「第26回 外秩父七峰縦走ハイキング大会」に参加しました

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いなかた

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今年の外秩父七峰縦走ハイキング大会は、一時は3月11日の東関東大震災の影響で中止になるかも・・・という不安もありましたが、無事にチャリティ大会ということで開催されました。私が住む相模原市の春祭りは(震災という言い訳の元)軒並み中止になっているのに、このような形での開催は評価したいと思います。大会関係者の皆様、ありがとうございました。

さて、前述の通り今年の大会はチャリティ大会となったので、ぜひ参加しなくては! と思ったのですが、昨年のお仕事の関係で膝を故障していて多々不安もありました。それに加え、当日は微熱もあるという最悪なコンディションだったのですが、完歩は出来なくても参加だけはしたかったので、とりあえずスタート地点である小川町に向かいました。救いは最初から完歩は無理だと思っていたのでが気が楽だったことです。まぁ、行けるだけ行って無理そうならばそこでリタイヤすればいいや。と歩き始めました・・・。

目次

装備

大会装備

基本的に前年の装備そのままです。多少の違いはありますが、あまり深く考えずに前回の自分のブログを見て用意しました。

  • トレッキングシューズ「モンベルGORE-TEX マリポサブーツ」
  • コールマンのヒップバッグ
  • 飲み物(水:500ml、スポーツ飲料:500ml)
  • スプレー式の鎮痛剤(DASH AERO)
  • ウェットティッシュ(いらなかったかも・・・理由は最後に・・・)
  • 救急セット(靴擦れ用パッド、絆創膏、テーピング、マリポサブーツの予備ワイヤー)
  • レインウェア(ジャケットのみ)(結局、当日は持っていかなかった)
  • タオル
  • ヘッドランプ(Black Diamond スポット)
  • 行動食(飴、m & m’s)
  • GPS(GARMIN GPSmap 60CSx)
  • デジタルカメラ(OLYMPUS μTough-6000)
  • 筆記用具

写真の他に、当日の朝に購入したおにぎり2個、携帯電話、iPod touchを持っていきました。その結果、上の写真の靴を抜いた総重量は約3㎏となりました。去年と一緒です。

写真は前日に撮影したので実際には当日持って行っていないレインウェアも写っています。これは家を出るまではバッグに入っていたのですが、外に出てみたら思っていたより暖かかったので車に置いて行きました。結果的にはこれは正解でした。。。

山行データ

スクロールできます
山行日2011年04月24日(日)
コース(スタート)小川町駅~官ノ倉山~笠山~堂平山~剣ヶ峰~大霧山~皇鈴山~登谷山~鉢形城歴史館(ゴール)
山 名官ノ倉山(344m)
笠山(837m)
堂平山(876m)
剣ヶ峰(876m)
大霧山(767m)
皇鈴山(679m)
登谷山(668m)
タ グ
山 域(奥)多摩・(奥)秩父エリア
累積標高(+)2,701m
(-)-2,680m
歩行距離43.223km所要時間11時間13分
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山行記

青空が広がっていました
【06時05分】

昨年と違い朝から青空が広がっていました。並んだところも去年より10m程手前でしたがほぼ一緒でした。

東北地方太平洋沖地震チャリティ大会
【06時20分】

列に並んで、動き始めてから実際に受付を済ますまでは7~8分位でした。人は多いですが、スムーズに受付は行われていいるようです。

例年ならば受付前には大きなアーチがあるのですが、今年は「東北地方太平洋沖地震チャリティ大会」の立て看板だけです。この辺は自粛しているのでしょうか??? 実際にコース上でも去年、一昨年と違い自粛ムードが見られました。

参加賞
【06時22分】

受付を済ますと貰える、参加賞です。今年は・・・

  • ハンドタオル
  • 2WAYクッション&バッグ(中に物が入れられる座布団の様な物。勿論座布団時は中の物は出す!)
  • 地図
  • 記録カード(これにチェックポイントでスタンプを押してもらいます)
スタート
【06時23分】

さぁ、ここからがスタートです。

青空が広がっています
【06時36分】

昨年はかなりガスっていましたが、今年は青空が広がっています。

軽い渋滞
【06時53分】

山道に入るところでは軽い渋滞です。

本格的な山道
【07時04分】

ここのトイレを過ぎると本格的な山道になってきます。

渋滞はかなり少なかった
【07時14分】

魔の渋滞ポイント!

去年、一昨年の比べると渋滞はかなり少なかったですね。

急な斜面
【07時44分】

急な斜面を一列になって登って行きます。

30分程で抜けることが出来ました
【07時46分】

渋滞ポイント抜けて振り返ってみました。今年は30分程で抜けることが出来ました。

石尊山
【07時50分】

石尊山

Bコースの人たちが合流
【07時57分】

上の山頂から少し下ると右下からBコースの人たちが合流してきます。

官ノ倉山CP
【07時58分】

第一のチェックポイント(官ノ倉山CP)です。

一般道に出ました
【08時11分】

官ノ倉山チェックポイント(以下、CP)から10分強で一般道に出ました。去年は官ノ倉山CPからの下りは、急な下りのうえツルツルに滑っていたので、20分位かかりました。今年は前日の雨の影響は殆ど無く、この辺の地面は乾いていました。

昨年は一般の民家の前が泥ですごいことになっていましたが、今年は地面が乾いていたのであまり汚れていません。それでも去年の事があってか、係の人がホウキで掃いていました。ご苦労様です。

和紙の里到着
【08時33分】

和紙の里到着。去年より20分程早いペースです。

左に曲がるとダラダラした登りになります
【08時44分】

5分程休憩して、和紙の里の裏を回りこむようにして次のCPに向かいます。ここを左に曲がるとダラダラした登りになります。

40分程で林道の最高地点
【09時22分】

40分程で林道の最高地点(?)に到達!

再び山道
【09時22分】

ここから再び山道に入ります。

この先でちょっとした渋滞がありましたが・・・

倒木がルートを塞いでいました
【09時35分】

・・・倒木がルートを塞いでいました。

荻平には満開の桜
【09時44分】

今年は桜はほとんど散った後でしたが、荻平には満開の桜がありました。

荻平の丁字路
【09時49分】

荻平の丁字路です。

去年より15分早いですが、区間のペースは落ちていますね。膝は今のところ違和感がある程度で痛みはありませんが、ペースは上がりません。

去年はコース変更でここを右に行きましたが、今年は本来のコースである左に曲がります。

笠山への入り口
【09時50分】

荻平の丁字路を左に曲がるとすぐに笠山への入り口があります。

笠山CP
【10時48分】

笠山CP到着!

堂平山CP
【11時22分】

堂平山CP到着!(写真撮り忘れた・・・(>_<))

剣ヶ峰CP
【11時33分】

剣ヶ峰CP!

剣ヶ峰の山頂は狭いためか、山頂の手前でハンコを貰います。

この階段を登り切ると剣ヶ峰の山頂
【11時35分】

この階段を登り切ると剣ヶ峰の山頂です。

山頂にはアンテナが立っている
【11時37分】

山頂にはアンテナが立っているだけです。

白石峠
【11時46分】

剣ヶ峰を下ると白石峠です。ここで昼食兼大休憩です。

20分程休憩
【12時05分】

20分程休憩して、次のCP(大霧山CP)目指して再びスタートです。

200段弱くらいの階段
【12時06分】

200段弱くらいの階段が続きますが、詰まっていてノロノロなので楽です。

定峰峠
【12時50分】

定峰峠! 今年は去年と違い気温が高いので1リッターの水分がなくなりそうだったので、ここで500ml補給!

この後、大霧山の山頂直下で雨が降ってきました。レインウェアを置いてきたのは失敗だったか? と思いましたが、量はそれほどでもなく、むしろ火照った体を冷やしてくれるのでもうちょっと降ってもよかったかな? と思いました。

大霧山CP
【13時48分】

大霧山CP!

大霧山
【13時49分】

大霧山。

ルートが一望
【13時49分】

ここからこれからのルートが一望出来ます。ゴールはまだまだです。

この後急な下りが続きます。始めはいい気になってピョンピョン下っていたのですが、ここにきて膝が限界だったようです。激痛でまともに歩けません。それでも、下りきらなくてはリタイヤも出来ないので、ヒーヒー言いながら下りました。

粥新田峠
【14時13分】

粥新田峠!

膝を騙し騙し下ってきましたが、ここからエスケープルートに入れますが、ここからバス停まではかなりあります。それに、この少し先には牧場があります。そこまで行ってしまえば、惰性でなんとかなるだろうと、行けるところまで行こう! と先へ進みます(半ばヤケクソ)。

牧場
【14時19分】

見晴らしの好い牧場です。ここまでくれば・・・。

ソフトクリーム屋
【14時26分】

例年大行列が出来ているソフトクリーム屋さんです。が、運良く列が出来ていなかったので、思わず・・・

ソフトクリーム
【14時27分】

・・・買いました。去年、一昨年は絶対に食べようと思っていたのですが、行列がすごくて断念していたのですが、どうせ今年も大行列だろうと買う気はありませんでした。その代わり、去年と一昨年も飲んでいた登谷山CPを過ぎたところにある美味しい牛乳を飲めればいいやと早々に諦めていました。買おうと思っていると買えなくて、買わなくてもいいや、と思ったら買えたということです。まぁ、こんなもんですよね・・・。

本当はここでゆっくり腰を降ろしてソフトクリームを食べたかったのですが、ここで休んだらもう動けなくなるだろうと、先を進みながら食べました。思っていたり甘くなく、コクがあって美味しかったです。来年ももしここを通ることがあったら絶対に食べないと思います(こう言っておけば大行列は出来ないでしょう・・・)。

二本木峠
【14時50分】

しばらくダラダラとしたつまらない舗装道路を歩いて二本木峠到着です。リタイヤするならばここが最後です。これ以上進めばゴールした方が早いということになります。

しばらく平坦な道を歩いてきたせいか、膝は何とかなりそうだ! と判断して直進します。

皇鈴山への入り口
【14時55分】

二本木峠を少し行くと、皇鈴山への入り口があります。ここを一登りすればすぐに山頂だろうと思ったけど、実際に掛かった時間に比べてずっと大変でした。

皇鈴山CP
【15時09分】

上の写真から僅か15分しかたっていないですが、体感的には30分位に感じました。それでもなんとか6つ目の皇鈴山CPです。

登谷山の入り口
【15時21分】

一度巻き道まで下って(ここの下りも大変でした)、再び最後のCPのある登谷山の入り口を入ります。

登谷山CP
【15時30分】

10分程で登谷山CPです。なんとか全てのスタンプを貰うことが出来ました。あとはゴールに向かうだけです。

登谷山の降りたところの巻き道と合流
【15時36分】

登谷山の降りたところの巻き道と合流する少し手前に去年(はここにCPがありました)、一昨年と美味しい牛乳を売っていたのですが、今年はありませんでした。ちょっとがっかりです。ハッキリ言ってここの牛乳を飲みたいためにここまで頑張ってきたのに・・・。

給水所
【15時51分】

途中の給水所です。ここでは日本(やまと)水が飲めます。

去年は全コースで2リッター弱で足りた水分も、今年は天気が好かったので2.5リッターの水分を補給しました。ここでの給水も去年は500ml給水しましたが、結局ゴールまでほとんど飲みませんでしたが、今年は1リッター補給してゴール前にほとんど飲んでしまいました。

展望台のあるトイレ
【16時23分】

ここまでの運動のせいでかなり体温が上がっていたので、見晴らしの好い展望台のあるトイレで手ぬぐいを濡らして首に巻いて体温を下げる。

ゴール
【17時38分】

(ヘロヘロになりながら)ゴール! 後半でずいぶんとペースを落としてしまったので(休憩込で)11時間強かかりました。当日の体調を考えればゴール出来ただけでもOKとしましょう。

完歩すると貰えるもの

記録カード

完歩賞を貰うには、全コースを歩いて全てのチェックポイントで記録カードにスタンプを押して貰う必要があります。

この写真では分かりにくいですが、各CPのハンコを押す所に時刻も記入出来るようになっています。CPによってはハンコと一緒に時刻も書きこんでくれる場合もありますが、基本的に自分で書き込むことが多いので筆記用具があった方がいいですね。

完歩賞の帽子と証明書

今年の完歩賞です。完歩証明書とタオルか帽子が文字の色違いで2種類のうちどちらかが貰えます。

私は今年は帽子以外の物を貰おうと思っていましたが、帽子の新バージョンが出ていたのでそちらを貰いました。

完歩賞の帽子

過去に貰った帽子と並べていました。左から2009年、2011年(今年)、2010年です。2010年は記念大会だったのでベースがオレンジ色になっています。2009年はミドリのベースにミドリの文字です(今年もこのバージョンはありました)。そして今年はミドリのベースに金の文字です。個人的には今年のが一番好きですね。

チャリティ大会のウェットティッシュ

また、今年はチャリティ大会と謳っているようにスタートとゴールに義援金を入れるボックスがありました。そこに寄付すると小さなウェットティッシュが貰えます。(スタートとゴールで入れたので2個です)これは山の中では手を洗えない場合が多いので非常に便利ですね。私は大きなウェットティッシュを持っていってしまいました。コレがあるのを知っていたら持っていかなかったのに・・・。

今年の反省と来年に向けて

今年は写真があまり満足がいかなかったですね。一年で完歩を目指そうとするとどうしても写真撮影が疎かになってしまいます。もっと撮りたい所は沢山あったのですが全然撮れませんでした。と言うわけで、もし来年も参加するようなことがあれば完歩は目指さす写真撮影に集中出来るようにしたいですね。なので、恐らく来年は白石峠辺りでリタイヤすると思います。その代わり写真を沢山撮ってきたいですね・・・。

ルート図

ルート図

ルート断面図

ルート断面図

ルート鳥瞰図

ルート鳥瞰図

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コメント

コメント一覧 (4件)

  • ご無沙汰しております。
    完歩されたようですね。おめでとうございました。

    私は、初参加3名を率いて、久々にAコースを行くも、
    ・鎖場
    ・萩平手前の危険個所
    ・萩平手前の倒木
    ・笠山
    で食いつぶしてしまい、初めての途中下山となりました。
    堂平山頂が13:00では。。
    定峰峠で強制下山指示を受け、白石車庫バス停で収容?でした。

    悔しさもさることながら、2大会完歩を目指します。
    これをいい経験に、もっとよい引率ができるようにしないと。。

    つまらぬ愚痴・・申し訳ありませんでした。

    • やままさ鉄さん、お久しぶりです。

      今年も参加されたんですね。お疲れ様でした。

      堂平山頂が13:00ということは出発がかなり遅かったのですか? 私自身は去年と同じ時間にスタートしましたが、例年に無く渋滞はそれほどでもありませんでした。なので、前半は結構いいペースで歩いていたんですが、大霧山の下山で膝を痛めてしまいそこからは大きくペースを落としてしまいました。まぁ、それでも前半の貯金が効いてなんとか時間内にゴール出来ましたが、その後4日は全然歩けませんでした・・・(>_<)

      来年はブログ内にも記した通り完歩よりは写真撮影を優先させて、大会の雰囲気をもっと多くの方々に紹介できれば、と思っています。なので、来年は私は前半しか歩かなくて、やままさ鉄さんは後半を歩くってことになりますね、来年もがんばりましょう\(^o^)/

  • にんべん様
    ありがとうございます。
    出発は、6:20ですから例年通りでした。
    ただ、初めて参加の人がいたので、Aコースとしたものの、鎖場渋滞で、官の倉CPで8:30で、2300番に絶句でした。
    その後、萩平手前の山道で2つの危険個所、笠山で残り100mは、全く動かなくなってしまって。
    おかげでこんなに楽な笠山山頂は初めてでした。
    堂平山頂で13:00・・・。残念ですが、係の人は、完歩は困難だと。。
    1名は、昼食を取らず完歩を目指しましたが、二本木で下山指示。
    女性を含む2名は白石で早々に下山。
    私を含む過去完歩者3名は、定峰で下山指示を受けました。
    来年は、最初から・・という意見もありましたが、2大会完歩を経験することで、「幅」を広げようと思います。
    ソフト、日本水がこんなに愛おしい大会になるとは・・。

    昨夏の長男との富士山も、土砂降りでした。
    簡単じゃないから、人生は楽しいもんだって(^-^);;

    • やままさ鉄さん、こんにちわ。

      やはり初参加だとペースが分かりませんよね・・・。
      私も初参加の時は運良く完歩はしたものの、ペースなんて考えずにただ闇雲に歩いた結果でしたからね・・・(^^;)

      それにしても、二本木で下山指示って悔しいですね・・・。

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