出ます。
【07時18分】
大岩の上部から上を見ます。まだチョット急登が続きます。
【07時24分】
少し大きい尾根に乗ります。ここまでくれば一息付けます。
【07時34分】
やがて鹿柵が見えてくると・・・
【07時35分】
・・・大きな尾根に乗ります。あとは高取山山頂まではほぼ稜線通りです。
【07時44分】
チョット細尾根もありますが、危険度は高くはないです。
【07時53分】
危険はないですが、急な斜面もあります。
【07時54分】
ドンドン登るよ〜。
【07時55分】
今回登る山はギリギリまで決まらなかったけど、どうしても山歩きがしたかったのは、新しい山ズボン(MONTURA VERTIGO LIGHT PANTS -7cm)を試したかったからでした。本来はこのような低山で履くようなものではないらしい(お店の人に散々釘を刺された)ですが、とりあえずお試しということで・・・。
【08時00分】
両側に鹿柵のある尾根。以前にここで治山工事の人に会いました。
【08時00分】
なにやら、独特の匂いが・・・と思ったら山椒の木でした。葉っぱを手で揉むと強烈な山椒の匂いがします。
【08時01分】
ここの両側に鹿柵のある所は所々コチラ側にフェンスを支える針金が張ってあるので、ボーっと歩いていると蹴躓きます。
【08時02分】
ここもかなり急です。
【08時02分】
振り向くと木々の間から宮ヶ瀬湖が見えます。
【08時04分】
急な斜面なので、どうしても足元が滑ります。とっさにその辺の木をつかもうとすると・・・とっても残念な結果になります。そうです、山椒の木には刺があります。気をつけましょう・・・。
【08時07分】
一度緩やかになります。
【08時10分】
大きな倒木(モミジ)がりあります。
【08時10分】
これは少し上から見下ろしています。尾根の上にドッカと倒れていますね。
【08時11分】
倒木を越えると、山頂直下の最後の急斜面です。
【08時15分】
何となく踏み跡がたくさんありますが、一番楽そうな所をジグザグに登っていきます。
【08時18分】
最後は山頂の展望台を目指して登ったので、展望台の下に出ます。
【08時18分】
山頂到着。
【08時20分】
とりあえず、展望台に登ります。
【08時21分】
宮ヶ瀬湖越しの丹沢の山並み。チョットガスってますね。
【08時21分】
ダム好きの方々には結構有名らしいですが、宮ヶ瀬ダムです。
【08時22分】
宮ヶ瀬ダムアップ!!!
【08時22分】
仏果山。天気が好ければ。山頂の展望台の人影が見えますが、今日はチョット見えませんね・・・。
【08時22分】
下に見える白い橋の袂から登ってきました。登ってきた尾根が見えます。
さて、ここまで来たものの、今後の予定は未定です。このまま同じルートで戻るのも何ですし・・・、宮ヶ瀬越経由で大棚沢広場に下るのも物足りない気がするし・・・、かと言って仏果山まで行くのも面倒になってきたし・・・、う〜ん、どうしたもんか??? とりあえず、展望台を降りて下のベンチで考えよう・・・。ちなみに山頂には誰も居ませんでした。
【08時27分】
ベンチに座ってボーっと考えること数秒・・・。よくよく考えればこんなとこで考えていてもしかたないから、とりあえず仏果山に向かうことにしました。
【08時27分】
仏果山まで1.25km。30分程度か・・・。
【08時27分】
今まではバリエーションルートだったけど、ここからは一般登山道。のんびり歩きます。
【08時28分】
何だろ?
【08時30分】
イワニガナ
【08時34分】
マムシグサの実。
【08時35分】
何かの卵?
【08時38分】
宮ヶ瀬越。
【08時39分】
ゴクリ・・・。
【08時54分】
仏果山山頂直下の岩場。
【08時57分】
仏果山到着。
【08時58分】
この山頂標もずいぶんと汚れてるな・・・。ちなみに下の写真が初めてこの山に登った時に撮ったもの・・・。
【'05/11/13】
そう言えば、下の仏果山の板も最近見ないな・・・(2005年11月13日撮影)。
【08時59分】
展望台。
【08時59分】
お地蔵さん。
【09時00分】
仏果山。
【09時01分】
山頂ではベンチに座るでもない、展望台に登るでもない、ブラブラして次の行動を考える。普通なら、このまま引き返して宮ヶ瀬越経由で下山するのが順当だけど、なんかピンとこない。とりあえず歩き始めると、土山峠まで3.2kmの文字が目に入った。時間にすると1時間30分くらい。でも、土山峠に下ると、大棚沢広場まで約20分の一般道歩きになる。どうしよう・・・。ちなみにここ仏果山山頂にも誰もいませんでした。
【09時02分】
宮ヶ瀬越(右下に下る)と半原越(左直進)との分岐・・・。一瞬悩んだけど、とりあえず土山峠方面に向かうことにしました。
【09時03分】
ウツギの仲間?
【09時05分】
分岐からすぐに岩の急な下りがあります。ここのロープは古くなったためか、新しいロープも付けられていました。
【09時09分】
しばらく細尾根が続きます。
【09時15分】
秋葉山への分岐。今日は寄りません。
【09時18分】
以下、参照。
[vc_message color=”alert-info” width=”1/1″ el_position=”first last”]
山岳修験者のはなし
丹沢山塊のうち経ヶ岳。大山を中心とする一帯は昔、山岳修験者の修法の霊場であったという。
ここより東方の八菅神社(愛川町八菅山)には入峰者(にゅうぶしゃ)の名称・位・入峰回数などを記録した古文書が残っている。
伝説では大宝三年(七〇三年)に役の小角(えんのおづね)が八菅神社に来たときから、この地を基点に平山。塩川滝などを経て大山まで七宿三十か所をおよそ四十九日間かけ加持祈祷を唱えながら修法を行っていたという。
煤ヶ谷(清川村)の人々は、修験者が行(ぎょう)の途中、村に入るとすすんで接待を申し出たり、「願い事がかなえられる」ということから特に行中で使用した草鞋などを所望したと伝えられている。
また、この修法は、明治維新の神仏分離令によって廃止された。
昭和六十一年三月
[/vc_message]
【09時18分】
一度この赤線を歩いてみたいんだよな〜・・・。
【09時23分】
高取山から経ヶ岳への稜線上には適度にベンチがある。そんなわけで・・・
【09時25分】
・・・ここで朝食とも昼食とも言えないような食事休憩を取る。
【09時40分】
15分ほどのんびりして、土山峠を目指す。
【09時41分】
ここからは急な下りが連続するので、ストックを使用する。
【09時41分】
段差の高い階段が続く。
【09時48分】
この様な階段が断続的に続く。
【09時50分】
革籠石山・・・
【09時50分】
・・・の山頂からの急な下り。
【09時58分】
ここにもベンチがある。ここは尾根を直進しないで右手前方向に進む。
【09時59分】
半原越まであと1kmってことは土山峠への分岐はあと数百メートルってこと。
【09時59分】
三度の急な下り。
【10時02分】
土山峠への分岐。
【10時02分】
やっぱりここにもベンチはある。
【10時02分】
ここからしばらくは個人的に好きなルートです。所々植林地帯を通りますが、ほとんどは広葉樹林帯なので明るく気持ちの良い尾根が続きます。
【10時04分】
振り返ると、あれが革籠石山なのか?
【10時08分】
途中で急斜面の下の方までピンクテープが続いているところがある。当然登山地図にも出ていない。方角的にリッチランドの方だけど、何処に出るんだろう???
【10時12分】
再びベンチ。
【10時12分】
土山峠まであと1.1km。
【10時26分】
一度林道に出ます。
【10時27分】
しばらく林道を進むと、分岐があり、ここを右に進みます。ちなみに直進すると煤ヶ谷方面に出ます。
【10時27分】
土山峠まであと少し。
【10時28分】
再びベンチ。いつもなら結構な確率でここでコーヒーブレイクにしますが、さすがに食事したばかりなので、ここでの休憩は無しです。
【10時30分】
このルートの好きな理由のひとつに、地形の関係なのか樹林帯の中でも結構風が通ります。火照った身体に気持ちいいですね〜。
【10時36分】
これは食べれないでしょう・・・。
【10時38分】
一般道に出ました。
【10時38分】
あとは一般道歩きです。
【10時39分】
土山峠。道の反対側には辺室山への登山口があります。
【10時41分】
あとはず~~~っと一般道歩きです。この季節なのにすでに、アスファルトの照り返しが暑いです。
【10時42分】
水位が下がっているので、普段は水没している旧道が見えます。免許を取り立てのころはドライブでよくこの下を走っていました・・・。
【10時56分】
あまりにも暑いので飛び込みたくなってきた・・・。
【11時03分】
仏果山登山口を過ぎると、ゴールは目の前です。
【11時05分】
ゴール。大棚沢広場に戻ってきました。出発した時は自分の車しかありませんでしたが、今はたくさん停まっています。
時間はまだ早いですが(お昼前って・・・)、途中でアウトドアショップで買いたいものがあるのに気づいたので、この後はお買い物をして帰りました。お疲れ様です。
それにしても今日は全コースで誰一人とも会いませんでした・・・。珍しいこともあるもんですね。高取山までの登りのバリエーションルートはともかく、あとは結構人気のコースなんですけどね・・・。いつもなら、家族連れや団体さんなんかが歩いていることが多いんですが・・・、やはり、ヒルのために入山する人は激減しているんですかね? ちなみに今日のコースはほとんど尾根上のルートなのでヒルは1匹も見ませんでした。