みちのく潮風トレイル 2/9

起床。気温は約９℃（テント内ですが）。

朝食は簡単に。

山岳キャンプ地ならこの時間だともうかなりの人が起きて出発しているけど、一般のキャンプ場だとまだ寝ている人が多いのに、どうやら青森の人は朝が早いらしい。もう殆どのテントは起きているようだ。

撤収完了。

２日目スタートです。天然芝生地って言うくらいなので天然なんでしょうね。でも通常考えれば、これだけ日の当たるところなので次の段階に遷移していってやがて森になるんじゃないかと思いますが、箱根の仙石原のように、何か手を入れているんでしょうかね。

インフォメーションセンター前に水場があります。もっともキャンプ場にも水場があるのでここを利用していませんが・・・。

芝生地の端にトイレがある。青森県ってなんか公衆トイレが多い気がする。今回のトレイルでもそうだけど、以前車で来て岩木山を登ったときにもそう感じた。

たかがトイレと侮るなかれ！　こういう道標がくっついていたりする。このみちのく潮風トレイルはこの道標を探すのも、長距離を歩くのと同じくらい大変なのだ！

また砂浜を進む。

うっ！　川が遮ってやがるぜ。

上流に目を向けると一本橋があった。

うっ！　まただ。

昆布？　でもここはジャンプで飛び越える。

何かの鳥の足跡だ！

またまた川！　でもここは川幅が狭いところを簡単に渡れた。

消波ブロック群で行き止まりになった。道標らしきものは無し。地図をにらめっこしてもよくわからん。

上の写真の右側消波ブロックが無いところを越えると漁港が見えた。

漁港の入るところに道標があった。ここもハイカーは入れる。

漁港を進む。

漁港を出る。

次の目的地は階上駅前商店街。でも、なぜ階上駅ではないんだろう？　まぁ、あと8.5km。２時間半弱程度か？

あの出っ張りの部分までは行けるらしいけど、今回はパス。

この辺はわりに道標がある方だけど・・・

・・・わかりずれーよ！

こんなところを入っていくのか？

なんだこれ？　なになに、みちのく潮風トレイルを歩く方は１回カウントアップしろってことか。

んじゃ、１回ポチっ！　え？　俺で56人目？　毎月リセットされるってことなので今日は４月の最終日（平成の最終日）なのでこれ以上そう多くは増えないだろう。人気ねーなー。

少し高いところに上がってきた。

なんかいい感じの道になってきた。

ずーっと、こういう道なら足にも優しいのに・・・。

・・・。

丁字路に出る、右奥に鳥居が見える。

左に行くと展望台があるらしいけど、今日はそこそこ距離を歩かなくてはならないし、午後から雨の予報もあるのでパス。

右奥に見えた鳥居をくぐると・・・

・・・一般道に出た。

商店街まで7.8km。

うっ？　どっちに進むんだ？

道標の向きを考えて左に進んでみる。

再び分岐。道標らしきものは無し。とりあえず左に進む。

ここにも公衆トイレ。

あれ？　行き止まり？　って思ったら・・・

・・・道標発見！

ん？　行き止まり？　って思ったら、右の斜面に・・・

・・・道が続いていた。

ちゃんと道標もある。

尾根の上に出たら・・・

・・・90度右に進む。

少し高いところを進む。

ん？　民家の裏？

民家の脇を抜ける。左側の建物は学校か？

突き当りを左に曲がる。

車道を進む。

やはり先程の建物は学校だ。

さすが青森県。校内に相撲の土俵がある。

車道を進むも、ぼーっと歩いていたら見逃しそうな道標もある。

上の写真のどこに道標があるか分かりますか？　わたしもギリギリ見逃しそうでした。

細い民家の路地を通る。

この辺りで道を間違える。というかかなり気をつけて（ときには後ろ歩きをしたり、360度ぐるっと見てみたり）確認していたけど間違える。

この辺りのどこかで左に曲がらなくてはならないけど、その場所が特定出来ない。

道標を発見したけど、やっぱり自分の歩いてルートは変だ。矢印と全然関係ない方向から来た。

ん？　何かある。

浜小屋？

これが？

やはりおかしい、地図上ではこの浜小屋はルートの右手にあるはずだけど、左手側にあった。つまり反対方向に歩いているってことだ。

一度リセットして、浜小屋を右手に見て進み直す。そうすると道標の矢印に矛盾がなくなった。

細い道を進んで・・・

・・・大きな道にぶつかって・・・

・・・左に進む。

雨が降り出す前にキャンプ場に着きたいな・・・。空を見てもまだ降り出す雰囲気は無い。

しばらくは歩道が無いのでちょっと怖い。

通る車にビクビクしながら歩いていると、道の反対側にあるバス停で待っていたおばあちゃんから声をかけられる。でっかいザックを背負ってこんなところをトボトボ歩いているのが珍しかったんだと思う。岩手県の久慈まで歩いていくと言ったらびっくりしていた。みちのく潮風トレイルは知らないようだ。それにしてもおばあちゃんはかなりネイティブな東北弁をしゃべっていた。っていっても実際には東北弁ではなく、青森には津軽弁と南部弁がある。位置的には南部弁だろうか？　実は私自身青森生まれ（生まれただけで育ってはいない）で母方の祖父母が津軽地方にいたので、津軽弁はある程度聞き取ることが出来る。でも喋ることは出来ない。それに津軽弁と南部弁を聞き分けることも出来ない。とは言うものの８割程度は聞き取ることが出来るがあと２割は字幕かポケトークが必要だ。

なんかえらく奥行きの無い建物があった。

こっちは廃墟だ。位置的にこの辺りにハイカーが泊まれるところがあれば便利なんだが・・・。整備して泊まれるようにしてくれないかな？

八戸南浜漁港。

漁港の奥に塩釜神社がある。地図には展望地のマークがあるが、立入禁止になっていて入れない。

階上町に入った。

トレイルが脇に逸れるらしい。

再びカウンターがある。自分は33番目だ。

こういう目印もある。

海岸沿いを進んで、

この階段を上がる。

ここで間違いないはずだけど、階段の上にはチェーンが張られていた。仕方ないのでそのチェーンをまたいで・・・

・・・上に出た。写真の右下から上がってきた。

ここにもトイレがある。

再び車道歩き。

「接待宗碩の経塚」接待宗碩って誰？　史跡なら普通解説板があるけど、ここでは見当たらなかった。

ふ〜、やっと歩道がついた。

この辺りの海岸は岩だらけ。

漁港？

再び歩道なし道へ。

車道を進むことしばし・・・。

何かある。

この辺りの津波と言うと、2011年3月11日が記憶にあるけど、それだけじゃないんですね。

ちょこっと寄り道＆ちょこっと休憩。

これからの進む方向を見る。

津波の記念碑を後にして進む。鳥居だ。

こっちもいっぱい。

泊川神社というらしい。

道なりに進んで・・・

・・・矢印に従います。

ちょっと上り坂。

踏切を渡り・・・

・・・左に曲がると・・・

・・・階上駅への案内板があり、そこが・・・

・・・階上駅。