山ブログ100本ノックとは?
半分冗談で、ChatGPTにネタを100個考えて! って尋ねたら、思ったより面白いネタを挙げてくれたので、登山歴約19年の経験を活かして、それぞれのネタに対しての思い出話をしていこうという企画です。
登場人物紹介
【いなかた】
このブログの管理者。
登山歴約19年で友人の山田くんにも登山を勧めている。
山田くんからいつの頃からか いなっち と呼ばれている。
【山田くん】
いなかた の友人。
自然に対する興味はあるけど、山登りは特に興味は無い。
【ChatGPT】
人工知能。チャッピー と呼ばれている。
015.標高順応のヒントと注意点
100本ノック! 15本目だよ。
ハイハイ(まだやるのか?)、んで、今回のテーは何?
今回は「標高順応のヒントと注意点」だよ。
あれ? 前にも似たようなものをやってなかったっけ?
うん、10本目の「標高の違いによる身体への影響」のことだね。
じゃあ、今回はそのリンクを貼って終わりだね。
はい、お疲れさま〜。
いやいやいや、これで終わりってわけにはいかないよ。
え〜、じゃあ、今回は何を話すの?
う〜ん、前回は僕自身の高山病の症状について話したけど、今回は僕自身の標高差による身体への影響について話すよ。
これは直接登山時のことじゃ無いんだけど、標高差のことを考えずに行動したせいで痛い目を見た話だね。
痛い目?
うん、今回も富士山でのことなんだけど、登山を終えて帰りのことの話だね。
下山した後って事?
そう、富士宮口の五合目から山頂を往復して、五合目に帰って来てからの話だね。もう少し詳しく話すと、車を五合目に停めてあるので、そこからの話だね。
もう、山登りも終わってるんだし。高山病ってこともないでしょ?
うん、10本目のときは富士山を登っている時に起こった身体への不具合(高山病)について話したけど、今回は逆に富士山を下っている時に起こった身体への不具合だね。
下っているとき?
そうなんだ。標高の高い山では登るとき、つまり気圧が高いところから低いところへ登るときも気をつけなきゃならないけど、逆に下るとき、こっちは気圧が低いところから高いところへ移動するときも実は注意が必要なんだよ。
山に登る時に高山病になるって話は聞いたことあるけど、その逆は聞いたこと無いよ。
じゃあ、僕の身体に何が起こったか具体的に話すね。
その日、富士山の山頂を往復して五合目(ここに車を停めています)に戻ってきたんだ。その時は、気圧が低いところから高いところ、言い方を変えると、空気が薄いところから濃いところに帰ってきて、さらに日本のテッペンにも立てて、気分が高揚していただんだと思うよ。そこから車で帰ったんだけど、つい、いつものように運転しちゃったんだよね。
いつものように?
うん、決してスピード上げて、タイヤを軋ませながら下ってきたってわけじゃないけど、普通の道路の感覚で運転していたんだ。
それじゃあ駄目なの?
ちなみにその時は富士宮口の五合目から下ってきたんだけど、ここの標高が約2,400mあるんだ。気圧で言うと約760hPaくらいだね。超大型の台風の時でも地上で900hPaより低いことってほぼ無いので、通常生活しているときでは体験出来ない気圧だよね。余談だけど、飛行機の中って1万メートルの上空を飛んでいる時でも約800hPaくらいになるように設定されているんだよ。標高で言うと約2,000mの高さにいることになるね。なので、今回はさらにそれより低い気圧のところから一気に下ってしまったんだ。
そしたら、どうなるの?
僕も含めて普通の人間は低い気圧のところから一気に高い気圧のところに移動すると耳が変になるんだよ。飛行機に乗ったことがある人なら分かるかもだけど、着陸時に耳がキンッてなったことがあると思うけど、その時の僕は耳の奥がものすごく痛くなったんだ。いつもなら唾を飲んだりすれば治るんだけど、その時は治らなくて痛みが3日も続いたんだよ。
へえ、そんなことがあるんだね。
つまり、気圧が高いところから低いところへいくと、高山病になり、
逆に、低いところから高いところへいくと、耳が痛くなるんだ……。
なんか面倒だね。
そうだね、でも、それ以来、富士山の五合目から帰る時は、なるべくゆっくり車を走らせるようにしているんだ。もし、後ろから車が来たら、端に寄って先に行ってもらうようにして、出来るだけゆっくり下るようにしている。そういう風にしてからは痛くなることはなくなったよ。耳が痛くなるのは嫌だからね。
確か富士山を登る時も、ゆっくり登った方がいいって言っていたよね。
そう、その方が高山病の症状が出にくいんだ。
下る時もゆっくりの方がいいって事?
山頂から五合目までは歩きなので、そもそもゆっくり降りてくるので、それほど気にする必要は無いと思うけど、五合目からはゆっくり下った方がいいけど、実際にはシーズン中にはマイカー規制があるのでバスで下ることが多いと思うので、どうしようもないよね。でも、バスはそれほどスピードを出さないだろうし、僕も一度乗ったことがあるけど、その時は痛くならなかったから、考えているんじゃないかな?
でも、何か自分でできる対処方法はないのかな?
じゃあ、チャッピーに聞いてみよう。
飛行機で着陸する時、耳が痛くなる理由と、対処方法を教えて
飛行機での着陸時に耳が痛くなる理由は、気圧の急激な変化によるものです。飛行機が降下すると、外部の気圧が急に高くなりますが、耳の内側(中耳)の圧力はすぐにはそれに適応できません。この結果、鼓膜に圧力の差が生じ、耳が痛くなることがあります。
【対処方法】
あくびをする: あくびをすることで耳管が開き、内外の圧力差を解消できます。
唾を飲み込む: 唾を飲み込むことで耳管が開き、圧力を均等にできます。ガムを噛んだり、飴を舐めるのも効果的です。
バルサルバ法: 鼻をつまみ、口を閉じた状態でゆっくりと息を吐きます。これにより耳管を開いて圧力を調整できます。ただし、強く息を吹き出しすぎないように注意が必要です。
耳抜き(トインビー法): 鼻をつまんで唾を飲み込むことで、耳管を通じて中耳の圧力を調整します。
専門医に相談: もしこれらの方法で改善されない場合や、耳の痛みがひどい場合は、耳鼻科の専門医に相談することをおすすめします。
これらの方法を実践することで、飛行機の着陸時の耳の痛みを軽減することができます。
引用:ChatGPT
僕は飛行機に乗る時は必ず飲み物を持って行くようにしているよ。それで少しでも耳に違和感を感じた時早いうちにそれを飲むようにしているんだ。もちろん、飲食禁止の時は自分の唾を飲むようにしているよ。無意識でやっていたことが、実は意味があったんだね。
普通に生きていると、標高や気圧なんて考えもしないけど、高い山に登る時は気を付けないといけないんだね。
まぁ、高山病も同じだけと、自分で経験すると否が応でも気にするようにまぁ、高山病も同じだけと、自分で経験すると否が応でも気にするようになるよね。基本的には気圧が短い時間で変化するような時は注意が必要ってことだね。
よく、標高に身体を慣らす。って言うけど、そういうことだね。
だから、あんまり深く考えずに、そんなこともあるんだ。くらいに考えていてもいいんじゃないかな?
でも、苦しかったり、痛かったりするのは嫌だな。
それは誰でもそうだよ。僕だって嫌だよ。
じゃあ、山に登るのを辞めたら?
それは無理!
……。
登山ブログ100本ノック! シリーズ一覧
- 001.初めての高山登山の挑戦
- 003.雨の日の登山体験
- 005.四季折々の山の美しさ
- 007.登山仲間との感動的な出会い
- 009.自然の中でのワイルドキャンプ体験
- 011.動植物とのふれあい
- 013.登山中の写真撮影テクニック
- 015.標高順応のヒントと注意点
- 017.自然災害への備えと対処法
- 019.山岳信仰や伝説にまつわる話
- 021.山の花々や樹木の観察日記
- 023.標高の変化による気温の影響
- 025.夜間登山のスリルとアドバイス
- 027.登山道具の手入れと保管方法
- 029.ハイキングルートのおすすめと詳細
- 031.地元の山々とその魅力
- 033.地元の食材を使った山岳料理レシピ
- 035.季節ごとの登山の楽しみ方
- 037.標高別の動植物の観察ガイド
- 039.山での写真撮影機材とテクニック
- 041.山登りのためのエネルギーフードと食事プラン
- 043.雪山登山のスリルと安全対策
- 045.登山とアートの融合:スケッチや写生
- 047.山岳地帯の地質学と岩の魅力
- 049.登山中の詩や思索の瞬間
- 051.登山者としての安全意識の向上
- 002.登山用具の選び方とおすすめアイテム
- 004.夜明けの山頂でのサンライズ鑑賞
- 006.山の中での料理アイデア
- 008.体力向上のためのトレーニング方法
- 010.標高の違いによる身体への影響
- 012.急斜面のクライミングテクニック
- 014.山小屋での宿泊体験
- 016.登山中の心の持ち方とメンタルケア
- 018.未知のルートを開拓する楽しさ
- 020.登山中の音楽やポッドキャストの楽しみ方
- 022.登山の歴史や文化についての考察
- 024.トレイルランニングとハイキングの違い
- 026.登山後のリカバリーとケア
- 028.登山中に得た洞察や気づき
- 030.山での瞑想やヨガの実践
- 032.天体観測を楽しむ山の夜
- 034.山でのリーダーシップと協力の大切さ
- 036.GPSや地図の使い方とナビゲーションのコツ
- 038.登山中におけるサステナビリティの考え方
- 040.標高マイレージを積む楽しさ
- 042.急な気温変化に対する対策
- 044.山での鳥や動物の観察ポイント
- 046.遭難時のサバイバル術と安全対策
- 048.自然環境保護への参加と意識の高め方
- 050.山の魅力を伝えるためのソーシャルメディア活用法
- 052.夏と冬での登山の違いと注意点
コメント