登山ザック「オスプレー ケストレル38」について

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このザックを購入したのには二つの理由があります。

ひとつは、トレッキングマスター検定(シルバー)に合格した自分へのご褒美を言い訳に買ってしまいました。

そしてもうひとつは、春、夏、秋は「ドイターフューチュラ32AC」を使用して、冬は「ドイターエアコンタクト45+10」を使用していたけど、中間くらいの大きさのザックで一年中使用できるザックが欲しかったため、前述の言い訳を勢いに買ってしまいました。もし、これから山登りを始める方がいれば、35リッター前後のザックを購入することをお勧めします。自分も始めからこのクラスのザックを買っていれば、出費は最低限で抑えられたのに・・・。

今はこのザックをメインで使っています。日帰りから小屋泊まり2~3日くらいは十分に対応出来ます。

構造は私的に好きな、基本2気室で仕切りを外すと1気室になり、下部へのアクセスが簡単に出来るタイプです。すみません。勘違いしていました。このザックは1気室です。ただし、下のものが取り出しやすいように下部から荷室にアクセス出来るようになっています。また、このザックで初めてだったんですが、ウェストベルトの閉め方は普通2タイプあり、バックルを閉めて、紐を外側にに引っ張るタイプと内側に引っ張るタイプがあるのですが、このザックは内側に引いてウェストベルトを締めるタイプです。好き嫌いが分かれるところですが、私的にはこのザックのように内側に引っ張るタイプの方が好きです。外側に引っ張るタイプに比べると簡単に締められ、なおかつ移動中も緩みにくい気がします。

また、このザックのひとつの売りですが、いちいちザックを下ろすことなくストックを収納することが出来ます。購入前はどうせトリッキーなギミックで実際には使えないだろうと思っていましたが、実際に使ってみると、なんでいままで誰も考えなかったのか不思議になるくらい簡単な構造をしているのに、十分に使えます。構造は実際にお店で見てもらうのが一番なのですが、簡単に書くと、ザックの左側のサイド下部(水筒が入るポケットの下の部分)とショルダーベルトの脇の下辺りにゴムひもがあって、そこにストックを通し、ゴムを引っ張って固定するだけです。慣れればものの10秒程度で格納できます。ちょうど武士が刀を腰に差していますが、あれが脇の下にあるような感じです。言葉で書くと邪魔なような気もしますが、実際には腕にぶつかることも無く、特に邪魔になったことはありません。もちろんキチンと紐を締めれば、落ちるようなこともありません。個人的には下りでよくストックを使うので、岩場や鎖場などで一時的にストックが邪魔になったときに大活躍しています。

これはあまり他で聞かないけど私的jに便利に思ったのが、雨蓋の下のザックの口の周りにあるスカートのようなもの(正式には何て言うんだろう?)の紐を閉めるのに、普通は押すとフリーになり、放すとしまる器具(コレも正式には何て言うんだろう?)がありますが、あれが、まったく違う構造(文章じゃ書けない)で、閉める時も緩める時もボタンを押す必要がいらない構造になっています。これはお店で見てもらうしかないですが、恐らく特許モノじゃないでしょうか。地味ですがとっても使いやすく気に入ってます。

ザックカバーも内蔵されているので別に持っていく必要がないものこのザックの魅力ですね。当分はメインの座をゆずりそうもありません。

いなかた

2010年2月7日追記
アメリカでは、新たに58リッターと68リッターが追加されたようですね。日本でも発売されるのかな?

いなかた

2010年3月11日追記
ケストレルシリーズが値下げされたみたいですね。旧価格でもずいぶんと安く感じたのに、ビックリです。
ケストレル28 ¥13,650 → ¥12,600
ケストレル32 ¥14,700 → ¥13,650
ケストレル38 ¥16,800 → ¥14,700
ケストレル48 ¥18,900 → ¥16,800
でも、ロストアローの表示は旧価格のままですね。(3月11日現在)
まだ旧価格で売っているところもあるみたいです。在庫分かな?
58リッターモデル(¥18,900)が日本でも発売されたようです。

いなかた

2012年1月21日追記
ケストレルシリーズの2012年版が出たようですね・・・。
早速お店で見てきましたが、大きな変更点は配色が変わった以外には、背面長が変更出来るようになった程度ですかね・・・。
配色に関しては好き嫌いがありますが、個人的には2012年版の方が配色のせいでスッキリと見えていいですね。

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