山ブログ100本ノックとは?
半分冗談で、ChatGPTにネタを100個考えて! って尋ねたら、思ったより面白いネタを挙げてくれたので、登山歴約19年の経験を活かして、それぞれのネタに対しての思い出話をしていこうという企画です。
登場人物紹介
【いなかた】
このブログの管理者。
登山歴約19年で友人の山田くんにも登山を勧めている。
山田くんからいつの頃からか いなっち と呼ばれている。
【山田くん】
いなかた の友人。
自然に対する興味はあるけど、山登りは特に興味は無い。
【ChatGPT】
人工知能。チャッピー と呼ばれている。
018.未知のルートを開拓する楽しさ
いなっち、今日は100本ノックやらないの?
おや、今日は珍しく積極的だね。
よし、今日のテーマは「未知のルートを開拓する楽しさ」だよ!
何回目?
うん? えーっと、18回目だね。
(どうせ100回やるんだったら、さっさとやって終わらせよう)
……ん?
ううん、未知のルート?
山には場所にもよるけど、山頂までのルートは一ヶ所とは限らないんだよ。
あっ、知ってる。確か富士山とかってルートがいくつもあるんだよね。
そうそう、富士山だったら、ざっくり4ヶ所のルート(富士吉田口、富士宮口、須走口、御殿場口)があるね。まぁ、実際にはこれ以外にもマイナーなルートもあるんだけど。
未知のルートってことは、まだ誰も知らないルートってこと?
うーん、その辺は微妙だけど、ここでは「まだ、誰も歩いたことがないルート」または「人に知られていないルート」ってことにしておこうか?
まだ、山登りの黎明期は登られていない山がたくさんあったので、ある意味未知のルートはたくさんあったけど、最近は登れる山はほぼ登られているので、未知のルートって少なくなっているんだよ。でも、登山技術って年々上がっでいるので、昔は登れないと思われていたルートでも登れるようになっているんだ。とは言うものの、そういうルートを登れるのは一部の登山上級者だけだよね。
だよねー。ってことは今回の「未知のルートを開拓する楽しさ」は普通の登山者には関係ないってことだね?
いやいや、全然関係ないってことも無いよ。実際にこの「未知のルート」を探索している登山者って結構いるよ。そういう僕もそのひとりだね。
いなっちも?
うん、この未知のルートって必ずとも山頂までのルートじゃなくても、山頂に繋がる尾根に出るルートも含まれているんだよ。
どゆこと?
普通山登りをするのって、登山口から山頂までの登山道(既知のルート)を進むんだけど、登山口以外から入山して山頂を目指すことももできるんだ。その時、山頂まで登山道を一切通らないパターンもあるけど、登山道の途中に合流するようなパターンもあるんだ。もちろん、山や山域によっては登山道以外を歩くのを禁止しているところもあるので要注意だけどね。
うーん、つまり登山道じゃないところを歩くってこと?
まぁ、分かりやすく言うとそういうことだね。
そんなことって出来るんだ。
うーん、山登り的にはやっちゃいけないこと、って考えている人も多いよね。でも、実際の山って、特に日本の山は、登山道だけじゃなく、林業の人が通る道、山間部にある鉄塔を管理するための道、などなどたくさんの道があるんだよ。職業的に言うと、林業、(登山道などを)管理する人、電力会社、水源管理者、山小屋を管理する人、測量士、先生……。
先生?
うん、以前山の中で会ったことがあるんだけど、その人は大学の先生で地質の調査をしてたみたいだよ。それ以外にも、僕が知らないだけでもっと色んな職業の人がいるんじゃないかな?
ふ〜ん、そんなに色んな人が山に登っているんだ。
もちろん、みんなが山頂を目指しているわけじゃないけど、それぞれの人がそれぞれの目的に合わせたところを通るので、自然と道が出来るんだ。
間違えそうだね。
だから、登山道には道標と呼ばれる案内板が立っているんだよ。基本的にはその案内通りに進めば、登山の場合は問題ないんだけど、人間は思い込む動物なんで、たまにとんでもないルートに入り込んじゃうことがあるんだ。登山者が遭難したニュースなんかたまに聞くよね。勘違いして登山道じゃない道を進んでしまう場合が結構あるんだよ。
いなっちもある?
うん、何度か……いや、何度もあるよ。でも幸いにすぐに間違いに気付いたので、引き返して事なきを得たんだけどね。
でも、逆にワザと登山道を外れて山頂を目指したこともあるんだ。ここから今日のテーマの「未知のルートを開拓する楽しさ」に付いてのお話だね。
じゃあ、とりあえずいつものようにチャッピーに聞いてみようか。
日本で登山するにあたって”未知のルートを開拓する楽しさ”を教えて
日本で登山する際に「未知のルートを開拓する楽しさ」は、以下のような点にあります。
発見の喜び: 知られざるルートを歩くことで、今まで誰も見たことのない景色や隠れた自然の美しさを発見することができます。新しい山の一面を見つける喜びは、他のどんな体験にも代えがたいものです。
冒険心の満足: 誰も歩いたことのない、または情報の少ないルートを探索することは、冒険心を満たしてくれます。地図やGPSを頼りにしながら、自分でルートを決めて進む感覚は、特別な達成感を与えてくれます。
自己成長: 新しいルートを開拓することで、地図の読み方や方向感覚、自然環境への適応力など、さまざまなスキルが磨かれます。困難に直面したときに自分で解決策を見つけ出す力も養われ、自己成長を感じることができます。
孤独の中の静寂: 多くの人が訪れないルートを歩くことで、静寂の中に身を置くことができます。自然の中での孤独感は、都会の喧騒から離れ、心を落ち着かせる時間として貴重です。
独自の足跡を残す: 自分が開拓したルートに自分だけの足跡を残すという行為は、特別な意味を持ちます。将来的に他の登山者がそのルートを歩くようになれば、自分が最初にその道を歩いたことが誇りとなります。
リスクと報酬のバランス: 未知のルートにはリスクも伴いますが、その分だけ成功した時の喜びや満足感も大きくなります。困難な状況を乗り越えた後に得られる達成感は、他の登山では得られない特別なものです。
未知のルートを開拓することは、単なる登山以上の意味を持ち、自然との新しい関係を築く機会となります。また、登山経験者としての新しいチャレンジや自己発見の旅とも言えるでしょう。
引用:ChatGPT
うわー、なんかアドベンチャーだね?
おぉ、今回は珍しく僕の言いたいことを言ってくれたね。まさに未知のルートを開拓する楽しさだね。
いなっちもこんな事やってんの?
うん、でも、さっきも言ったようにどの山でも出来ることじゃないので、十分な注意な必要だね。それを踏まえて、過去の記録を貼っておくよ。興味があったら見てみて。
毛無山の時はお仕事で入っていた山だったので、周辺の地形図が頭の中に入っていたんだ。だから、このルートで毛無山の山頂までいけるんじゃね? って思って実行したら、思った通りのルートで山頂に立てたんだ。普通の登山道で登るより達成感はハンパなかったね。
でも、危険じゃないの?
うん、確かに一般の登山道よりは危険だし、そもそもひとりで登っているので、体調が悪くなっても誰にも頼れないよね。滑落して谷底に落ちて携帯とか繋がらなかったら絶対絶命だしね。まぁ、はなっから自己責任の世界だよね。
おいおい。
とは言うものの、未知のルートを探索するときには、自分の中でのルールはあるよ。
どんな?
登るにせよ、下るにせよ、必ず安全に引き返せるかチェックしてるんだ。そうすれば、最悪行き止まっても引き返せるしね。それと、未知のルートを歩く時は必ず地形図を携帯しているんだけど、地形図を見て自分の頭の中の地形と実際に目の前に広がる景色が著しく違っていたら、必ず立ち止まって確認するようにしているんだ。無理に進んでも良いことなんて無いからね。そして、確認しても腑に落ちない時は、自分の読図能力が未熟、または地形図が描かれてから地形が大きく変化したんだ、と思って躊躇なく引き返すようにしているね。
慎重に慎重を重ねてって感じだね。
うん、自分の能力はあまり過信しないようにしているね。と言っても、どうしても人間は思い込みにハマるので、何度かドキッとしたことはあるけどね。それがあるから、想定したルート通りに歩けた時の満足度は高いよね。
でも、これって普通に山登りをする人には関係無いよね。みんながみんな、こういうことをするわけじゃないでしょ?
もちろん、現実的にはあまり積極的にはお勧め出来ないよね。僕ももし遺跡の測量・調査で山に入らなかったらこんなことはしていないと思うよ。その時、地形図を駆使して山の中の道なき道を歩く楽しさを知っちゃったからね。
きっかけはそれだったのかー。
まぁ、あまり大きな声では言えないけど、それ以前にもチョイチョイと登山道を外れて歩いていたりしたけどね。でもその時は、登山道をショートカットする程度のカワイイもんだったけどね。
(この流れだと今回は山登りを勧められることはなさそうだそうだぞ)
でも、いなっちは何でそんなことするの? 山登りってただテッペンを目指すもんじゃないの?
山の楽しさって色々あるんだよね。それは人それぞれで、僕の場合はそもそも趣味の風景写真を撮るのに山に入ったのが、山登りにハマったきっかけだから、どうしても、今まで見たことの無い景色や、まだ誰も知らない景色を求めちゃうのかもしれないなぁ。
それが登山道にこだわらない理由ってことか?
そうだね。山登りを始めた頃はまだ技術的にも未熟だったし、そもそも地形図なんて読めなかったからね。やっぱり、あのお仕事の経験は大きかったかな。
やっぱり、未知のルートを歩くとそんな景色を見ることが出来るの?
そうだね。
山田くんもそんな景色見たくなったでしょ?
どう? 今度一緒に…………
ゼッタイ! 無理!
…………。
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