登山用サングラスと言えば、オークリーやスワンズが有名で実際にこれらのサングラスをかけている人を多く見かけます。そういうわけで今回サングラスを新調しようと思った時、真っ先にこの2つのメーカーが思い浮かんで、実際にオークリーはお店に行って試着(?)もしてみましたが、どうも自分に合いませんでした。ここで言う合わないといういのは”似合わない”というのは置いといて、実際に掛けた時の装着感のことです。つまり顔のカーブに合わないということです。そんなわけでオークリーのサングラスは早々に諦めて、悄々(すごすご)と家路についたのですが、その途中に閉店セール中のスポーツショップを見かけたので、掘り出し物はないかな〜と寄ってみた所、偶然アディダスの冊子を手に入れる事が出来ました。その冊子は珍しく、アウトドア、特に登山をテーマにしたサングラスの冊子でした。今までは登山に特化したサングラスのチラシやパンフレットというのは見た事が無かったので珍しいな〜と思いつつそれを貰ってきました。まぁ、厳密に言ってしまえばいくつかのモデルを覗いては他のスポーツでも使えるようなものなので、実際には登山用というよりは”登山でも使える”と解釈した方がいいのかもしれませんが、その冊子には「アルピニストもクライマーも、トレイルランナー、山ガールも! 選べます。adidasだから…」と書かれています。モデルさんも山ガールやクライマーの写真が使われていて、完全に登山を意識した作りになっています。また、アディダスのサングラスはほとんどのモデルで男性用だけではなく女性専用のモデルもラインナップされています。
adidas a167 evil eye halfrim pro
・・・話しがそれていってしまいそうなので話しを戻しますが、つまりこの冊子でアディダスって山用のサングラスもあるのか・・・って初めて知ったので、それならばいっちょ、実物を見てやろうじゃん! と近所のアディダスショップへ・・・。そこで今回購入したモデル(このモデル実際にはチャリ用で有名らしいです)を見つけて試着したところ、嘘みたいに顔にフィットしたので即購入決定! ・・・実際にはレンズの色が気に入らなかった(ちょっと暗すぎる)ので店員さんにグレーのレンズにも交換出来ますか? と聞いた所、そこのお店の店員さんは誰もサングラスのことに詳しくないらしく、分厚いカタログを渡されて自分で調べろ! と・・・、結果、グレーのレンズにも交換可能とわかり購入! しかも50%OFF! ラッキー!
まず、このサングラスの特徴としては、レンズ交換が可能なこと。(このモデルでは)約7種類のレンズに交換出来ます。アディダスとしては約30種類のレンズをランナップしています。また、普段眼鏡をしている人のために、(サングラスの)レンズの内側に度付きのレンズを装着出来るアタッチメントを取り付ける事により度付きサングラスのようにすることも出来ます。色付きのレンズに度が入る訳ではないので環境によって簡単に(サングラスの)レンズを交換する事が出来るようになっています。度付きのサングラスを作ったことのある人ならばわかると思いますが、そのレンズが特殊であればあるほど度を入れると高額になっていく(そもそも度が入れられないものも少ないない)ので、普段眼鏡の人にはありがたいかと思います。
その他の特徴としては、上の写真ではちょっと分かりづらいとは思いますが、テンプルの部分の角度が3段階で調節出来ます。これによりさらに装着感が増します。
この写真も分かりづらいですが、鼻に当たるパッド(白い部品)が2段階に調節出来ます。
上の写真は交換用のレンズです(写真撮影は完全に失敗ですね・・・)。真ん中のブラウンのレンズが最初についていました。一番上のオレンジのレンズがスペアで付いていた物で、一番下のグレーのレンズが後から購入したレンズです。
アディダスの全てのレンズは紫外線(A,B,C)を100%カットしますが、曇り止め(Anti Fog)は一部のレンズにしか施されていなので、自分で塗り塗りしてフレームにセットしたのが左の写真です。が、上の方にある写真とあまり変わらないですね。レンズ表面にミラーコートがしてあるので写真が撮りにくいんですよね・・・。
とりあえず、登山時におけるサングラスの必要性については以前の記事に書いているのでそちらを参照してもらうとして、基本的にあまり濃い色のレンズは好きじゃないので、今回は濃さが一段低いグレーのレンズと交換しています。まだ登山では使用していませんが、車の運転で使用してみたところトンネルに入ってもあまり暗くなりませんでした。元々付いていたレンズの時はトンネル内だと少し暗く感じたので、この位の濃さがちょうどよいと思います。しかし、晴天時の雪の上などは標準のレンズの方がいいような気もするので、状況により交換しようと思っています。