014.山小屋での宿泊体験【100本ノック】

山小屋での宿泊体験

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山ブログ100本ノックとは?

半分冗談で、ChatGPTにネタを100個考えて! って尋ねたら、思ったより面白いネタを挙げてくれたので、登山歴約19年の経験を活かして、それぞれのネタに対しての思い出話をしていこうという企画です。

登場人物紹介

いなかた

【いなかた】
このブログの管理者。
登山歴約19年で友人の山田くんにも登山を勧めている。
山田くんからいつの頃からか いなっち と呼ばれている。

山田くん

【山田くん】
いなかた の友人。
自然に対する興味はあるけど、山登りは特に興味は無い。

チャッピー(ChatGPT)

【ChatGPT】
人工知能。チャッピー と呼ばれている。

目次

014.山小屋での宿泊体験

いなかた

100本ノック! 14本目です。

山田くん

今回のテーマは何?

いなかた

「山小屋での宿泊体験」だよ。

山田くん

山小屋?

いなかた

うん。山登りをしない人にはイメージしにくいと思うけど、日本中の主だった山や山域にはたくさんの山小屋があるんだよ。

山田くん

山小屋ってホテルみたいなもの?

いなかた

う〜ん、まぁ、ザックリ言えば山のホテルって言っても間違いではないけど、普通のホテルの感覚で泊まると、ビックリすることばかりだよ。なので、山小屋とホテルは別物って考えていた方がいいかも……。

山田くん

何々? 山小屋っていうと、壁や屋根が丸太で作られている、ちょっとヨーロッパ風のオシャレなトコロじゃないの?

いなかた

い、いや、それは、山小屋風の建物だよね。もちろん、中にはそんな山小屋もあるけど、一般的には、壁はただの板張りで屋根はトタン製だったりするよ。鉄筋コンクリート製の山小屋もあるけど、それは一部だよ。イメージ的に言うと、ホッタテ小屋を想像した方が近いかな。まぁ、それよりはずっとマシだけどね。

山田くん

ホッタテ小屋?

いなかた

その辺の河原や畑の横にあるようなものを想像してない?
そもそも、山小屋って、冬になれば小屋が丸々埋まるくらい雪が積もったり、小屋ごと吹っ飛んでいきそうなくらい強い風が吹いたりするところに建っていることだってあるんだよ。だから、めちゃくちゃ頑丈に作られているんだよね。下の写真を見てみて、山小屋って大体こんな感じだね。

山田くん

うわー、山小屋のオシャレなイメージが……。

いなかた

ははは、ちょっとイメージと違かったかな? でも、山小屋には山小屋なりの良さや楽しみがあるんだ。

じゃあ、いつのもように、本題に入る前にチャッピーに聞いてみよう。

いなかた

日本の山小屋の楽しみ方と注意することを教えて

チャッピー(ChatGPT)

山小屋での楽しみ方と注意点について、以下にまとめました。

山小屋の楽しみ方

交流: 山小屋では多くの登山者が集まります。異なる背景を持つ人々との交流は、登山の楽しみの一つです。

食事: 山小屋では地元の食材を使った食事が提供されることが多いです。自然の中での食事は格別です。

景色: 山小屋からの眺めは素晴らしいです。日の出や日の入り、星空など、特別な景色を楽しむことができます。

リラックス: 山小屋での時間は、日常のストレスから解放され、リラックスするのに最適です。読書や静かな時間を過ごすのも良いでしょう。

体験: 山小屋では薪ストーブやランプなど、普段の生活とは異なる体験ができます。これも一つの楽しみです。


注意すること

予約: 多くの山小屋は予約が必要です。特に人気のある山小屋は早めに予約することをお勧めします。

持ち物: 寝袋や防寒具など、必要な持ち物を確認して準備しましょう。山小屋によっては提供されないものもあります。

マナー: 山小屋は共同生活の場です。静かに過ごし、他の利用者に配慮しましょう。また、ゴミは持ち帰ることが原則です。

安全: 山小屋に到着するまでの道中は、天候や体調に注意し、無理をせずに行動しましょう。また、緊急時の連絡手段を確認しておくことも大切です。

トイレ: 山小屋のトイレは簡易的なものが多いです。利用方法やマナーを守りましょう。

環境保護: 山小屋周辺の自然環境を大切にしましょう。植生を踏まない、野生動物に餌を与えないなど、環境保護に努めることが重要です。


これらを心に留めて、山小屋での滞在を楽しんでください。

引用:ChatGPT

いなかた

じゃあ、ここからは僕の山小屋の宿泊体験について話すよ。とは言うものの、実は僕は山小屋ってあんまり泊まったこと無いんだよね。

山田くん

えーーー?

いなかた

片手で数えてられるくらいかな。テント泊は100泊近くはしていると思うんだけどね。

山田くん

今回のテーマ、大丈夫?

いなかた

まぁ、数回とは言え、経験はあるからね。その時のことをちょっと話すよ。

いなかた

と、その前に、山小屋って大きく分けて2種類あることを説明しておくね。

山田くん

2種類?

いなかた

うん、普通、山小屋って言えば、管理人さんがいて布団があって泊まれて食事が出てくるんだよ。それに対して避難小屋というものもある。こっちは管理人はいなくて、寝具も食事も自分で用意する必要があるんだ。つまり建物だけがある感じだね。山小屋は有料なのに対して、避難小屋は無料なことがことが多いね。まぁ、例外もあるけど。

山田くん

ややこしいね。

いなかた

ふふ、なので、今回は管理人のいる山小屋に絞って話すね。

山田くん

そもそも、山小屋と普通のホテルって何が違うの?

いなかた

まぁ、壁があって、屋根があって、泊まれて、食事が出てくる。ってことでは普通のホテルと違わないよね。実際に、時代の流れで山小屋も普通のホテル化しているようなところもあるし。

山田くん

時代の流れ?

いなかた

うん、普通の山小屋はひとつの部屋に知らない人同士で並んで雑魚寝なんだよね。なので、人が少ない場合は部屋も広く使えるけど、人が多い時はひとつの布団に2人または3人で寝る、なんてこともあったみたいだよ。昔はね。さすがに最近ではそうならないようにしているみたいだし、個室を用意している山小屋も増えたみたいだね。昔はプライベートなんてあってなかったようなもんだもんね。

山田くん

いなっちもそんな経験あるの?

いなかた

うん、僕が泊まった時は比較的人が多い時期で、予約の電話をした時も、人がかなり多いよ。と言われていたので、覚悟して行ったけど、確かに人は多かったけど、なんとか布団一組を1人で使えたよ。でも、予約なしで泊まった人の中には廊下で寝た人もいたみたいだよ。

山田くん

そんなに詰め込むの?

いなかた

基本的に山小屋って「泊〜めて」って言って来た人を断れないんだよ。

山田くん

何で?

いなかた

だって、山で天候が大きく崩れているときに宿泊を断って、翌朝、断軒先で死んでいた。なんてことがないわけじゃ無いんだよね。下界と違って、山の上では断られたから別のホテルを探すかって言うわけにはいかないからね。なので山小屋って、宿泊施設と同時に避難小屋の役割もあるんだよ。そもそもが過酷な環境なんで、体調を崩している人もいるだろうし。人道的に断れないんじゃないなか?

山田くん

あ〜。

いなかた

とは言うものの、時代は変わって行くんだよ。昨今ではプライバシーとかなんとかがうるさくなっているんで、山小屋も色々な工夫をしているみたいだね。

山田くん

山小屋って厳しいんだね。

いなかた

とは言うものの、山小屋には山小屋の良さがあるよ。

山田くん

どんな?

いなかた

まず、テント泊に比べると圧倒的に荷物が軽く済むよね。テントとか寝袋、食料を持たなくてもいいからね。これはありがたいよね。

山田くん

あっ、そうか! テント泊だと当たり前だけどテントが必要か。そもそも、テントって重いの?

いなかた

まぁ、キャンプ用のテントなんかは普通に10kg以上あることもあるけど、山のテントは2〜3人用なら大体1〜2kgくらいかな? もちろん、それ以上もそれ以下もあるよ。

山田くん

1人用だともっと軽いの?

いなかた

もちろん、そうだけど、普通は1人でも2〜3人用のテントを使う事が多いけどね。1人用だと狭いんだよね。
あっ、話が逸れたね。
話しを戻して、山小屋の良さなんだけど、僕は普段はソロで行動していて、あんまり人と山の話しをすることは無いんだよね。話しても、山頂とかすれ違った人とちょっと話しをするくらいかな。
それに対して山小屋では、当たり前だけと、同じ趣味の人が集まっているので、すぐに打ち解けて、山の話しで盛り上がれるんだよね。これは、僕にとって貴重だよ。

山田くん

あー、いなっちって友達がいないのか?

いなかた

いやいや、普通の友達はいるよ。でも、その人たちと山の話は出来ないよね。それに僕は某山の団体に所属しているので、定期的にはグループ登山を楽しんでいるよ。コロナになってからはメッキリ幽霊会員になっているけど……。
いやいや、山小屋の話だよね。最近では各山小屋が工夫をして、食事やスイーツに力を入れているね。それが各山小屋の名物になっていたりするんだ。なので、それを食べるために山頂ではなく山小屋を目指す人もいるよね。まぁ、山の楽しみ方が多様化するのはいいことだよね。昔はピークハンターといって、ひたすら山頂を目指していたからね。

山田くん

なんか、山小屋って奥が深いんだね。

いなかた

うん、まだまだ話したいことはあるけど、キリがないので、僕が山小屋には泊まって1番印象に残っている事を話すね。

いなかた

初めての山小屋に泊まった時のことだけど、夕ご飯も食べ終わって、ウロウロと山小屋の中を探索している時、突然大きな声がしたんだ。何だ? って思ってそっちを見たら。どうやら、宿泊者が水を出しっぱなしで歯を磨いていたようだったんだ。山小屋って水が超貴重なんだよ。

山田くん

山小屋って沢の水とか利用してるんじゃないの?

いなかた

うん、そういう山小屋もあるよ。でも、僕がそのとき泊まった山小屋は山頂に近い尾根の上に建っていたんだよ。当然そういう場所って水場が近くに無いことが多いんだ。

山田くん

そういう時ってどうしているの?

いなかた

山小屋の横に大きな水タンクを設置して、ヘリコプターとかで下から上げているんだよ。だから水が超貴重なんだ。

山田くん

あ〜、なるほど。
そんな場所で水をジャージャー出しっぱなしで歯なんて磨いていたら、そりゃ怒れるのも当然だね。

いなかた

でしょ、そういう人は普段も出しっぱなしなんだろうね。下界でだって決して褒められたことじゃないよね。それを山の上に持ってきちゃいけないってことの一例だね。

山田くん

山小屋ってめんどくさいね。

いなかた

僕も始めはそう思ったけど。山の上のルールはシンプルなことが多いよ。それに対して下界の方が理不尽なルールは多いと思うな。
だから山小屋にハマる人はハマるよね。どお? 山田くんも山小屋に行ってみたくなったでしょ?

山田くん

いや、全然……。

いなかた

……。

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