雪の菰釣山はここ数年の恒例になっていて、そろそろ雪が積もっているので行かなきゃいけないな〜、と思いつつ、蛭ヶ岳も捨てがたいなぁ〜という浮気心もありましたが、結局雪のあるうちに行っておこうと菰釣山に落ち着きました。
ルートは計画段階ではバリエーションルートを考えていましたが、スタート時には一般ルートで菰釣山へ登って、下りは城ヶ尾峠経由で下るつもりでしたが、歩いている内に気が変わって・・・
山行データ
山行日 | 2014年01月11日(土) | ||
---|---|---|---|
コース | (スタート)道の駅どうし~(バリエーションルート)〜菰釣山~(一般ルート)〜道の駅どうし(ゴール) | ||
山 名 | 菰釣山(1379m) | タ グ | |
山 域 | 道志エリア | 累積標高 | (+)991m |
歩行距離 | 12.697km | 所要時間 | 05時間41分 |
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山行記録
【07時56分】
道志の道の駅をいつもよりチョット遅いスタートです。
【08時02分】
富士山の頭が見えています。山頂からの展望に期待!
この後、橋を渡った所で地元の方とコミュニケーション・・・。すでに1組先行しているグループがいるのと、最近熊が出るので熊鈴を持っているなら鳴らしたほうがいいよ、という情報を頂いたので、早速熊鈴を鳴らしながら歩く。基本的に熊鈴はいつもザックにぶら下げていて、消音機能を使って音を消しているだけなので、腕を後ろに回してベル部分を引っ張ればいいだけなので簡単に音を出すことが出来ます。高かったけど買って良かった。(コチラでその熊鈴を紹介しています → 登山用の熊鈴(森の鈴 TB-KC1))
【08時08分】
早速雪道です。
【08時35分】
雪はそれほど積もっていなく、ある程度締まっているので歩きやすいです。昨年の地獄のラッセルを想定してスノーシューも担いでいます。でも、先行者がいるなら不要かな・・・。
【08時49分】
ここまでの行程で、山中でもかなり雪が少なそうだと思い一般ルートで登る予定を変更することにした。正面奥に見える1本だけ一際高い木のある尾根経由で登ることにした。このルートは以前偶然見つけたルートで、帰宅後調べたら何人かは歩いているようだけど、名称はまだ無いみたい・・・あるのかな?
【08時52分】
分岐。
【08時53分】
沢を渡る。夏ならこのまま真っ直ぐ歩いていくけど、さすがにこの季節だとチョットでも濡れるのは嫌なので、写真右端の岩を使い渡る。
【08時53分】
一般ルートはこの鎖をまたいで進む。でも、今回はここからバリエーションルートに入る。
昨年の大雪の時は中央右寄りに見える菰釣山への標識が埋もれていた・・・。そう考えてもやっぱり雪は少ない。
【08時56分】
ここを登る。
【08時59分】
獣道を使い尾根の細い稜線に取り付く。あとはしばらくはひたすら直登。雪はありますが、適度に締まっているのでキックステップで登れます。
【09時10分】
登ってきた所を振り返る。我ながらよくこんな所を登れるようになったもんだ、とチョット感心する。
【09時11分】
この辺りは枝打ちされた枝がそのまま放置されているので、とても歩きづらい。それに・・・
【09時12分】
・・・枝の切り口が鋭利になっていることもあるので、足を滑らせたりしたらシャレにならない。それに、この辺りは刺のある草も生えているので、夏でも素手では登らいない方がいいと思う・・・。なので、十分注意して歩く。
【09時15分】
尾根の上に出た。右側の太い木が【08時49分】の写真に写っている一際高い木です。ただし、この木が特別太いわけじゃなくて、周りの木が細いのでそう見えているだけです。大人2人もいれば周囲を囲めるほどの太さです。街中の公園とかにもこの位の太さの木は普通にあります。
【09時16分】
ところで、この木・・・モミなの? ツガなの? 葉っぱを近くで見れれば判断出来るのですが・・・。
【09時16分】
それはさておき、菰釣山を目指します。
【09時17分】
サルノコシカケが沢山着いた木・・・。雪が積もっていてなんか面白い・・・。
【09時33分】
このルート、基本的に踏み跡やピンクテープのようなものは一切ありません。危険な場所は無いですが、初心者にはお薦め出来ません。ただし、経験者が同行している場合は初心者でも歩けると思います。
この日は、直近の雪が降るより前に付けられたであろう踏み跡がありました。所々新しい雪で消えていましたが、恐らく下りで使ったようです。
【09時51分】
このデカイ爪はなんだ!?
【09時54分】
チョット雪が深くなってきた・・・。
【09時54分】
笹地帯に突入。
【10時01分】
せっかく持ってきたので・・・。
【10時20分】
笹がちょっと邪魔だけど快適快適。
【10時24分】
笹が多くなってきたのでスノーシューを外す。外したとたん足がズブズブ沈むのでビックリ・・・。やっぱ、スノーシューって効果あるんだ・・・。
このあと、自分より背の高い笹地帯に突入。しかも、密度が高いので、何度帽子を取られそうになったり、スパッツを剥ぎ取られそうになったか・・・。
【10時59分】
笹の密集地帯を抜けてひと登りすると、緩やかになる。正面に見えていた国境尾根も見えなくなると・・・
【11時05分】
・・・国境尾根の稜線に合流・・・
【11時05分】
・・・ここからはルートがしっかり付いている。
【11時20分】
ベンチのあるピークに立つと・・・
【11時20分】
・・・菰釣山の山頂が見えてきます。
【11時23分】
ちょっとだけ下って、登り返すと・・・
【11時25分】
菰釣山山頂です。
【11時25分】
どうしの道の駅から3時間半もかかりました。
【11時26分】
富士山はギリギリ頭が見えていましたが・・・
【11時35分】
・・・頭上には不吉な雲が・・・。
【11時37分】
さぁ、昼食です。あっ! コンビニで買ったおにぎりを車に忘れてきた。
【11時38分】
寒いですね〜。でも、直接雪の上で計測しているので正確性のカケラもありませんね・・・。
【11時40分】
山専ボトル用のポーチ・・・。こうやっているとなんかちょっと可愛い・・・。
【11時57分】
あ〜あ、富士山どんどん隠れていっているじゃん・・・。
【11時58分】
仕方ないので(一般ルートで)下山開始・・・。
【12時03分】
こっちも雪はあるけど、適度にグリップするのでアイゼンは履きませんでした。よっぽど急な所は横向きでスノーボードの体で滑る。
【12時13分】
避難小屋。中に人がいました。
【12時17分】
道志への分岐。当初は城ヶ尾峠経由で下る予定でしたが、登りで時間がかかってしまったので、このまま道志に下ることにしました。
【12時26分】
急な斜面では尻セードで下る。結構スピードも出る。足とストックでスピードと方向を調整する。ヒャッホー! でも、意外に凸凹しているので、イタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイと言いながら下っている。人がいなくてよかった・・・。
【12時33分】
水場まで下ってきた。
【12時40分】
林道到着。雪のおかげで段差や凸凹が無くなっていたので歩きやすかった・・・。
【12時41分】
ピーッス!
【12時46分】
分岐に戻ってきた。
【12時47分】
朝、自分が付けた足跡・・・。もちろん普段はこんながに股じゃないですよ・・・。
【12時47分】
沢を渡る・・・。って言うか、ホントはここは橋だったんだよね。橋の下が土砂で埋まってしまって橋の上を水が流れているんだけど、やがてここも土砂で埋まるのか?
【12時51分】
木に付いた雪がキレイ。まだこの時間に融けていないってことは、相当気温が低いのか・・・。
【13時23分】
いつも、ここは怖いんだよね〜。この日はまだ雪があったから良かったけど、いつも踏み固められてアイスバーン状態になっていることが多いので、このわずが数十メートルが全ルート中で一番危険だったりする・・・。
【13時26分】
山肌が崩れている。
【13時26分】
雪はすっかり無くなった。
【13時29分】
振り返ると富士山が頭を出していた。さっきまでの雲はどこかに行ってしまったらしい・・・。
【13時35分】
ちょっと歩き足りない気分が残らないわけじゃないけど、とりあえず無事にゴール。
【13時50分】
この辺りはクレソン推しなんだよね・・・。いつもアイスは買うけど、今日はそばも買ってみた・・・。味はどうでしょう???