さて、ここまでは昨年も歩いているので計画通りに進みましたが、ここからはほぼ全くの無計画です。3日目はどこまで進むのかは全く分かりません、というかこのトレイルは情報が少ないので、この先のテント適地や水場の情報がハッキリしません。もちろん公式マップを持っているので最低限の情報はありますが、今までの経験上、テント適地は思っていたより多く、だいたい1〜2時間も歩けば数カ所はテント適地が見つかります(あくまで個人的な意見です)。でも、水場はかなり制限されます。この先も公式マップによるとルートの近くの水場はほぼ皆無です。ここまでのルートを考えると、公式マップに出ている水場より実際には補給できそうな水場が多くありますが、ここからは初めて歩くので、「あるだろう」的な考えは危険です。なので、最低1ヶ所は確実な水場での補給が必要になります。かといって、ルートからかなり離れたところにある水場には行きたくないし・・・。って考えると、ルートからさほど離れていない水場がある木地山峠辺りが、とりあえず水の補給ポイントにしようと考えました。ただし、木地山峠というところがどんな所かわからないので、その付近でテントが張れるかは分かりません。あとは行き当たりばったりです。ただし、4日間でゴールを目指すなら3日目に少しでもゴールに近づいておきたいです。欲を言えばおにゅう峠まで行ければ万々歳ですが、私の足はそれを許さないでしょう。なので、3日目のゴールは木地山峠付近に決めました。水坂峠から約21kmあります。休憩込みで約12時間くらいはかかるだろうと想定して、朝6時には出発したいですね・・・。
3日目・・・。5時起床・・・。もうすでに出発している人もいるようだ・・・。もう一度地図を確認して今日のゴール予定の木地山峠までのルートを確認する。
山行データ
山行日 | 2014年05月02日(金)〜05日(月) | ||
---|---|---|---|
コース | 【1日目】(スタート)愛発越~乗鞍岳〜葦原岳〜黒河峠〜三国山〜明王ノ禿〜赤坂山〜粟柄越〜寒風〜大谷山〜拔土(ゴール) 【2日目】(スタート)拔土~近江坂〜大御影山〜三重嶽北尾根分岐〜三重嶽〜武奈ヶ岳〜水坂峠(ゴール) 【3日目】(スタート)水坂峠〜二の谷山〜桜峠〜行者山〜横谷峠〜駒ケ越〜駒ヶ岳〜与助谷山〜桜谷山〜木地山峠(ゴール) 【4日目】(スタート)木地山峠~百里ヶ岳〜根来坂〜おにゅう峠〜ナベクボ峠〜三国峠〜地蔵峠〜岩谷峠〜三国岳〜桑原バス停(ゴール) | ||
山 名 | 乗鞍岳(865m) 葦原岳(840m) 三国山(876m) 大谷山(814m) 寒風(840m) 明王ノ禿(780m) 赤坂山(824m) 三重嶽(974m) 大御影山(950m) 武奈ヶ岳(865m) 赤岩山西峰(730m) 二の谷山(608m) 行者山(587m) 与助谷山(720m) 桜谷山(825m) 駒ヶ岳(780m) 百里ヶ岳(931m) 三国岳(959m) | タ グ | |
山 域 | 近畿エリア | 累積標高 | 【1日目】(+)1,638m(-)1,451m 【2日目】(+)1,287m(-)1,610m 【3日目】(+)1,906m(-)1,498m 【4日目】(+)1,953m(-)2,223m |
歩行距離 | 【1日目】19.206km 【2日目】18.252km 【3日目】22.663km 【4日目】21.338km | 所要時間 | 【1日目】09時間30分 【2日目】09時間16分 【3日目】11時間26分 【4日目】11時間47分 |
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山行記録
【05時26分】
朝食は今日もお茶漬け。
【06時12分】
テントを撤収して、スタート。予定より12分遅れた・・・。まずは二の谷山を目指す。ここからは初めてのルートなのでチョット緊張・・・。
【06時14分】
さっそくの急登・・・。朝イチでこれはツライ・・・。
【06時17分】
少し登ると鉄塔がある。
【06時17分】
昨日、二の谷山のシャクナゲがピークだという話を聞いているので、この先がちょっと楽しみ。でも、まだこの辺りのシャクナゲは花は無い。
【06時17分】
鉄塔の脇でも一張くらいは張れそう。
【06時39分】
急登は続く・・・。上を見上げるとザックの重さでそのまま後ろにひっくり返りそう・・・。
今日も暑くなりそう・・・。途中で先発した人がジャケットを脱いでいた。
【06時43分】
登ってきた所を振り返る。この辺りは左右にシャクナゲが咲いていたけど、写真を撮る余裕は無い。それくらい急な斜面だった。
【06時43分】
まだまだ急な登りは続く。
【06時44分】
ふ〜、やっと尾根の上に出た。
【06時45分】
ここが486mのピーク。ここを緩やかに左に進む。
【06時49分】
登りは続く。
【06時57分】
再び緩やかになり、大きく右にカーブしながら下っている・・・折角登ったのに・・・。ここでトレランの人と、先ほどジャケットを脱いでいた人に立て続けに追い越される。
【07時08分】
「板戸の鎧岩」との分岐。チョットそそられる名前だけど、寄り道している暇は無い。
【07時10分】
下りきったら今度は登り・・・
【07時20分】
・・・でも、ここの登りはシャレにならないくらいにキツイ。ルートもはっきりしないので、とりあえず稜線に向かってよじ登る。
【07時23分】
ふ〜、やっと稜線に出た。ここを左に少し進むと。
【07時26分】
二の谷山への分岐がある。
【07時27分】
分岐から1分程で・・・
【07時28分】
・・・二の谷山山頂到着。
【07時28分】
道標。
【07時28分】
二の谷山 ポイント13
【07時34分】
あれ? シャクナゲは? って思ったけど・・・。山頂の外れに1本だけあった・・・。やはり先程の急登の左右に咲いていたのが見どころだったのか・・・。
【07時34分】
先は長いのですぐに出発。
【07時36分】
分岐に戻ってきた。
【07時36分】
次の目的は桜峠。あと2.9km。
【07時56分】
さぁ、どんどん行くよ〜!
【07時59分】
桜峠まであと1.6km。
【07時59分】
545mのピーク。
【08時15分】
アップダウンは続く〜。
【08時15分】
477mのピーク。
【08時15分】
気持ちのいい尾根〜。
【08時24分】
あっ! なんか見えてきた。
【08時28分】
ドンドン下って・・・
【08時35分】
・・・車道に出た。
【08時36分】
高島トレイルの道標があった。ここが桜峠・・・。
【08時36分】
桜峠 ポイント14
【08時37分】
今までとは打って変わっての車道歩き。アスファルトの照り返しが暑い・・・。
【08時40分】
少し脇道に逸れて・・・
【08時43分】
・・・右に曲がる。
【08時45分】
う〜む、道標がほとんど無いのでこの道でいいのか?????????
【08時45分】
時折地図を出して確認しながら進む。左側の休田地の向こうに気持ちよさそうな沢が流れている。ここでも水の補給は可能だと思うけど、休田地は私有地だろうから勝手に入るわけにはいかんのか?
【08時53分】
別荘地への看板があった。公式マップに「別荘地入口から登る」とあるので、ここを左折する。
【08時53分】
確かに別荘地入口だけど、ここ入っていいのか???
【08時53分】
辺りをキョロキョロ見ると、上の写真の右端の所に怪しい場所がある。
【08時54分】
他にそれらしい所も無いので、とりあえず近づいてみる・・・。
【08時55分】
ビンゴ!
【08時55分】
高島トレイルのテープもある。間違いない。運良く一発で見つけられたけど、迷う人は結構いるみたい。
【08時58分】
まずは尾根に向かって登る。
【09時08分】
稜線に出た。
【09時11分】
見晴らしの好い所に出た。
【09時11分】
鉄塔がある。公式マップ出してルートが間違いないことを確認する。
【09時13分】
あの向こうが行者山か?、、、遠いな。右側から稜線伝いに進むらしい。
【09時19分】
鉄塔の下!
【09時53分】
樹林帯の中なので体温が上がらないのが幸いして、大きく遅れずに済んでいる。
【09時59分】
416mのピーク。
【10時37分】
ん?
【10時37分】
行者山への分岐だ。
【10時39分】
あと50m。
【10時41分】
植林地内の少し開けた所が・・・
【10時41分】
・・・行者山山頂。展望は全く無し。
【10時41分】
高島トレイルの道標。
【10時41分】
行者山 ポイント15
【10時42分】
ここでも休憩。
いつも長距離を歩くと足の裏に水ぶくれが出来るので、今回は靴の中の蒸れを最小限にするために、休憩の度に靴を脱いで中を乾燥させるようにした。その結果、いつもより水ぶくれの発生は抑えられているとは思うけど、やはり少しずづ違和感が出てきた。ペースも少し遅れ気味になる。木地山峠に辿り着けるのか???
【10時49分】
再スタート。次の目的地は横谷越。コースタイムで1時間。
【10時53分】
分岐に戻ってきた。
【11時04分】
一人の男性に追い越された。あれ? 二の谷山の手前でも同じ人に追い越されたぞ??? その後追い越した覚えは無い。なんで???
【11時12分】
横谷越まで1.7km。
【11時27分】
横谷越まで900m。
【11時32分】
シャクナゲの群生地でルートを見失う。ここら辺りからゴールまでは道標やマーカーは極端に減る。昨年同様iPhoneにルートを入れていたので、それを確認しながら進む。この先、iPhoneが大活躍する。
【11時49分】
ん、車道に出た。
【11時49分】
高島トレイルの道標もある。ここが横谷越。
【11時49分】
横谷越 ポイント16
【11時50分】
ルートは車道を渡って、斜め向かい側に続いている。
ここまではほぼ順調に進んでいる。気温が少し高いのが気になるけど、まぁ、なんとかなるでしょう・・・。
公式マップを見ると、ここ、横谷峠にも車道を少し下った所に水場マークがあるけど、かなり離れているっぽいのでパス。次の目的地の駒ヶ越を目指します。