【湖一周】富士五湖を歩いて一周してきました[西湖編]

広告

二日目、三湖目の西湖です。到着時は天気的には問題なさそうでしたが、心配なのは足の痛みです。地面に足を着ける度に激痛が走ります。しかし、ロングトレイルを初めてすぐの頃は毎回こんな感じだったのでもはや慣れっこです。その後は足のトラブルの原因を突き止め、克服し、最近のロングトレイルではほぼ足の痛みは無くなっていたんですが・・・今回は平らな舗装路を歩くだけだし、距離もそれほどではないので完全に舐めていました。

ちなみに足のトラブルの原因とそれをどうやって克服したかについては次回「精進湖編」で詳しく話します。

そして、ここ西湖は僕にとっては思い出深い湖です。詳細は本文にて・・・。

目次

山行データ

スクロールできます
山行日2022年08月12日(日)
コース(スタート)西湖根場浜 無料駐車場〜(反時計回り)〜(ゴール)西湖根場浜 無料駐車場
山 名
タ グ
山 域富士・御坂エリア
累積標高(+−)98m
歩行距離9.4km所要時間2時間22分
関連記事【湖一周】富士五湖を歩いて一周してきました[山中湖編]
【湖一周】富士五湖を歩いて一周してきました[河口湖編]
【湖一周】富士五湖を歩いて一周してきました[西湖編]
【湖一周】富士五湖を歩いて一周してきました[精進湖編]
【湖一周】富士五湖を歩いて一周してきました[本栖湖編]

マップ

山行記録

【07:00】起床

昨夜はホテルに入ったときはすでに真っ暗だったし、そもそも窓の外を見る元気もなかったので、どんな景色は分からなかったけど、こんなだった。

ってか、雨予報だったのにうっすら青空さえ見えてるじゃん。心のどこかでは土砂降りなのを期待している自分がいる。

足は一晩寝たらすっかり回復・・・するはずも無く、相変わらず壁伝いでしか歩けない。でも、部屋を一歩出ると、何でもないような涼しい顔で歩いている。見栄っ張りかっ!

【07:51】朝食

朝食。

【09:13】西湖に向かう

9時過ぎにホテルを出る。予定では9時から歩き始める予定だったのに・・・。

【09:53】西湖到着

西湖の根場ねんば浜到着。本来なら正面に富士山が見えるはずだけど、何にも見えん。

天気は良くないけど、あまり気温も上がらないだろうから、歩くにはちょうど良いかも・・・。

とりあえず、顔を歪めながら靴を履き替える。笑っちゃうくらい足の裏が痛い。でも、我慢してしばらく歩くと痛みは麻痺してあんまり感じられなくなる、はず。

さぁ、台風の影響が出る前に終わらせよう。と、思ってスタートしようとしたら・・・

・・・車から一歩も出られないような土砂降りが・・・、車の中にいても雨音が怖い。

歩いている最中に雨が降るのは仕方ないとして、土砂降りの最中にスタートはできない。

【10:20】スタート

しばらく車の中で待っていたら、雨が止んだ。スタートするなら今だ。

前回歩いた時は車道に出て歩き始めたけど、案内板を見たら、ちょっとだけ樹海の中を通るショートカットルートがあるようなので、そっちに進む。

小さい橋を渡り左に進むと樹海ルートになる。

クルミ。山登りをしている人ならよく見るので知っていると思うけど、普通の人だとクルミがどうやって木に成っているのか知らない人も多いでしょう。

日本の山でよく見るのはサワグルミとオニグルミです。サワグルミは食べられませんが、オニグルミは食べられます。かなり美味です。でも、簡単に殻から実を剥がすことは出来ないので、ほじくり出すようにして取り出します。

写真のはオニグルミのような気がしますが、ちゃんと調べてみなくては分かりません。

チョットだけショートカットして再び車道に出る。

基本的に西湖には歩道はありません。なので車道を歩くことになりますが、一部車道の外に人が歩けるスペースがあるところもあります。

コウモリ穴。

ここの穴はまだこの施設ができる前、まだただの樹海の中にポッカリ開いた穴だった時に入ったことがあります。とは言うものの入り口から数メートルしか進めなかった記憶があります。その後整備してこのような施設を建てて観光地化したんだと思います。なのでもう一度入ってみたいんですが、なかなかタイミングが合わずに今日に至ります。時間があれば寄っていこうと思っていたけど、スタートが予定より1時間半も遅れているので今回もスルーです。

雨が降ってきたので傘を出します。レインウェアも持ってきていますが、雨が降ったり止んだりなので、こっちの方が使いやすいです。

それに、この時期のレインウェアは暑すぎます。

右から左に向かって歩いていますが、先ほどのコウモリ穴は以前はこの写真の少し奥の右側から入っていました。つまり今の建物があるちょうど裏手になります。その時初めて樹海に入りました。周りを見ても似た景色ばかりなので、確かにこれじゃあ迷うのも無理ないよなーって思った記憶があります。まだ樹海の中ではコンパスが使えないと信じられ、コウモリ穴が観光地化されていなかった頃のお話です。

天気は最悪だけど、暑すぎないので歩く分には楽なんですが・・・。

栗。

ここからは人が避けるスペースはありませんが、そのかわり路側帯が広い(ところもある)ので見た目よりは歩きやすいです。

景色的には最悪ですし、雨も降ったり止んだりしていますし、後ろからくる車にも気を付けなけれならないし、楽しむ要素は少ないです。しかし、写真左にある標識には自転車のコース(?)の距離が書いてあります。その数字が増えていくのを見るのが唯一の楽しみかもしれません。

でも、ゴール地点付近の数字がいくつになるのかは知りません。西湖一周がおよそ10kmなので、スタート地点からここまでまだ2〜3kmしか進んでいないので、ゴール地点は恐らく8前後になるんじゃないかな? と推測出来そうです。しかし、そもそもこの数字の0の地点が分かりません。コースも分かりません。途中で全然違う方向に進むかもしれません。そんなことを加味しつつ、ゴールまではこの標識を探すのが唯一の楽しみになっていました・・・(^_^;)

あっ! 4kmがある。

遠くに思い出の浜が見えてきた。詳細は後述します。

5km。

【11:43】河口湖への分岐

右に曲がると河口湖です。ここら辺がスタート地点の対岸、つまりおよそ半分くらい来たことになります。なるはずです。

上の分岐を左に曲がってすぐに・・・

・・・西湖キャンプ場があります。先程の思い出の浜があるキャンプ場です。

いなかた

ここからはこのブログの管理人である”いなかた”の思い出話なので飛ばしてください。

ここのキャンプ場には中学2年の時の二泊三日の野外体験で来たことがあります。キャンプ場の名前は一緒ですが、同じオーナーなのかは知りません。同じオーナーならものすごく長くやっているキャンプ場になりますね。

ここのキャンプ場にはバンガローがたくさんあり一棟4〜5名で泊まったのを覚えています。夕飯は定番のカレーでご飯は飯盒炊爨です。
2日目は選択式の野外活動があり、山登り班と樹海探索班に分かれました。僕は山登りなんてやってられるかよー、と樹海探索を選択しました。そうです、先程のコウモリ穴探索です。当時の自分に、数十年後には山登りにハマってるんだよ、と教えてあげたいですね。すると、絶対ねーよ! と答えるでしょうけど・・・。

今考えると、その当時もここから西湖の反対側のコウモリ穴まで歩いたんですよねー。その後には富士五湖を一周して、間接的にではあるけどその直後に山登りにハマっていったのは、必然だったのかもしれないですね。

んで、僕が行かなかった山登り班の人々は、今調べてみると、恐らく五湖台にでも行ったんじゃないだろうか? 富士山がよく見えたよ、と言っていたのを覚えています。

コウモリ穴を探索した日の夜は前述した思い出の浜でキャンプファイヤーでした。今でもあるのかは知りませんが、キャンプファイヤーの周りでフォークダンスを踊ります。いつもとは違う場所、星空の下でのキャンプファイヤー、好きな女の子の手を握ってドキドキです。その後は女子のバンガローに潜り込んで先生に怒られたり、まさに青春ど真ん中でした。

3日目は富士山の吉田口五合目に行きました。当時は今ほどお店が無かったような気がしますが、よく覚えていません。もちろん富士山には登らずに五合目をブラブラしているだけですが・・・。そこで好きな女の子と写真を撮り、その後お付き合いさせていただきました。青春でした。

西湖って二級河川なんだ? ・・・川なの?

6km地点通過。

7km地点通過。何キロまであるんだろう。

あっ! あの奥の方の湾状になっているところがゴールのはず。もう少しか?

8km通過。そろそろゴールじゃないのか。

あっ! あの岬を回り込めばゴールだ!

ということは8kmで終わりかな? って思っていたら・・・

・・・9kmがあった。でもゴールはもう目と鼻の先だ。

【12:40】ゴール

ゴール。結局、富士山は全然見れなかった。というか、台風の雨が降ったり止んだりなので仕方ないか。次にやるとき富士五湖一周する時は台風の季節は避けよう。

足のコンディションは悪くもならなかったけど、もちろん快くもならなかった。雨の量もだけど、台風が近づいてくるにつれて風も強くなってきた。さぁ、どうする? リタイアするか、次の精進湖へ向かうか?

しばらく考えて、とりあえず精進湖までは行ってみることにした。天気次第ではリタイアも止む無し。足もそろそろ限界が近づいているのは間違いない。

さぁ、どうする? 

つづき・・・はあるのか?

他の富士五湖一周

広告

  • URLをコピーしました!
目次