登山用ケトル(やかん)について

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今回はケトル(以下、やかん)について書きます。

始めに白状しますが、タイトルには登山用~と書いていますが、実際には山登りで使用した経験は数回しかありません。ほとんどキャンプでの使用になります。当初は装備の軽量化の為に導入したのですが、今のところお湯を沸かすのはジェットボイル(→参照)に落ち着いています。

目次

UNIFLAME チタンケトル

チタンケトル

冬季の日帰り登山の昼食はカップ麺が多い私ですが、初めはジェットボイル(→参照)を持っていっていました。けど、もっと装備を軽くしたい、どうせお湯を沸かすだけなのでやかんだけあればいいや、と思いコレを購入しました。

チタン製なので軽いんですが、実際に水を入れてお湯を沸かすと、取っ手が非常に熱くなります。私は猫舌&猫手(?)なので、素手ではとても扱うことが出来ません。冬季ですから実際は手袋を持っていっていることもありますが、カップ麺のフタをめくったりとその時は素手になっていることが多いので、非常に困りました。それと取っ手が横に付いているために、ちょっとお湯が注ぎにくいです。また、注ぎ口の位置の関係で、お湯を最後まで注ごうとするとフタが落ちます。なので、急須の様にフタを抑えながら注ぐ必要がありますが、やっぱりこのフタも熱いです。

そんな訳で、結局すぐにジェットボイルに戻ってしまいました。

UNIFLAME トレイルケトル M

トレイルケトル M

チタンケトルの影響で、お湯を沸かすもの=(イコール)やかん、という図式が私の中には無くなっていました。

そんなある日、とある山頂でいつものように昼食の準備でジェットボイルでお湯を沸かしてたら、やたら年季の入ったザックを背負った登山者がやってきて私の隣で(その山頂はベンチはひとつだけでした)、同じように昼食の準備を始めました。狭い山頂で隣同士に座っているので、どちらからともなく話し始め、色々なお話を聞かせて頂くことができました。その人はまだ大学の山岳部が元気だった頃から山に登り始めて、社会に出てからもずっと山登りをしてきたと言っていて、その人が昼食の準備で取り出したのが、昔ながらのホワイトガソリンのストーブとこのやかんでした。手馴れた要領でポンピングをして一発で火を着けてやかんをストーブに乗せる。これだけのことですが、非常にスムーズでカッコよく見えました。ストーブもやかんもかなり使い込まれたと見えてかなりボコボコになっていましたが、単純な私はすっかりその作業に惚れ込んでしまいました。

そんなわけで、かなりミーハーな理由ですが、このやかんを購入しました。本来ならばストーブの方も購入すべきでしょうが、こっちは少々高価なのでいつか買いたいと思っています。

トレイルケトルの茶こし

このやかんには標準で茶こしが付いています(まだ使ったことはありませんが・・・)。お茶を大量に入れるときには便利かもしれません。

チタンケトルと違い、火にかけた後でも取っ手にプラスティックが付いているのであまり熱くなりません。なんとか素手でもお湯を注ぐことが出来ます。またこのモデルもお湯を最後まで注ごうとすると、フタが落ちます。フタははまっているというよりも上に乗っているだけなので、茶こしを外すとかなりグラグラします。しかし、フタの掴む部分はプラスティックになっているので、そこをちょっと指で支えてあげれば熱くも無く落ちることはありません。

重量比較

スクロールできます
メーカー名/モデル名重さ
UNIFRAME(ユニフレーム)/チタンケトル123.5g
UNIFRAME(ユニフレーム)/トレイルケトル M172.5g

トレイルケトルは茶こしも含んだ重さです。ちなみに茶こしだけの重さはは18.5gです。

メーカーリンク

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