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今回は以前から父親が富士山に登ってみたいと言っていたので、一緒に登ることになった。本来ならば1泊2日で登る方がいいのだけれど、いきなりそれは無謀に思えたので、今回はとりあえず富士登山とはどんなものかを体験してみて、あわよくば山頂まで行ってしまおうと言う事になった。なので、予行練習的な山行です。
山行データ
山行日 | 2006年08月05日(土) | ||
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コース | (スタート)須走口五合目~新六合目(長田山荘)~砂走五合目~須走口五合目(ゴール) | ||
山 名 | 富士山(3776m) | タ グ | |
山 域 | 富士・御坂エリア | 累積標高 | (+)1,103m |
歩行距離 | 9.895km | 所要時間 | 05時間28分 |
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山行記
【05時30分】 | この日はシーズン真っ只中のため、車を五合目から2キロメートル以上も下に停めなくてはならなかった。五合目まで登るのも一苦労だ。
車を停めた位置からおよそ40分かけて五合目まで登ってきた。ここでしばらく休憩してスタートです。 |
【05時55分】 | 古御嶽神社。ここから本格的に山登りスタートです。 |
【06時59分】 | 富士山の山頂がはるか遠くに見えます。
父親のペースが上がりません。歩いている時間より座って休んでいる時間の方が長くなっています。 |
【08時20分】 | スタートから約3時間半。五合目から約3時間弱かかってやっと新六合目に到着です。通常の自分のペースだと五合目から約1時間です。ちょっとかかりすぎてます。
ここで父親がベンチで横になっていると、なにやら山小屋の方から怒鳴り声が・・・。どうやらお客さんが勝手に金剛杖に焼印を押そうとして山小屋の人に怒られているようです。富士登山の楽しみのひとつに金剛杖に各山小屋で焼印を押してもらうというのがあります。これは火で鉄の棒を熱して木の金剛杖に焦げ跡をつけるもので、決して勝手に押してはいけません。最悪の場合は大やけどを負う場合もあるので、必ず山小屋の人に声をかけて押して貰いましょう。 しばらく横になっていた父親がここでギブアップ宣言をしました。私だけ頂上に向かったら、と言っていますが、さすがに五合目から3時間もかかっては自分のペースも何もあったもんじゃないので私も一緒に下山です。 このまま登ってきた道を引き返しても問題は無いとは思いますが(実際にそういう人は結構います)、富士山の場合は登山道と下山道が分かれていることがあります。なので、念のため山小屋の人にここからの下山道はどうなっているのか聞いてみました。すると山小屋の向かって左側(写真の左奥)に細い道がありました。途中まで山小屋の人が先導してくれてしっかりとした下山道に出ることが出来ました。その間、山小屋の人はいろんなことを教えてくれて、ただ黙々と山頂を目指す時とは違い、いろんな収穫がありました。 |
【08時49分】 | 下山を始めると父親は俄然元気が出てきて、普段滅多に見ることが出来ない高山植物の写真を撮りまくっていました。 |
【08時59分】 | 山頂にズームイン! 山頂は遠いです。
この後、砂払五合目で少々休憩を取り、再び樹林帯の中を進みます。 あと少しで古御嶽神社に着くというときに、ひとりの女性の外人が声をかけて来ました。どうやら日本語はまったく出来ないようで、しかも英語圏の人ではないらしく、ちょっと癖のある英語で「ココハドコデスカ?」と聞いてきた(と思う)。のでとりあえずここは須走口でもう少しで五合目だと答えたけど、通じたのかどうかは分かりません。その後彼女はそのままサーっと歩いて行ってしまいすぐに見えなくなってしまいました。彼女は日本語がまったく出来ないようだったので、恐らくツアーかグループで来たんだろうけど。迷ってしまったんだろうか??? |
【10時19分】 | 登るときには気がつかなかったけど、車の停めてあるところまで帰ってきたら近くにこんな標識が・・・。結局この日は三合目から登り始めたってことっすか??? |