「第25回 外秩父七峰縦走ハイキング大会」に参加しました

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いなかた

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今年は個人的な理由で参加出来る状況ではなかったのですが、なかば強引に参加しました。参加しないで後悔することがあっても、参加して後悔することは無いように思えたからです。しかし、トレーニングはほとんど出来ず、また、山歩きは昨年の屋久島縦走以来約10ヶ月ぶりだったので、色んな心配をかかえたまま大会当日を迎えました。

今年の大会は前日、前々日の雪の為にコースが一部変更になっていました。通常では約42㎞のコースですが、この日は約36㎞になり大幅に短縮されています。笠山、堂平山、剣ヶ峰、大霧山は迂回路を使用したために通っていません。また皇鈴山、登谷山はピークを通らずに巻き道を通っています。なので、全体の8割位は普通の舗装道を歩いているのでハイキングというよりはウォーキングと言った感じでした。なお、このページの下の方に昨年のコースと今年のコースを比較しているマップがあるので、興味のある方はそちらも御覧下さい。

目次

装備

大会装備

参加を決定したのは前日でした。なので、特別に新しい装備を追加するということもせずに、昨年の大会の経験を活かして今年の装備を検討した結果、この写真の装備になりました。

  • トレッキングシューズ「モンベルGORE-TEX マリポサブーツ」
  • コールマンのヒップバッグ
  • 飲み物(水:500ml、スポーツ飲料:500ml)
  • 救急セット(靴擦れ用パッド、絆創膏、テーピング、マリポサブーツの予備ワイヤー)
  • レインウェア(ジャケットのみ)
  • タオル
  • ヘッドランプ(Black Diamond スポット)
  • 行動食(飴、チョコレート、ゼリー飲料、カロリーメイト等)
  • GPS(GARMIN GPSmap 60CSx)
  • デジタルカメラ(OLYMPUS μTough-6000)
  • 筆記用具

写真の他に、当日の朝に購入したおにぎり2個、携帯電話、iPod touchを持っていきました。その結果、上の写真の靴を抜いた総重量は約3㎏となりました。

普段使用しているデジカメは「RICHO Caplio GX100」ですが、軽量化の為に屋久島縦走用に購入した「OLYMPUS μTough-6000」を使用しました。この機種ならば軽量だし、無造作にポケットの中に放り込んでいても通常の使用であれば壊れる心配が無いので安心です。でも、写りはイマイチですが・・・。

山行データ

スクロールできます
山行日2010年04月18日(日)
コース(スタート)小川町駅~官ノ倉山~(萩平~粥新田峠)~皇鈴山~登谷山~鉢形城歴史館(ゴール)
山 名官ノ倉山(344m)
笠山(837m)
堂平山(876m)
剣ヶ峰(876m)
大霧山(767m)
皇鈴山(679m)
登谷山(668m)
タ グ
山 域(奥)多摩・(奥)秩父エリア
累積標高(+)1,563m
(-)-1,545m
歩行距離36.541km所要時間07時間53分
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山行記

スタート前
【06時05分】

6時少し前に小川町に到着しましたが、すごい人です。写真の奥が小川町の駅ですが、ガスっていることもあり全く見えません。こちら側に歩いて来る人達は列の最後尾に向かっています。

昨年は同じ時間に駅に着いたのですが、列は100メートルくらいでしたが、今年は遙か後ろで400メートル以上はあったように思います。

最後尾に付いてしばらくすると、スタッフの方が積雪の為にコースが変更になったことを説明していました。

スタートゲート
【06時29分】

受付が始まると、昨年同様スムーズに受付を行うことが出来た。

貰った
【06時30分】

受付をすると以下のものが貰えます。

  • ハンドタオル
  • 軍手
  • 地図
  • 記録カード(これにチェックポイントでスタンプを押してもらいます)
スタート
【06時31分】

さぁ、ここからスタートです。

天気不良
【06時46分】

まだ、ガスっています。気温もなかり低くて動いていないと厚手のジャンパーが欲しくなります。

舗装道を外れます
【07時01分】

スタートして30分ほどで、舗装道を外れます。

再び舗装道へ
【07時07分】

小さい尾根を超えると再び舗装道へ。少しづつガスが晴れてきます。

ここから本格的な山道に入ります
【07時12分】

ここから本格的な山道に入ります。昨年は無かったと思いますが、トイレが新設されていました。(画面左の建物)

名物の大渋滞の始まりです
【07時22分】

さぁ、名物の大渋滞の始まりです。

杉や檜の植林地
【07時25分】

頭上を見上げると杉や檜の植林地だということがわかります。

ここも大渋滞です
【07時38分】

かなりの急登ですが、ここも大渋滞です。

クサリ場
【07時59分】

渋滞の元凶のクサリ場です。昨年はみんな好き勝手に登っていましたが、今年は地面が濡れていて危険なので一列で進みます。

このクサリ場を抜けると尾根の上に出ます。ここまで来ると渋滞は無くなります。今年の渋滞は約40分で抜けることが出来ました。昨年は1時間以上はかかったと思うので、ずいぶんと早いなぁ、と思いました。

石尊山の山頂
【08時03分】

石尊山の山頂です。ここまでくると天気もすっかり回復して、展望もバッチリでした。

チェックポイント
【08時12分】

石尊山から少し下ると最初のチェックポイントです。左の青いジャケットの人が記録カードにスタンプを押してくれます。

この数メール先で、Bコースと合流します。

急な斜面を下ります
【08時24分】

官ノ倉山のチェックポイントから急な斜面を下ります。ここでも地面が濡れて非常に滑りやすくなっていたために渋滞が発生しています。

コース変更は正しい判断だったと思います
【08時30分】

正面に本来ならば登るだろう山が見えますが、雪で白くなっていました。あれじゃ、山ノボラーならば喜んで登るでしょうが一般の人はちょっと危険過ぎますね。コース変更は正しい判断だったと思います。

道路上に泥が飛び散っていました
【08時30分】

ドロドロの急斜面を降りて舗装道に入りますが、みんな靴の底に大量の泥が付いていたために、道路上に泥が飛び散っていました。近所の方のご迷惑ならなければいいんですが・・・。

しばらくは舗装道歩き
【08時39分】

一般道に出て、しばらくは舗装道歩きになります。

和紙の里
【08時53分】

舗装道に出て20分ほどで「和紙の里」に到着です。

気温が上がってきたので、上着を脱いで、カロリーメイトを食べました。

5分ほど小休止
【08時59分】

5分ほど小休止を取り、再び出発です。

ダラダラした登り
【09時02分】

ここから、ダラダラした登りが始まります。傾斜はそれほどでは無いですが、40分程の登りが続きます。

何故か皆ここはペースがガタンと落ちます
【09時22分】

ひたすら登りです。何故か皆ここはペースがガタンと落ちます。なので歩くスピードの遅い私でもグイグイ追い越して行くことが出来ます。

一頻り登ると、一度登山道に入り再び舗装道に出ると・・・

日本の原風景
【10時00分】

・・・荻平のまさに日本の原風景のような所に出ます。

道端の桜も満開でした。

荻平丁字路
【10時06分】

のどかな風景の中を過ぎると、荻平丁字路に出ます。

本来のコースはここを左に向かうのですが、今年はコースの変更の為に、ここ右に曲がります。曲がるとすぐに臨時のチェックポイントがあり、笠山のスタンプを押してもらいました。

ここからは、リタイア時のエスケープルートになります。一度「皆谷」のバス停まで下り、次のバス停の「橋場」まで歩き、そこから再びエスケープルートを通り、粥新田峠まで登り返します。

粥新田峠
【11時10分】

粥新田峠の少し手前です。

所々、雪が残っていました。

粥新田峠のチェックポイント
【11時21分】

粥新田峠のチェックポイントです。ここで、堂平山、剣ヶ峰、大霧山のスタンプを押して貰いました。

実は橋場のバス停からここに来るまで長い舗装道を歩いて来たのですが、ここに来てグッとペースが落ちてしまいました。どうやらシャリバテの一歩手前のようです。歩きながらマメに飴やチョコレートを食べてはいたのですが、運動量がそれを勝っていたようです。橋場のバス停を過ぎたあたりで食事を取っている人がたくさんいたのですが、私は登り返して再び稜線上に行ってから食事にしようと思っていました。しかし、エネルギーはそこまで持ちませんでした。なので、ここのチェックポイントで急遽食事休憩を取ることにしました。おにぎり2個と行動食を食べて15分ほどの休憩をしました。

見晴らしの良い稜線上に出ました
【11時40分】

食事と15分の休憩でエネルギーを満タンにして再び歩き出すと、見晴らしの良い稜線上に出ました。というかもうここまで来たのか? と驚きです。昨年はここにたどり着いたときはすでに疲労のピークでヘロヘロになっていましたが、今年はまだまだ元気です。

あの山はどこの山だったんだろう?
【11時41分】

左右の展望はとても良く、遠くに雪山が見えていました。どこの山だろうと思っていると、周りの人もそう思ったらしく私に聞いてきたのですが、私もこの辺りの山域はあまり詳しくないので、答える事が出来ませんでした。あの山はどこの山だったんだろう???

今年は絶対にソフトクリームを食べるんだ
【11時47分】

牧場に隣接しているために牛乳やソフトクリームが有名らしいですが、昨年は疲れきっていてここの前で腰を下ろして休むのが精一杯でとても買う元気は無かったんですが、今年は絶対にソフトクリームを食べるんだ! って思っていたけどこの列を見て断念。

ここから先はしばらく緩やかな稜線上を歩くだけなので、ここまでくればゴールが見えてきます。

二本木峠
【12時09分】

二本木峠。まだまだ元気です。

皇鈴山のチェックポイント
【12時14分】

皇鈴山のチェックポイント。昨年は山頂にチェックポイントがあったのですが、コース変更のためここでスタンプを押して貰いました。

巻き道
【12時17分】

コース変更で巻き道を歩きます。巻き道と言っても普通に車の通る舗装道です。

登谷山のチェックポイント
【12時39分】

ラストの登谷山のチェックポイント。巻き道から少し山頂方面に戻った所にチェックポイントがありました。ここも皇鈴山のチェックポイント同様、今年だけのチェックポイントです。

美味しい牛乳
【12時41分】

ここで美味しい牛乳が飲めます。先程のところと違って並ばなくても飲めるのがいいですね。昨年もここで飲みました。

ここからはラストスパートです。ゴールまでひたすら舗装道歩きです。およそ10㎞あります。

日本水(やまとみず)
【12時53分】

登谷山のチェックポイントを過ぎて少し歩くと名水百選の日本水(やまとみず)が飲めるところがあります。

水筒に水を補給
【12時53分】

ここで水筒に水を補給します。

今年はほとんど舗装道歩きだったのであまり汗もかかず、先程飲んだ牛乳は別にして、ここまで1リッター弱しか水分を摂っていません。ここからもゴールまでずっと舗装道なので、500mlも補給すれば十分です。

太い檜
【13時09分】

道の脇にひときわ太い檜がありました。等間隔で何本もあったのであえてこのように残しているんだと思います。恐らく200年~300年は経っていそうです。周りに写っている木を見てももらえば、その太さが分かると思います。

見晴らしの良いところ
【13時16分】

見晴らしの良いところに出ました。

ひたすら下ります
【13時27分】

ひたすら下ります。舗装道の下りは膝に負担がかかるので苦手です。

ゴーーーーール
【14時25分】

ゴーーーーール! お疲れ様でしたぁ!

昨年は12時間かかりましたが、今年は8時間でした。まぁ、コースが短くなったので当然ですね・・・。

完歩すると貰えるもの

記録カード

完歩賞を貰うには、全コースを歩いて全てのチェックポイントで記録カードにスタンプを押して貰う必要があります。

今年はコースに変更があった為、堂平山、剣ヶ峰、大霧山の各チェックポイントのスタンプは粥新田峠で押して貰いました。

完歩賞の帽子と証明書

完歩すると、完歩賞として、帽子又はタオルのどちらか一方と完歩証明書が貰えます。参加料が無料にしては太っ腹です。

私は帽子を貰いました。

完歩賞の帽子

昨年完歩した時も帽子を貰いましたが、今年は25回大会で特別バージョンのオレンジの帽子が貰えます。一応選択でグリーンの帽子も貰えますが、やっぱりここは特別バージョンのオレンジの帽子を貰いました。実際に使用することを考えると、グリーンの方がいいような気もします。なかにはあえてクリーンの帽子を貰っている人もいました。

右が昨年貰った帽子で、左が今年貰った特別バージョンの帽子です。

完歩賞の帽子(25回記念)

色の違いの他に、帽子のサイドに第25回大会を表す「25th」の文字が入っています。

ルート図

ルート図

ルート断面図

ルート断面図

ルート鳥瞰図

ルート鳥瞰図

昨年(第24回 外秩父七峰縦走ハイキング大会)のルート鳥瞰図

ルート鳥瞰図

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • はじめまして、こんにちは~~。

    私も今年の外秩父七峰に参加したので、参加した人のブログとか検索してて
    辿り着きました。

    とっても解りやすくって、見やすくって、地図もあるし、標高差図もあるし、
    すっごいな~って思ったので思わずコメントしちゃいました。

    私は、登谷山でソフトが食べられると思って、高原牧場では食べなかったのに、
    登谷山ではソフトが売ってなかったのがちょっとショックでした(^^;)

    • やまりすさん、こんにちは。

      ブログを見て頂きありがとうございます。

      > 私は、登谷山でソフトが食べられると思って、高原牧場では食べなかったのに、
      > 登谷山ではソフトが売ってなかったのがちょっとショックでした(^^;)

      私は、去年も、今年も高原牧場でソフトクリームを食べるぞ! と思っていたけど、
      去年は疲れきっていて食べれなくて(>_<) 今年は長蛇の列で食べれませんでした(>_<) 来年こそは3度目の正直で食べたいと思います。 (2度あることは3度あるともいいますが・・・(^_^;)

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