登山用ヘッドランプについて

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今回は登山用のヘッドランプです。テント内や、ご来光を見るために暗い中で行動したり、予定がくるって下山するときはすっかり日が落ちて暗くなってしまった時などに使用します。また、あまりこんな使い方はしたくはないですが、遭難時には明かりを点滅させて自分の居場所を救助隊に知らせたりすることができます。

基本的に頭に付けて使用します。なぜかと言うと単純に両手が自由に使えるようになるからです。また、ゴムのベルトが横だけではなくて縦にもあるモデルもありますが、最近のモデルは軽いので頭に巻いた際にそれほど強く締め付けなくても落ちて来ることはありません。特に私の場合はテント内で寝る際にはヘッドランプをネックレスのようにして首にぶら下げているので、縦のベルトは却って邪魔になったりもするのでこういったモデルを選ぶことはありません。

同じようなもので夜釣り用のヘッドランプもあります。これも最近はLED化されて小さくなったものもありますが、これはどうなんでしょうね・・・。実際に私は使ったことがないのですが、値段がかなり安いのでちょっと気になっていたりもします。

目次

Petzl(ペツル) ティカXP

Petzl TIKKA XP

最初に買ったヘッドランプです。なんでこのモデルにしたかは覚えていませんが、結構気に入っています。いや、気に入っていました。実はお恥ずかしい話しですが、乾電池を入れっぱなしにしておいた為に液漏れをしてしまい、なおかつその液の影響かは分かりませんが裏蓋が割れてしまいました。基本的には普段の日帰り山行でもザックの中に入れっぱなしにしておいたので、乾電池を入れたままにしておいたのは仕方がないとして、定期的にチェックしていなかったのは迂闊でした。それ以来、乾電池を使うものはマメに取り出しています。

性能は普通の山登りやキャンプで使うぶんには十分だと思います。最大光量でも60時間も使えます。また、軽いので頭に長時間付けていてもあまり邪魔になりません。それと乾電池の残量が分かるLEDも付いているので、出発前の点灯チェックの時には問題なかったけど、実際に夜になったら点かなかった、なんてことは起こりにくいと思います。わたし的にはお気に入りの装備のひとつでした。なので、壊れた後でも同じものを購入しようとしたら、何故かどこにも売っていません。店舗やネットで探してもどっっこにも売っていません。なんでだろう? と思ったら、ちょうどこの時はモデルチャンジの時で、在庫が全て無くなったけどまだ新しいモデルは販売していないという状況でした。急がなければ少し待ってもよかったのですが、屋久島の縦走の予定があったので、しかたなく下記のBlack Diamondのスポットを購入しました。

写真の左に写っているのは別売りのキャリングポーチです。少し固い素材で出来ているのでこの中にヘッドランプを入れていれば少々ラフに扱っても大丈夫です。また、ポーチの内側に単四電池3本が入るポケットがあるので、不意のバッテリ切れにも安心です。

ちなみに現在はモデルチェンジをして「ティカXP2」となっています。

Black Diamond スポット

Bkack Diamond SPOT

上述したとおり「ティカXP」が壊れてしまい、なおかつ、屋久島縦走が迫っていたので急遽購入しました。なぜこのモデルを選んだかというと単純に、使い慣れた「ティカXP」と同程度のクラスの方が楽かな? ということだけです。

「ティカXP」との違いは使用上はほとんどありませんが、見かけでは「スポット」はLEDが4つ(大きいのが1つと小さいのが3つ)あります。通常、テント内などはそれほど明るくなくても問題ないので、小さいLEDの方を使うことによりバッテリの持ちが良くなります。それと「ティカXP」はボタンが2つありますが、「スポット」はひとつしかありません。通常のオンオフで、大きいLED点灯 > 消灯 > 小さいLED点灯 > 消灯 > 大きいLED点灯というサイクルになりますが、大きいLED点灯と小さいLED点灯時にはそれぞれ、ボタンの半押しが出来ます。これは、一番明るい > 中くらいに明るい > ちょっと明るい > 点滅 > 一番明るい、というサイクルにもなります。このボタンの半押しはちょっと慣れが必要かもしれませんね。それと、個人的に便利だと思ったのは電池の入る本体と裏蓋がビニールのようなステイで接続されていて分離しません。これによって裏蓋が紛失して使えなくなる、というような事態を避けることが出来ます。ちょっとしたことですが、嬉しい機能ですね。

明るさは同時に点灯させたことが無いので、確かなことは言えませんが、実際に使用した感覚だとそれほど大きな違いはありません。ただし、こちらの「スポット」の方が若干光が青いような気がします。と言っても蛍光灯が各社微妙に色が違うのと同じですぐに慣れますが・・・。また、装着感に関しては「ティカXP」とほとんど同じです。

ちなみに写真の本体の後ろに写っている青いモノは、本体を入れている巾着です。たしか、お茶のおまけで付いてきたものだと思います。ちなみに、メーカーさんには怒られるかもしれませんが、予備の電池を入れているとちょっときついですが、「ティカXP」用のポーチにも入ります。

重量比較

スクロールできます
メーカー名/モデル名重さ
Petzl(ペツル)/ティカXP94.0g
Black Diamond/スポット90.0g

乾電池(エネループ:単四3本)込みの重さです。

メーカーリンク

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