2015年の「八ヶ岳集中登山計画」第3弾です。
とは言うものの、じつは今回の登山は無かったことにしたい気持ちでいっぱい(詳細は本文にて)です。山登りを始めてあと数ヶ月で丸十年になりますが、過去、これほど帰宅後に悔しい思いをしたことはありませんでした。おかげで公開までほぼ2週間も掛かってしまいました。
山行データ
山行日 | 2015年07月18日(土)〜19日(日) | ||
---|---|---|---|
コース | 【1日目】(スタート)観音平~雲海展望台~押手川分岐~(直登ルート)~編笠山〜青年小屋(ゴール) 【2日目】(スタート)青年小屋〜西岳〜青年小屋〜権現岳〜青年小屋〜(巻道)〜押手川分岐〜雲海展望台〜観音平(ゴール) | ||
山 名 | 編笠山(2524m) 西岳(2398m) 権現岳(2715m) | タ グ | |
山 域 | 八ヶ岳エリア | 累積標高 | 【1日目】(+)1,180m(-)366m 【2日目】(+)937m(-)1,730m |
歩行距離 | 【1日目】5.331km 【2日目】11.999km | 所要時間 | 【1日目】04時間54分 【2日目】07時間31分 |
関連記事 | 無念の南八ヶ岳、権現岳へ・・・(1日目) 無念の南八ヶ岳、権現岳へ・・・(2日目) |
トレッキング(1日目)

【06時04分】
三連休の初日にもかかわらず、天候不順ののためか出足は鈍っているようだ。観音平の駐車場にはまだ3〜4台の車しか停まっていない・・・。
天気予報では午後から雨は上がるようだけど、話半分で聞いて、ザックカバーとレインウェアのジャケットだけ着てスタートする。

【06時05分】
駐車場の一角に登山口がある。

【06時06分】
初めのチョットだけは平坦な道が続く。

【06時10分】
雲海を経て? どういう意味だ?(←この時は雲海というポイントがあることを知らなかった)

【06時18分】
この岩、右を向いた人の横顔に見えない?

【06時36分】
段々傾斜が出てきて八ヶ岳らしい登山道になる。

【06時55分】
巨岩の間を通り抜ける。

【06時58分】
ちょっと開けた? と思ったら・・・

【06時58分】
・・・ここが雲海展望台。富士見平との分岐にもなっている。

【06時59分】
展望はというと・・・まぁ、雲海の中に入っていると思えばいいか・・・。

【07時05分】
時折雨が強くなることもある。道は一部沢のようになっている。

【07時17分】
道標は最低限だけど、迷うことは無い。

【07時18分】
どんどん傾斜がきつくなってくる。

【07時23分】
でっかい矢印・・・見逃すことはそう無いだろう・・・。

【07時36分】
まだ一部シャクナゲが残っていた。

【07時46分】
平らな所に出たと思ったら・・・押手川の分岐だ。

【07時47分】
ここで編笠山への直登ルートと巻道に分かれる。

【07時47分】
今日は先に山頂を踏みたいので直登ルートを進む。

【07時47分】
ここの沢が小淵沢の地名の由来なのか?

【07時47分】
岩がゴロゴロしているし、その岩も濡れていて滑りやすそう・・・、慎重に進もう。

【07時47分】
この辺りの森は原生林なのか? 意外に日本には原生林って残っていないんだよね・・・。

【07時47分】
ふむふむ・・・。

【07時48分】
天気が良ければ気持ちの良さそうなトレイルなんだけど・・・。

【07時49分】
どんどん急になってくる。

【08時42分】
どんどん急になってくる。その2。

【08時48分】
どんどん急になってくる。その3。

【08時50分】
この道標を越えると・・・

【08時51分】
・・・あとはひたすら細い沢のような所をまっすぐ登っていく。

【08時55分】
ハシゴがある。けっこうナナメに付けられているので、四つん這いになって登る。

【08時56分】
ハシゴを見下ろす。

【09時06分】
振り向くとチョットだけ展望の良いところがあった。

【09時13分】
ゴゼンタチバナ。

【09時15分】
ひたすら直登だけど、山頂らしいものは一向に見えてこない。

【09時22分】
山頂まであと少し・・・でも山頂は見えず。

【09時25分】
何だろ?

【09時27分】
あそこが山頂か?

【09時28分】
あ〜、ピントが会わない・・・。

【09時32分】
編笠山山頂到着。誰もいない・・・風が強い・・・。

【09時35分】
ちょっとだけ下界が見える。

【09時36分】
ここで何を勘違いしたか、矢印の誘われて間違ったルートを下ってしまった・・・。

【09時37分】
ダッシュって・・・。こんな岩ゴロゴロのところでダッシュなんか出来ないよ。って思ったら違うルートを下っているのに気がついた・・・。

【09時48分】
とりあえず登り返す。

【09時52分】
普通に辺りを見渡せは道標があるのに先程は風が強く顔を上げると帽子が飛んでいきそうだったので、下ばかり向いて全く気が付かなかった。

【09時53分】
ここから下山。結局山頂で20分のロス・・・トホホ・・・。

【09時54分】
しばらくは細いルートを進む。両側はシャクナゲだ。満開の時だったら壮観だろうな・・・。

【10時14分】
まだところどころに花が残っていた。

【10時21分】
目の前が開けた。

【10時22分】
やっと青年小屋が見えた。ここからは岩がゴロゴロしたルートを進む。

【10時26分】
先行者はこのようなルートは不得意らしく、ユックリと進む。あまり距離を詰めてプレッシャーをかけると危険なので、距離をおきながらユックリと下る。って言うか座って待っている時間の方が長かった・・・。

【10時47分】
ふ〜・・・やっと青年小屋到着・・・。

【10時54分】
小屋の裏手にあるテント場、まだ一張りも無い。つまり一番乗りっ!

【11時09分】
早速テントを張る。

【11時14分】
靴を脱いでゆっくりする前に水の確保。水場は少し離れている。

【11時18分】
ドロドロにぬかるんだ道を進むこと数分・・・

【11時20分】
・・・水場到着。水量は豊富で3リッターの水袋が一瞬で満タンになる。

【11時22分】
水を確保したらテント場に戻る。緩やかな登りが辛い・・・。

【11時26分】
テント場に戻ってきたらテントが増えていた。

【11時35分】
とりあえずテントに転がり込んでしばし休憩。予定ではこのあと西岳を往復する予定。だけど、天気が・・・。

【11時38分】
以前ならテント場に着いたら、まずはコーヒーか紅茶だったけど、最近はインスタントのお味噌汁を飲んでいることが多い。これなら身体も温まるし、具が入ってるので多少の空腹は満たされ、同時に塩分も摂れる。一石三鳥だ。

【11時43分】
コーヒー、紅茶ならチョコレートやクッキーだけど、味噌汁ならせんべい系の米菓が合うでしょ・・・。

【15時01分】
雨は降ったり止んだりしている。時折強い風が吹くこともあり、今日の西岳登頂は諦めて翌日登ることにした。
ダウンジャケットにダウンの3シーズン用のシュラフに潜り込んでいても、やたら寒い。どれだけ気温が下がっているんだと思ったけど、それほど下がっていない・・・。そう言えばシャツもズボンもビショビショだった。この時期の一泊なので、着替えは持ってきていない。乾いた服が着たい・・・。

【15時53分】
西岳登頂を明日にしたので、予定より少し早く行動開始しなくてはならない。なので、早めに夕食の準備にとりかかる&小屋でビールゲット!

【16時09分】
色々な物をぶっこんだ煮込みうどん。

【18時27分】
食後はウィスキーをチビチビやりながら、ノンビリしていたら、いつの間にか寝てしまった。
夜中にトイレに起きて夜空を見上げたら、うっすらと天の川が見えた。明日の天気は大丈夫か?
ルート図

鳥瞰図

断面図
