山ブログ100本ノックとは?
半分冗談で、ChatGPTにネタを100個考えて! って尋ねたら、思ったより面白いネタを挙げてくれたので、登山歴約19年の経験を活かして、それぞれのネタに対しての思い出話をしていこうという企画です。
登場人物紹介
【いなかた】
このブログの管理者。
登山歴約19年で友人の山田くんにも登山を勧めている。
山田くんからいつの頃からか いなっち と呼ばれている。
【山田くん】
いなかた の友人。
自然に対する興味はあるけど、山登りは特に興味は無い。
【ChatGPT】
人工知能。チャッピー と呼ばれている。
011.動植物とのふれあい
さぁ、ついに11本目だー!
まだ11本? 先は長いねー。
今回は「動植物とのふれあい」だー。
(だー? 今日はなんか変なテンションだな?)
動植物とのふれあい?
植物はともかく、動物とのふれあいってヤバくない?
そう、クマとハグ……何でやねん?
(あっ、やっぱ変だ)
クマとハグ?
ゴホン
冗談です。
(あっ、治った)
動植物とありますすが、植物に関しては別の機会に取っておいて、今回は動物に注目しましょう。
動物? 山登りしている時に野生の動物に出会うことなんてあるの?
あるある、めっちゃあるよ。いや、めっちゃ、ってほどではないけど、よく見るよ。そもそも、山は彼らのテリトリーだしね。
へー、そうなんだ。どんな動物を見るの?
まずはいつものようにチャッピーに聞いてみましょう。
日本の登山で出会える動物を教えて
日本の登山中に出会える動物には、以下のような種類があります:
ニホンカモシカ – 高山や森林地帯に生息する日本固有の動物です。
ニホンジカ – 山地や森林に広く分布しており、特に早朝や夕方に見かけることが多いです。
ホンドキツネ – 山地や森林で見かけることができる小型の肉食獣です。
ホンドテン – 森林地帯や高山帯に生息する小型の肉食獣で、樹上で見かけることもあります。
ライチョウ – 高山帯の岩場や草地で見かけることができる鳥です。特に北アルプスで有名です。
ニホンツキノワグマ – 山地や森林に生息し、人里近くでも見かけることがあります。
ヤマネ – 小型の哺乳類で、森林や高山帯に生息しています。
リス – 樹上で活動する小型の哺乳類で、森林地帯でよく見かけます。
サル – 日本各地の山地や森林に生息しており、集団で行動することが多いです。
オコジョ – 高山帯に生息する小型の肉食獣で、雪の中でも見かけることがあります。
これらの動物に出会うためには、静かに自然を観察し、動物たちの生活を尊重することが大切です。
引用:ChatGPT
うーん、間違いではないんだけと、なんか思っていたのと違うかな。チャッピーは日本の山はあんまり詳しくなさそうだね。
えええ、クマも出るの?
もちろん、よくニュースとかで山の中でクマに出会って怪我をした。とかって話しを聞くよね。実際に多くの人が見ているようだよ。
いなっちは?
僕は北海道を歩いている時にチラッと見たくらいかな。
ハグはしたのwww?
いやいやいや、そんな余裕はないよ。もしそんな状態になったとしたら、ハグと言うよりも死に物狂いでクマと戦っている状態だよね。そして間違いなく負けます。
そもそも、北海道のクマはヒグマなんだよ。本州のクマは比較的おとなしいツキノワグマだけど、北海道のクマはだめです。もちろん、本州のクマもダメですけどね。ふれあい、なんてもっての外だよね。
やっぱり、クマは怖いよねー。赤いチョッキを着た黄色いクマなら可愛いんだけどね。
山の中で出会う動物は、当たり前だけど野生なんだよね。動物園や家庭で飼っているような動物とは別モノだと思っていた方が良いでしょね。シャレも分からなければ、空気も読めないしね。
その他はどんな動物を見たの?
とりあえず僕が見た動物を羅列すると、雷鳥、ホシガラス、キジ、オコジョ、鹿、猿、リス、カモシカ、猪、穴熊、くらいかな。まだいると思うけど、忘れた。
そんなに?
うん、結構いるよね。逆に普段街の中で見るような動物はあんまりいないよね。
たとえば?
たとえば、カラスなんかは本格的な山ではあんまり見ないよね。なので、山から降りてきてカラスの声が聞こえたら、あっ、そろそろ民家があるんだな、って思うよ。まぁ、民家が近い里山なんかでは、山頂でもカァーカァー鳴いているけどね。
カラスはよくごみ置き場で人間の残飯を漁っているもんね。
あと、街中ではノラネコとかよく見るけど、山の中ではあんまり見ないよね。人間のテリトリーの方が暮らしやすいんだろうね。
だから、山の中でも街の中でも見る動物ってあんまりいないよね。それぞれのテリトリーがキチンと分かれているってことだと思うよ。でも、最近はクマとかイノシシとかが人間のテリトリーに入ってきて問題を起こしているっていうニュースをよく見るけどね。
なので、僕らが山に入るってことは彼らのテリトリーに入るってことなので、彼らへの敬意を忘れちゃいけないよね。
いなっちは何か怖い思いをしたことはあるの?
色々あるけど、印象的なのは、徳本峠から上高地降りてきて、もう少しで明神に着くぞっていう時に、2匹の猿が草を食べていて、うわー、カワイイー、って思いながら写真を何枚か撮って、ふと辺りを見渡したら、30匹以上の猿に囲まれていたことがあったよ。恐らく彼らの群れの中に入ってしまったんだね。
うわー、大丈夫だったの。
上高地にいる猿って結構人間に慣れているので、基本的にはこちらがちょっかい出さない限りあんまり攻撃はしてこないんだけど、やっぱりめっちゃ怖かったよ。
それで?
不幸中の幸いで、あちらさん方はこっちには興味が無かったようで、僕はその間に、静かに、そぉーっと、目を合わせないようにして、その群れから離れたんだよ。
状況的には動物園の猿山に放り込まれたようなもんだね。
そうそう、生きた心地がしなかったよ。
あっ、猿でもうひとつ思い出したけど、まだ山登りを始めてすぐの頃の話しだけど、とある里山に登ろうとしていた時に、どうしてもその山の取り付き点が見つけられず、やむなく民家の間から無理に山に入って、ゴリゴリ登っていったら、ゴルフ場のカート道に出たんだ。このまま進めば山頂に着けそうだ。と、少しホッとして歩いていた時、左の藪からガサガサと大きな音がしたと思ったら、突然大きな猿が出てきたんだよ。距離にしてほんの1メートル程度離れたところにマッカな顔をしたデッカい猿が、飛び出てきてバッチリ目があっちゃったんだ。ビックリしたなんてもんじゃないよ。
それで、それで?
こっちはもちろん、めっちゃビックリしたけど、向こうもめっちゃビックリしたみたいで、一瞬、数秒だけど、目が合ったままお互いがフリーズ状態になって・・・
襲われた?
一瞬、やられる! って思ったけど、その時の僕はまだ、山を始めたばかりだったし、この状況でどう対処していいか分からなかったので、思わず、、、
「いやいや、僕は猿なんか見てないよ。猿なんか全然知らないよ。」
っていうテイで、そのまま猿に背を向けて、カート道を静かに進んだんだ。そして、ある程度離れたな、というところでソッと振り返ったら、さっきの猿はカート道の真ん中で、ジッとこっちを見てたよ。そのまま走り出したかったけど、それも出来なかった。でも、気持ちだけは光のスピードより速くその場を離れてことなきを得たけど、この時も生きた心地はしなかったね。
動物園の猿はカワイイけど、檻の無い状態で出会ったら怖そうだね。
ちなみに山で猿に遭ったら、以下のことに注意して対応するといいらしいよ。
1・騒がない
2・目を合わせない
3・静かに離れる
4・エサは絶対に与えない
5・ハグはしない
山田くんもちゃんと覚えておいてね。
いや、ボクは山には登らないから関係ないけど。
……。
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